【試合結果】12・22 アイスリボン道場マッチ 藤本つかさ&大畠美咲&朝陽&つくしvs星ハム子&宮城もち&世羅りさ&雪妃真矢 松本都vsテキーラ沙弥vsジュリア 弓李&尾崎妹加vs松屋うの&トトロさつき

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『アイスリボン928』
日時:2018年12月22日(土)
会場:アイスリボン道場
開始:18:00
観衆:114人(超満員)

▼タッグマッチ15分1本勝負
[GEKOKU娘]○弓李/尾崎妹加(フリー)
11分10秒 腕サソリ→ギブアップ
松屋うの/●トトロさつき

▼トライアングルリボン15分1本勝負
○松本都
6分46秒 グラン・マエストロ・デ・テキーラを切り崩してのエビ固め
●テキーラ沙弥、●ジュリア

▼大畠美咲ラストリボン 8人タッグイリミネーションマッチ時間無制限
藤本つかさ/大畠美咲(WAVE)/朝陽/つくし
22分25秒 2-0
星ハム子/宮城もち/世羅りさ/雪妃真矢
※2人残り(大畠、朝陽)で、藤本組の勝利

<一人目>
●つくし
14分07秒 OTR
○世羅りさ/○雪妃真矢

<二人目>
●星ハム子
17分33秒 スカイブルー・スープレックス・ホールド
○大畠美咲(WAVE)

<三人目>
●世羅りさ
18分11秒 OTR
○大畠美咲(WAVE)

<四人目&五人目>
●藤本つかさ/●雪妃真矢
18分53秒 OTR
○大畠美咲(WAVE)/○宮城もち

<六人目>
●宮城もち
22分25秒 OTR
○大畠美咲(WAVE)

29日の引退を前に大畠美咲が最後のアイスリボン参戦!「生まれ変わったらアイスリボン所属になりたい」と語り笑顔!リボンタッグ、トライアングルリボン戦の挑戦者たちは快勝!

第1試合


 大晦日の後楽園大会でらぶりーぶっちゃーずのリボンタッグに挑むGEKOKU娘が第1試合に登場した。開始早々、奇襲攻撃を仕掛けたのはうの、トトロだが、これを蹴散らしたゲコムスは弓李のインサイドワークと妹加のパワーが混ざり合うゲコムスらしいコンビネーションを随所で見せ、終盤には妹加がスパインボムの形でうのを持ち上げ、前方に落とすタイミングで同時に弓李がバッククラッカーを決める新しい合体技も披露。最後は弓李のバッククラッカーと妹加のダイビングセントーンの合体技から、弓李が腕サソリ固めを決めてトトロから一本勝ちを飾った。

 試合後、トトロは「大畠さんと初めて対戦したのは今年の和倉温泉の試合でした。その時は、自分が負けてしまったんですけど、みんなで海に入った想い出しかなくて。で、この前P’s Partyで初めてシングルさせて頂いて、正直、5分もいかずに負けてしまって、それが本当に心残りです。でも大畠さんが言って下さったように、身体に伴ったインパクトの大きい選手になろうと改めて思いました。そこで、1つだけ大晦日後楽園ホール大会の予告させてください。今日会見でも言ったんですけど、私、トトロさつきは、大晦日後楽園ホール、南国の鳥みたいな髪の毛で挑みたいと思います!」と語る。
 うのは「さっきのメインの試合が凄く見ててドキドキして、やっぱり大畠さんは凄く偉大は方だなと思いました。自分も貴重なシングルをピースパでさせて頂いて、大畠さんという壁は凄く高いなと思いました。貴重な引退前のシングルをさせて頂いて本当に感謝してます。ありがとうございました。今日はトトロと組んだんですけど、あんまり組むこともないので自分が上手くサポートも出来ずにGEKOKU娘に負けてしまいました。でもGEKOKU娘には自分たちに勝ったからって全然安心して欲しくないし、大晦日戦う相手はもっともっと強いので、もっともっと気を引き締めた方がいいと思います。そして自分も大晦日トライアングルのベルトにチャレンジします。なんか生命保険解約されるとかレフェリーに不満があるとか、そういうちっちゃい理由で試合して欲しくないです。もっとあのベルトに夢を持って欲しいなって会見の時に言おうと思ったけど言えなかったので、ここで言います!」と語った。

 そしてGEKOKU娘の弓李は「勝~ちま~した~~~!!いつぶり?組むの?大分久しぶりなような気がしますね。お久しぶりです。えっと…いつも妹加ちゃんが勝っても勝ちました~って言うの自分なんですけど、今日は久しぶりに自分が勝って、ちゃんと自分の口で勝ちましたって言えたことが凄く嬉しいです。嬉しい。」と笑顔で語る。
 妹加は「そうですね、いつも私がちょっと…弓李さんにサポート側に回って頂くんですけど、今日は弓李さんが勝ちに行ってくれたんで、これもまた1つの変化かなと思って、私は今日凄く嬉しかったです。大畠さんと大阪でゲコムスと一緒にタッグで対戦したことありますよね?たぶんそれ私初めてぐらいの対戦…道場マッチもあったかもしれないですけど、そこで忘れもしない、(胸に)551の!肉ま~ん!ってされたの凄い覚えてます(笑)。そんなことがあって最近ピースパでシングルさせて頂いたんですけども、ドローだったんですよ~。大畠さんと!本当に大畠さん3試合目とは思えないほどスタミナで、本当に本当に凄い方とシングルさせて頂けたなと思って、本当にありがとうございました。私のこと気にかけて下さってたみたいで、それも凄い嬉しかったです。私もシングルできて本当に本当に嬉しかったです。嬉しいしか言ってないですけど、本当にありがとうございました。」という妹加。

第2試合


 大晦日の後楽園大会で趙雲の持つトライアングルリボン王座に挑む都がトライアングル戦で沙弥、ジュリアに対した。一方、その沙弥とジュリアは後楽園大会で鈴木秀樹、青木真也を加えたタッグマッチで再び対戦することが決まっており、こちらもその前哨戦。
 当然のように、ゴングと同時に沙弥とジュリアがダブルのドロップキックで都を場外に落とし、都抜きでのタイマン勝負に臨んだ。激しくぶつかり合う沙弥とジュリアだが、そこにちょこちょこ都が加わり、徐々に混戦模様に。その中で奮闘したのがジュリア。2人を相手に様々な仕掛けをみせながら、試合を優位に進めていく。しかし、ジュリアが都を捉えたところに、沙弥が前回のシングルマッチでもみせたテキーラ(=この日は水)の霧吹きをジュリアに浴びせ、グラン・マエストロ・デ・テキーラで丸め込む。しかし、ここで都がジュリアはもちろん、押さえ込んでいる沙弥もまとめて、上から押しつぶし、そのままカウント3を奪取。しっかりと都が漁夫の利を得る形となった。

 試合後、ジュリアは「今日はプロレス代理戦争の前哨戦で、一人余計なヤツが象の足みたいな女が…(後ろから都がちょっかいを出す)やめて!ちょっと邪魔だったんですけど、私は今日正々堂々とテキちゃんと戦いたかった。私は正々堂々と戦ったつもりだけど、テキーラ沙弥はそういう手を使わないともう勝てないのか?そんな汚い女になっちまったのか!自分は今日噛み付かなかったし、小指にも触れなかったし、正々堂々と戦ったけど、負けたけど、1つ条件を…条件と言うか、今回のプロレス代理戦争ってお互いにあまり失うものが何もないなと思ったから、もし、私が勝ったら鈴木秀樹を鈴木イエティに改名させるだけではなく、ヒゲを全剃りさせて、眉毛も片方剃って頂く。それが出来ないんだったらアイスリボンのこのリングに二度と上がらないで欲しい。軽い気持ちで上がったことを、軽い気持ちでスキップしてAfter Partyに行ったことも全部後悔させてやる。私が負けたらバリカンで前髪を全部剃ってやる。以上だ!」と後楽園の一戦に条件をつけた。これに対して沙弥は「大丈夫?私は前髪賭けないですけど…。(ジュリアが「賭けろよ!」というが)嫌だ~。だって勝手に言ったんだも~ん。嫌だ~。その前にちょっとすいません、今日大畠さんがラストアイスリボンなのに何というカードと思ってちょっと残念だったんですけど、今週の水曜日のP’s Partyでシングルさせて頂いたので、本当にありがとうございました。で、今日か…という感じなんですが、まあジュリアは勝手に前髪賭けてますし、正々堂々と勝ったとか云々とか言ってますが、(試合後、ジュリアの腕に噛みついたのは)技使わないんだったら私が使ってあげた方が技が活きるしいいかなと思うし、あとテキーラ、この間テキーラを吹いて勝ったんですけど、私の身体にはテキーラが流れています。私の中から出て来たものだから、全然、全然反則じゃありません。というわけで、12月31日後楽園ホール大会もバッチリ勝利して、新焼き肉集合、鈴木秀樹&テキーラ沙弥で年末美味しい焼き肉を食べて年を越したいと思います。」と語った。
 そして都は「今日は二人から勝てて嬉しいんですけど、大畠さんの最後の蹴りで前歯が取れて…(と前歯を押さえながら話す)。前歯が今ないから落ちてくる…明日からクリスマスなのに…(軽くパニック)でも引退ということで前歯の一本や二本くれてやります。ありがとうございました。で、何でしたっけ?今日はトライアングルタイトルマッチで私は2人に1人で勝ってしまいました。2人は鈴木秀樹がどうとか、青木さんがどうとか、お互いのことしか見えてなくて、もっと余裕を持ってプロレスやった方がいいよ。楽しんでプロレスやった方がいいよ。そういうことなので。はい。トライアングルはレフェリーを…や~だ~!は、私が連れてきた人って条件になりました。あと保険も解約。何かあったら解約することになりました。うのさん文句言ってますけど、ハッキリいって今日の会見でうのさんは空気だったし、全然試合を盛り上げようという意志が見られない。私みたいに、まあコンプライアンスとかちょっと違反してでも試合をより盛り上げようっていう気迫が全く見えない。そんな人はいない方がいいんじゃないですかね。シングルの方が盛り上がるんじゃないかな~と思うけど、タイトルマッチなので…前歯が…ありがとうございました。」と語った。その都の様子を笑いながら見ていた藤本は「状況を説明すると、メインの試合中、大畠さんにみんなが串刺しドロップをやってる時、都が私のところに駆け寄って来て、前歯取れた!前歯がない!探してって(笑)。私試合中歯を見つけて拾ってたんだよね。」とそのときの状況を説明した。都はサンタクロースに前歯をプレゼントしてほしいと願う状況になった。

第3試合


1週間後の12月29日WAVE後楽園大会で引退する大畠のラスト・アイスリボン参戦。大畠が選んだ戦いたい選手と組みたい選手を選出し、4対4のオーバー・ザ・トップロープ・ルール採用のイリミネーションマッチで行われることになった。
先発は大畠とハム子。入場からいきなり泣きまくりのハム子に「泣きやんでからにしろ!」と大畠。ハム子はそんな大畠にセクシーポーズを決め、もちにチェンジ。当然、もちもセクシーポーズで挑発。会場が大畠に“何か”を期待するムードの中、大畠が自軍に戻ろうとすると「大畠、出て来い!」と世羅がリングイン。大畠との足踏む合戦を展開し、雪妃にチェンジ。雪妃は大畠に“何か”をやるように挑発していく。遂にあきらめたかのように、リング上で寝転がった大畠は片足上げのセクシーポーズ、うつ伏せで両手で頬杖を作る決めポーズをみせ、会場を沸かせつつ、本人はひどく後悔。序盤は大畠のチームで最も若い朝陽が捕まる時間が多くなった。入場式で代表挨拶に立ち「後楽園でのすずとの試合ではではなく、きょうの試合で初勝利します!」と宣言した朝陽だが、苦しい展開が続く。さらにつくしが最初にOTRの犠牲となり、3対4になった大畠チームはここで大畠が奮起。らぶっちゃに場外、さらに花道奥に連れ込まれ、さらにらぶっちゃの入場曲に乗って、らぶっちゃと共にリング上でダンスを披露したあと、らぶっちゃの攻撃に耐え、ハム子をジャーマンからスカイブルー・スープレックスにつなぎ、カウント3を奪取。さらにエプロンでの藤本vs世羅の攻防のタイミングを計ると、世羅にドロップキックを放ち場外葬。3対2と逆転に成功する。そして今度は大畠ともちがエプロンでもつれ合っているときに、リング上でやり合っていた藤本と雪妃が大畠ともちが結果的にロープを下げたことでバランスを崩してのOTR。リングに残ったのは大畠&朝陽ともち。以前から朝陽の初勝利に貢献したいと語っていた大畠は、このチャンスに朝陽との連係、合体のサンドイッチ・ドロップキック、さらに大畠が朝陽を肩車し、そのまま前方に朝陽をもちの上にプレスさせカバーに入らせるなど、勝負に出るが、もちは逆に勢い込む朝陽をバックドロップに決めると、大畠をコーナーに振り、セコンド、さらに失格した選手全員をリングに呼び込み、コーナーの大畠に、引退選手への恒例でもある数珠つなぎの串刺し攻撃を決める。
しかし、これで逆に息を吹き返した朝陽がもちに猛チャージ。遂にエプロン際までもちを追い込んだ。ここで大畠が朝陽にドロップキックを指示。しかし3連発打ち込んでももちはエプロンから落ちない。ならばと、もう一度朝陽がドロップキックをしようとするぎ、それをすかしたもちに、一瞬のタイミングを狙って大畠がドロップキックを決めた。力を抜いた瞬間を狙い撃ちされ場外に落ちるもち。これで2人残りの大畠チームが勝利となったが、納得がいかないのは朝陽。ぼう然とした表情で大畠を仰ぎ見る。レフェリーに4人で手を挙げられても、浮かない表情のまま、座談会に臨んだ。
まず、最初にもちが「大畠さんには自分も新人の頃からいつも壁になって目の前に立ってくださいました。大畠さんから自分が直接勝ったのは2回です。覚えてますか?ベルト獲った時と波女の時です。
(「あ~、忘れてた。シングルで負けてるわ。そうだ。」と大畠)私が大畠美咲さんから2勝を獲ったのはレスラー人生の中で一生の宝物だと思います。そして、この夏、水波さんと大畠さんからベルトを獲りました。そのベルトにこの2人が挑戦しようとしてきています。私は今日、会見でベルト挑戦が決まってから2人には何のアピールもないねって言ったんですけど、今日言ったのにもかかわらず、この座談会でも結局アピールはありませんでしたね。私の言いたいこと分かります?こんな奴らからはベルトは獲られないってことだけです。」と語った。
続いてハム子は「今、私ともちのらぶりーぶっちゃーずはタッグチャンピオンです。私たちが気持ちが変わったのもアビリバとの対戦からでした。何度もアビリバに負けて、負けても負けても大畠、水波さんが私たちのタッグを気にしてくれて、他の所で試合をしていると、こうした方がいいよって教えてくれました。私は大畠さんに勝ったことはないけれど~、今日も勝とうと思ったら負けたけれど~、大畠さん、大畠さんにはとてもとても感謝しています。そして、結婚して元気な身体で引退される姿って本当に素晴らしいことだって自分は思っています。大晦日後楽園ホール大会、GEKOKU娘とタッグ選手権ありますけれども、必ず防衛して年内過ごしたいと思います。記者会見でも言ったけど、アビリバもらぶっちゃもタッグ愛があるんだよ。GEKOKU娘にはタッグ愛がない。愛し合ってないの、2人は。分かる?もっと恋愛経験たくさんしてください。以上。」とGEKOKU娘を挑発。
世羅は「え~と、なんか久しぶりに組んだ気がして、らぶりーレボリューション、とても楽しかったです、ありがとうございました。そして大畠さん。自分たちもアビッドリバルさんがベルトを持ってらっしゃる時にタイトルマッチさせて頂いて、ボッコボコに負けておりますけども、もう一回やりたかったですけどそれも叶わず、でも、アビッドリバルさんと対戦できたことは凄く楽しかったです。なぜ、ドを強調するかと言いますと、Twitterでアビットリバルと書いちゃって、すげー怒られたんですよ。Dでしょ?ドだからって感じで凄く怒られて、怒られちゃったよ~って思ってたら、私、いつぞや大畠さんていう字を漢字で書いたら白に田んぼなんですよね。それを自分の自に田んぼって書いてたら、白だから、ココ白だから。って字で厳しい方なんだなっていう印象がとても残ってたりしますけども、凄い勉強になりました。」と語り、
雪妃は「自分はそのアビッドリバルさんとタイトルマッチをやらせて頂いたのと、あと、凄い覚えてるのが、自分大畠さんと唯一のシングルマッチが仙台で、仙台銘菓萩の月って私もやられました。551の肉まんの方が大きいじゃん、萩の月より。いいな。でも仙台っていう大事な大畠さんの地元でシングルマッチをやらせて頂いたっていうのが凄い光栄で、シングルマッチやりたいっていう後輩も凄くたくさんいたと思うんですけども、仙台でやらせて頂いたっていうので、やりたいけど凄くいい場所でやらせて頂いたっていう満足感があって、なので、ピースパで、私明日出るから大畠さんと組んで下さいとかしなかったんですけど、でも、自分を境に自分より下の代がみんなピースパに出てるからちょっと羨ましいなと思う部分もありました。対戦の機会が多くて。だけど今日最後に対戦させて頂いて、凄く嬉しかったです。ありがとうございました。そして大晦日は藤本さんの持つベルトに私は挑戦することが決まっていて、ずっと神経が高ぶって、神経質になりがちなところで、こうやってクリスマスのイベントの大会みたいなのがあったことが、凄い私にとってはちょっとリラックス出来てもの凄く良い機会になりました。また明日から凄く頑張れそうなので、大晦日に向けて気合い十分。絶対大晦日は勝ちます。」と語った。
つくしは「ピースパの時にも言ったんですけど、自分のお父さんが大畠さんのファンでして、実家に横断幕とかあるですよ。紙テープとか、本気のヤツです。で、自分はお父さんが大畠さんのファンだった頃はまだ子供だったので、大畠さんを見て、なんでこんな人をお父さんは好きになったんだろう?めっちゃ性格悪そうな顔してんじゃんって思ってたんです。つくしちゃん、つくしちゃんって売店とかでツーポラを撮ると言ってくれるんですけど、本当の顔は真っ黒いんだろうな~と思ってて、思ってたんですよ。ね。でもこうやってレスラーになって試合を一緒にしてみて、大畠さんの知らなかった一面とかを知って、ちゃんとつくしを見てくれてる人で、優しい人なんだなって試合を通して思ったんですね。信じて下さいね。」というと、藤本が「抽象的だからもっと具体的に言った方がいいかもしれない、この空気。どこが優しいとかさ、いっぱいあるじゃん。」と言うが、つくしは「え~。そう言われるとなぁ…。足首を捻挫した時とか凄い気にかけてくださって…はい。それだけなんですけど。」とほとんど具体例がないことを明かした。
そして朝陽は「人間って何をしだすか分らないですね。大畠さん…自分の中の想い出話からしたいです。自分は大畠さんが大好きで、ファンの頃から。(「大畠さんもでしょ。」と大畠)大畠さんが!大好きで。よく売店に行かせて頂いて、自分がアイスのプロサーに通っていた頃に大畠さんにプロレスラーになりたくてアイスリボンのプロサーに通ってるんですって言ったら、いつか試合しようなって言って頂いて、それが凄く嬉しくて、それが叶ったのがピースパのリングでのシングルマッチでした。自分、今年から寮に入って、なんかの拍子で一度実家に戻った時に、自分がファン時代に売店に行ってた人たちのポートレートの箱を見てきたんですよ。で、大畠さんのだけ持ってきて、今寮の壁に3枚あるので3枚貼ってあります。学校に行く前も帰って来た時も、いつも大畠さんのポートレートを眺めて、眺めながら人生送ってます。(「これ本当の話です。」とジュリア)本当です。寮に見に来ますか?ですが、今日は何だったんでしょうか?凄いんですよ。ここにいたら、朝陽勝つんだろって言って、大畠さん言いましたね?でも最後に自分よく分からないんですけど、なんなんですか?あれは自分が勝ったことになるんですか?」と尋ねると藤本は「あれは大畠さんが勝ったことになります。」ときっぱり。「ふ~ん。大畠さん、黒いですね。腹黒。」という朝陽に藤本は「そんなことないよ。何回もチャンスあったでしょ。ドロップキック3回くらいして落とすチャンス与えられたけど、できなかったのは朝陽だよ。もっとドロップキックを磨いて、もちを落とせるぐらいの威力にするぐらいまで、高めたらいいんじゃないかな。」と助言。
朝陽は「はい。自分、本当はカードを見た時に…泣きそう…自分だけ大畠さんとお会いしてからの時期が浅いのは自分だなと思って、このカードの中に自分がいて、大畠さんラストリボンなのに、嬉しいです本当は。カード見た時に、わ~頑張ろうって思ったんですけど、なんかちょっとまとまらないです、今。」と涙ぐむが藤本は「でも最後だからちゃんと言いな。」と促す。
朝陽は「大畠さんがラストリボンで自分がカードにいて嬉しいなって思ったけど、淋しいなって思って、自分はいてよかったんですか?」と大畠に尋ねる。大畠は「今日アイスリボンラストというのにあたって、つっかにカード何がいいですか?って言ってもらって、でも対戦相手はアイスリボンのピースパには出てないメンバーがいいねって言ってて、組む方はピースパのメンバーから選ぼうって言って、私はつくしと朝陽の名前を出した。だから、私が入れたの。だからいていいの。ちなみにね、組む方はピースパのメンバーでね、3~4人出したんです。つっかは入ってなかったの。つっか入ってなかったんだけど、なんかカードに組まれてて…。(「え?そうなんですか?私どこにいましたっけ?」とあせる藤本)どこにもいなかったの。なんか急につっか入ってて、なんかそういうプチ職権乱用みたいの好きだよ。(「私は当然の如く勝手に入ってると思い込んでた」と苦笑いの藤本)そういう思い込みとか、プチ職権乱用好きだよ、ありがとう。それで、最後、ね、朝陽が落としたわけじゃないけど、チームとしては勝ってるじゃん。(困惑した表情の朝陽に)でもさっき、つっかが言った通り、何回も落とせるチャンスはあった。それを掴めなかったのは朝陽でしょ。それは人のせいにしない。人のせいにしないの。だから、大晦日、すずとシングル決まったんでしょ?そこで、絶対初勝利してください。(「はい!」と朝陽)頑張ってね。このあと私は何を喋れば…1人1人に?言ってたら長くなるよ。なんだろう?じゃあアイスリボンについて話そうかな。アイスリボンにはたくさん呼んで頂いたんですけど、やっぱりつっか凄いよねっていつも思う。本当に色々考えてるし、マイナスなイメージないし、みんながみんな全員楽しそうにしてるなって。なんか普通女の子のグループってなると、どっかが良い思いして、どっかが嫌な思いしてとかってなりがちなんだけど、アイスリボンにはそれがなくて、だからいいな~って、羨ましいな~って、みんなが同じ方向向いてる感じがして、凄い見てて、安心して見れるし楽しいなってずーっと思ってました。それを作り上げてるつっかはすげーなっていつも思ってました。以上。ありがとうございました。」と語った。 最後に藤本が「最後っていう実感がないね。でもこうやって大畠さんがコスチュームでアイスのリングに立っているのは最後なんですよ。アイスリボンのみんなとこうやって輪になってるのも最後。私はプロレスラーとして、10年間大畠さんは先輩として一緒にプロレスをやっていたので、これからあと70年間ぐらいはお友達関係でいたいですね。これからお友達として、そして、たまにはアイスリボンにも遊びに来て、第三者から見る意見っていうのも貴重なので、大畠さんにも来て頂けたらなって思いますね。29日まであと1週間ですか?我々もタイトルマッチ応援しに行きます。大畠さんなら引退試合に王座戴冠なんてこともやってのけちゃうと思うので、期待してますから頑張ってください。」と大畠に言葉を贈った。

エンディング


 座談会のあと、大畠にアイスリボンから感謝状と花束が贈られた。そして最後の円陣の締めも大畠が担当。「一度、やりたかった。」と笑顔で応じた大畠は「今まで何回アイスリボンに出たか分らないですけど、本当に毎回毎回とても楽しくて、お客さんも温かくて、良い団体だなと思いました。生まれ変わったらアイスリボン所属になりたいぐらいです。」とのラストメッセージと共に「プロレスでハッピー!アイスリボ~ン!」で締めた。

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