タイチが後藤洋央紀とのNEVER前哨戦で反則負けも会場はタイチコール一色!

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 8日、東京・後楽園ホールにて開催された新日本プロレス『Road to DESTRUCTION』にて、9月17日の大分・別府ビーコンプラザ大会セミファイナルでのNEVER無差別級選手権の前哨戦が行われた。

 王座戦でありながら、内藤哲也vs鈴木みのるのシングルマッチにメインイベントを奪われてしまった王者・後藤洋央紀。これに対し挑戦者のタイチは「(すしざんまいのポーズをしながら)てめえはそんなことしてるからこんなことになったんじゃねえのか?てめえがチャンピオンでもメインに組まれることはねえんだよ。全ててめえが価値を下げたんだよ。俺がお前に生きる道残してやるよ。お前はもういろいろ逃したんだよ。NEVERすら無理だったな。だからよ、この間も言ったようにタグチジャパンに入って、好きなだけこれ(すしざんまいポーズ)やって、好きなだけお客さんの笑いを取りなさい。笑顔を取りなさい。別府負けたらすぐそこでタグチジャパン入れ」と挑発していた。

 後藤が入場するなり鈴木軍が急襲。タイチがマイクスタンドでスリーパーで捕らえるも、これを逃れるとYOSHI-HASHIが後藤とともに金丸をロープに振ってダブルのショルダータックル。後藤はYOSHI-HASHIをアームホイップで金丸に叩きつけ、タイチをダブルのブレーンバスターで金丸に叩きつけるとすしざんまいポーズ。
 これに怒った鈴木軍は場外乱闘を仕掛け、リングに戻るとタイチのローキックと後藤のエルボーの激しい打ち合いへ。これはタイチがミドルキックからロープに飛ぶが、後藤が追走エルボーも避けたタイチがレッグラリアートで迎撃し金丸にタッチ。金丸へ後藤が牛殺しからGTRを狙うも、タイチがマイクスタンドで殴りつけカット。これでレフェリーが反則をとり試合はタイチの反則負けとなった。
 そのままタイチは後藤にタイチ式ラストライドを叩き込みフォール。自分で3カウントを叩き、ベルトを奪うと後藤を踏みつけながら掲げた。

 タイチの反則行為にブーイングが飛ぶかと思いきや、会場は「レッツゴータイチ!」一色へ。
 会場からの支持を失い会社からセミファイナルを叩きつけられた後藤洋央紀は、コメントも出さずに項垂れながら会場を後にした。

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