【試合詳細】2・5 新日本プロレス後楽園ホール大会 内藤哲也&SANADA&高橋ヒロム&BUSHIvsKENTA&ジェイ・ホワイト&石森太二&エル・ファンタズモ オカダ・カズチカ&YOH&SHOvsタイチ&エル・デスペラード&金丸義信
『釣り★スタ presents Road to THE NEW BEGINNING』
日程:2020年2月5日(水)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,260人
▼シングルマッチ 20分1本勝負
●ゲイブリエル・キッド
8分57秒 逆エビ固め
○上村優也
▼シングルマッチ 20分1本勝負
○田口隆祐
7分33秒 オーマイ・アンド・ガーアンクル
●辻陽太
▼タッグマッチ 20分1本勝負
[G.B.H]○真壁刀義/本間朋晃
8分42秒 キングコング・ニードロップ→片エビ固め
天山広吉/●中西学
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[CHAOS]石井智宏/ウィル・オスプレイ/○ロビー・イーグルス
11分36秒 ロン・ミラー・スペシャル
[鈴木軍]鈴木みのる(パンクラスMISSION)/ザック・セイバーJr./●DOUKI
▼タッグマッチ 30分1本勝負
[L.I.J]○鷹木信悟/“キング・オブ・ダークネス”EVIL
11分57秒 パンピングボンバー→体固め
後藤洋央紀/●トーア・ヘナーレ
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[鈴木軍]○タイチ/エル・デスペラード/金丸義信
14分28秒 タイチ式ラストライド→エビ固め
[CHAOS]オカダ・カズチカ/YOH/●SHO
▼イリミネーションマッチ 時間無制限勝負
●[L.I.J]内藤哲也/SANADA/高橋ヒロム/BUSHI
0-1
○[BULLET CLUB]KENTA/ジェイ・ホワイト/石森太二/エル・ファンタズモ
※BULLET CLUBの一人残り
<1人目、2人目>
●SANADA
17分10秒 両者オーバー・ザ・トップロープ
●ジェイ・ホワイト
<3人目>
●BUSHI
18分18秒 オーバー・ザ・トップロープ
○石森太二
<4人目>
○高橋ヒロム
20分0秒 オーバー・ザ・トップロープ
●石森太二
<5人目>
○高橋ヒロム
22分25秒 首固め
●エル・ファンタズモ
<6人目>
●高橋ヒロム
22分39秒 オーバー・ザ・トップロープ
○KENTA
<7人目>
●内藤哲也
24分12秒 オーバー・ザ・トップロープ
○KENTA
KENTAが内藤から直接勝利しマイクで会場を支配!デスペ&金丸がSHO&YOHをイスで滅多打ちにしベルトを掲げて挑発!オスプレイとザックが試合後も乱闘し遺恨深化!
第1試合
ゴングとともに両者突っ込んでいき、低い姿勢から素早い首の取り合い、バックの取り合いとレスリング戦を展開。一旦離れてからリストを取り合っていき、上村が多彩な返し技、キッドがパワーと身体のバネと持ち味を生かした腕の取り合いを繰り広げ、上村がじっくりとヘッドロックで痛めつけていく。これをキッドはヘッドシザースで切り返してキーロックを狙い、上村が倒立から首を抜いて脱出。
再び距離を取ってから手4つで組み合うも、キッドが巻き投げてからのヒップトスを狙うが、上村がこらえてボディスラム。上村はヒップトスからネックロック、スリーパーホールドと移行してギブアップを迫るが、キッドが粘るとエルボー、逆水平チョップ。さらにロープに飛ぶが、キッドはカウンターのドロップキックを発射して上村を吹き飛ばす。
キッドは串刺しバックエルボーから十字ロープワークで翻弄してからのショルダータックル、逆エビ固めを狙う。上村は下から蹴り上げていくが、キッドは耐えきって逆片エビ固めへと持ち込む。上村は苦戦するもののプッシュアップしてなんとかロープへ。
キッドはブレーンバスターを狙っていくが、上村は電光石火の首固め。キッドはこれをキックアウトするとエルボー合戦を挑んでいき、上村も雄叫びを上げながら応戦し、額を突き合わせて睨み合う。キッドが連打で打ち勝ってから「これがLA DOJOだ!」と叫んでロープに飛ぶが、上村はカウンターのドロップキック。上村は「これが野毛道場だ!」と叫んでかんぬきスープレックスで叩きつけ、雄叫びを上げながらの逆片エビ固め。キッドがロープを目指すと鬼の形相で中央に引き戻して急角度に反り上げるとキッドもたまらずタップ。上村の気迫が光る一戦となった。
第2試合
ゴングが鳴るとロックアップで組み合って辻が押し込み、離れ際に逆水平チョップ。田口は即座にエルボーで反撃し、辻は連打で対抗してヘッドロックからショルダータックル2連打からボディスラムと猛攻。さらに田口をロープに振ろうとするが、田口が振り返してヒップアタック。さらにグラウンドで腕固めから腕十字に入るも、辻は足を伸ばしてロープブレイク。しかし田口は引っ張り戻して腕を取っていくが、辻はローリングしてフォールも田口は1で返していく。
田口は辻の足を取って小刻みにステップを踏んでからエルボードロップ、ニーロック、さらにアキレス腱固めへと移行。辻は野太い悲鳴を上げながらもなんとかロープへ。
田口は辻に手招きして挑発し、辻がエルボーを連打していくとヒザへのガットショットからオーマイ・アンド・ガーアンクルを狙うが辻が即座にロープへ。すると田口はスリーアミーゴスを狙うが、辻が3発目を逆にブレーンバスターで叩きつける。
辻は串刺しジャンピングエルボーからドロップキック、続けて逆片エビ固めも田口は素早く這っていってロープへ。辻はエルボー連打から田口をロープへ振ろうとするが、田口はカニバサミからオーマイ・アンド・ガーアンクル。これは辻がすぐにロープへ。すると田口は辻の顔面に座り込んでから往復ランニングヒップを見舞い、地を這うギタりを見せてから「オヤァイ!」と叫ぶものの、ケツイェに行く前に辻がスピアーで迎え撃ち、そのまま逆片エビ固めへ。
田口がロープブレイクすると辻は引き起こしてボディスラムを狙うが、田口が着地して延髄斬り。そして改めてギタってからケツイェで飛んでいくが、辻はこれをキャッチしてスクールボーイ。田口のキックアウトに合わせて逆片エビ固めに捕らえようとするが、田口が下から絡みついてオーマイ・アンド・ガーアンクル。辻はこれを下から足を絡めて首固めに持ち込むも、田口は足を離さぬままキックアウトし、改めてオーマイ・アンド・ガーアンクル。これがついにきれいに決まり、辻は無念のタップ。
第3試合
中西と本間でゴングが鳴ると、大・中西コールの中で本間がエルボーを打ち込んでいくが、中西が重たい一発で本間をぐらつかせる。本間はショルダータックルでぶつかっていくが、中西は倒れず。ならばとボディスラムを狙うが、中西が耐えてボディスラムからエルボードロップ。さらに天山を呼び込み、モンゴリアンチョップ&逆水平チョップの連携からダブルのショルダータックル。天山のヘッドドロップからボディプレスと畳み掛けるが、これは真壁がカット。中西はボディスラムからダブルニードロップも本間がこれを回避して真壁にタッチ。
真壁はトゥーホールドからヒザへのニードロップ、本間にタッチ。
本間は真壁とともにダブルのレッグスプレッドからヒザへのヒップドロップを連発。さらにレッグロックに入るも中西はロープへ。本間は中西を引き起こすが、中西は逆水平チョップで反撃。本間はガットショットからボディスラムで投げきり、小こけしを放つも中西がこれを回避。加勢に来た真壁を地獄突きで蹴散らして天山にタッチ。
天山は本間へモンゴリアンチョップからコーナーで逆水平チョップ、串刺しラリアット。続けてブレーンバスターで叩きつけるが、本間はエルボー、逆水平チョップと反撃。さらにロープへ飛ぶが、天山はカウンターのニールキックを叩き込み、本間の所作を真似ながら掟破りの小こけしを放つが、本間が回避して本家の小こけしを見舞って真壁にタッチ。
真壁は天山をショルダータックルで吹き飛ばし、串刺しラリアットからテンカウントパンチ。さらにノーザンライトスープレックスを狙うが、天山が耐えると真壁がモンゴリアンチョップ。さらにロープに飛ぶが、天山はアナコンダ・スラムで切り返し、中西にタッチ。
中西は真壁に逆水平チョップを連打していくが、本間がここに加勢に来る。中西は2人を同時に相手して逆水平チョップで蹴散らすと、真壁にエルボー連打。真壁はロープに振ろうとしていくが、中西が耐えてショートレンジラリアット。そして2人まとめてダブルの野人ラリアットでなぎ倒してから真壁にアルゼンチン・バックブリーカー。これは本間が慌ててカットに入ると、中西は本間へ野人ハンマー。再び真壁へアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが、真壁が抵抗すると天山が入ってきて2人で真壁をロープに振るが、真壁はダブルラリアットでなぎ倒し、本間がロケットこけしで追撃。続けて真壁がコーナーに上がり、キングコングニードロップを投下。これで3カウントが入った。
第4試合
試合前、先日のオスプレイの挑戦表明を受けて2月14日のRPWイギリス・ヨークホール大会でザックとオスプレイのブリティッシュヘビー級王座戦が決定されたことがアナウンスされる。
入場とともにザックがオスプレイへ掴みかかりアームロック。混乱の中でゴングが鳴り、鈴木軍が襲撃して全員場外へ。ザックは鉄柵攻撃を狙っていくが、オスプレイがひらりひらりと身をかわし、場内からは歓声が上がる。
リング上ではみのると石井がエルボーで打ち合い、両者一歩も引かぬラリーを展開。これに打ち勝った石井がブレーンバスターを狙うが、みのるがフロントネックロック。ここにロービがスワンダイブ式ミサイルキックで豪快にカットし、DOUKIがロビーを蹴散らし、オスプレイがハンドスプリングエルボー。ここにザックが入ってくるが、ロビーとオスプレイが連携してサンドイッチPKを放つと、場外のザックとDOUKIへ2人でプランチャの編隊飛行。
リング上では再び石井とみのるがエルボー合戦を繰り広げ、みのるがスリーパーホールドで捕らえて場外に引きずり出し、再び全員場外へ。
場外カウント17でみのると石井がリングに戻ると、みのるがフロントネックロックで捕らえながらDOUKIにタッチ。
DOUKIは石井へスライディングキックを見舞って顔面かきむしり。みのるにタッチ。
みのるは3人で石井の顔面を踏みつけ、さらにエルボーで石井を追い込んでいく。そしてザックと代わる代わる石井のリストをひねり上げ、ザックが石井の腕へフロントハイキック。続けてみのるがチキンウイングアームロックに捕らえるが石井はロープへ。
みのるはさらにエルボーで打ち据え、石井の頭をペチペチ叩いてから強烈なフルスイングエルボーを叩き込んで高笑い。すると石井は鬼の形相ですくっと立ち上がりみのるのエルボー連打を正面から受けきった上でみのるのフロントネックロックを強引にブレーンバスター。両者タッチ。
ザックとオスプレイの対面になり、オスプレイがスワンダイブ式エルボーで先制。救出に来たDOUKIをサンドイッチ延髄斬りで撃退し、オスプレイがハンドスプリング式オーバーヘッドキック。オスプレイはヒザへのミドルキックで倒してからカンクーントルネードも、ザックは剣山で迎撃して下から腕十字。オスプレイはザックが飛んでくるのをサマーソルトキックで反撃するも、ザックは耐えきって絡みつき卍固め。ここにDOUKIが突っ込んできてラリアットでアシストし、熨斗紙を狙うが、オスプレイが着地してスピンキック。ロビーにタッチ。
ロビーはDOUKIへミドルキックを連打していき、ロープへ飛ぶがみのるがエプロンからスリーパーホールドでロビーを捕縛。鈴木軍のトレイン攻撃からみのる&ザックのサンドイッチキック、DOUKIのスワンダイブ式フットスタンプと連携が決まり、DOUKIがトドメのスワンダイブ式DDTで突き刺すが、石井がカット。オスプレイがザックへランニングシューティングスタープレスで蹴散らすが、DOUKIがフランケンシュタイナーでオスプレイを排除し、ロビーへ突っ込んでいくが、ロビーは延髄斬り、スピンキック、ハイキックとコンビネーションを叩きこんでプレスドロップ、ロン・ミラー・スペシャルと続け、DOUKIからタップを奪う。
試合終了を告げるゴングが鳴り響く中、オスプレイとザックは場外で殴り合い、オスプレイはリングに戻って上から見下ろしながら腰に手を当ててベルト戦をアピール。ザックは下から睨め上げる形でベルトを掲げ、互いに声を荒げて罵りあった。
第5試合
後藤がヘナーレを下げ、鷹木を指差して指名。鷹木もこれに応えて進み出てこの両者の対面でゴング。
ロックアップからヘッドロック、ショルダータックルでぶつかり合い、エルボーの応酬と互角の攻防を展開し、鷹木が連打からスライディングラリアットを放つが、後藤はこれを回避してショルダータックル。ヘナーレにタッチすると連携を狙う後藤を下げ、ヘナーレが鷹木との一騎打ちを要求。しかし鷹木は興味なさげにEVILへタッチ。
ヘナーレはEVILを無視して鷹木に突っ込んでいくが、EVILはこれに苛立ちヘッドロックでギリギリと絞り上げ、ショルダータックルで吹き飛ばす。そして逆水平チョップを連打していき、鷹木もエプロンからキックで追撃。ヘナーレはロープに飛んでまずは鷹木に一撃入れてから背後から迫るEVILをショルダータックルで吹き飛ばし、逆水平チョップで反撃するEVILをダブルチョップで打ち倒す。さらにロープに振っていこうとするが、EVILが振り返し、鷹木がエプロンからキック。ここにEVILがラリアットを叩き込んでトップロープ越しにヘナーレを突き落とすと、鷹木が場外を連れ回しながら鉄柵へ何度も叩きつける。
鷹木がヘナーレをリングに戻すと、EVILはボディスラムで叩きつけ、鷹木にタッチ。
鷹木はEVILとともにヘナーレをロープに振り、ダブルのショルダータックル。鷹木はニードロップ、チンロック、フェイスロック、エルボースタンプの連打。
EVILに代わるとEVILがセントーンで押しつぶし、両手を広げてヘナーレを挑発。ヘナーレは雄叫びを上げながら逆水平チョップを連打していくが、EVILの強烈な逆水平チョップで倒れてしまう。EVILはロープに振っていくが、ヘナーレはフライングショルダーでカウンターして後藤にタッチ。
後藤はショルダータックル、アームドラッグ、ミドルキックと連打していくが、EVILは後頭に顔面かきむしり。ここに鷹木も加勢に入るが、後藤は鷹木をショートレンジラリアットで叩き伏せ、鷹木の上にEVILをブレーンバスター。さらにEVILをバックドロップで叩きつけ、牛殺しを狙うがEVILは着地してレフリーに後藤の足をもたせて股間へ一撃。さらにEVILはダークネスフォールズを狙うが、後藤は着地してロープワークで翻弄してからのラリアットを狙うが、EVILがロープワークでその上を行ってのラリアット。鷹木にタッチ。
鷹木はラリアットでぶつかっていくが、後藤もラリアットで反撃。互角のぶつかり合いとなるが、後藤はロープワークで翻弄してからのラリアットで鷹木をなぎ倒してヘナーレにタッチ。
ヘナーレは串刺しラリアットからバックフリップ。さらにTOAボトムを狙うが、鷹木が耐えるとラリアット。鷹木は一歩も動かずこれを耐えきり、「見本見せてやるよ!」とラリアット。しかしこれをヘナーレは耐えきり、鷹木の熨斗紙を読み切って担ぎ上げてブレーンバスター。さらにスピアーで突っ込んでいくが、鷹木が上からがぶってキャッチ。ここにEVILが入ってきて2人でトレイン攻撃を見舞い、鷹木がバックドロップ。これは後藤がカットに入るが、EVILがフィッシャーマンズスープレックス。後藤は即座に起き上がってEVILへ牛殺しを叩き込み、EVILを場外に連れ出してヘナーレに勝負を託す。
鷹木とヘナーレはエルボーで打ち合っていくが、鷹木が左右の連打で猛攻。ヘナーレはふらつくものの雄叫びを上げて気合を入れ直し、アッパーエルボー。さらにロープに飛んでラリアットを狙うが、鷹木がラリアットで叩き伏せ。スライディングラリアットから熨斗紙。ヘナーレが気合のキックアウトを見せると、満を持してのパンピングボンバーを叩き込み、ヘナーレは木の葉のように宙を舞う。そのまま動かなくなったヘナーレを鷹木がピンフォール。
鷹木とEVILはポーズを決めながら二本のベルトを後藤に見せつけ、後藤は歯噛みしながら荒々しく退場していった。
第6試合
鈴木軍の奇襲からゴングが鳴り、そのまま全員入り乱れての場外戦へ。
最初にリングに戻ったのはデスペラードとSHO。イス攻撃を狙って振りかぶるデスペラードをSHOがイスごとドロップキックで吹き飛ばし、コーナーに押し付けて顔面を踏みつける。さらに自軍コーナーに叩きつけてYOHにタッチ。
YOHはデスペラードにエルボー連打からボディスラム。オカダにタッチ。
オカダはデスペラードへ卍固めを狙い、アントニオ猪木への想いを垣間見せるが、タイチがカットの態勢に入ると一旦解いてグラウンドコブラへ。これをブレイクされるとSHOにタッチ。
SHOはサッカーボールキックを叩き込むも、デスペラードは顔面にビンタ。SHOはエルボー連打で反撃していくが、デスペラードは顔面ひっかき。ここに金丸が背後から忍び寄って一撃入れ、再び全員場外へ。タイチは中継機材のコードでオカダの首を絞め上げながら「終わったと思うなよ?」と挑発。
リング上では金丸がSHOのヒザへ低空ドロップキック、ニークラッシャーと足への攻撃を集中させてタイチにタッチ。
タイチもSHOのヒザを思い切り踏み抜き、そのままグリグリと踏みつける。さらに自軍コーナーに連れ帰って3人でロープを使ってヒザを絞り上げる。
デスペラードに代わるとSHOはエルボーで突っ張っていくが、デスペラードはニークラッシャーからSHOの足をロープに引っ掛けてのヒップドロップ、足へのボディプレス。金丸にタッチ。
金丸はデスペラードと2人でレッグスプレッドを見編み、さらにヒザへのストンピング。SHOもエルボーで突っ張っていき、金丸がロープに飛ぶとドロップキックを放つが金丸がこれを回避。金丸がブレーンバスターを狙うとSHOが逆にブレーンバスターで投げ捨て
YOHにタッチ。
YOHは金丸へランニングエルボーを見舞い、救出に来たデスペラードをカネマルにぶつけて誤爆させると金丸にドラゴンスクリュー、デスペラードに風車式バックブリーカー。YOHが突っ込んでいくと金丸は丸め込みやアームドラッグでいなしていき、組み付いてスイングDDT。両者タッチ。
オカダとタイチの対面となると、オカダがタイチのフロントハイキックをかわしてランニングバックエルボー。さらにコーナーに振って串刺しバックエルボーからDDT。さらにオカダはボディスラムからコーナーに上ってダイビングエルボードロップを狙っていくが、タイチが追いすがる。オカダはハイジャンプでこれをかわすものの、タイチが猛追して延髄斬り。タイチがパンタロンを脱ぎ捨てて天翔十字鳳を放つが、オカダはこれをキャッチ。タイチはエルボーで反撃し、オカダはエルボー、タイチがミドルキックで打ち合っていく。オカダはドロップキックを放つが、タイチはこれをかわしてアックスボンバー。2発目を狙っていくとオカダがカウンターのドロップキックを叩き込み、SHOにタッチ。
SHOはタイチにエルボーを連打し、串刺しラリアット。もう一発を狙うが、タイチはローキック連打でSHOの体勢を崩し、膝裏へのミドルキックから逆片エビ固めへ。これをYOHがカットすると、デスペラードと金丸も入ってきてリング上は混戦に。
タイチはSHOへステップキックからタイチ式ラストライドを狙っていくが、SHOがこらえてショルダースルー。SHOはさらにスピアーで突っ込み、雄叫びを上げてジャーマンを狙っていく。ここに金丸が入ってくると、SHO&YOHがダブルのジャンピングニー。YOHが場外のデスペラードへプランチャで飛んでいき、SHOはタイチのアックスボンバーにカウンターを入れる形でラリアット。さらにジャーマンスープレックスの体勢にハリウが、タイチがレフリーを引き寄せて視界を塞ぎ、この隙にデスペラードがイスでSHOを殴打。アシストを受けたタイチがSHOをタイチ式ラストライドで叩きつけ、カウント3を奪った。
試合後もデスペラードと金丸はSHO&YOHに敵意を剥き出しにし、それぞれイス攻撃でKO。さらにデスペラードはSHOのヒザを執拗にイスでしばき、3Kのベルトを奪って観衆へ掲げてみせ、タイチもイスを片手にリング上からオカダを見下ろして不敵に笑った。
第7試合
L.I.Jが掲げた拳を合わせた瞬間にBULLET CLUBが奇襲して全員が場外になだれ込む中でゴング。KENTAとファンタズモが内藤を二人がかりで袋叩きにし、石森がヒロムを痛めつけながらリングに戻ると石森&ファンタズモがリング上でヒロムへ集中攻撃を仕掛ける。しかしヒロムは石森の足をファンタズモに引っ掛けてフランケンシュタイナーのように誤爆させ、さらにファンタズモへ追撃を狙っていくが、ロープ際でBULLET CLUBの面々が待ち受けてファンタズモを救出&ヒロムへ一撃。再び全員で場外になだれ込んでいく。
リングに戻ると石森&ファンタズモがコーナーからヒロムの背中をひっかく連携を見せ、石森もコーナー上から飛び込んでヒロムの背中をひっかく。
石森とヒロムの対面となると、ファンタズモらが自軍コーナーのマットを外して金具むき出しの状態にし、石森が背中へのエルボーからアイリッシュウィップ。ジェイにタッチ。
ジェイはヒロムをオーバー・ザ・トップロープさせようとするが、ヒロムがエプロンで粘りリングに転がり込む。ジェイはさらにアイリッシュウィップでヒロムを叩きつけ、KENTAにタッチ。
KENTAはヒロムにキチンシンクからコーナーに控える内藤を場外に突き落とし、鉄柵へ叩きつける。KENTAはリングに戻るとヒロムの背中にハンマーを落としてジェイにタッチ。
ジェイはグラウンドヘッドロックでヒロムを痛めつけ、ヒロムが振り払うと即座にバックエルボー。ファンタズモにタッチ。
ファンタズモはヒロムの背中をひっかき、コーナーに宙吊りにして石森と同時にヒロムの股間に飛び乗って踏みつけていく。
石森に代わると、石森は腰へのエルボーからオーバー・ザ・トップロープさせようとするが、ヒロムがロープにしがみついて耐えると石森は腰をグリグリと踏みつけてからKENTAにタッチ。
KENTAはヒロムの後頭部へのサッカーボールキック。そして“あっかんべー”をしながら内藤のように拳を突き上げるポーズを見せる。KENTAはさらにミドルキック連打も、ヒロムがキャッチしてドラゴンスクリュー。ようやく内藤へタッチ。
内藤はBULLET CLUBの面々をエルボーで突き落とし、石森へ低空ドロップキック、KENTAのヒザへの低空ドロップキックから足4の字固め。これは即座にジェイがカットに入る。内藤はKENTAへニークラッシャーを狙うが、KENTAが耐えてフロントハイキック。内藤はこれをかわすものの、KENTAがDDTから串刺しジャンピングニー、さらに串刺しドロップキック。コーナー上からダイビングフットスタンプを内藤に突き刺すもカウントは2。KENTAはgo 2 sleepを狙うが、内藤は着地してロープを踏み台にスイングDDT。両者タッチ。
ジェイとSANADAの対面となると、SANADAがジェイに低空ドロップキック、石森にパラダイスロック。ファンタズモはこれをカットして石森を救出しようとするが中々解けないでいる間にSANADAがファンタズモにもパラダイスロック。ここでジェイが急襲してSANADAをオーバー・ザ・トップロープさせようとするが、SANADAはひらりと身をかわしてドラゴンスクリュー。石森&ファンタズモへ2人まとめて低空ドロップキック。SANADAはジェイにもパラダイスロックを仕掛けていくが、ジェイが下から蹴り上げ、SANADAへ飛びついてDDT。ジェイはSANADAに串刺しエルボーからブレードバスター。さらに裏投げを狙っていくが、SANADAが耐えるとそのまま担ぎ上げてオーバー・ザ・トップロープを狙う。SANADAは必死に暴れて脱出し、逆にジェイを担いでオーバー・ザ・トップロープを狙う。ジェイが暴れるとリング内に下ろしながらドラゴンスリーパー。ジェイはこれを脱出してSANADAをトップロープ越しにエプロンに出すが、SANADAはロープ越しの奈落式ブレーンバスターを狙う。ジェイがエプロンに着地してエプロンでのブレーンバスター合戦となるが、ジェイがハンマーパンチの乱れ打ち。この隙を縫ってSANADAがドラゴンスリーパーに捕らえ、そのまま蹴り落とすが、外道がレフリーの気を引いて目線をそらしていたため認められず。ここでジェイがSANADAを引きずり落とした瞬間にレフリーが気付き、SANADAとジェイが同時に失格。
BUSHIが飛び出してきて石森にミサイルキックを放ち、さらに振り子式延髄斬りからコードブレイカーを狙うが、石森がキャッチしてエプロンに落とすとトラースキックで突き落とし、BUSHIが失格。
ヒロムが飛び出してきてスライディングキック、さらに石森とのロープワーク合戦を制してフランケンシュタイナーで放り捨てると丸め込みを狙うものの、石森は下から組み付いてYES LOCK。ヒロムがブレイクすると石森は逆水平チョップを連打し、ヒロムが突っ込んでくるとエプロンに出てスワンダイブ式攻撃を狙うが、ヒロムが地対空トラースキックで撃ち落とす。石森がエプロンに着地するとヒロムがサンセットフリップパワーボムを狙うが、ファンタズモが場外から石もりを担いで救出し、別方向のエプロンに着地させて2人笑顔でトゥースイートポーズを取るが、ここにヒロムが突っ込んでいって突き飛ばし石森をオーバー・ザ・トップロープ。石森が失格。
ヒロムとファンタズモの対面となり、ファンタズモが空中殺法を繰り出し、ヒロムはこれをキャッチして丸め込んでいくという受けに回る。ファンタズモのキックの空振りをキャッチしてTIME BOMBを狙うが、ファンタズモは振り払ってトラースキックから延髄斬り。さらにCRIIを狙うが、ヒロムが強引に振り払ってトラースキック。エプロンへと出た両者はエプロン上でのトラースキックの打ち合いに。ヒロムがふらついたフリからニーリフトを入れ、ファンタズモが落下も、ファンタズモは鉄柵に着地。失格に認められず、ファンタズモは踏み台を勝って出た石森を足場にリングに飛び込んでいくが、ヒロムは首固めで対応。ファンタズモが失格。
続けてヒロムがロープ越しに観衆に向けて勝ち名乗りを上げたところでKENTAが地対空フロントハイキックで蹴落としてヒロムが失格。
最後に残るKENTAと内藤の対面となると、KENTAのミドルキックをかわした内藤が延髄斬りからデスティーノを狙い、KENTAもこれを切り返してgo 2 sleepを狙う。KENTAはgo 2 sleepの体勢から内藤をそのままエプロンにトップロープ越しに着地させ、ニーリフト。ふらつく内藤へフロントハイキック。内藤はロープに捕まって粘り足払いを繰り出すがKENTAはジャンプしてこれを回避。KENTAはさらにハイキック、走り込んでのフロントハイキックを叩き込み、内藤がオーバー・ザ・トップロープ。KENTAが内藤から直接勝利を奪って試合を決めた。
KENTA「テツヤァ!バカチンがあ!もっとしっかりせんかいテツヤァ!(場内の「帰れ!」というブーイングを聞いて)チョット待って。今は俺の時間だよ。嫌ならお前らが帰れ。それからお前(一際大声でコールする観客に対して)な、あんなでかい声出すくせにマスクもしねえでエチケットがなってねえよ。……また俺のマイクに聞き入っちゃって、お前ら(笑)実は欲しがってんじゃないかあ?1ヶ月前、隣の東京ドームで伝説作ったの覚えてるか?1ヶ月前、俺に罵声を浴びさせてたお前らも1ヶ月後にはいい子に聞いちゃって、どうした?お前はマスクしろ。もう大阪まであと数日だよ。(観衆からの「頑張れ!」の声に)言われなくても頑張るよ。2月9日、大阪。俺が新たに伝説……お前もう一回言え。もう一回言え!(場内の観客の一人を名指しし、その方が「内藤は勝つよ!」とKENTAに向けてもう一度言う)……勇気を出して言った彼に大きな拍手を!みんなちなみに俺が言ってるマスクはそのマスク(応援用マスク)じゃねえからな?……とにかく俺が何を言いたいかって言うと、2020年は俺の年だって言うこと!」
<試合後コメント>
KENTA
「座ろうか。LIVE?ミラノ、テメェ!聞いてんの?ミラノ聞いてんの?ゴチャゴチャゴチャゴチャ!やっすいスーツ着てお前!……お前に時間割いてらんね―よ。そんで昨日のテツヤのコメント見た?見た?そう!アイツ言ってたよ。まず何よりも先に、テツヤ、あれだけの長尺のコメント、見た感じ不自然な編集点もなく、よく1回で出来ました!テツヤに大きな拍手をあげたいと思います。お前らも拍手しろ!テツヤが噛まずに出来た!だけど1つだけ訂正すると、メッチャ噛んでた!噛み過ぎ!1発でやろうって気持ちが前に出すぎちゃって一言一言が噛んじゃってる。テツヤ、しっかりせんかい。バカチンが!ほんで?色んな反論、彼はしてたよ。何を言ってたか全部は覚えてないけど、あれが彼の考え方なんだろう。彼はもう『1回言った』『前に言った』って言ってたけど、あんまり届いてない。我々に。でも俺が改めて俺がおまえの意見を聞いたことで、お前の意見は多くの人に届いたはずだよ。よかったなテツヤ。ありがとうは?でも1点だけ。『この会社は特定の人の意見しか聞き入れてくれないよ』ってそんなこと言ってたな。別に俺からしたら聞き入れてもらおうがどうしようが関係ねえんだよ。んで、お前は言ったよ。『俺もいくつも意見言ったけど全く通してもらえなかった』ってそんなニュアンスのこと言ったよ。違うよ、テツヤ。お前の意見が通らない、その中でもがいてるお前を見て、ファンはお前に夢を乗せて、お前の背中を押したんだよ。勘違いしちゃいけねぇよテツヤ。むしろ会社にありがたいと思え。お前の言うことを全部会社が聞いてて、お前の言いなりになってて、思うように全てが進んでて、誰がお前のことなんて応援するんだよ。大阪までもうちょいだよ。数日。バックステージはいいって?それは完敗を認めたってことかな?俺への?俺に完敗を認めて、白旗上げたってことかな?どうなのかなテツヤ?一向に俺が『テツヤ、バカチンが!』って言ってることには一切触れてなっ、くれないクセに!……噛んじゃった!俺も!人のこと言っといて俺も噛んじゃった!テツヤに関しては全然触れてな、触れてくれないクセに!まあいいや。大阪までもうちょいだ。明日もあるよ。存分に楽しもうぜ。バックステージだって楽しませてくれよテツヤ。……まあ結局俺が何を言いたいかって言うと、BUSHIの入場の時水噴くやつ、今のこの状況でエチケット的になんかヤダってこと!」