グレート-O-カーンが前哨戦を勝利の10連コンプ!遂に明日オカダ・カズチカと因縁のシングルマッチへ!
5日、高知・高知県民体育館 にて新日本プロレス『Road to POWER STRUGGLE』が行われ、グレート-O-カーンがオカダ・カズチカとの前哨戦10連戦を勝利でコンプリートした。
オーカーンの転生前の姿である岡倫之は2012年に全日本レスリング選手権大会フリースタイル120kg級に優勝したアマレスエリートであり、2014年からはブシロードレスリングに所属して活躍。2015年10月にはアマチュア格闘技10種目のタイトル奪取にも成功し、満を持して2017年に新日本プロレスデビュー。その後色々あった結果闇落ちすると、イギリスへ旅立ち“ドミネーター”に転生。2年ほど経った今月16日にウィル・オスプレイの裏切りに合わせるような形で突然日本に現れると、オカダを襲撃しエリミネーター(アイアンクロー・スラム)で執行したことはプロレス界の外に大きな話題を呼んだ。
この反響を受けてオーカーンは「[観たら]ではない[面白い]だけではない【観てみたい】を余は作らねばならぬ 新たな視聴者層 開拓は余にしか出来ぬ大使命である」と宣言し、オスプレイと共に建国した『THE EMPIRE』の領土拡大に向けVtuberや秋葉原界隈の侵略を積極的に進めている。
今月7日の大阪大会に控えた因縁の決戦に向け、オーカーンとオカダは先月23日から10連前哨戦を戦っており、1~9戦目はすべてオーカーンがオカダのパートナーのヤングライオンにエリミネーターを執行し勝利。
最後の前哨戦となったこの日も、オスプレイがオカダを分断して動きを止めると、オーカーンがゲイブリエル・キッドにモンゴリアンチョップ4連発からエリミネーターを執行し3カウントを奪った。
勝利のコンプに成功したオーカーンは「両国からたったの10試合だが、ブランクも、イギリスと日本のプロレスの違いも完全に克服した。ヤングライオンごときでも役に立つものだ。そして、オカダ!貴様が余を止められることはこれで!もう!ない!大阪で余の手の平にキスをさせてやる」と地獄へのプロポーズ。
オカダは「グレート-O-カーンの勢いというのもすごい感じてるし、大阪の大事な大事な闘い、今のオカダ・カズチカ、どこまでできるのかというのをしっかりとお客さんにお見せする。その先は、お客さんが望むのも俺が目指す次の闘いも同じだと思うんで、そこに向かってやっていきたいと思います。かかって来い、グレート-O-カーン……」と想いを受け止める覚悟を見せた。
グレート-O-カーンとオカダ・カズチカのシングルマッチは、11月7日の17時に開始されるエディオンアリーナ大阪大会の第3試合で行われる予定だ。