青木真也が無差別級王座への挑戦権を獲得もONE Championshipへ流出の可能性が浮上!

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 26日、東京都・後楽園ホールにてDDT『Sweet Dreams!2020』が行われ、青木真也がいつでもどこでも挑戦権を獲得した。

いつでもどこでも挑戦権(以下、いつどこ権)とは、有効期限付ではあるもののDDTのシングル最高峰のベルトであるKO-D無差別級王座に文字通りいつでもどこでも挑戦できる権利であり、保持している選手が行使すると宣言した瞬間に王座戦が行われるシステム。この権利を持っている選手がDDT内外の試合で敗北した場合は勝利した選手に権利が移行する仕組みになっており、王座戦線とは別にいつどこ権の争奪も注目を集めるものになっている。


 この日は、新たにいつどこ権が3人分発行され、合計9人の選手による争奪戦が開催。リングの上空に吊り下げられたいつどこ権を手中に収めた選手が勝ち抜けしていく形式で行われ、各選手がラダーを用いた激しい攻防を展開。まずはヤス・ウラノ、佐々木大輔がいつどこ権を手にして勝ち抜けた。
 最後の1つを巡って残った選手たちで激しい乱闘となり、男色ディーノによって生尻を露出させられた青木真也が躍動。アントーニオ本多との乳首のつねり合いを展開した後にディーノに襲われて貞操を奪われかけるも無事に抜け出し、大石真翔にラダー上でアームロックをかけて動きを封じながらいつどこ権を手にして試合は終わった。

 試合後、3つのいつどこ権の中に6月7日に行われるさいたまスーパーアリーナ大会のメインイベントで王座に挑戦できる特別ないつどこ権“さいたまスーパーアリーナ・KO-D無差別級王座挑戦剣”があることが発表され、これを引き当てたヤス・ウラノへその証として鞘に同権利名が書かれた日本刀が贈呈される。そしていつどこ権がいつどこ剣に対しても使えることがアナウンスされると、佐々木が即座にいつどこ権を行使し、1分59秒でヤスを沈めて挑戦剣を奪取。佐々木はさいたまスーパーアリーナでの青木真也とのKO-D戦を熱望した。

 青木は「(いつどこ権を)全く取ると思ってなかったから難しいね(笑)これを取られることもあるわけだから、非常に格闘技的と言うかプロレス的と言うか。刹那的なものですよね」と神妙にコメント。
 しかし記者から「いつどこ権の有効期限内にONE Championshipでの試合は無いか」という質問が飛ぶと、「それヤバいっすね!(笑)出来るだけ早めに行使したいです」と笑い飛ばした。

 青木はONE Championshipに参戦する最古参と呼べる日本人選手の一人であり、昨年にはライト級王座を戴冠するなど総合格闘技での主戦場としている。現在ONEでの青木の試合は発表されていないが、今後決定される可能性は大いにあり、DDTのいつどこ権がONEの選手へ移行する可能性も同時に浮上した。

 なお、2018年にいつどこ権を持った里村明衣子がWWEのメイ・ヤング・クラシックに参戦してトニー・ストームに敗れた際には「(いつどこ権を)失った」というアナウンスが有り移行は為されなかった。

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