ジュニアタッグリーグ開幕戦で現王者組のエル・ファンタズモ&石森太二が白星発進し東京ドーム大会の主役を狙う!「最強である俺達の顔がポスターの真ん中に間違いなく載る」
16日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『保険見直し本舗 Presents Road to POWER STRUGGLE ~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2019~』が行われ、現IWGPジュニアタッグ王者のエル・ファンタズモ&石森太二がウィル・オスプレイ&ロビー・イーグルスを撃破して白星発進した。
エル・ファンタズモは、2019年3月にBULLET CLUBの新メンバー“X”として大々的に告知され、5月に新日本プロレスに参戦してからは石森太二とのタッグでIWGPジュニアタッグ王座奪取、今年8月に米国で行われたトーナメント戦“SUPER J-CUP”では優勝を果たすなど大活躍。9月の鹿児島大会ではオスプレイ&ロビーの挑戦を退けて王座を防衛したものの、今月14日の両国国技館大会でウィル・オスプレイの持つIWGPジュニアヘビー級王座に挑んだ際には惜しくも敗戦している。
この日から始まったタッグリーグでは、現IWGPジュニアタッグ王者組として臨む石森太二&エル・ファンタズモ組が初戦でウィル・オスプレイ&ロビー・イーグルスの“THE BIRDS OF PLAY”(以下:B.O.P)と再戦。
試合は、序盤からタッグ王者組が優勢に運んでいき、ファンタズモと石森がオスプレイの背中へ集中攻撃。背中へのひっかき攻撃やオールドスクールからリングの4辺を回って一周してから飛びつきフランケンシュタイナーなどファンタズモが試合を支配。
しかしオスプレイがハンドスプリング式オーバーヘッドキックで2人まとめて蹴散らしてロビーに繋ぐと、BOPの2人は王者組をスピードで翻弄し、ダブルの延髄斬りなどのコンビネーションを決めてオスプレイがシューティングスタープレス、ロビーがファイヤーバードスプラッシュを決めるなど鮮やかな空中殺法で逆転。
しかし、石森がレフリーの気を引いている間にファンタズモがロビーの股間にストレートパンチ。石森がブラディークロスで追撃し、ファンタズモがCRIIでロビーを沈め、現タッグ王者組がオスプレイ&ロビーに二連勝して突き放す形となった。
マイクを取った石森は「俺、マイク苦手だけど、このメインのメンバー考えて、日本語でしゃべるだけマシだと思ってくれ!(笑)」とマイクの上達を見せ、「ナントカ3Kの三連覇とかになったら、こんなにつまんねーことね―よな?まあアイツらは無いと思うけどさ。俺とファンタズモが力の差を見せつけてやるから、お前ら楽しみにしとけよ!」と叫んだ。
そしてファンタズモは「俺たちが最強のジュニアタッグチームなんだ。俺たちが最強なら、俺達の顔がポスターの真ん中に間違いなく載るよな?お前らが今見ているこの俺の顔、それは世界のどのアスリートをもってしてもかなわない強さを持った男の顔なんだ。今度の東京ドーム大会が史上最高観客動員数を記録するなら、その最多の観客たちが俺たちに夢中になるはずだ。トゥースイート!BANG BANG!」とおどける余裕を見せながら去っていった。