ジェイ・ホワイトがIC王者・内藤哲也らL.I.Jに3連敗もIC王座のベルトを強奪!
6日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『Road to DESTRUCTION』が行われ、ジェイ・ホワイトが内藤哲也の持つIWGPインターコンチネンタル王座のベルトを強奪した。
現在IWGPインターコンチネンタル王座(以下IC王座)を保持する内藤哲也とジェイ・ホワイトは今年のG1 CLIMAXで初対戦し、ジェイが内藤を下し決勝戦まで進出。直接対決を制したジェイは内藤に挑戦を表明し、内藤もこれを受けて立つ姿勢を見せ9月22日の神戸大会での王座戦が決定。4日から始まった今シリーズでは“L.I.JvsBULLET CLUB”の構図で前哨戦が行われ、4日にはEVILが、5日には内藤がジェイのパートナーからフォールを奪っており、内藤らが2連勝中。
内藤とEVILが入場し、拳を合わせるポーズを取ったところでチェーズがEVILを奇襲。場外で2人で殴り合う様を内藤とジェイは笑顔でならんで眺め、内藤がジェイへ拳を突き上げるとジェイもこれに応じようとするが、内藤がガットショットを叩き込み、ここでようやくゴング。
試合中、ジェイはEVILへ逆片エビ固めを仕掛けながら「ナイト~!ナイト~?」と内藤の名を呼び目を見開くポーズを真似て挑発。内藤とジェイの対面となると内藤はジェイの顔面にツバを吐きかけアームドラッグで翻弄してからフランケンシュタイナーで放り捨てて見せ、最後にチェーズとEVILが必殺技を狙い合う中でマンハッタンドロップからの延髄斬りと的確なアシストを行い、EVILがチェーズへのScorpion Deathlockで試合を決めた。
しかし、試合後、ジェイは内藤を場外に引きずり出すと鉄柵に叩きつけて回る大暴れ。さらに内藤のICベルトを強奪すると外道とともにベルトを持って引き上げていった。
ジェイはノーコメントで会場を後にしたが、内藤はジェイとの前哨戦について「ジェイ・ホワイトを相手にすると自然に笑顔になっちゃうんだよね。ジェイも一緒でしょ?俺を相手にすると自然に笑顔になっちゃうんでしょ?最終戦まで時間があるからこれから毎日タッグマッチで顔を合わせるわけだからね。今この瞬間を一緒に楽しもうぜ、カブローン!」と笑顔。荒れ模様となる試合内容とは裏腹に前向きな清々しい姿勢を見せた。