【試合結果】2・23 新日本プロレス後楽園ホール大会 【ROH世界タッグ】デビッド・フィンレー&ジュース・ロビンソンvsマーク・ブリスコ&ジェイ・ブリスコ 【IWGPタッグ】SANADA&EVILvsタンガ・ロア&タマ・トンガ 【ROH世界選手権】ジェイ・リーサルvsTKオライアン

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

『HONOR RISING:JAPAN 2019』
日程:2019年2月23日(土)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1687名(満員)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
トーア・ヘナーレ/○ジョナサン・グレシャム(ROH)
12分20秒 オクトパス・キャッチ
[鈴木軍]●TAKAみちのく(フリー)/ザック・セイバー・ジュニア

▼シングルマッチ 20分1本勝負
[VILLAN ENTERPRISES]○マーティー・スカル(ROH)
8分55秒 クロスフェイスチキンウイング
[BULLET CLUB]●ロビー・イーグルス

▼タッグマッチ 20分1本勝負
○コルト・カバナ(フリー)/矢野通
10分9秒 スーパー・マン
チーズバーガー(ROH)/●デリリアス(ROH)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
[CHAOS]○ウィル・オスプレイ/後藤洋央紀
11分45秒 ストームブレイカー→片エビ固め
ダルトン・キャッスル(ROH)/●ジェフ・コブ(ROH)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
[L.I.J]鷹木信悟/○内藤哲也
11分50秒 デスティーノ→片エビ固め
[THE KINGDOM]●ヴィニー・マーセグリア(ROH)/マット・テイヴェン(ROH)

▼ROH世界選手権試合 60分1本勝負
【王者】○ジェイ・リーサル(ROH)
10分52秒 リーサルインジェクション→片エビ固め
【挑戦者/THE KINGDOM】●TKオライアン(ROH)
※リーサルが王者防衛に成功

▼IWGPタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/L.I.J】●SANADA/“キング・オブ・ダークネス”EVIL
20分26秒 スーパーパワーボム→片エビ固め
【挑戦者組/BULLET CLUB/G.O.D】タンガ・ロア/○タマ・トンガ
※王者組が2度目の防衛に失敗。G.O.Dが新王者となる

▼ROH世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
【挑戦者組/LIFE BLOOD】●デビッド・フィンレー/ジュース・ロビンソン
17分13秒 ダイビングエルボードロップ→片エビ固め
【王者組/BRISCOE BROTHERS】マーク・ブリスコ(ROH)/○ジェイ・ブリスコ(ROH)
※ブリスコブラザーズが王座防衛に成功

EVIL&SANADA敗れる!“G.O.D”のタマ・トンガ&タンガ・ロアが新タッグ王者となり、ROHタッグ王座を防衛したブリスコブラザーズとMSGでダブル王座戦が決定?!

第1試合


 入場したTAKAのマイクが終わるとヘナーレがショルダータックルで奇襲しゴング。
 ヘナーレはTAKAにボディスラムからポーズを決めてエルボードロップを狙うが、TAKAは場外にエスケープ。リングに戻ったTAKAはザックにタッチ。ヘナーレもジョナサンにタッチ。
 手4つから腕の取り合い、首の取り合いからグラウンド戦となり、クリーンブレイク。再び手4つから腕を取り合い、ザックが多彩な返し技で優勢となるも、ジョナサンがニードロップで切り返しクリーンブレイク。手4つからジョナサンが手を挙げて「ヘイ!」と挨拶して気を引きグラウンドに引き倒すが、ザックもヘッドシザースで切り返しジョナサンはブリッジでこれを抜け出して足を取り返すと弓矢固めに入るが、ザックが即座に反転してフォールも2。手4つで組み合い力比べから再び腕取り合戦。これを制したジョナサンがザックの頭を撫でる挑発を行い、ブレイク。ロックアップから腕取り合戦となり、ザックは腕取り首投げなどを見せてくがジョナサンはこれを離さず、ドロップキックのフェイントからドロップキックを放ってこの攻防を制するとザックの蹴りをかわしてロープに走るが、ザックがバックブリーカーで反撃。TAKAにタッチ。
 TAKAは「カモ~ン!」とジョナサンを挑発してエルボーを打たせていくが、両手をノーダメージをアピールしナックル。続けてコーナーに振ってニーリフトからフォールも2。返したジョナサンの腕を取って腕十字に移行しようとするが、ジョナサンが体制を変えるとジャストフェイスロックへ。これはヘナーレがカット。TAKAはザックへタッチ。
 ザックはジョナサンへ強烈な張り手を見舞うと、ジョナサンもバックハンドチョップ。ザックは低空タックルで足を刈って倒すとフットスタンプ。上からがぶるが、ジョナサンは下からザックの腕を蹴り飛ばしてボディスラムを狙うが、こらえたザックが串刺しエルボーを狙うが、ザックがつまずいてバランスを崩したのを見逃さず、ジョナサンが組み付いてブレーンバスター。ヘナーレへタッチ。
 ヘナーレはザックにエルボー連打。ザックもヨーロピアンエルボーでやり返すがヘナーレはノーダメージをアピールし逆水平、串刺しラリアット、バックフリップと畳み掛けてフォールも2。ヘナーレはブレーンバスターを狙うが、ザックは組み付いて胴絞めフロントネックロック。ヘナーレは落ちかけるが、振り払ってラリアット。続けてヘナーレはザックをコーナーに振っていくが、ザックがスイングDDTでやり返しTAKAにタッチ。
 TAKAは「カモンヘナ~レ!」と挑発しながら顔を踏みつけてロープに走るが、待ち受けるヘナーレは跳ね上げ式バックフリップを放ってジョナサンにタッチ。
 ジョナサンはザックとTAKAのコンビネーション攻撃をかわして誤爆させ、ザックをバックの取り合いで翻弄してライオンサルト。さらに場外のTAKAへ飛んでいき、ヘナーレがヘッドバッドでアシストし、ジョナサンがシューティングスタープレス。これを返されるとジョナサンは変形オクトバスホールドで絡みつくと、TAKAはタップアウト。

第2試合


 ゴングが鳴るとふたりとも突っ込んでいきリング中央でエルボー合戦。イーグルスは素早いロープワークで翻弄しフランケンシュタイナーで投げ捨てロープに走るが、マーティがカウンターのバックエルボーでなぎ倒すと続けてロメロ・スペシャルで釣り上げようとする。イーグルスが抵抗するとフェイスロックを交えたジャーべに移行。これをブレイクしたイーグルスは場外に逃れると、マーティは場外飛びを狙う。これをエプロンから押し倒したイーグルスはコーナートップからマーティのヒザへミサイルキック。さらに後頭部へスライディングのバックエルボーを放ってフォールも2。
 イーグルは間を取りながらガットショットを放っていき、足4の字固めを狙うが、マーティが下から蹴り上げていくと距離をとって低空ドロップキック。さらにグラウンドスリーパーで絞め上げていく。さらにイーグルスは串刺しエルボーを狙うが、マーティがカウンターのヨーロピアンエルボーでやり返すとロープスタンガン。場外に落下したイーグルスにエプロンから空対地トラースキックを放ち、リングに戻してナックルを連発。バックスライドから転がして低空ドロップキック、パワーボムと連撃していくもカウントは2。マーティはダブルアームの形に捕らえるが、イーグルスが抜け出すとフルネルソンへ。これをイーグルスが逃れると組み付いてみちのくドライバーのように開脚して落とす変形KUBINAGE。フォールも2。
 イーグルスはコーナーに上がりファイヤーバードを放つがマーティがかわして丸め込み。イーグルスが返すと互いに体勢を入れ替えながらフォール合戦も決着付かず。
 マーティがバックスライドで転がして低空ドロップキックを放つも、イーグルスがこれを交わしてトラースキック。追撃を狙うが、マーティがトラースキックのフェイントからトラースキック。追撃を狙うマーティをハイキックで迎撃したイーグルスはハイキック一閃。しかしマーティもパッケージドライバーでやり返す。これもカウント2。続けてマーティはバックを取るとフルネルソンスープレックス。さらにマーティは串刺し攻撃を狙うが、イーグルスはこれを回避してマーティをコーナーに上げるとトップロープを踏み台に高く飛び上がってからの雪崩式フランケンシュタイナー。フォールも2。
 ならばとイーグルスはPKを3連発。マーティが下からイーグルスの顔にツバを吐くと怒ったイーグルスはPKを連発するが、マーティはイーグルスの指を取って指折りを狙う。これを回避したイーグルスはロープに走るが、マーティはローリングバックエルボーでカウンター。すかさず組み付いてクロスフェイスチキンウイングで絞め上げるとイーグルスは即座にタップアウト。

第3試合


 入場したカバナはパートナーの矢野がプロデュースしたカレーのパッケージを懐から取り出すと矢野は大喜び。
 デリリアスと矢野のマッチアップでゴング。四つん這いで襲いかかるデリリアスを矢野が怖がって逃げ回るとデリリアスはイスを持ち込む。矢野も自前のイスを持ち込んでリングに上がるが、互いのパートナーがイスを取り上げフェアプレーを説く。両者タッチ。
 カバナとチーズバーガーのマッチアップとなると、カバナコールが巻き怒り、チーズバーガーは耳をふさいで悲しそうにうつむいてそのまま帰ろうとする。するとチーズバーガーコールが怒り、チーズバーガーは笑顔でリングに戻る。カバナとロックアップで組み合ったチーズバーガーは大ダメージを受け、さらにバックを取ってもカバナは微動だにせず。首投げを放っていくが、カバナは余裕の前転から決めポーズ。さらにカバナが首投げを放って決めポーズ。カバナがリストロックで捕らえるとチーズバーガーは大ダメージ。それでも飛びついてヘッドロックに捕らえるが、カバナは余裕でリフトアップ。チーズバーガーはショルダータックルでぶつかっていくが、自らが倒されてしまう。ならばとフランケンシュタイナーで放り捨て、コーナートップからボディプレスを放つが、カバナは徒歩で回避し、チーズバーガーは自爆して半死半生の状態に。
 代わる矢野が心配して駆け寄るが、起き上がらずダウンカウントが数えられる。9でなんとか起き上がったチーズバーガーを矢野はロープに振っていくが、チーズバーガーは矢野がやるロープに捕まっておどける行為を真似して挑発。デリリアスにタッチ。
 デリリアスは矢野の頭をコーナーマットにぶつけていくが、矢野も同じ行為をやり返す。矢野が手を離してもデリリアスは自ら頭を打ち付け続けると矢野は怖がって反対側のコーナーマットを外しにかかるが、この日のコーナーマットはセパレート式だったため中々外れない。すると、カバナがリングの下からストレート式のコーナーマットを投げ入れるが、デリリアスがこれをキャッチして矢野をフルスイングしてフォールも2。チーズバーガーにタッチ。
 チーズバーガーは矢野をロープに振って行き、回転エビ固めを狙うが、矢野はなんとかこらえる。ここでカバナがもう一つのストレート式のコーナーマットを矢野にわたすと、矢野はこれでチーズバーガーを殴って脱出しカバナにタッチ。
 カバナはチーズバーガーにボディプレスからサーフボードストレッチ。これを脱出したチーズバーガーはカバナのラリアットをかわしてコルバタ。さらにライガー直伝の掌底を放ってフォールも2。
 チーズバーガーとデリリアスは矢野とカバナをロープに振っていくが、カバナと矢野はロープに捕まって叫びながらゆらゆら揺れるコラボレーション。デリリアスは迷いながらも突撃し、カバナは「チョットマッテ!」と叫んで動きを止めてから足を刈っていくが、デリリアスはカバナに金的攻撃。さらに串刺しラリアットを連発してカバナをコーナーに上げるが、カバナが逆に担ぎ上げてそのまま着地してデリリアスの身体をロープに打ち付けると、スーパーマンでフォールしカウント3を奪った。
 矢野はヤングライオンにカバナの股間に氷のうを当てさせながら勝ち名乗りを上げ、チーズバーガーと握手を交わしてから去っていった。

第4試合


 後藤とジェフでゴングが鳴ると、ロックアップから後藤がエルボー速射からヘッドロック。ジェフはロープに振っていくが、後藤がショルダータックルで倒しエルボードロップを狙うがジェフが回避。ジェフもエルボードロップを狙うが後藤が回避。クリーンブレイクし、両者タッチ。
 ダルトンとオスプレイのマッチアップ。手4つからダルトンが打撃を放ってロープに振っていくが、オスプレイはこれをいなして場外に放り捨てると場外飛びのフリからハンドスプリングでリング中央に戻りアピール。ダルトンはリングに戻って投げ技の攻防を制するとザックにサイドスープレックス。ジェフにタッチ。
 サイドスープレックスの体勢で抱え上げられたままのザックを受け取ったジェフはドクターボムのフェイントからサイドスープレックス。さらにサイドスープレックスで抱え上げダルトンに渡すとダルトンもサイドスープレックス。
 さらにオスプレイへ突撃するダルトンをかわしたオスプレイはロープにもたれかかるダルトンへトップロープ越しの619。ここから全員入り乱れた場外戦に発展。
 ダルトンをリングに戻したオスプレイはフォールも2。オスプレイは後藤にタッチ。
 後藤はダルトンにバックエルボーからフォールも2。続けて後藤はガットショット、エルボーからオスプレイにタッチ。
 オスプレイはダルトンに逆水平を連発するが、ダルトンもエルボーで反撃。するとオスプレイもかち上げエルボーでやり返してフォールも2。オスプレイは後藤にタッチ。
 後藤はオスプレイとともにダルトンをロープに振ってダブルのショルダータックル。続けて後藤はダルトンに串刺しエルボーを狙うが、これをキャッチしたダルトンが足を取りながらバックドロップ。ジェフにタッチ。
 ジェフは後藤にエルボー、チョップのコンビネーション。カットに来たオスプレイをキャッチしてフロントスープレックスで投げ捨てると、後藤にバックフリップ、その場飛びのムーンサルトプレスもカウントは2。さらにジェフは担ぎ上げていくが、着地した後藤がニールキックでカウンターし、オスプレイにタッチ。
 オスプレイはコーナーに控えるダルトンをジャンピングハイキックで叩き落とすと、ジェフへPKを連発。ジェフは挑発してもっと打たせていくが、足をキャッチして担ぎ上げていくが、着地したオスプレイがハンドスプリング式オーバーヘッドキック。さらにコーナートップからダイビングエルボーを放ち、後藤を踏み台にリング上でひねりを食わえたムーンサルト。これを返されるとハイキックからダブルアームの体勢になるが、ジェフがショルダースルーで切り返して突撃するが、オスプレイはサマーソルトキック。ダルトンが入ってきてドロップキックで反撃するが、後藤はダルトンを牛殺しで蹴散らし、オスプレイはオスカッターでジェフへ飛びつくが、ジェフはこれをキャッチしてアスレチック・プレックス。フォールも2。ならばとジェフはさらにツアー・オブ・ジ・アイランドを狙うが、後藤がカット。オスプレイはジェフの後頭部に全力の逆水平を叩き込み、続けてストームブレイカーでとどめを刺して試合を決めた。

第5試合


 L.I.Jがリングインするとヴィニーとマットが奇襲してゴング。
 鷹木とヴィニーが場外でやり合い、マットと内藤がリング上でアームドラッグ合戦。これを制した内藤がマットの腕を極め鷹木にタッチ。
 鷹木はマットの顔面をコーナーに打ち付けて腕をロープに絡め、胸板に逆水平。さらにコーナーに振ってダブルチョップ。鷹木はショルダーアームブリーカーを決めてから内藤にタッチ。
 内藤はマットの腕に狙いを定め、腕へのココナツクラッシュなどを決めていくがマットがレフリーを盾にして内藤の動きを止めると、ヴィニーが場外からアシストして内藤を引きずり下ろすと、マットが場外飛びのフリから後転して寝転がり拳を突き上げる内藤のポーズを真似て挑発。ヴィニーにタッチ。
 ヴィニーは内藤にエルボードロップを決め、エルボーで反撃する内藤にニーリフトから串刺しエルボー。マットにタッチ。
 ヴィニーがバックフリップを決めてからすかさずマットがダイビングエルボードロップを放ってフォールも鷹木がカット。マットは内藤の髪を掴んで引き起こし、ロープに内藤の首を押し付ける反則攻撃。さらに腕十字を決めながらヴィニーにタッチ。
 ヴィニーは内藤にストンピングを入れ、マットは目を見開くポーズから「オープン・ユア・アイズ!」と叫んで挑発。これに怒った内藤は二人へエルボー連打で反撃し、振り子式の串刺しキックを狙うが、マットにキャッチされ、マットはシュバインの形で担ぎ上げる。そこへヴィニーがドロップキックを放つ合体攻撃からフォールも2。マットはさらに内藤を起こすが、内藤がスイングDDTで一矢報いて鷹木にタッチ。
 鷹木は突っ込んでいくるヴィニーに出鼻を駆使カレルが、二人を蹴散らしてマットにセントーン、ヴィニーをパンピングボンバーで場外に落とすと、マットへスワンダイブ式の攻撃を狙うが、場外からヴィニーが鷹木の足を取って妨害。マットは三角飛び式でエプロンに経つ鷹木に延髄斬りを放ち、さらに場外へ飛んでいこうとするが鷹木がキャッチして場外に引き落とし、さらにリング上でブレーンバスターからフォールも2。鷹木はマットを引き起こすが、マットはローキックコンビネーションからのDDTで切り返しヴィニーにタッチ。
 ヴィニーは鷹木に突っ込んでいき、鷹木の風車式バックブリーカーを着地してマットとの連携ドロップキック。マットにタッチ。
 マットは鷹木を前に落として設置しヴィニーがスワントーンボムを放つが鷹木がこれを回避。内藤へタッチしようとするのを許さず、ヴィニーがダブルアームの体勢に入るが鷹木はショルダースルーからのパンピングボンバーで切り返し内藤にタッチ。
 内藤はマットに振り子式の串刺しキックを決めてツバを吐き、ヴィニーに突撃するが、ヴィニーは風車式バックブリーカーでカウンター。フォールも2。ヴィニーは内藤をコーナーへ振って突撃するが、内藤はマンハッタンドロップ、そこへ鷹木がパンピングボンバーでアシスト。さらに鷹木がヴィニーにパンピングボンバー、内藤が延髄斬り、鷹木がさらにパンピングボンバー、内藤がデスティーノと畳み掛け、3カウントを奪った。

第6試合


 リーサルがトペ・スイシーダで奇襲して試合開始。場外戦となり、リーサルが場外でブレーンバスター。リングに戻したところでようやくゴングが鳴る。
 オライアンは突撃するがリーサルはショルダースルーでやり返し、セルフ式タイムスプリッターズコンビネーション。さらにオライアンの背後から低空ドロップキックを決めてフォールも2。リーサルはオライアンを起こしてバックハンドチョップ。さらにロープにくくりつけてバックハンドチョップ。オライアンもナックル、バックハンドチョップで反撃していくが、リーサルがバックハンドチョップを連発してラッシュをかける。オライアンが耐えるとリーサルはドロップキックからネックブリーカー、フォールも2。オライアンが場外にエスケープし、オライアンが場外に追っていくとリングに戻り、リング内からエプロン側に立つリーサルにドロップキック。オライアンはリーサルにフォールしながらナックルを入れ、さらに起こしてエルボー。リーサルはバックハンドチョップで反撃し、オライアンに突撃するが、オライアンはこれをかわして自爆させてフォールも2。
 オライアンはブーイングを浴びながらリーサルにヨーロピアンエルボー。リーサルはバックハンドチョップ、ナックルと反撃し、オライアンの足を取って足4の字を狙うが、これを返したオライアンが旋回式スパインバスターからフォールも2。続けてグラウンドでフロントネックロックに捕らえるが、リーサルはショルダースルーで切り返し、突撃してくるオライアンにRKO。互いにダウン。
 起き上がったリーサルはバックハンドチョップ、ナックルを連発しラリアット、ダブルチョップ、バックブリーカーからのコンプリートショット、串刺しラリアット、カミカゼと畳み掛けてコーナートップに登るが、オライアンが下からバックハンドチョップ。さらにオライアンがコーナートップから雪崩式ブレーンバスターを狙うが、リーサルが振り払ってそのままオライアンを前に落とし、コーナートップからドラゴンリングイン。さらにオライアンの足を取りフィギュア・フォー・レッグロック。倒れ込むオライアンにレフリーがフォールカウントを取る中、オライアンはなんとかロープへ。
 リーサルはさらにリング中央に引き戻してフィギュア・フォー・レッグロックを狙うが、オライアンは下から首固め。これを返したリーサルはハンドスプリング式のRKOを狙うが、これをキャッチしたオライアンがフィッシャマンズスープレックスを狙う。これを外して延髄斬りで返したリーサルが再びハンドスプリング式でのRKOを放ち、これでカウント3を奪った。
 試合後、勝ち名乗りを上げるリーサルの元へ、オライアンと同じTHE KINGDOMのマットが乱入し背後から襲撃。リーサルのベルトを掲げて挑戦をアピールし、オライアンを助け起こしてリングを後にした。

<試合後コメント>
ジェイ・リーサル
「やられたな……。マット・テイヴェンよ、今はいい気分でいるかも知れない。自分のことを誇りに思っているかも知れないな。でもこのベルトにこれ以上近づけると思ったら大間違いだ!ROHのワールドチャンピオンシップは俺のものだ!俺は今最高に頭にきている。今日は許してやるが、2日後のラスベガスでどうなるか……覚えておけよ」

第7試合


 EVILとタマのマッチアップでゴング。しばらく睨み合い、ロックアップを仕掛けるEVILをボディブローで動きを止めたタマがヘッドロック。いきなりガンスタンを狙いに行くもEVILがこらえてロープに走りショルダータックル。EVILはタマに逆水平連発してからリストロックでじっくりと絞り上げ、ロープに振って行くが、タマが振り替えしてドロップキック。さらに顔面にナックルを入れてからロアにタッチ。
 ロアはEVILを担ぎ上げてオクラホマスタンピート。さらにナックルからブレーンバスター、フォールも2。タマにタッチ。
 GODは二人でEVILにショルダータックル。タマはEVILへスリーパーを決めながら顔面にナックルを入れていき、フェイスロック。顔面をかきむしり、コーナーに押し付けナックルのラッシュから串刺しドロップキック。ロアにタッチ。
 ロアはEVILをファイヤーマンで担ぎ上げるが、着地したEVILはロアの足をレフリーに持たせると延髄斬り。SANADAにタッチ。
 SANADAはロアの足に低空ドロップキックからパラダイスロック。ロアの動きを封じるとロープに走るが、場外から竹刀を振りかぶった邪道を見て動きを止めると、邪道へプランチャ。改めてリング上のロアに低空ドロップキックからフォールも2。SANADAはロアを担ごうとするがロアはハンマーパンチで脱出。SANADAが飛びついてフランケンを狙ってところをロアが耐えてパワーボムを狙うが、SANADAは丸め込み。ここで邪道が竹刀でSANADAを打ち据えて妨害すると全員入り乱れた場外戦へ。
 カウント19でリングに戻ったのはロアとSANADA。ロアはSANADAをコーナーに打ち付けてタマにタッチすると、二人でSANADAにダブルのドロップキック。タマがフォールも2。タマはSANADAのトサカを掴んで蹴りを入れ、ボディブロー。SANADAもロープに振ってドロップキックを放つがタマが回避しロアにタッチ。
 ロアはSANADAにエルボードロップを3連発からフォールも2。ロアはSANADAをコーナーに振ってブートを放つが、SANADAがキャッチしてドラゴンスクリュー。EVILにタッチしようとするが、場外からタマがEVILの足を引いてタッチを妨害。タマとロアはSANADAを二人でロープに振るが、SANADAは二人まとめてドロップキックで吹き飛ばし、EVILにタッチ。
 EVILはGODをショルダータックルでそれぞれ吹き飛ばし、ロアに串刺しラリアット。向かってくるタマにはランニングネックブリーカーを見舞い、ロアにフィッシャマンズスープレックス。フォールも2。EVILはさらにダークネスフォールズを狙うが、これを耐えられると串刺しラリアットを放つ。しかしロアがこれを回避して逆に串刺しラリアットを放つと、EVILをコーナーに上げ、コーナー上でエルボー合戦を展開。これを制したロアは雪崩式ブレーンバスターでEVILを叩きつけてフォールも2。ロアはエイプシットを狙うが、EVILが回避して走りラリアット。両者ダウンし、タッチ。
 SANADAはタマの突撃をリープフロッグでかわしてドロップキック。さらにドラゴンスリーパーに捕らえるが、これを反転させたタマがリバースDDT。ロアがEVILを落として介入し、トレイン攻撃を狙うが、EVILがロアをラリアットで場外に落とすと今度はL.I.Jの二人がロアに集中攻撃。マジックキラーを狙うが、タマがこれを回避するとSANADAがドラゴンスリーパー。これを外したタマがガンスタンで飛びつくが、こらえたSANADAがドラゴンスリーパーからSkull End。決まらずとミルや自ら解放してコーナートップからムーンサルトプレスを投下もタマがこれを回避。SANADAは自爆して大ダメージを負う。
 ロアがSANADAにエイプシットを狙うが、これを外したところへEVILがラリアットでアシストし、SANADAとEVILがコンビネーションキック。さらにマジックキラーを狙うが、タマがSANADAを蹴り飛ばしてこれを外したところで邪道が竹刀を持って乱入。怒ったSANADAとEVILは邪道にマジックキラーを狙うが、ロアがこれをカット。続けてGODがゲリラフォーウェア、さらにGODが3Dを決めると、トレイン攻撃からGODがスーパーパワーボムを決めると、これで3カウント。

<試合後コメント>
G.O.D
タマ「成功への鍵は、ただ勤勉に働くことではない。一生懸命にやることだけでもない。ブレイないこと、これが大切なんだ。どれはどの職業でも同じで、料理でもテニスでもプロレスでもすべて同じことなんだ。とにかくブレずに一生懸命努力すること。俺はこの2つを一生懸命やって来た。そしてやられてもやられてもすぐに立ち上がること。どんなに痛い目にあっても諦めないこと。それが俺の成功の要因なんだ」
タンガ「IWGPヘビー級タッグチーム・オブ・ザ・ワールド!5回目の君臨だ!」

第8試合


 マークとジュースで試合開始。ロックアップからグラウンド戦を展開し一端ブレイク。すぐに腕取り合戦に発展するが、二人は正面からバックハンドチョップの打ち合いに。しかしここでジェイが場外にジュースを引きずり下ろし、兄弟でジュースを袋叩きに。
 ジェイに代わりリバースフルネルソンで絞り上げながらマークにタッチ。
 マークはジュースにブレーンバスター。ジェイにタッチ。
 マークはジュースに首投げからチンロック。ジュースはロープに振っていくがジェイがショルダータックル、ドロップキックと畳み掛けてフォールも2。マークにタッチ。
 マークはジュースにグラウンドヘッドロック。これを外してロープに走ったジュースがラリアットで反撃しフィンレーにタッチ。
 フィンレーはジェイにジャンピングラリアットから串刺しバックエルボー、ダイビングのヨーロピアンエルボーと畳み掛けてロープに振るが、マークがブラインドタッチで翻弄しマークが場外にトルニージョ。さらにフィンレーをリングに戻してファルコンアローからフォールも2。
 マークはフィンレーに串刺しボディスプラッシュからフォールも2。さらにジェイにタッチして二人でフィンレーにフットボールタックルで吹き飛ばしてフォールもジュースがカット。
 マークはスラムからエルボードロップを叩き込み、バックハンドチョップチョップで押し込み、ジェイが低空ドロップキック。フォールも2。フィンレーもボディブローで反撃し、マークをバックドロップで叩きつけてジュースにタッチ。ブリスコもタッチ。
 ジュースは兄弟を次々とエルボーでなぎ倒すと、マークへフルネルソンバスター。さらに兄弟をそれぞれコーナーに振ってキャノンボール。ジュースはジェイを担いでエアプレーンスピンから山折り。フォールも2。ジュースは兄弟のトレイン攻撃を受け、マークがコーナー上からの雪崩式腕取りフライング・メイヤー。さらに変形バックフリップで叩きつけてフォールも2。マークはジュースを起こしてトラースキックさらにラリアットを放つが、ここにフィンレーが救出に来てダブルのフラップジャックで場外へ叩き落とす。ジュースとフィンレーはエプロンから同時にセントーンアトミコ。さらに場外鉄柵にもたれかかるブリスコブラザーズにそれぞれキャノンボール。
 リングに戻ったのはフィンレーとマーク。フィンレーはコーナートップから雪崩式ブレーンバスター、続けてジュースがダイビングヘッドバッドを放ってフォールも2。ジュースはフィンレーにタッチ。
 ジュースがパワーボムを狙うが、これをカットされて場外に叩き落とされると、フィンレーはローンバトルを強いられる。ここでジェイが雪崩式ブレーンバスター、マークがダイビングエルボードロップを放ってフォールも2。ならばと兄弟はスプリングボード・ドゥームズデイ・デバイスを狙うが、フィンレーが直前でジェイに回転エビ固めを仕掛けて逃れ、さらに着地したマークの振り向き様にスピアー、ワンハンドバックブリーカーと畳み掛け、ジュースのパワーボムにフィンレーがダイビングヨーロピアンエルボーを叩き込む合体攻撃。フォールもマークがカット。
 4人全員ダウン状態から、先に起き上がったのはブリスコブラザーズ。ジュースをコーナーに叩きつけて場外に排除すると、最後はマークがダイビングエルボードロップ。これをジェイが押さえ込みカウント3を奪った。

ジェイ「トーキョー!ジャパン!ROHタッグ王座の防衛に成功した世界最高のタッグチーム、ブリスコブラザーズだ!さっき、G.O.DがIWGPタッグ王者になったな。もし皆が知らないようなら言っておくが、俺達は4月6日にニューヨークで大会がある。だから俺たちは宣言する!IWGPタッグ王座に俺たちはマディソン・スクエア・ガーデンで挑戦する!どうだ?!」

 ここで挑戦表明を受けたタマ&ロアがIWGPタッグベルトを持ってリングに上がると、ロアがマイクを取る。

ロア「ブリスコブラザーズ、このベルトは俺たちにとって新しいものでも何でも無い。俺たちがこのベルトを獲るのは5回目だからな。お前の言っていたことは聞かせてもらった。4月6日に、ROHタッグ王座のブリスコブラザーズが、IWGPタッグ王座のG.O.Dに挑戦するってことだろ?」

 ここで両組は互いのベルトを掲げ上げながら睨み合い、タマが奇襲するフリでブリスコブラザーズを身構えさせる余裕を見せてから去っていった。

ジェイ「お前ら用意は出来てるか?!」
マーク「トーキョー!コーラクエンホール!ベイベ~ッ!アリガトーーッ!」

<試合後コメント>
ブリスコブラザーズ
マーク「俺たちはやるんだ。決めたぞ」
ジェイ「お前ら聞いてたか?俺たちの挑戦をG.O.Dが受け入れたんだ。ROH とIWGP、2つのタッグ王座をかけて対戦することになるんだ」
マーク「これは戦争だぜ!ベイベ~!」

G.O.D
ロア「ブリスコブラザーズが4月6日のMSGで、あの聖地のMSGで俺たちに挑戦すると言ってきた。このタンガ・ロアとタマ・トンガがROH王者のマーク&ジェイに挑戦するということは……」
タマ「ROHタッグ王座も俺たちのものになるということだ!」

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2024年11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

月別

ページ上部へ戻る