鈴木みのるが引退を表明した獣神サンダー・ライガーを襲撃しゴッチ式パイルドライバー葬!「テメェが生きる場所はリングの中なんだよ」

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 6日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『Road to DESTRUCTION』が行われ、鈴木みのるが解説席の獣神サンダー・ライガーを襲撃しゴッチ式パイルドライバーでKOした。

 みのるは、今年4月のライガー30周年記念試合に出場した際、試合前に「おい、ライガーよ。お前あのとき言ったよな?『2年くらい時間よこせ』って。オイ、いつまで待たせんだよ?それともなにか?『体力が衰えて怖いからもう貴方とは出来ません』?そういうことか?どうすんだよ。……ちょっと待て。獣神サンダー・ライガー、30周年、プレゼントだ」と、2002年にPANCRASEで両者が戦った後に残したライガーのコメントを引き合いに出し、ライガーの足元へオープンフィンガーグローブを放り投げて再戦を要求。
 試合は荒れ模様となり、試合を終えたライガーは「俺がPANCRASEルールでやったときの、あの頃の鈴木みのるじゃねぇ。ただのチンピラだよ。あんなやつと試合組まれるのも嫌だよ」と怒りを顕にしていた。

 この日のメインイベントでは、ザック・セイバーJr.&鈴木みのるvs田口隆祐&棚橋弘至というタッグマッチが組まれ、9月15日の別府大会でブリティッシュヘビー級王座をかけて闘う王者・棚橋とザックの前哨戦として注目されていたが、みのるは本部席近くの客席から入場すると解説席に座っていたライガーを奇襲。
 不意を突かれたライガーは反撃もままならぬままリングに上げられると、みのるがスリーパーホールドからのゴッチ式パイルドライバーでリングに突き刺してライガーをKO。試合はザックが田口をザックドライバーで沈めて終わったものの、試合終了後もライガー襲撃という衝撃の余韻は収まらなかった。

 バックステージに戻ったみのるは、「お前の火は消えたのか?このまま消えるのか?オイ!俺がもう一度火を点けてやった。なんだ?もう燃やすものも無いか?燃え残ったものは無いか?オイ、ライガーよ!何勝手に楽しく余生過ごそうとしてんだよ。テメェが生きる場所はリングの中なんだよ。その中で全て燃やしちまえ。それとも何か?今ので全部燃え尽くしたか?これで終わりか?どうなんだ!獣神サンダー・ライガー!終わりか?終わりか?終わりか?終わりなら終わりでもいい。さっさと辞めちまえ。今日がアイツの引退する日だ」と舌を出しながら不気味に笑い会場を後にした。

 みのるは、一時はプロレスから遠ざかり総合格闘技のリングに上っていたが、2002年のライガー戦が転機となりプロレスの世界へ復帰。その後は幾度もライガーへのリスペクトの気持ちを語っている。現在は憎しみ合う両者だが、来年1月の東京ドーム大会での引退を表明しているライガーとみのるの因縁決着戦が残り4ヶ月あまりで行われるのかどうか、今後の展開から目が離せない。

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