TVドラマ『時効警察はじめました』出演のHARASHIMAと『ノーサイド・ゲーム』の飯野雄貴がタイトルマッチ!
11月24日、後楽園ホールにてDDTプロレス『総研ホールディングス presents God Bless DDT 2019』が開催。メインイベントではHARASHIMAの持つKO-D無差別級王座に飯野雄貴が挑戦した。
飯野は国士舘大学ラグビー部出身であり、社会人ラグビーの現状を描いたTBS日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』にも本名の飯野雄貴役で出演。ラグビーワールドカップではニュージーランド代表が行っていたマオリ族の『ハカ』を得意とする飯野は、「王座に挑戦するチャンスが自分に回ってきました。『私は生きる、私は生きる、そしてもう一度上り詰める』、ハカの意味は私の中で本当にやる気の出る意味合いの言葉。後楽園ホールはKO-Dのシングルのベルトを獲ってDDTのNO.1になりたいと思います」と意気込んでいた。
グラウンドの攻防から飯野がハカを披露しロープに飛ぶも、HARASHIMAは隙ありとばかりにドロップキック。だが飯野はハンマーブローからスピアーで場外に吹っ飛ばすと打撃で追い込んでいくが、HARASHIMAはリバースフランケンから必殺の蒼魔刀を狙う。これは飯野が迎撃し、ハカエルボーからバックフリップを狙うが、着地したHARASHIMAがヘッドロックからコブラツイスト。飯野はバックドロップで切り返し、ババボムからのスライディングラリアット。止めのスピアーを発射するが、HARASHIMAがその場飛び蒼魔刀で迎撃しダブルダウン。
激しいチョップの打ち合いからHARASHIMAがチョップ連打。しかし飯野がヘッドバッドもHARASHIMAは回し蹴りからパントキック。更にバズソーキックから蒼魔刀を叩き込んで3カウントを奪った。
残念ながら敗北した飯野は「自分はスピアーを本当に頑張ってやってきたんですけどまだまだ甘かったですね。最初レスリングでHARASHIMAさんにやられたのが悔しくて。1から鍛錬をしてまたKO-D無差別級に挑戦したいです。D王で勝てばまたKO-Dのチャンピオンに挑戦できるので頑張っていきたいと思います」とコメント。
防衛に成功したHARASHIMAは「まだまだ僕のほうが強いですけど、期待の若い世代の選手だと思います。ただ力が強いだけじゃなくて、瞬発力と突進力。やっぱりラグビーの衰えていないバックボーンがある。さすがTVスターだけあって勢いがあった。でも僕も最近ね、(時効警察)出たから。またすぐ激しい戦いが始まります。D王GP。初めて対戦する人もいるし、DDTの最強を決めると言われているリーグ戦、必ず僕が勝ち残ります」と新たな戦いに向けて意気込んだ。