大晦日格闘技『RIZIN.14』での宮田和幸の引退試合は山本アーセンとの山本“KID”徳郁メモリアルマッチ!
29日、東京都・恵比寿にて12月31日にさいたまスーパーアリーナで行われる『RIZIN.14』についての記者会見が行われ、宮田和幸の引退試合が山本“KID”徳郁メモリアルマッチとなることが発表された。
宮田はシドニー五輪でレスリング日本代表として闘い、2004年に総合格闘家に転身して以降日本の格闘技界を牽引。現在はBRAVEジムの代表として後進の育成にも力を注いでいる。
対する山本アーセンは、山本美憂の息子であり、故・山本“KID”徳郁さんの甥にあたる選手。宮田は2006年にKIDに“秒殺”された因縁もあり、このカードは宮田の格闘家人生を締めくくる試合として大きな意味を持つ試合となる。
アーセンは会見には出席できず、「今回、宮田選手の引退試合の対戦相手に自分を選んでいただいて、本当に光栄に思っています。やっぱり、宮田選手は大先輩なので、胸を借りるつもりで勝ちに行きますので宜しくお願い致します。押忍!」とメッセージを送った。
宮田はアーセンにKIDの面影を感じるかを聞かれると「全然経験が違うと思うんで、そういう感じではないです」と述べるに留めたが、このメモリアルマッチについては「KIDとは中学の時から戦友というか、試合やってきて、今回引退試合で縁があるのかなと思っています」とKIDへの想いを語る。
そして自らについては「自分も弱くなったから引退するとか体力の限界とか、そういうことではなくて、BRAVEジムの若手も育ってきてて、今の所現役も含め5人チャンピオンになっているので、彼らのサポートをしたいと思います。大晦日、いい試合します」と試合への意気込みと今後のビジョンを語った。