MAOが中澤マイケルに快勝しUNIVERSAL王座初V!5・1横浜武道館で朱崇花が挑戦へ
DDTプロレスが3月27日、東京・後楽園ホールで「Day dream Believer 2022」を開催。MAOが中澤マイケルを破り、DDT UNIVERSAL王座の初防衛に成功。次期挑戦者には朱崇花が名乗りを挙げ、5月1日、横浜武道館でのタイトル戦が決定した。
MAOに車でひかれた映像が流れたマイケルは顔まで包帯でグルグル巻きにした姿でリングイン。ほとんどダウンしたまま、何もできない状態だったが、これは陽動作戦だった。MAOがコーナーに上ったところで、ホンモノのマイケルが松葉杖で登場。
マイケルはヌルヌルローションを駆使し、アルティメット“AEW”ベノム・アームで攻撃するも、これを耐えたMAOはみちのくドライバーⅡを一閃。カウント2で返されると、雪崩式のスーパーみちのくドライバーⅡを繰り出して3カウントを奪取した。
MAOが「僕はこのベルトで海外への道を切り開きたい。次の防衛戦は存在感があり、海外に目が向いてる人としか防衛戦をしない」と言うと、朱崇花が現れ、「先日のベルト奪取、今日の防衛戦、おめでとうございます。両国は家で見させてもらいました。MAO君らしくていい試合だったね。それに比べて、何、今日の防衛戦。イージーすぎない? 私、イタリアから帰ってきて、6月に英国遠征も決まってるんですけど、世界のVENYがそのベルトにふさわしい。タイトルマッチやろう」とアピール。MAOに異存はなく、5・1横浜武道館での王座戦が即決した。
バックステージでMAOは「中澤マイケルから防衛したことは、僕的には意味があるんじゃないかと。結局俺は高木イズムでしかDDTを感じられてないから。ディス・イズ・DDTを知らないなかで、中澤さんを知れたのは僕のなかで深みになったと思います。(朱崇花は)メチャメチャいろんなことを抱えて頑張ってることは分かってるし、何度か組んだこともある。お客さんの反応を見れば、納得のいく挑戦者だと思う。中澤マイケルと違って、心の底からふさわしい防衛相手だと思う」とコメント。
朱崇花は「UNIVERSALのベルトは私が巻くのがふさわしい。私しか巻けないベルトだと思ったから。容赦なくいこうと思います。(MAOは)空中殺法が得意で、そういう選手と戦ったことがないから未知。最高の試合になることは間違いないと思う」と話した。