TeamDATE女子格四姉妹がアイスリボンを電撃退団!選手たちは「SNSで初めて知った」と当惑
2日、埼玉県・アイスリボン道場にて道場マッチ『アイスリボン945』が行われ、今月1日にTwitter上にて突如退団を表明したTeam DATEについてアイスリボンが公式見解を発表した。
Team DATEとは、インドの王族武術『マハーラージャカルーリカ』という謎の武術をバックボーンとし、様々な格闘技団体に選手を送り込んでいるTeamDATE。全選手がリングネームにDATEと入っている他、独特の試合運びやキャラクター性から格闘技界では一目置かれているチーム。
法DATE、華DATE、直DATE、華蓮DATEの“女子格四姉妹”は、大晦日格闘技『RIZIN』にて行われた堀田祐美子vsギャビ・ガルシアのロープワークを見て感銘を受け、2017年にアイスリボンに入団。「プロレス一本で生きていく」と明言し、ベルト戦線に積極的に絡むなど団体の前線で活躍していた。
しかし、昨年から徐々に四姉妹の出場機会は減っていき、昨年11月に華蓮が道場マッチに出場したのを最後に出場は途絶えていた。
突如Twitter上でTeam DATE側から退団発表があったことを受け、この日の大会オープニングでアイスリボンの佐藤社長がリングに上がり「昨日、退団をしたいという電話をいただきました。私どもとしましてはそれを受け入れる形の中でどのようなタイミングで退団するのか、リリースするのか、そういったものを話し合いましょうという形で電話を切りましたところ、Team DATE側のツイートが先に出てしまいまして、アイスリボンの対応が後手に回ったような形になってしまったことで、皆様に混乱とご迷惑をお掛けしてしまいましたことをここにお詫び申し上げます。ほとんどの選手が退団しましたというTeam DATEのツイートで退団を知るという事態が起きてしまい、迅速な対応が出来ず、ファンの皆様の不信感も多々あったかと思います。Team DATEとしても欠場が続いているので、ご迷惑をお掛けするよりも一端、退団という形で充電期間を置きたいという話がありまして、それを受理する話し合いの中、日付はさかのぼりますが2月末をもって、契約解消、退団という形になりました」と状況を説明し、今後四姉妹がファンの前で挨拶をする機会を作りたいという希望を述べつつ「これで終わりというわけではなくて、一端、退団という形をとっての充電期間という認識でおります」と将来の復帰に希望を持たせた。
その後行われた試合後の座談会では各選手たちがDATE四姉妹への想いを述べ、直とタッグを組んでいたトトロさつきも退団はTwitterで知ったと明かし「正直ビックリしたし、ショックやし、意味分からないという感じです」と戸惑いを口にした。
アイスリボン取締役の藤本も「私もTwitterで知って本当に悲しかったですけど、またアイスリボンに戻ってきやすいように充電期間を終えたら、期待しているので、充電満タンになったらこのリングで試合を出来るような環境をアイスリボンが作ってあげたらなと思ってます。だからもし戻ってきたり、挨拶で来れるとなった時はウェルカムで待ちたいと思ってますので、皆さんもそういう風にして頂けたらなと思います。ゼロから私はプロレスの練習を教えていて、飲み込みの早い選手達でした。また会える日を楽しみにして頂けたらなと思います」と語り、DATE四姉妹が復帰を希望した際には前向きな対応を取ることを示した。