【試合詳細】10・16 新日本プロレス後楽園ホール大会 ロビー・イーグルス&ウィル・オスプレイvsエル・ファンタズモ&石森太二 SHO&YOHvs金丸義信&エル・デスペラード ロッキー・ロメロ&田口隆祐vsクラーク・コナーズ&TJP

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『保険見直し本舗 Presents Road to POWER STRUGGLE ~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2019~』
日程:2019年10月16日(水)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1384人

▼タッグマッチ 20分1本勝負
●辻陽太/獣神サンダー・ライガー
9分1秒 TOAボトム→体固め
○トーア・ヘナーレ/本間朋晃

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
[L.I.J]鷹木信悟/SANADA/○“キング・オブ・ダークネス”EVIL/内藤哲也
10分20秒 Scorpion Deathlock
[鈴木軍]●DOUKI/ザック・セイバーJr./鈴木みのる(パンクラスMISSION)/タイチ

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
●カール・フレドリックス(LA DOJO)/石井智宏/後藤洋央紀
14分36秒 go 2 sleep→片エビ固め
[BULLET CLUB]高橋裕二郎/○KENTA/ジェイ・ホワイト

▼「SUPER Jr. TAG LEAGUE 2019」公式戦 30分1本勝負
●上村優也/タイガーマスク【0勝1敗=0点】
12分58秒 スワンダイブ式フットスタンプ→片エビ固め
○ティタン(CMLL)/ボラドールJr. (CMLL)【1勝0敗=2点】

▼「SUPER Jr. TAG LEAGUE 2019」公式戦 30分1本勝負
○ロッキー・ロメロ/田口隆祐【1勝0敗=2点】
15分37秒 腕ひしぎ十字固め
●クラーク・コナーズ(LA DOJO)/TJP【0勝1敗=0点】

▼「SUPER Jr. TAG LEAGUE 2019」公式戦 30分1本勝負
[CHAOS/ROPPONGI 3K]●SHO/YOH【0勝1敗=0点】
15分28秒 ヌメロ・ドス
[鈴木軍]金丸義信/○エル・デスペラード【1勝0敗=2点】

▼「SUPER Jr. TAG LEAGUE 2019」公式戦 30分1本勝負
[CHAOS/THE BIRDS OF PLAY]●ロビー・イーグルス/ウィル・オスプレイ【0勝1敗=0点】
22分17秒 CRII→片エビ固め
[BULLET CLUB]○エル・ファンタズモ/石森太二【1勝0敗=2点】

ジュニアタッグリーグ開幕戦で3連覇を目指す3Kが黒星発進!現ジュニアタッグ王者組のファンタズモ&石森がオスプレイ&ロビー組に快勝!KENTAがNEVER無差別級を狙う石井を挑発!

第1試合


 ライガーとヘナーレでゴングが鳴ると、ロックアップからリストの取り合い、ライガーがグラウンドに引き倒して足を取っていく。スタンドに戻って手4つからの力比べ。これをライガーがグラウンドに引き倒しながら丸め込むもカウントは2。ライガーはそのまま足を取ってグラウンドカンパーナ。これをヘナーレが脱出すると両者タッチへ。
 辻と本間が対面すると、ロックアップからヘッドロック、さらにショルダータックル合戦に発展していき、辻がこれに打ち勝ってストンピングを連打。さらにボディスラムを狙うが、本間が耐えて逆にボディスラム。ヘナーレにタッチ。
 ヘナーレは辻にエルボーを見舞っていき、ライガーにもアタックを掛けて挑発。ヘナーレは辻を逆水平チョップでなぎ倒すとフロントネックロックで絞め上げたまま本間にタッチ。
 本間は辻をロープに振ってバックエルボー。辻はエルボーで反撃していくが、本間はチョップで倒してロープに振っていくが、辻がカウンターのドロップキック。ライガーにタッチ。
 ライガーは本間とヘナーレを掌底で吹き飛ばすが、本間はショルダータックルから小こけし。これを回避したライガーは垂直落下式ブレーンバスターを狙っていくが、本間は耐えて逆にブレーンバスター。さらに引き起こしてショートレンジラリアットからロープに飛ぶが、ライガーは空中胴締め落としでカウンター。ライガーも走るが、本間はロケットこけしでカウンター。両者タッチへ。
 辻とヘナーレはエルボーで打ち合い、辻がショルダータックルでなぎ倒すとコーナーに振ってジャンピングエルボー。さらにボディスラムで叩きつけ逆エビ固めを狙うが、ヘナーレが耐えると引き起こしてチョップを連打。ヘナーレは雄叫びを上げてこれを正面から受け止めていき、怒涛のエルボー連打で辻をグロッキー状態に追い込んで串刺しラリアットからバックフリップ。フォールに入るもライガーがカット。ライガーを本間が排除し、本間とヘナーレはダブルのショルダータックルから本間が小こけし、ヘナーレが手刀を落としていく。ヘナーレはブレーンバスターを狙うが、辻がスモールパッケージで切り返す。これを軽々キックアウトしたヘナーレは辻に組み付くとTOAボトムで3カウントを奪った。
 試合後、ライガーはノーサイドをアピールして握手をかわしていき、辻にも握手を促すが辻は本間の手をはたいて拒否。悔しそうに表情を歪める辻の肩を抱いてライガーは退場していった。

第2試合


 因縁が続くL.I.Jと鈴木軍の対抗戦。
 あとから入場してきたL.I.Jが奇襲して場外戦から試合開始となり、リング上に残ったタイチと内藤が正面から打撃合戦を展開。この攻防を低空ドロップキックで制した内藤がカサドーラやロープワークで翻弄しての低空ドロップキックなど軽やかに攻め立てていくとタイチは下がってみのるにタッチ。
 みのるは鷹木へ「来いやァ」と挑発。鷹木がタッチを求め、内藤は鷹木にタッチ。
 みのると鷹木は正面からエルボーで打ち合っていくが、鷹木がショルダータックルでこれを制すると。エプロンに逃れたみのるを追撃していくが、みのるは鷹木へロープを使ったぶら下がり式腕十字。そのまま場外戦へと発展していく。
 大ダメージを負いながらリングに戻った鷹木だったが、ふらつきながらもみのるにエルボーで反撃していく。しかしみのるはテープングを使って鷹木の腕を絞り上げながらDOUKIにタッチ。
 DOUKIは鷹木の古傷の腕をロープを使って絞り上げ、ザックにタッチ。
 ザックは手首と指を同時に極めるリストロックからヒジへのエルボー。鷹木は敢えて痛む腕でエルボーを放っていき、ラリアットのフェイントから組み付いてDDT。SANADAへタッチ。
 SANADAはザックのブートをかわして低空ドロップキック。そしてパラダイスロックを狙うがザックはこれを振り払い絡みついてコブラツイスト。SANADAは腰投げでこれを脱出すると改めてパラダイスロックを狙うが、下から絡みついたザックがエビ固め。SANADAも反転させてエビ固めで返していき、掟破りのコブラツイスト。ザックはこれを脱出すると顔面にフットスタンプを見舞い、DOUKIにタッチ。
 DOUKIはSANADAへ突撃するが、SANADAはカウンターの低空ドロップキック。EVILにタッチ。
 EVILはDOUKIに串刺しラリアットからフィッシャーマンズスープレックス。さらにジャーマンを狙うが、DOUKIは振原ってソバット、ミドルキック、延髄斬りとコンビネーションを炸裂。鈴木軍が全員で入ってきてEVILにトレイン攻撃を見舞うと、みのるとザックがサンドイッチのサッカーボールキック&PK。そこへDOUKIが低空ドロップキックで追撃し、フルネルソンにとらえていくが、EVILは振り払ってコーナーに振ると、今度はL.I.Jの面々がトレイン攻撃を見舞い、EVILがラリアット。タイチの妨害を内藤が蹴散らしてEVILに勝負を託すと、EVILはEVILを狙うが、DOUKIは転ばせてクロスフェイスから丸め込み。これを返されると地獄突きからロープに飛ぶが、カウンターのラリアットを見舞ったEVILはScorpion Deathlock。DOUKIはたまらずタップし、EVILが勝利を収めた。
 試合後、L.I.Jの面々は右拳を突き上げて合わせる結束のポーズ。鷹木は右腕が痛むのか途中で右腕を下げ、左拳を突き上げてこれに応じた。

第3試合


 両軍が入場すると後藤が前に進み出てジェイを挑発。この二人の対面でゴングがなると、ジェイが飛びかかってエルボーを連打。ここでKENTAらを呼び込んで袋叩きを寝るアガ、石井が飛び出していってKENTAを排除。後藤とジェイは互いにコーナーに押し込みながらエルボーを打ち合っていき、後藤がヒップトスからのショルダータックルでこの工房を制すると両者タッチ。
 裕二郎とカールの対面となると、カールが裕二郎の攻撃を堅実かるスピードとキレのある切り返していき、ヘッドロック。裕二郎はサミングでこれをかわして走るが、カールは裕二郎の顔面を捉えるほど高く飛び上がってのクロスボディ。続けてブレーンバスターを狙っていくが、これを裕二郎がバックフリップで切り返す。裕二郎はカールを場外に放り出し、全員入り乱れての場外戦に発展。カールをしっかり痛めつけてからリングに戻した裕二郎はジェイにタッチ。
 ジェイはカールを逆水平チョップやショルダースルーで叩きつけるとKENTAにタッチ。
 KENTAはバックエルボーでカールを倒すとコーナーに控える石井に突撃。そして無人となったカール側のコーナーでジェイがタッチを求める演技をしてカールをおちょくっていく。
 そのままKENTAからジェイに試合権利が移り、ジェイはグラウンドスリーパーでカールの体力を削っていき、カールがエルボーで反撃を試みるとボディスラム連発。さらにボディスラムを狙うとカールはスモールパッケージからドロップキック。なんとか後藤につなぐ。
 後藤はジェイを左ミドルでなぎ倒すと、裕二郎が救出に入るが、後藤はジェイをショルダータックルでなぎ倒し、その上にジェイをブレーンバスターで叩きつける。そして牛殺しを狙うが、ジェイはこれを着地しジグザグ。そのまま首をとっていきブレードバスター。後藤はジェイの追撃をかわして走り、ラリアットでジェイを吹き飛ばすと両者タッチ。
 石井とKENTAの対面となると、両者エルボーで打ち合っていき、石井がショルダータックルでこれを制するとコーナーに追いやって串刺しの逆水平連打。KENTAも負けじと変転させて串刺しエルボーを連打して石井をコーナーダウンまで追い込むが、石井は雄叫びを上げてすっくと立ち上がる。するとKENTAは攻撃をミドルキックに切り替えて再び石井からダウンを奪い、石井が立ち上がるのを待ってエルボーを放っていくが、石井はパワースラムでやり消してカールにタッチ。
 カールはKENTAへジャンピングエルボーからヒップトス、エルボードロップと連撃し、後藤のアシストを受けてスパインバスター。さらにブレーンバスターを狙っていくが、KENTAは振り払ってエルボー。カールもヨーロピアンエルボーからドロップキックを放つが、KENTAはこれをかわしながらカールの両足を取って約エビ固め。これは石井がカットするが、KENTAは石井をビッグブートで蹴散らし、カールの顔面へ張り手一閃。最後はgo 2 sleepでトドメを刺した。
 KENTAは3カウントを聞くとすぐに石井に向き直り、石井の眼前でゆっくりと指を1本、2本、3本を立てていき挑発。これに激怒した石井と後藤がリングに入るとBULLET CLUBの面々は笑いながら素早くリングから降り、さらに石井と後藤の怒りを煽った。

第4試合


 上村がCMLLの猛者たちに突っかかっていき、2人は余裕の笑みで上村と対峙。タイガーは上村をなだめて一旦下げさせ、タイガーとボラドールの対面でゴング。
 ボラドールはタイガーに握手を求め、タイガーはこれに快く応じる。バックの取り合いからロックアップ、ヘッドロック、ショルダータックル合戦とオーソドックスな攻防も、ボラドールはハンドスプリング式のバク宙でポーズを決めて挑発、タイガーはトップロープ越しにショルダースルーで投げ飛ばして反撃。両者離れてタッチ。
 上村とティタンの対面になると、ティタンが軽やかな宙返りを見せ挑発。すると上村は野毛道場仕込みのグラウンド戦へと誘い込み、形勢を互角に戻すとロックアップでの押し合いに。上村は強烈な逆水平チョップを叩き込み「どうだ!」と叫ぶが、ティタンも袈裟斬りチョップで応戦。ティタンが優勢となり、ソバットから片足で喉に突き刺すドロップキックを見舞っていく。そして首投げから十字架固め、これをキックアウトされるとボラドールとともにコンビネーションエルボーからティタンが延髄斬り。さらにボラドールが風車式バックブリーカー、そこへティタンがスワンダイブ式ギロチンドロップを放つ連携攻撃。さらにティタンは上村にリズとロックを決めながらのミドルキックで削っていき、ムーンサルトプレス。これをタイガーが救出すると、ティタンはボラドールにタッチ。
 ボラドールはティタンとともに上村をロープに振ってダブルのカニバサミ、エルボードロップ、低空ドロップキックと一糸乱れぬ抜群のコンビネーション攻撃。ボラドールはスリーパーで絞り上げていくが、上村はドロップキックで一矢報いてタイガーにタッチ。
 タイガーはコーナートップからダイビングクロスボディ。そしてティタンを蹴散らしてボラドールへ逆打ち。さらにハイキックを放ち、これをかわされることを見越して足に組み付いて回転しながらヒザ十字へ。ボラドールがこれをブレイクすると足へローキックを連打するが、ボラドールはハイキックをかわしてバッククラッカー。ティタンにタッチ。
 ティタンはタイガーへ左右のキックからソバット。さらに走るが、タイガーは風車式バックブリーカーで反撃すると、圧倒的に優勢な状況となるが、ここで上村が猛烈にタッチを要求。
 タッチをもらった上村は雄叫びを上げながらエルボーを連打。さらに串刺しバックエルボーからショルダータックル、ロープを掴んで吼えるとボディスラムから逆エビ固め。これをボラドールがチョップを見舞ってカットしようとするが、上村は折れずにこれを耐え続け、ボラドールをドロップキックで場外に排除。そこへタイガーが場外へのプランチャで追撃すると、上村はティタンへフロントスープレックス。さらにかんぬきスープレックスを狙うが、これを脱出されるとラリアット。しかし、これをスウェーしてかわしたティタンはゼロ戦キックでカウンターし、ひねりを加えた変形バックフリップ。そして上村をコーナーに上げて地対空延髄斬りからひねりを加えたハリケーンドライバー。そしてスワンダイブ式のダイビングダブルフットスタンプを見舞うと、これで3カウント。
 試合後、タイガーはボラドールとティタンに歩み寄ると、2人は頭を下げながらうやうやしくタイガーと握手。続いてティタンはひざまずきながら上村に握手を求めるが、上村はこれをはたいて拒否。するとティタンはグッとガッツポーズを決めて上村の反骨心を垣間見たことを喜んだ。

第5試合


 闘いを通じて絆が芽生えたロッキーと田口。田口はラグビーボール、ロッキーはバスケットボールを持って入場。
 TJPとロッキーの対面でゴングが鳴ると、互いにアクセルジャンプを決めてアピールしあい、ロックアップで押し込み合ってからロッキーがセクシーに腰を振って踊り場内は黄色い歓声に包まれる。続けてリストロックの応酬となり、TJPが側転しながら軽やかに取り返す動きを見せ、ロッキーと同じく腰を振って踊ってみせる。両者は同時にドロップキックを放って相打ちとなると、両者タッチ。
 田口とクラークの対面となると、低空タックルの狙い合いからグラウンドで首・腕・足と取り合っていき、田口が熟練のレスリングテクニックを見せて優勢に。クラークのショルダータックルやドロップキックをすかして余裕のポーズを決めた田口はヒップバッドから「しっかり相手を見て!」と叫んでヒップアタックを放つが、クラークはこれを回避。ここにTJPが入ってくるが、田口は2人まとめてフロントネックロックに捕らえ、ダブルのDDT。そしてロッキーに指示を出しながら2人でトレイン攻撃を決めてブロックサインを送ると、ロッキーは首を傾げて「ダメ!」と自らブロックサインを出す。すると田口も「ダメ!」とブロックサイン。2人で揉めている間にTJPが復活し田口とロッキーを蹴散らすと、クラークに代わって2人でロッキーへショルダータックル。
 クラークはロッキーに逆水平、バックエルボーと見舞っていき、コーナーに叩きつけてショルダータックル。さらに首投げから背中へダブルチョップ。ボディスラムで叩きつけてTJPにタッチ。
 TJPはトップロープ越しにローリングサンダー。そしてロッキーの突撃をかわして絡みついて丸め込み、キックアウトしたロッキーの足を取ってシームレスに鎌固めに移行。ロッキーの回避行動に合わせて左腕を足で極めながら右腕にアームブリーカーを放つ複合攻撃を見せていくが、ロッキーはふらつきながらもミドルキックで反撃。しかしTJPはロッキーの突撃をかわしてスイングDDTで突き刺すとスワントーンボムを放つが、これを回避したロッキーが二段階式延髄斬り。田口にタッチ。
 田口はTJPとクラークをヒップアタックでロープ際まで蹴散らすとロープワークとともにヒップアタックを放っていき、TJPへスワンダイブ式ミサイルヒップ。そしてスリーアミーゴスからどどんを狙うが、TJPはこれを振り払うと足抱え式でひねりを加えたバックドロップ。クラークにタッチ。
 クラークは田口をコーナーに追い込んで逆水平チョップ連打からヒップトス。そしてTJPが振り子式ドロップキックでアシストし、クラークがスピアー。田口はカウンターのヒップアタックでやり返すと、救出に来たTJPをロッキーが飛びつきフランケンシュタイナーで蹴散らしていく。さらにクラークへも飛びつきフランケンシュタイナーを放つが、クラークがこれを耐えてそのまま逆エビ固めへ。TJPは田口をヒザ十字で封じるが、2人は同時にロープへ。
 クラークはロッキーへ全身のバネを使った強烈な逆水平チョップを打ち込んでいくが、ロッキーはジャンピングニーから「ナカスゾコノヤロー!」と張り手。さらに走り込むが、クラークはパワースラムでカウンターし逆エビ固めを狙うが、ロッキーは下から蹴り上げてこれをかわすと、田口が入ってきて2人でクラークへヒップアタック。ロッキーが飛びつきネックブリーカーから田口がスライディングヒップを放ち、田口が場外のTJPへプランチャ。ロッキーはクラークへスライスブレッドを放つがクラークはこれを着地しジャックナイフ。これをキックアウトしたロッキーはスイングDDTからファルコンアローで叩きつけてからシームレスへ腕十字に移行。これが完璧に決まりクラークはタップアウト。

第6試合


 3連覇を目指すROPPONGI 3Kの初戦の相手は、先の両国国技館大会で対戦したエル・デスペラード&金丸義信。両国大会では、約5ヶ月ぶり復帰戦となるデスペラードにSHOがピンフォールを奪われるという苦杯を嘗めており、連敗を避けたい3Kにとっては意地をかけた一戦。

 3Kはドロップキックで奇襲して鈴木軍の2人を場外に叩き落としダブルのトペ・コンヒーロで追撃。場外戦となる中でゴングが鳴ると、これを優位に終えたSHOはリング上でデスペラードと対面。SHOはデスペラードの古傷である顎をグリグリと踏みつけていき、YOHにタッチ。
 YOHもデスペラードの顎を踏みつけ、高速ブレーンバスターからリストロックで絞り上げSHOにタッチ。
 SHOはミドルキックを叩き込み、YOHとともにドロップキックのコンビネーション攻撃を狙っていくが、金丸がSHOの足を引いて場外に引きずり出し、再び全員入り乱れての場外戦へ。SHOが場外カウント19でギリギリで戻るとデスペラードは金丸にタッチ。
 2人は軽妙にタッチを回しながら高速ブレーンバスターやボディスラムでSHOを叩きつけていき、デスペラードは腰へのボディプレス、スピアーからのマウントパンチなどで痛めつける。
 金丸に代わり、SHOをロープに振ってショルダースルーで放り捨て顔面を踏みつけて挑発。さらに串刺しビッグブートからブレーンバスターを狙うが、SHOはこれを耐えるとぶっこ抜きブレーンバスター。YOHにタッチ。
 YOHは金丸をバックエルボー、デスペラードをドロップキックで蹴散らすと金丸へくるくるエルボー。そして金丸の突撃をソバットで迎え撃ちハーフハッチスープレックス。続けてドラゴンスープレックスを狙っていくが、金丸はロープへすがりついてブレイク。YOHは走り込むが、金丸はカウンターの低空ドロップキックを放ってデスペラードにタッチ。
 デスペラードと金丸はYOHへトレイン攻撃。YOHは2人を誤爆させて脱出するとデスペラードへドラゴンスクリュー。SHOにタッチ。
 SHOはデスペラードに串刺しラリアットを連打し、スピアーを突き刺す猛攻。そしてぶっこ抜きジャーマンスープレックスを狙うが、デスペラードはこれを脱出。SHOはすかさず左右のエルボーで連撃して走るが、デスペラードは旋回式スパインバスターでカウンターし、足を取ってマフラーホールド。これをブレイクされるとピンチェ・ロコを狙うが、SHOはこれを暴れて脱出。ここにYOHが入ってきてダブルのジャンピングニーを決めると、SHOのカナディアンバックブリーカーにYOHがファイナルカットを合わせる合体技。さらにSHOがショックアローを狙っていくが、デスペラードはこれをスパインバスターで切り返す。さらにピンチェ・ロコを狙うが、これをこらえたSHOがパワーブリーカー。さらにショックアローを狙うが、ここに金丸が入ってきてウイスキーミストを狙う。しかしこれを呼んでいたSHOは金丸に一撃入れて撃退し、YOHがデスペラードへジャンピングニー。そして2人は満を持して3Kを狙うが、デスペラードがレフリーの気を引いている間に金丸がウイスキーのビンで2人を襲撃。今度は金丸がレフリーの気を引いている間にデスペラードがSHOをイスでぶん殴り、ピンチェ・ロコ。これを返されるとそのままマフラーホールドに移行し、SHOの回避運動に合わせてヌメロ・ドスで捕らえて試合を決めた。

<試合後コメント>
金丸義信&エル・デスペラード
デスペラード「おぉ、いってぇ。イス無いじゃん。なにこれ?へいへい、ノブさん。どんなもんすかねえ?」
金丸「えぇ?!当然だろ!アイツらなにした?オイ、かすってねえぞ全然!」
デスペラード「へへへ。頑張れよお前ら。頑張れよぉ~」
金丸「使えるもん全部使うからな」
デスペラード「周りが見えてねえんだよお前らはよぉ。ああ?何だこのやろう。リングの上だけでやってんのがプロレスか?違うだろ?リングを降りても、場外だろうが客席だろうがなあ、そこがなあ、戦いの舞台なんですよ。ちょっとは分かってんのかと思ったけど、こないだの、アレ。どこだっけ。両国?」
金丸「ああ、あのときと感想一緒だわ。何一つ成長してねえんだアイツらは」
デスペラード「ビデオ見ろっつったろ?ちゃんと!この野郎!VHSだ!ちゃんと見なさい。闘強導夢とか、ちゃんと見なさい。勉強になんないけど」
金丸「これからまだ他のチームとも当たっていくけど、『これがジュニアだ』って戦いを教えてやるよ」
デスペラード「運動神経が良くて、細っこくて、飛んだり跳ねたりすりゃあいいとおもってんだろ ?特に3Kの2人!『いい風吹かす』?『完全にNEXT』?耳あたりのいいことばかり言ってなあ、勝てない奴、なんつーか分かるか?『負け犬の遠吠え』っつーんだよ!カスだテメーら!」

第7試合


 石森とロビーの対面でゴングが鳴ると、ロビーがロックアップで押し込んでクリーンブレイク。すると石森がガットショットを入れてロープに振ろうとするが、ロビーはアームドラッグで切り返して飛びつきフランケンシュタイナー。石森とファンタズモが場外に逃れるとロビーとオスプレイは手招きして挑発。
 両組とも代わり、オスプレイとファンタズモの対面に。ファンタズモはオスプレイに「クリーンファイト」と握手を求め、オスプレイが応じようとすると攻撃に転じるが、オスプレイもこれを読んでおり即座に反撃。ファンタズモが命乞いをして見せると石森が背後からオスプレイを急襲して場外に引き落とすと、ファンタズモがトペ・スイシーダで追撃。
 リングに戻ると石森とファンタズモは軽妙にタッチを回しながらオスプレイの背中を集中攻撃。さらにファンタズモはオスプレイをロープに固定して固めるとカメラに向かって笑顔でサムズアップを見せ、石森がオスプレイの背中へひっかき攻撃。続いてファンタズモもオスプレイの背中へダブルチョップを見舞うと、リストロックからロープに飛び乗り、オールドスクールからリングの4辺を回って一周してから飛びつきフランケンシュタイナー。石森にタッチ。
 ファンタズモはオスプレイを自軍コーナーに逆さ吊りにしてからオスプレイの股間に飛び乗って痛めつけ、石森も同じくオスプレイの股間に飛び乗っていく。そして2人で重厚を向けるポーズを決めてから低空ショットガンドロップキック。オスプレイは弱々しくエルボーで反撃していくが、石森がオスプレイをロープに引っ掛けてスライディングジャーマン。ファンタズモにタッチ。
 ファンタズモはオスプレイの顔面にニードロップを3連発。さらにグラウンドスリーパーで絞め上げながら背中へニードロップを落としていく。オスプレイはなんとか立ち上がると、ファンタズモの追撃をショルダースルーで切り返してロビーにタッチを求めるが、ファンタズモが妨害。オスプレイはファンタズモに延髄斬りを放ってタッチを求めるが、今度は石森がロビーを場外に引きずり落としてしまいタッチに失敗。ファンタズモと石森は2人でオスプレイをロープに振るが、オスプレイはハンドスプリング式オーバーヘッドキックで2人まとめて吹き飛ばしてロビーにタッチ。
 ロビーはドロップキックのコンビネーションで2人を蹴散らし、ファンタ図もの攻撃を石森に誤爆させると2人まとめてドロップキック。そして石森に串刺しダブルニーを放ち、足へ619、再び串刺しダブルニーを放ってからスライスブレッドを狙うが、石森がこれをキャッチしてブラディクロス。これを着地したロビーはハイキックを放ってロープに飛ぶが、石森はカウンターのラリアット。両者大の字になり、両組ともタッチ。
 オスプレイとファンタズモの対面となり、両者は正面からエルボーを打ち合っていき、ファンタズモがサミングから逆水平チョップ。さらに顎に右ストレートを放ち、オスプレイのハンドスプリング式オーバーヘッドキックをキャッチしてCRIIを狙っていくが、オスプレイはこれを切り返して変形スタナー。続けてオスプレイはロビンソンスペシャルを放ってからオスカッターを狙うが、背後から組み付いたファンタズモがリバースフランケンシュタイナー。ここに石森も入ってきてトレイン攻撃を放ち、石森のコードブレイカーにファンタズモがムーンサルトプレスをあわせる合体技。ファンタズモは銃口を向けるポーズからVトリガー。さらに片翼の天使を狙うが、オスプレイは首固めで切り返し、追撃を狙うファンタズモにスパニッシュフライ。ロビーにタッチ。
 オスプレイのパワーボムにロビーがローリングネックブリーカーを合わせる合体技からロビーがコーナートップからのファイヤーバードスプラッシュを狙うが、これをかわしたファンタズモへオスプレイがスワンダイブ式エルボー、ロビーがスワンダイブ式ミサイルキックを放って連撃し、コーナーに上ったファンタズモへ2人でダブルの延髄斬り。そしてダブルの雪崩式スパニッシュフライを狙うが、ファンタズモが振り払うと2人で宙返りして着地しダブルの延髄斬り。ロビーがスイングDDTで叩きつけてからオスプレイがシューティングスタープレスを放ち、妨害に来た石森をオスプレイがプランチャで排除。ロビーはファンタズモの足へファイヤーバードスプラッシュを放ち、ファンタズモへ足4の字固め。これをブレイクされるとハイキックを叩き込むが、石森が飛び込んできてジャンピングニー。さらにCRIIに石森がジャンピングニーをあわせる合体技も、オスプレイがコーナー上からのボディプレスで豪快にカット。石森がオスプレイを場外に放り出してトルニージョでオスプレイに追撃。そしてファンタズモはCRIIを狙うが、ロビーは回転エビ固めで切り返す。これは石森にカットされるが、ロビーは2人を同時に相手しチョップやエルボーで応戦。さらに石森をトラースキックで吹き飛ばすが、ここで石森はレフリーにすがりついて視界を塞ぐと、ファンタズモがロビーの股間にストレートパンチ。石森がブラディクロスで追撃し、最後はファンタズモがCRIIで試合を決めた。

(最初にファンタズモがマイクを取るが、石森がマイクを受け取って)
石森「俺がしゃべると思わなかっただろ?(笑)俺、マイク苦手だけど、このメインのメンバー考えて、日本語でしゃべるだけマシだと思ってくれ(笑)今日もBOPを俺らが倒した。何回やってもかなわないことが分かっただろう?なあ?(会場からBOPコールが起きる)ちょっと待ってろ。このスーパージュニアタッグ、まあ、色んなチームがあって興味があるけど、ナントカ3Kの三連覇とかになったら、こんなにつまんねーことね―よな?まあアイツらは無いと思うけどさ。俺とファンタズモが力の差を見せつけてやるから、お前ら楽しみにしとけよ。」
ファンタズモ「I HATE コウラクエンホール!センキューセンキュー。俺たちが今持っているコレこそが自分たちの強さを証明している。俺がいかにジュニアヘビー級の未来であるか、そして今横にいる現在のジュニアヘビー級のレジェンド!この2人がジュニアタッグのチャンピオンなんだ。この2人で2019年のジュニアタッグリーグを優勝するんだ。優勝するとどうなるか分かるか?WRESTLE KINGDOMのポスターに俺たちの顔がドーンと載るんだ。お前ら覚えとけ!」

<試合後コメント>
石森太二
(ファンタズモより先に1人で戻って)
「とりあえず難関は突破したな。だけど明日が金丸&デスペラード。俺よぉ、金丸アレルギーなんだよな。まあタッグではシングルのように上手く行かないけど、見せてやるよ!」

エル・ファンタズモ
「石森、どこだ?あのちっちゃくてかわいいデビルはどこだい?タイジィ~~!……でも俺はもう自分1人でも自分の言いたいことを言えるんだ。ただ教えてくれよ。この眼の前にある2台のカメラ、『NEW JAPAN WORLD』って書いてあるやつと書いてないやつ、俺はどっちに向いて喋ればいいんだ?お前らどっちも黒いTシャツ着てるし、どうしたらいいんだよ。どっちがオフィシャルのスタッフなのか教えてくれよ。日本語がしゃべれないとダメなのか?でも俺がどれだけの力を持っているのか日本語がなくても理解できるだろ?俺たちが最強のジュニアタッグチームなんだ。俺たちが最強なら、俺達の顔がポスターの真ん中に間違いなく載るよな?お前らが今見ているこの俺の顔、それは世界のどのアスリートをもってしてもかなわない強さを持った男の顔なんだ。『ROAD TO DESTRUCTION』も『KING OF PRO-WRESTLING』も、そして今回のツアーも全部俺たち持っていってやる。そして俺達の顔が載ったポスターを世界中に貼ってやるんだ。『WRESTLE KINGDOM』が史上最高観客動員数を記録するなら、その最多の観客たちが俺たちに夢中になるはずだ。トゥースイート!ありがとう!BANG BANG!どけ!」

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