【試合詳細】5・18 アイスリボン道場マッチ 藤本つかさ&星いぶきvs弓李&ミヤティコ 柊くるみ&Yappyvs尾﨑妹加&テキーラ沙弥 雪妃真矢&松屋うのvs世羅りさ&鈴季すず 宮城もち&トトロさつきvs藤田あかね&朝陽

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『アイスリボン961』
日程:2019年5月18日(土)
会場:アイスリボン道場
開始:18:00
観衆:110人・超満員

▼絆トーナメント一回戦 時間無制限1本勝負
[ちゃびーぱみゅぱみゅ]宮城もち/●トトロさつき
12分57秒 POMジュース→ギブアップ
[オレンジサンライズ]○藤田あかね/朝陽

▼絆トーナメント一回戦 時間無制限1本勝負
[雪と墨]雪妃真矢/●松屋うの
14分6秒 カニカニクリップ
[二輪走]世羅りさ/○鈴季すず

▼絆トーナメント二回戦 時間無制限1本勝負
[XL Breakers]柊くるみ/●Yappy(P’sParty)
12分35秒 ダイビングセントーン→体固め
[Let’sモリモリ]○尾﨑妹加(フリー)/テキーラ沙弥

▼絆トーナメント二回戦 時間無制限1本勝負
[Heaven Star]藤本つかさ/○星いぶき
13分33秒 ミヤティコクラッチ
[きゅう♥ティコ]弓李/●ミヤティコ(フリー)

ミヤティコの正体がバレて追放が決まるも岩下の新生姜社長の登場で豊田真奈美が翻意し松本都の電撃復帰を宣言!雪妃vsうのvsハム子のトライアングル王座戦が決定!

第1試合


 今大会は、アフターパーティーのイベントもあり、アイスリボンスーパーバイザーの豊田真奈美さんが前説に登場し、盛り上がる中、スタートした。

 絆トーナメントも中盤戦に突入。今回の道場マッチではベスト4進出を賭けての公式戦4試合が行われた。まずはもち&トトロの重量級コンビ『ちゃぴーぱみゅぱみゅ』vsまさに絆で結ばれたあかね&朝陽の『オレンジサンライズ』の公式戦。試合中盤までは朝陽が『ちゃぴーぱみゅぱみゅ』の攻撃に苦しめられる展開となったが、あかねのアシストを受け、気迫のファイトで朝陽が反撃に出る。さらにあかねにピンチにアシストに出たり、最後も朝陽が必死にもちを牽制する間にあかねがトトロをPONジュースに決め、チームワークで勝った『オレンジサンライズ』が勝利をモノにした。

 試合後、トトロは「1回戦負けてしまったのは自分の力不足、弱さ、技術のなさだと思いました。もちさんと組みたいなと思ったのは大きい体なのに技術のある人と組んで、何かひとつでも盗めたらと想ったんですが、何も盗めずに負けてしまいました。来週25日、自分の地元・大阪で試合があります。私は山下りなと試合をするんですけど、山下りなに勝つんじゃなくて、まず弱い自分に勝たなきゃいけない。あと1週間、何ができるかかんがえたいなと思いました。」と語り、もちは「負けたことよりもいろいろ収穫があったかなって思うのは、トトロが入場の踊りとか、いろんな提案をしてきてくれたり、あかねが活き活きして戦っているのがすごい嬉しくて、私にとってはいい1回戦だったなと思いました。」と語った。
一方、ベスト4に一番乗りを果たした『オレンジサンライズ』は「今日の自分はゼロ点だった。」と反省する朝陽をあかねが「朝陽に(試合中に)助けてもらったし、何度もカットにきてくれた。あのカットがなかったら、負けてたよ。最後もずっともちさんを押さえてくれてたでしょ。今日は2人で勝った。次も2人で勝とう!」と語ると、朝陽は笑顔を見せ「自分はいぶきが高校受験終わって復帰してから1回も当たっていないんですよ。絶対負けたくないと思っているし、次のトーナメントはいぶから勝ちたい。」と語った。

第2試合


 トーナメントの提唱者でもある三冠女王の雪妃は世羅とのアジュレボ対決に臨むことになった。雪妃のトライアングル王座挑戦が決まっているうのとの『雪と墨』(=うの命名)に対して、チームとしての絆で勝る世羅&すずの『二輪走』は世羅のコスチュームに揃えての入場と気合十分。スタートから円陣全開のすずが『雪と墨』のペースを見出し、いいタイミングで世羅につなぐ。『雪と墨』も連係をみせるが、タイトルマッチを控える2人だけに、どこかちぐはぐ。最後はうののスクールボーイの連続丸め込みをしのいだすずがカニカニクリップで逆転フォール勝ちを奪取した。

 すずにフォールを奪われたうのは「後輩のすずに負けるなんて、なんという屈辱でしょうか…。やっぱりユキさんとは組むよりも試合した方が面白いと思うんですよ。ねえ、三冠王者のユキさん、トライアングル王座(のタイトルマッチを)いつやるんですか?早くしましょうよ!」と早くもタッグパートナーだった雪妃を挑発。
 これには雪妃も呆れ顔で「そもそも組みたいと言ったのはお前だからな!」と指摘し「私は(タイトル戦を)6月1日にやりたいと思っているの。なんだけど、トライアングルって3人必要なの。もう1人、挑戦者なり推薦者が現れないことにはできないんだけど…。」と語ると、そこにこの日、試合のなかったハム子が登場。リングに入ると「私、11周年すぎて、そのベルトだけ巻いたことがないの。去年の文体はタッグチャンピオンとして出場して、今年の文体はそのベルト巻いて出場したいなと思って。私は引退までに、まだまだやりたいことたくさんあるの。だからベルト獲って、いろんなことも発表したいし、挑戦し続けなきゃいけないなと思って、私、挑戦者になっていいかな?」と挑戦者に名乗り出た。これを雪妃が快諾し、6月1日『アイスリボン964』大会でのトライアングルリボン王座戦が決定した。「私は三冠のまま文体まで行こうと思っています。なので、文体は雪妃真矢の横浜文体としてやらせてもらおうと思っています。」と語る雪妃の前に今度はジュリアが立った。「それはできません。そんなことより、自分まだ1回も(ICE戦の)前哨戦してないんです。ヒマでしょ?P‘s Party出てもらっていいですか?出ろよ!」と迫った。「いいよ、行くよ!」と即答する雪妃に「じゃあ、自分も!自分も前哨戦参加させてください。」とうのが立ち上がった。
 これを受けてプロデューサーの沙弥は5月22日のピースパの大会の雪妃がらみのカードに関して「トライアングルの前哨戦で(雪妃とうのが)対角線。で、(ICEの前哨戦で雪妃とジュリアが)対角線。(そこに沙弥が加わると)3対1になっちゃうから…私は青いベルトをジュリアが獲る、それに挑戦するからジュリアの対角線…(雪妃&沙弥vsうの&ジュリアで)どうでしょう?」と雪妃に打診。すると沙弥は「雪妃真矢包囲網。」と語り、ほくそ笑んだ。 またトーナメント準決勝進出の『二輪走』は「皆さん、気づきました?すずのコスチューム。私と同じコスチュームを着てたんです。なんならガウンも私のです。これは一時的に貸し出しているのではなくて、すずちゃんにプレゼントしたものなので、ガウンもあげますので、なるべく私とのタッグのときに着てほしいけど、連戦でコスチューム足りないってときは着ても全然、OKだから。」と語ると、すずは「一生、大事にします。」と笑顔。「次はもりもり。Let’sもりもりはLet’sちりんちりんに改名してもらうぐらいに我々がちりんちりんで勝ちましょうね!」との世羅の言葉には「Let’sがりがりにしてやる!」と気合十分のすずだった。

第3試合


 ピースパ所属のYappyがアイス本戦に初登場。しかもくるみとのヘビー級タッグ『XL Breakers』での初陣だ。一方はすでに一回戦を勝ち上がってきた妹加&沙弥の『Let’s もりもり』。ゴングと同時に奇襲攻撃に出た『Let’s もりもり』だが、『XL Breakers』の圧がすごい。ウエイトを活かした攻撃を次々と仕掛け、もりもりを追い込んでいく。特に久々の道場マッチ参戦のくるみはウエイトを思いっきり乗せたフットスタンプを沙弥に連発し、妹加とはラリアット合戦に打ち勝つなど、豪快ファイトをみせる。しかし最後は移動力で上回るもりもりが連係技で応戦。妹加がYappyを捉えてのダイビングセントーン2連発で逆転勝ちを飾った。

 試合後、Yappyは「負けたのは悔しいけど、くるみさんと組んで戦えて良かった。いつかアイスリボンの選手を倒します。」と語り、くるみは「Yappyは自分と20歳違うんですよ。そのYappyと組みました。暴れさせていただきました。負けたけど、とても楽しかったので、またどこかで組めたらいいなと思います。」とYappyを好評価した。また準決勝進出の2人は「今日も私が妹加ちゃんを引っ張って勝利することができました。令和負けなしで、ユキさんからもスリーを獲ってます。これは自分の中の確固たる自信になってます。なので絆トーナメント優勝して2億円をゲットするという目標があるんですが、これも確信しております。えっ?2億円…じゃあ、100万で。もらえるものはもらっておきます。」(沙弥)「私は意外と体がちいさいので押し潰されちゃうんじゃないかと思いましたが、Let’sもりもりはどんな手を使っても勝とうというのがあるので、なにがなんでもちりんちりんに勝つんで、覚えとけよ!」(妹加)と語った。

第4試合


 母娘以上の絆を持つ藤本&いぶきの『Heaven Star』は一回戦に快勝し、一気に本命に躍りあがっての二回戦となったが、対戦相手はアイスを追放になった都の生き別れの双子の妹でメキシコ育ちのミヤティコと弓李の『きゅう♡ティコ』。ミヤティコはマスクウーマンらしく言葉は発することなく、序盤はルチャの動きで藤本に対するなど、会場にどよめきを生む。しかし、途中、いぶきのエルボーに追い込まれると「痛てーな、コノヤロー!」とどこかで聞いた声色で叫び、徐々に仕掛ける技も姉である都とほぼ同じ動きに。弓李もスタンディングの腹固めなど善戦するが、最後はいぶきがミヤティコを捉え、ハムロール、そしてみやここクラッチを切り返し、逆にみやここクラッチを決めてのカウント3を奪ってみせた。 試合後、弓李は「今日2回も巻き込まれたことがあって、1個はミヤティコさんに巻き込まれたこと。あとひとつは朝、電車で隣に座っていた方が体調悪かったのか、吐しゃ物がかかってきて、巻き込まれたーっ!って思って…今日はついてなかったから、負けて仕方ないのかなと思います。」とがっくり。ミヤティコから快勝したいぶきは絶好調で「自分が2連勝しましたーっ!一言、高校1年生なめんなよーっ!」と絶叫。

 藤本は「いぶきがしっかり勝ってくれて頼もしい!次もいぶきに任せるよ!」といぶきとの絆の強さをアピールした。そして最後にマイクを手にしたのはミヤティコ。「ハロー、ジャパニーズ!」と片言の英語で挨拶しようとするミスティコに藤本は「お前、都だろ!」と掟破りの正体明かしに出た。「都じゃねえよ!」と譲らないミヤティコに藤本は「あんた、追放されたんでしょ!豊田さん、ちょっと来てください。私たちじゃ収拾がつかないです。」とこの日、大会に来場していたスーパーバイザーの豊田を呼び込んだ。豊田は冷静に「都、往生際が悪い。とっとと追放されなさい。」とぴしゃり。ここで藤本が「豊田さんの言うことは…」と言うと都以外の全選手が「絶対―っ!」と返し、全員で都に追放コール。さすがにつらくなったか、リングを後にし花道を引き揚げようとした都だが、そこに現れたのがピンクジャケットの男…「お疲れ様です。今日は豊田真奈美さんのイベントがあると伺ったのですが、こちらはアフターパーティーでしょうか?」と、道に迷った岩下の新生姜の岩下社長が登場。

 藤本から、ここは道場であることを告げると、「藤本さん、ちょうど良かった!実は友だちの松本都さんと話してて、去年の横浜文体で協賛させていただいたんですが…。」と語ると「はい!岩下食品の岩下社長でございます。」と藤本。
「豊田さんの後ろでハーレーに乗ったのが忘れられなくて、企画したのは都さんなんで、都さんと話をして今年も協賛させていただこうかなと。」
藤本「大変申し上げにくいのですが、松本都はアイスリボンを追放されました。でも是非横浜文体で協賛お願いします!」
「え?都さんが追放?じゃあ、今回は協賛はなかったことに…。」という岩下社長。
大慌ての選手たち。そして岩下社長を神と崇める豊田。
思わず豊田が「いやいやいや、ぜひアイスリボンにまた協賛お願いします!」と嘆願。
岩下社長は「でも都さんがいないんじゃ…でも豊田さんは『有吉反省会』で岩下しょうがを紹介してくれて、あの翌週の売り上げは倍増!足を向けては眠れないので…でもそんな現金なことじゃいけないですよ。最初のつながりは都さんなんで…。」と語ると、
豊田は「つっか!なんで都を追放したの!都はアイスリボンに必要よ!追放、取り消し!」と都の追放を不問とした。
大喜びの都はマイクをとり、「そうだそうだ!豊田さんの言うことは~?絶対!!」と、岩下の新ショウガののぼりを手に撤回してみせた。
その後、復活祝いにGEKOKU娘と共にリングで歌をフルコーラス披露。さらに試合後の円陣では岩下社長、豊田と共に都が締め、まさかのアイスリボン復帰を果たした。

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