初代タイガーマスクこと佐山サトルがデビュー40周年記念大会でリング復帰を発表!「体の調子は非常に良くなってきている」
- 2021-1-21
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- リアルジャパンプロレス
21日、都内某所にてストロングスタイルプロレスが記者会見を実施し、新たなチャリティー活動の発表が行われたことに加え、初代タイガーマスクこと佐山サトルが4月のデビュー40周年記念大会でリング復帰することを宣言した。
ストロングスタイルプロレスは、緊急事態宣言の発令を受けて今月28日に予定していた後楽園ホール大会を3月3日に延期。
そして、その間になにか社会に役に立つことは出来ないかと動き出し、初代タイガーマスク後援会理事の水間浩志氏、愛媛県・八幡浜市で水産業を営んでいるUWAコミッショナーの小山正二氏の協力のもとに泉大津市がこどもの居場所づくり事業として行っている『こども食堂』への協力を発表。この活動はコロナ禍による飲食店からの注文キャンセルなどで行き場を失った食材を有効活用し、子どもたちや生活保護を受給する方々などを中心に支援を行っていくものであり、その後は新間寿会長が懇意にしている維新の会の協力を得て大阪を中心に活動の場を広げていくというビジョンが語られた。
そして、佐山サトルの口から4月22日に次次回の大会を行うことが発表され、「(1981年)4月23日はタイガーマスクのデビュー戦です。それを記念して、私もなんらかの形でリングに上ってみたいと思います。私の体の調子は非常に良くなってきています。これをタイガーマスク後援会を通じていろいろな活動と、それからストロングスタイルの活動にこれから邁進していきます」とリング復帰を宣言した。
佐山サトルは現在パーキンソン病の疑いで闘病中であり、ファンの前に姿を現すときにも車椅子に座ったままという状況が続いていたが、昨年12月のストロングスタイルプロレス後楽園ホール大会では自らの足で立ち上がって会場に集ったファンに語りかけるなど快復した姿を見せていた。
佐山サトルは2017年12月には『“ストロングスタイルの神髄”デモンストレーション』としてリングに上り、実戦式のデモンストレーションとしてローリングソバットやローキックなどを披露している。今回のリング復帰が試合となるのかエキシビジョン、デモンストレーションのような形式となるのかは不明だが、久々に初代タイガーマスクがリングに上がる40周年記念大会に注目したい。