【試合詳細】8・6 新日本プロレス後楽園ホール大会 鷹木信悟&SANADA&BUSHIvs鈴木みのる&エル・デスペラード&DOUKI オカダ・カズチカ&矢野通&SHOvs高橋裕二郎&外道&邪道 棚橋弘至&飯伏幸太&上村優也vsタイチ&ザック・セイバーJr.&金丸義信
『SUMMER STRUGGLE 2020』
日程:2020年8月6日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:698人(札止め)
▼シングルマッチ 20分1本勝負
○永田裕志
8分12秒 ナガタロックII
●ゲイブリエル・キッド
▼タッグマッチ 20分1本勝負
○マスター・ワト/天山広吉
9分54秒 RPP→片エビ固め
●辻陽太/田口隆祐
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
●真壁刀義/小島聡/本間朋晃
9分12秒 後藤弐式
[CHAOS]○後藤洋央紀/石井智宏/YOSHI-HASHI
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
棚橋弘至/飯伏幸太/●上村優也
9分27秒 ディープインパクト→片エビ固め
[鈴木軍]タイチ/ザック・セイバーJr./○金丸義信
▼第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント1回戦 60分1本勝負
[CHAOS]オカダ・カズチカ/矢野通/○SHO
12分3秒 チキンウイングアームロック
[BULLET CLUB]高橋裕二郎/外道/●邪道
※オカダ&矢野&SHOが『第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント』準決勝戦進出
▼第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント1回戦 60分1本勝負
[L.I.J]鷹木信悟/○SANADA/BUSHI
13分37秒 Skull End
[鈴木軍]鈴木みのる(パンクラスMISSION)/エル・デスペラード/●DOUKI
※鷹木&SANADA&BUSHIが『第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント』準決勝戦進出
鷹木とみのるの因縁が過熱しNEVERシングル王座戦が確定的に!棚橋と飯伏の亀裂は広がり両者苦悩!NEVER6人タッグTはCHAOSとL.I.Jが2回戦進出!
第1試合
ゴングが鳴ると手4つからがっぷり組み合い、ロープやコーナーへの押し込み合い。離れ際にゲイブがチョップを放つと両者ロックアップで組み合い、ゲイブがショルダータックルでぶつかっていくが永田は倒れずエルボー。ゲイブもエルボーで反撃してショルダータックルでなぎ倒してみせる。
ゲイブは永田をコーナーに押し込んで逆水平チョップやエルボーを連打していくが、永田の強烈なエルボーが首筋に入ると一発でダウン。永田はサッカーボールキックを叩き込み、腕を取って引き起こしながらショルダーアームブリーカー、さらにPKからグラウンドでの腕十字を狙っていくが、ゲイブはその長い足を必死に伸ばしてブレイク。
両者はエルボーで打ち合っていき、永田の強烈な一撃にゲイブがヒザをつくと「立てコラ!」と永田が活を入れながらストンピング。永田がロープへ飛ぶとゲイブはドロップキックでカウンター。ゲイブは雄叫びを上げながら立ち上がり、串刺しエルボーからショルダータックルでなぎ倒し、ボディスラムで叩きつけてからブレーンバスターを狙っていくが、永田がこれを耐えるとクラッチを切って脇固めを狙う。ゲイブは体勢を入れ替えてブレーンバスターで叩きつけて逆エビ固めを狙うが、永田がその脚力でゲイブを吹き飛ばし、ビッグブートを放つ。ゲイブはビッグブートをキャッチして逆エビ固めも、永田はプッシュアップしてブレイク。
ゲイブはストンピング連打からもう一度逆エビ固めを狙うが、永田は下から蹴り上げて距離を取り、両者再び正面からエルボー合戦。永田が連打でゲイブをふらつかせてからビッグブートを放つが、ゲイブはこれを回避して顔面へのビンタ。さらにロープへ飛んでランニングエルボーを連発していくが永田は倒れず受け止め、キチンシンクでカウンター。そして「ゲイブーッ!」と叫んでミドルキックでなぎ倒してエクスプロイダーで叩きつけ、フォールに行かずナガタロックIIで絞り上げるとゲイブは無念のタップ。
<試合後コメント>
永田裕志
「前回の後楽園はメインで今日は第1試合。それを、どうとるかは世間の好きなよう見て下さい。俺は日々、元気いっぱい、より若返って、より強くなって、より進化して。それを披露できて良かったです」
ゲイブリエル・キッド
「(座り込んで)俺はナガタを軽視していたようだ。経験の差が丸わかりだった。スズキとの20分を超える激闘で弱り切ってるだろうから、今日は俺が一勝取れると思いあがっていた。俺は完全にユージ・ナガタの強さを忘れていた。彼のことは心から尊敬しているが、絶対に勝たないといけない相手の一人だ。今日改めて彼の強さを思い知らされた。俺はまだまだだ。マカベにも連敗してるけど、まだシングルマッチは諦めていない。例え100連敗してしまってもいい。必ず彼とシングルでやって、暴走キングコングを倒す。
道場に戻ってまた練習するだけだ。シバタサンからもっと指導してもらう。今日の一戦をビデオで見返して、良かった点、悪かった点を振り返る。そうやって地道に成長するしかない。やられた相手全員に借りを返していくぞ。俺はいつか絶対IWGPのベルトを巻く。頂点に立つ。俺自身がそう信じていなければ、リングに立つべきじゃない。絶対にそうなるから、見ててくれ。自分の未来を信じて、トレーニングを続けていく。マカベ、覚悟しておけよ。俺は引き下がらない。シングルで対決だ。イジョー」
第2試合
ワトと、ワトのポーズを真似て挑発する田口の対面でゴング。
田口がくるりと回りながら尻を向けつつ腕を取っていき、ワトはグラウンドに持ち込んで足を取りに行く。ワトはアームドラッグから腕を取り返し、田口の首に足をかけて一回転しながらのアームドラッグなどトリッキーな動きを見せ、ワトの突撃をリープフロッグなどで華麗にかわしていく田口の首に足を引っ掛けてティヘラ。場外に逃れた田口へトペを狙うが、田口が場外で寝転んでこれを阻止。リングに戻った田口は辻にタッチ。辻は天山を挑発し、天山もタッチを受ける。
辻は天山に真っ向からエルボー勝負を挑み、ショルダータックルでぶつかっていく。これを耐えた天山はヘッドバッド連打からロープへ飛ぶが、辻はカウンターのショルダータックルでなぎ倒す。辻はエルボーの連打、天山はモンゴリアンチョップの連打で攻め込んでいき、天山が打ち勝ってヘッドドロップ。さらにコーナーに押し付けて顔面を踏みつけてからワトにタッチ。
ワトと天山は辻へダブルのショルダータックルからワトがサッカーボールキック。さらにコーナーでチョップやガットショットを連打し、サッカーボールキック2連打。
天山に代わると、天山がモンゴリアンチョップで攻め込んでいくが、天山がロープに飛ぶと辻がカウンターのスピアー。田口にタッチ。
田口は天山、ワトにヒップアタックを見舞い、天山に串刺しヒップアタックからセカンドロープを踏み台にヒップアタックを見舞い、スリーアミーゴスを狙うが、3発目を耐えた天山がブレーンバスター。
ワトに代わると、ワトがミドルキックを連打してロープに飛ぶが、田口がカウンターのヒップアタックを見舞って辻にタッチ。
辻はワト、天山をショルダータックルでなぎ倒し、ワトに串刺しジャンピングエルボーから滞空ボディスラムからサンセットフリップ、ボディプレスとヘビー級の身体を浴びせていき、逆エビ固めを狙うがステップオーバーする前にワトがロープブレイク。ここに天山が救出に入り、天山がコーナーラリアットからワトがレッグラリアート。辻はワトへエルボー連打で突っ張っていき、ワトのミドルキックも倒れず耐えてドロップキック。辻がロープに飛ぶが、ワトはソバットで動きを止めて旋風脚。さらにコーナートップからRPPを見舞うとこれで3カウント。
<試合後コメント>
天山広吉&マスター・ワト
天山「オッケーオッケー、いいよいいよ、ワト! ワトはいいね! 純粋にあいつタッグね、組むのは初めてかもしれんし、どうなるかと思ったんすけど、まあ思い通りに。うん、いい感じで動いてくれてね。元気いっぱい。うん、やっぱものが違うって、うん。改めて思ったね、うん。相手は監督と辻ね。辻も勢いあるけど、そんなワトに比べたら何千倍、何百倍ワトやってるって。結果は見て通りですよ。これからどんどんどんどん、天まで登ってくからねワト。間違いないでしょう。絶対にトップ獲らせてやるって。それだけのもん持ってるから。オッケーワト! カモーン!! 今日なんて全然決められてないよね、バッチリや! もうぜんぜん若手相手に堂々としてた何が来てもどんなでも軽く流してたって、これからや! どんどん行こうぜ! 6人タッグのベルト、棚と飯伏もいるけど、お前が一番目立たないと!ほら行け!」
ワト「俺が一番だ! チャンピオンに見せつけてやる。そして俺には一つ、目標がある。いや、1つじゃねーな。まず、一番最初の目標……新日本プロレスの天下王に! 唯一一人、天下を。王の座を狙いに行く。それが俺が、俺が目指す所だ。今日は身体を温めてるジョギングに過ぎない。」
天山「言ったれ言ったれ! 何でも来いやって! この腰にベルト巻かな! こいつの気がすまないんやこれから。うん。」
ワト「唯一無二の存在。唯一無二の王者になってやる。それが俺の目標だ!」
天山「オッケーもう1個言っておくわ。もっと声張れってもっと。もっとガッと行かな。唯一それだけや。ファイトスタイル、リング上はいいんやけど、ガーっと声張れって。これから説教初めますよ。ワト、まだまだまだまだ甘いよ最後。ガッツリ行かな」
田口隆祐
「マスター・ワト。マスター・ワト初対決か、はい。やっぱり成長を感じました、はい。若いですね、はい。どんどん、追い抜かれて行っちゃいますね、マスター。ただまだ、やってみて、まだやっぱり。まだまだ“WAY TO THE MASTER”ですから。マスターへの道ということですから、まだマスターにはね、まだ到達していないということで、そこにまだ、僕にも光はあるかなと、はい。まだ叩き潰す、まだまだ余白がある。わかります、はい。いやあでも非常に楽しみに、選手が出てきました。新日本のジュニアはね、より一層レベルアップするでしょう。天山さんとはいつもの楽しく激しい攻防ができるんで、またどんどん当たって行きたいですね。辻選手もね、いいですね、はい。当たりもいいですし強いし、もっともっと伸び伸びとやったらいいと思います、はい」
辻陽太
「マスター・ワト! 2年間メキシコに行ってたんだってな! そりゃ強くなって帰ってくるよな。俺も今こんな事態だけど、もっと世界がいい状況になったら、メキシコに行ってもっと強くなって帰ってくることを約束する!」
第3試合
真壁と後藤の対面でゴングが鳴るとロックアップからヘッドロック、ショルダータックルの攻防となり、タックルのぶつかり合いを制した真壁がエルボー連打。後藤もチョップで応戦し、ヒップトスからショルダータックルでなぎ倒してYOSHI-HASHIにタッチ。真壁も本間につなぐ。
YOSHI-HASHIは本間にエルボー連打から逆水平チョップ。うずくまる本間へさらに逆水平チョップで追撃していくが、本間がショルダータックルで打ち勝ち、ボディスラムから小こけしを宣言。YOSHI-HASHIはこれを回避し、飛び込んできた小島をCHAOSの3人がかりで排除。さらに真壁にトレイン攻撃からYOSHI-HASHI&石井のショルダータックル、石井&後藤がPK&サッカーボールキックでサンドイッチ、YOSHI-HASHIが側頭部へのトラースキックと連撃。YOSHI-HASHIは本間を引き起こして逆水平チョップ連打から石井にタッチ。
石井も逆水平チョップの連打で続き、本間がエルボー連打で反撃するも顔色1つ変えず「オラ来いよオラ」と挑発し、エルボー一発で本間をダウンさせる。本間も起き上がって意地の逆水平チョップ連打からダブルチョップでなぎ倒して小こけしをヒット。小島にタッチ。
小島は石井にマシンガンチョップを狙うが、石井が体勢を入れ替えて逆にチョップ連打。小島も体勢を入れ替えてマシンガンチョップから「いっちゃうぞバカヤロー」と叫ぶと背後から石井が突っ込んでくるが、小島がこれを察知して振り向きざまのエルボーで撃墜。さらにローリングエルボーを叩き込んでブレーンバスター狙いも、石井が逆にブレーンバスターで叩きつけ、サッカーボールキック連打。小島も起き上がってチョップで反撃していくと、石井も逆水平チョップで返礼。さらに石井がラリアットを狙うが、小島がラリアットをラリアットで撃ち落としてからのコジコジカッター。両者タッチ。
真壁と石井の対面となると、真壁がショルダータックルでなぎ倒してから後藤にテンカウントパンチ、さらにノーザンライトスープレックスホールドで叩きつけてジャーマンの体勢も、後藤がかわしてロープに飛ぶと振り向きざまのローリングラリアット。ここにYOSHI-HASHIが入ってくると飛び込んできた小島にヘッドハンター、本間が入ってきてYOSHI-HASHIへヘッドバッド、さらに石井にはこけしロケット。真壁と本間は後藤にサンドイッチラリアットを放つが、後藤がかわして誤爆させ、本間にラリアット、真壁にはローリングラリアットを見舞う。
後藤はGTRの体勢に入るが、真壁が抵抗するとYOSHI-HASHIに向けてプッシュ。YOSHI-HASHIをエルボーで迎撃した真壁は後藤にエルボー、救出に来た石井へは袈裟斬りチョップを見舞うが、ダブルラリアットをかわされ、YOSHI-HASHIのトラースキックを被弾。さらに後藤はスリーパーホールドからの後藤弐式で3カウント。
<試合後コメント>
YOSHI-HASHI「明日から6人のNEVERのトーナメントだけど、後藤さんも石井さんもタッグリーグで出てるから、もう息はピッタリだから。負ける要素はなんにもないと思っているから。必ずトーナメント、俺たち3人でベルトを獲るから」
※後藤、石井はノーコメント
真壁刀義&本間朋晃&小島聡
真壁「(チェーンを引きずりながら現れて)ああ、バカ野郎! (壁に頭を突っ伏しながら)ああ、クソォー! ああ、納得できねえ、バカ野郎! ふざけんな、この野郎!(と、他の選手を待たずに一人で控室へ)」真壁「(チェーンを引きずりながら現れて)ああ、バカ野郎! (壁に頭を突っ伏しながら)ああ、クソォー! ああ、納得できねえ、バカ野郎! ふざけんな、この野郎!(と、他の選手を待たずに一人で控室へ)」
本間「今日は負けたかもしんねえ。いや、真壁さん、(肩を)上げたかもしんねえ。でも、結果的に負けた。明日、勝ちゃいいんだよ、明日! 明日、俺ら絶対、石井から3カウント奪ってみせる。なんだ、あいつ。絶対ぶっ潰してやる。石井、お前は強いかもしんねえ。でもよ、一つ教えとく。礼儀をなくしちゃ終わりなんだよ。小島さんに対して、“お前”はいらねえんだよ! お前がいらねえんだよ、石井! バカ野郎!」
小島「今日も天山がいないタッグマッチ、これはこれで俺の中でとても新鮮だと思う。あとはこの先、どういうふうに自分自身が進んでいくか一生懸命考えて、向上しなければいけないと思う。今日はタッグとか6人タッグ、NEVER6人タッグとかも関係ないかもしれない。だけど、俺にはまだまだこの経験とこの培ってきた身体と、このちょっと(頭を指差し)あまりよくないけど頭がある、ちゃんと。プロレス頭活かして、自分自身でちゃんとした道を模索して、進んでいこうと思います。ありがとうございました」
第4試合
タッグ戦線の行方のみならず、棚橋と飯伏の亀裂、そしてタイチによる飯伏の勧誘など人間模様が注目されるこの試合。汚名返上を狙いたい棚橋が飯伏と上村を下げて先発を買って出るが、上村が棚橋を下げて先発で出ていこうとする。正規軍がまとまらないと見た鈴木軍による奇襲で試合がスタート。
上村が鈴木軍3人に袋叩きにされるが、上村はタイチにフライングフォアアーム、金丸にはボディスラムを見舞って自力で窮地を脱するが、ここで棚橋が猛烈にタッチを要求。
上村からタッチを受けた棚橋は金丸にドロップキックを見舞い、コーナーに控えるタイチへフォアアームで飛び込んでいくが、ザック&タイチにキャッチされ、コーナー上でタイチのネックロック+ザックのアンクルロックで捕まってしまう。さらにザックは棚橋をエプロンでぶら下げながらトゥーホールドで絞り上げ、リングに戻ると金丸が棚橋へ執拗なヒザへのストンピングから低空ドロップキック。
代わるザックは棚橋のヒザをグリグリと踏みつけてからのトゥーホールド。棚橋はエルボーで突っ張っていくが、足元がふらついた瞬間にザックが足に絡みついてヒザ十字。棚橋が悲鳴を上げながらロープブレイクを狙うが、ザックは自軍コーナーに向けて転がっていき、足を固めたままタイチにタッチ。
タイチは「全然動けねーじゃねーかオイ!お前もう辞めてもいいんだぞ?!」と罵倒しながら棚橋のヒザを踏みつける。棚橋はエルボー連打からドロップキックを放つがタイチが回避したため自爆。タイチは呆れた様子で高笑いしてアックスボンバーを狙うが、ここに上村が飛び込んできてドロップキック。上村は棚橋に飯伏にタッチするよう大声で激励し、飯伏が棚橋からタッチを受ける。
飯伏はタイチの張り手をスウェーでかわして掌底連打からのソバット、その場飛びムーンサルトプレスと連撃し、タイチとのローキックの打ち合いに。タイチがソバットで膝をつかせてからのバズソーキックを放つが、飯伏はこれをかわしてソバットで反撃。さらに突っ込んでいったところでタイチのジャンピングハイキックを被弾するも、続くアックスボンバーをかわしてハイキックを叩き込んで痛み分け。両者倒れ込むも、上村が猛烈にタッチを要求。
棚橋がエプロンサイドに立つことも出来ない中で上村がタッチを受け、同じく代わった金丸にランニングエルボーで突っ込んでいく。上村は金丸のビッグブートをかわしてショルダータックルでなぎ倒し、ロープへ走る金丸にドロップキック。ここに棚橋が入ってきてトレイン攻撃を見舞い、上村が雄叫びを上げてからのブレーンバスター。さらに逆エビ固めに入るが、金丸が苦戦しながらも自力でロープブレイク。上村は上村に串刺しバックエルボーからかんぬきスープレックスの体勢に入るが、ザックがミドルキックでカット。上村はザックにエルボーを連打していくが、その隙に突っ込んできた金丸がキチンシンクを見舞い、ザックがPKで追撃。さらにザックのサッカーボールキック+金丸の低空ドロップキックの同時攻撃が決まるが、棚橋と飯伏がなんとかカット。
鈴木軍の3人は棚橋に照準を絞って3vs1の状況を作り出し、ザックのアリキック、金丸の低空ドロップキックとヒザに攻撃を集中させてからタイチがバズソーキック。金丸が上村へブリティッシュフォールからのディープインパクト。棚橋が大の字になってダウンしている真横で3カウントを奪った。
試合終了後も鈴木軍の3人は棚橋を袋叩きにするが、飯伏は表情を曇らせたままうずくまって救出に入ろうとはせず。ようやく助けに入るが悩める状態ではタイチ&ザックに刃が立たずキック一発でダウン。
するとタイチとザックは棚橋を二人がかりで引き起こし、「こんな奴終わりだ!テメェの手で終わらせろ!やれよ!」と飯伏に踏み絵を迫るかのように棚橋へ攻撃を促す。飯伏は苦悩に満ちた表情で30秒ほど立ち尽くすが、しびれを切らしたタイチが「やれよコラ!」とザックとともに飯伏を袋叩きにして場外へ放り出し、「棚橋、終わったなお前も!IWGPは遠いぞオイ!」と先日に引き続く罵倒を浴びせ、場外で体育座りで悩む飯伏には「よく考えろお前。いつまでも棚橋じゃねえぞアイツは」と厳しい言葉。飯伏は足を引きずりながら立ち上がる棚橋に肩を貸すこともなく1人で会場をあとにした。
<試合後コメント>
タイチ&ザック・セイバーJr.
タイチ「見たか? 見たか、あいつら。ついに終わったぞ。見たか、飯伏の顔? 呆れ果てたあの顔をよ。お前らよく見たか? あいつら終わった。ゴールデン・ボールズ。ハッハッハッ! お前ら、ゴールデン・ボールズなんだよ。何がゴールデン・エース? どこがエースなんだ。ただのゴールデン・ボールズだよ、あいつらは。いいか、ボールズは2個あってボールズだよ。片玉じゃあ、力が出ねえ、精が出ねえんだよ。片玉じゃあよ。飯伏もようやくわかったようだな。ゴールデン・ボールズ、お前らは終わったんだ。明日、NEVER6人タッグトーナメント(の1回戦)がある。なんなら、ノブには悪いけどよ、ノブと飯伏を替えてやってもいいぞ。それもおもしれえな。それか飯伏、俺らと組む気がないんだったらそれは別にいいよ。それは別にお前次第だから勝手にしろ。だけど明日、出場辞退しても構わねえからよ」
タイチ「明日もダメだな、こりゃ。お前らも見てわかっただろ? まあ、飯伏だってバカじゃねえだろう。バカだけどバカじゃねえんだ、あいつは。もう見限ったな。何がエースだ、何が棚橋だ。全て終わりだ。お前はIWGPの“I(アイ)”の字も遠すぎるよ。違う“アイ”でも叫んでろ」
ザック「 だんだん棚橋が可哀想に思えてきた。」
タイチ「そういうことだ、棚橋。明日、俺ら不戦勝。じゃあな、棚橋よ。飯伏、明日楽しみにしているよ。お前がどうするか」
ザック「明日はほぼオフみたいなもんだ。」
※金丸はノーコメント
上村優也
上村「(一人でやって来て)ここ最近、鈴木軍とばっかりやってますけど、明日からのカードまだ出てないですよね? 鈴木軍と……鈴木軍だけと組めよ! 鈴木軍のボスのところまで上り詰めてやる。必死で! ぶっ叩いてやる! ありがとうございました」
棚橋弘至&飯伏幸太
飯伏「(一人でやって来て険しい表情で)いやあ、上村は凄いがんばってたんですけど……」
棚橋「(後から駆けつけてきて飯伏の肩に手をかけて)飯伏、明日は、明日は信用してくれ。大丈夫!」
飯伏「…………(棚橋の言葉を聞いても無言のまま、そして棚橋のほうを振り返ることなく一人で控室へ)」
棚橋「(飯伏が去ったあと)口で大丈夫って言ってもさ、大丈夫さが伝わるわけじゃないし……(壁にしばし無言で突っ伏してから)飯伏みたいな旬なレスラーを俺がつなぎ止めとく権利はないのかもしれないね」
第5試合
NEVER無差別級6人タッグ王座はL.I.JのEVIL&鷹木信悟&BUSHIの3人が保有していたが、EVILがBULLET CLUBへ寝返ったことでこの3人のタッグが事実上不可能となり、7月31日付で王座が返上されたことが発表された。
そしてこの日から全8チームによる第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメントが開幕した。
裕二郎が「おいオカダ!KOPWやろうぜ!」と挑発して先発を買って出ると、オカダもこれに応え、この2人の対面でゴング。
ロックアップからオカダが押し込んでクリーンブレイクも、オカダの背後から邪道外道が急襲。3人でトレイン攻撃を狙うが、オカダはBULLET CLUB勢の攻撃をかわして誤爆させていき、外道にDDT、裕二郎にフラップジャックと見舞って余裕の表情。裕二郎はエルボーで突っ張っていくが、オカダもエルボーで応戦。裕二郎はサミングからロープに飛び、オカダのビッグブートをキャッチしてから足払いをかけ低空ドロップキック。場外に転がりでた外道がベルトをムチのように使ってオカダを殴打し、オカダがリングに戻ると裕二郎は再びオカダを場外に放り出し、外道がさらにベルトで殴打。
裕二郎はオカダをリングに戻して頭を踏みつけ、マウントを取って顔面へナックル連打。さらにスライディングキックを見舞っている間に外道がコーナーマットを外し、裕二郎が金具むき出しのコーナーにオカダを肩から叩きつける。
代わる邪道はオカダの顔面をロープにこすりつけ、マウントナックル連打から外道にタッチ。
外道はオカダにサミングから「立てこの野郎!」と顔面を踏みつけ、金具むき出しのコーナーに叩きつけて裕二郎にタッチ。
裕二郎はオカダにサミングからビッグブート。さらにマイアミシャインを狙うが、オカダが抵抗するとコーナーチョップ。さらに突っ込んでいくが、オカダがかわして串刺しバックエルボーからのDDTとおなじみのコンボを狙うが、裕二郎がオカダの指に噛み付いて脱出し、串刺しラリアットを狙ったところでオカダがショットガンドロップキック。両者タッチ。
矢野はコーナーマットを外そうとするが、背後から外道が妨害。すると矢野は外道のあごひげを鷲掴みにして引き回し、反則カウントを聞いても離そうとしない矢野に業を煮やした海野レフリーが矢野の手をひっぱたくとその勢いで外道のヒゲがむしられてしあい外道が大ダメージ。その間に矢野はコーナーマットを外し、外道を叩きつけようとする。両者リバースし合うも金具への自爆は回避していくが、矢野がマンハッタンドロップから「ココが違うんだよぉ~っ!」と雄叫びを上げて外道を金具に叩きつけ、YTRポーズを決めながら外道の背後からの打撃を回避し、もう一度金具に叩きつけてからYTRポーズ。SHOにタッチ。
SHOは外道にエルボーを連打して串刺しラリアット、腕を取りながら前後からのミドルキックを見舞い、ぶっこ抜きジャーマンスープレックスを狙うが、外道がサミングからチンクラッシャー。SHOは外道のスーパーキックをかわしてロープに飛ぶが、場外から邪道がSHOの背中を竹刀で一撃。そのまま邪道がタッチを受ける。
裕二郎と邪道が交互にキックを見舞ってダブルのバックドロップで叩きつけると、SHOはエルボー連打からロープに飛ぶが、邪道がこれをキャッチしてSHOの足をロープに引っ掛けてグリーンキラー。これをオカダがカットすると裕二郎が排除し、その隙に外道がメリケンサックを装着してリングの中へ。レフリーがこれに気を取られている間に邪道が竹刀を持ってリングに戻り、SHOに逆胴を放つがSHOはこれを受け止めてラリアット。外道は矢野が足を引いて場外に引きずり出し、裕二郎はオカダがドロップキックで排除。SHOはスピアーからフォールを返す際に上げた邪道の腕をチキンウイングアームロックで捕らえてタップを奪った。
オカダ「NEVERのトーナメント中に申し訳ないけど、裕二郎さん、KOPW出るんですよね?出るんだったら、もう1回戦、ここでいいじゃん?そして、俺からのルールもここで言わせてもらっていいっすかねえ?俺のルールは、1vs3。ハンディキャップマッチで、俺はいいですよ?」
<試合後コメント>
CHAOS
矢野「やっぱり、イケメンに囲まれると気分がアガルね!!」
オカダ「まあ俺がね、新タイトルのこと、言ったわけですから。1発目のルールっていうのは俺が言わないとダメでしょう。1対3、ハンディーキャップマッチ。まあ邪道外道、裕二郎。ま、正直、1対1よりも楽かもしれないよ。まあ上手く使ってやればいいんじゃない。でもね、そこでも超えられない差っていうのは一緒だなと思います。そして、NEVERトーナメント1回戦、こちらもしっかりとやっていかないといけないわけですから。1回挑戦して、負けてますし。こうやって気合い入れろと言っていたSHO君が1本獲ってくれたわけですから。僕もしっかり気合入れて、また面白い3人じゃないかなって思います。矢野さん、SHO君、そして俺。凄い化学反応が、起きる3人だと思うんで、そこでまた、ベルト獲って。それはそれで盛り上げたら面白いんじゃないかなって思います」
SHO「最近、戦っていてちょっと気付くことがある。ベルトを持つチャンピオンっていうのはそのベルト戦線、どれだけ盛り上げれるか、ただ勝つだけじゃねーんだ。守りゃいいってもんじゃねえ。試合だけじゃない、いろんな、いろんな責任があるんだ。だから俺もこうしてベルトを持っている。Jr.タッグ戦線を盛り上げないといけない。それはもちろんだ。それはわかっている。でも現状、YOHさん、怪我しちゃって。俺は今、YOHさんを待つことしかできない。でも、ただ待ってるだけじゃ意味ねーんだよ。進むしかねーんだよ。返上になろうが、そのまま持っていようが、俺は前に進むしかねーんだ。そうして6メンのトーナメントの1回戦、俺が獲ることができた。それもギブアップで。ああ、ギブアップでだ。あ~あ、気持ちいいな。でも、NEVERのタイトルももちろん、NEVER6メンももちろん、このJr.タッグももちろん! もちろんなんだけど! 俺がタップさせたい相手、前も何回も言ってるけど、わかるよな? タップさせたい相手がいるんだよ、タップ、俺がさせられた相手……SANADAオメーだ!」
BULLET CLUB
(※外道がベルトを張ってバチンバチン音をさせながら)
裕二郎「おうオカダおい! は? 3対1だと? どんだけよ、俺のこと舐めてんだよ。それよりもよ、俺がもっと面白いルールを、準備してやる。その名も『ランバージャックwithベルトマッチ』だ! 場外に落ちたやつは、このベルトでボッコボコにされる。なぁ、そのルールでよ、この高橋裕二郎があの、オカダ・カズチカに勝ってやるよ」
外道「お前も二人付けろ、バカヤロー、オイ!裕二郎には天下の“ワールドクラス・タッグチーム”邪道&外道が、ついてるんだ!」
裕二郎「これマジ!」
第6試合
鷹木がコールを受けている最中でみのるが鷹木に奇襲をかけ、全員入り乱れる混戦となってゴング。
リング上ではデスペラードとBUSHIが残り、BUSHIのティヘラをデスペラードが担いで耐えるが、セカンドロープに飛び乗ったBUSHIがヘッドシザースホイップ。さらにみのるが突っ込んでくるとBUSHIはひらりとコーナー上に上がるが、みのるはこれを突き落としながらアキレス腱をロック。全員が場外に散っていく。
みのるは場外で鷹木を執拗に付け狙い。場外で激しいエルボー合戦を展開。リング上ではデスペラードとDOUKIがBUSHIを袋叩きにし、デスペラードがBUSHIのTシャツで首を絞めあげ、DOUKIにタッチ。
DOUKIはBUSHIをロープに振ってバックエルボー、さらに袈裟斬りチョップで押し込んでみのるにタッチ。
BUSHIはみのるにチョップ、エルボーを連打していくが、みのるは強烈なチョップでBUSHIを怯ませ、アンクルロックから足へのキーロック、腕十字と変幻自在のサブミッションを見せ、BUSHIの腕が伸び切ってしまうが鷹木が慌ててカット。
リング上はデスペラードとBUSHIとなり、デスペラードはBUSHIのマスク剥ぎを狙うが、BUSHIはエルボー連打で反撃。デスペラードはサミングからブレーンバスターを狙うが、着地したBUSHIが延髄斬りを叩き込んでタッチを求めるが、DOUKIがこれを妨害してデスペラードとともにトレイン攻撃を狙う。BUSHIはデスペラードの攻撃をかわしてフロントネックロックに捕らえ、突っ込んでくるDOUKIにドロップキックを見舞うというブルドッギングヘッドロック+ドロップキックの同時攻撃を叩き込んで鷹木にタッチ。
鷹木はみのるに突進してエルボーを叩き込み、デスペラード、DOUKIにもボディスラム。さらに2人の同士討ちを誘ってからダブルラリアットでなぎ倒す。さらに鷹木は熨斗紙を狙い、これを脱出したデスペラードがスピアーを狙うが、鷹木が耐えると旋回式スパインバスターで叩きつけてみのるにタッチ。
みのるは「オラ来いよ!」とチョップを見舞い、鷹木も逆水平チョップで反撃。続けてエルボーの打ち合いとなり、これを制したみのるがコーナーに吹き飛ばして串刺しブート、さらにPKを叩き込んで踏みつけフォールも2。みのると鷹木は足を止めてのエルボー合戦を展開し、みのるが鷹木の龍魂ラリアットをかわしてスリーパーホールド。さらにフロントネックロックに捕らえようとするが、鷹木はブレーンバスターで切り返してSANADAにタッチ。
SANADAはコーナーからムーンサルトアタックを放つが、みのるが回避すると着地してロープに飛ぶが、みのるがキチンシンクでカウンターしてDOUKIにタッチ。
DOUKIはSANADAに串刺しラリアットからロープに飛んで倒れ込み式のラリアット。さらにDOUKIは土遁の術を狙うが、SANADAが暴れると地獄突きからSANADAをコーナーに上げた状態から担ぎ上げて土遁の術。ここにデスペラードが入ってくるとスパインバスターでSANADAを叩きつけ、DOUKIがスワンダイブ式のフットスタンプ。DOUKIはスープレックス・デ・ラ・ルナを狙い、SANADAが耐えると延髄斬り。さらに串刺しラリアットを狙うが、SANADAがこれを回避し、そこへBUSHIと鷹木が入ってきてトレイン攻撃。鷹木のDDTからSANADAとBUSHIのサンドイッチドロップキックが決まり、SANADAがドラゴンスリーパーで絞め上げるとみのるがSANADAの背後からスリーパーホールド。ここに鷹木がみのるにスリーパーホールドをかけて数珠つなぎ状態となり、みのると鷹木が正面からエルボーの乱れ打ち。鷹木のパンピングボンバーをかわしたみのるがスリーパーホールドからのゴッチ式パイルドライバーを狙うも、鷹木はこれをショルダースルーで返してスライディングラリアットを放つもみのるは回避。すると鷹木は返す刀のパンピングボンバーを叩き込み、BUSHIは場外のデスペラードにトップロープを飛び越えて組み付いてのフランケンシュタイナー。
リング上ではSANADAが再びDOUKIにドラゴンスリーパーを仕掛けるも、DOUKIは首固めで切り返す。さらにこれを先読みしたSANADAがTKOを狙うも、DOUKIは腕を絡め取りながらの丸め込み。SANADAが2.9でキックアウトするとDOUKIがコーナーを背にしたSANADAに突っ込んでいくが、SANADAがムーンサルト式でDOUKIに組み付いてSkull Endで絞め上げてタップを奪った。
試合が終わっても鷹木とみのるは場外で激しくエルボーを打ち合い、鷹木は「もっとやるぞ鈴木みのる!来い!」と挑発すると、みのるは本部席からNEVER無差別級のシングルベルトを手に取ってから床に置き、「ここまでお前が取りに来い!」と挑発。
鷹木が「ふざけんな!何が言いてえんだ!取りに来いじゃねえよ!」と取り合わずにいると、「いらねえのか?」と持ち去ろうとすると鷹木は慌ててベルトを取りに行く。
これをニタニタと笑いながら眺めていたみのるに対し、鷹木は「そういうことだな?!鈴木!そういうことだな?!」とベルトを掲げて見せ、両者の王座戦が決定的となった。
SANADA「ハッキリ言っていいですか?NEVERの中で、一番NEVER6人タッグが好きです。SEE YOU NEXT TIME!」
<試合後コメント>
L.I.J
BUSHI「このトーナメント、最後まで勝ち進んで、ベルトを手にするのは俺たち3人だ。エンセリオ! マ・ジ・で!」
SANADA「SHOが俺に負けたことを根に持ってるみたいで。ただ、あの言い分じゃ、ちょっとあれかなって考えてたんですけど。ただ、俺は求められるのは嫌いじゃないので。ただ、(SHOは)負けっぱなしなので、何か一つ、プラス何か一つあったら、やってもいいんじゃないかなと思っています」
鷹木「おい、鈴木みのる! どういうつもりだ? 最後の行動、どういうつもりだ? まさか! 思わせぶりじゃねえだろうな、おい。鈴木! 俺に思わせぶりは通用しねえぞ! 俺はこう見えてもな、口下手のシャイボーイなんだよ。おまけに鈍感ときてる! おい、鈴木みのる! ハッキリ言ってくんなきゃ、伝わんねえよ。俺にはわかんねえよ。だが、俺は今日の試合をもって、一つ決めた。8.29神宮球場、このベルトを懸けて闘うべき一人、見つけたぞ」
鈴木軍
デスペラード「あ~あ、鷹木と遊ぼうかと思ったけど、ウチのボスがどうもスイッチ入っちゃったみたいだな。楽しみ、楽しみ」
鈴木「(ニヤニヤしながら)いいパンチ持ってんね、鷹木く~ん。楽しくなっちゃうじゃん。お前が、お前が『うん』と言おうと言うまいと、新日本プロレスが『やれ』と言わんと、『やるな』と言わんと関係ない。おい、鈴木みのるvs鷹木信悟、懸ける物は一つだぁ。お前のその宝、俺に寄越せ、ハーハーハハハハ!(高笑い)」