初代タイガーマスクと新間寿がWWE行きを控えたSareeeへエール!「大和撫子というものをしっかりアメリカで見せてほしい」

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 21日、都内某所にてストロングスタイルプロレスによる記者会見が行われ、WWE入団のために渡米が決まったSareeeが新間寿、初代タイガーマスクこと佐山サトルから激励を受けた。

 Sareeeは24歳という若さでWWE入団が決定し、昨年2月29日をもって所属団体であったワールド女子プロレスディアナを退団。そのまま渡米を予定していたが、新型コロナウイルスの蔓延により渡航禁止に。WWEとの契約上日本で試合をすることもできずにいたが、異例の措置で日本での試合出場が可能となり2020年は男子団体であるストロングスタイルプロレスの他、様々な女子団体に出場。
 そしてSareeeは初代タイガーマスクのストロングスタイルの魂、そして初代タイガーマスクのチャリティーにかける思いに賛同し、「初代タイガーマスクの魂を受け継いでアメリカで広めたい」と請願し、昨年11月の神田明神ホール大会にて佐山サトルからその精神の伝承を示す虎のマスクを授与された。
 晴れて渡米の目処が立ち、今月22日のSEAdLINNNG新木場大会を国内ラストマッチと発表したSareeeだが、今月19日には、保護犬・保護猫の命を守る活動をしている一般社団法人レスキュードアニマルネットワークの施設を訪問し、支援物資を贈呈するなど渡米準備で慌ただしい時期でもチャリティー活動に勤しんでいる。

 会見に登場したSareeeは「アメリカに行ってからも佐山先生から受け継がせていただいたチャリティー精神で、たくさんの人の役に立てるような、そんなチャリティー活動をしていきたいと思います。そして、WWEでスパースターになってしっかりと頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします!新間会長、そして佐山先生、今後ともよろしくお願いします!」と挨拶。

 これを受けて新間会長は「私は前回大会でジャガー横田を見たり、Sareeeを見たりすると、女子プロの方にこそストロングスタイルを伝承している、そういう選手が数多くいるんじゃないかと。Sareeeが行くときは大和撫子というものをしっかりアメリカで見せてほしい。コロナとともに闘っているんだって言う大和撫子の気持ちを持ってアメリカに行って。アメリカは今非常にひどい感染状況になってるから。それをプロレスの力で自分たちが癒やしてあげよう、元気をつけようという気持ちを持って行って欲しいと思います」とエール。


 そして佐山サトルは「Sareee選手、アメリカへの出場というのは非常にプレッシャーになると思いますが、それに絶対負けず『こういうことをやっている』って自信を持って、絶対にプレッシャーに負けないように大スターになってもらいたいです」と語り、Sareeeとしっかり握手を交わした。

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