【試合結果】11・30 新日本プロレス後楽園ホール大会 ロッキー・ロメロ&KUSHIDA&オカダ・カズチカ&棚橋弘至vs外道&石森太二&バッドラック・ファレ&ジェイ・ホワイト SANADA&EVILvsタンガ・ロア&タマ・トンガ ジェフ・コブ&マイケル・エルガンvs矢野通&石井智宏

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『WORLD TAG LEAGUE 2018』
日時:2018年11月30日(金)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,665名(満員)

▼『WORLD TAG LEAGUE 2018』公式戦 30分1本勝負
○トーア・ヘナーレ/真壁刀義【3勝5敗=6点】
8分4秒 サモアンドロップ→片エビ固め
●海野翔太/吉田綾斗(K-DOJO)【0勝8敗=0点】

▼『WORLD TAG LEAGUE 2018』公式戦 30分1本勝負
中西学/●永田裕志【1勝7敗=2点】
7分20秒 トルネードクラッチ
[BEST FRIENDS]○チャッキーT/バレッタ【5勝3敗=10点】

▼『WORLD TAG LEAGUE 2018』公式戦 30分1本勝負
●小島聡/天山広吉【3勝5敗=6点】
8分7秒 パルプフリクション→片エビ固め
デビッド・フィンレー/ジュース・ロビンソン【5勝3敗=10点】

▼『WORLD TAG LEAGUE 2018』公式戦 30分1本勝負
[BULLET CLUB ELITE]●高橋裕二郎/ハングマン・ペイジ【3勝5敗=6点】
10分42秒  ゴッチ式パイルドライバー→体固め
[鈴木軍]飯塚高史/○鈴木みのる【4勝4敗=8点】

▼『WORLD TAG LEAGUE 2018』公式戦 30分1本勝負
[鈴木軍/K.E.S]デイビーボーイ・スミスJr./○ランス・アーチャー【5勝3敗=10点】
11分01秒  キラーボム→片エビ固め
[鈴木軍]●タイチ/ザック・セイバーJr.【5勝3敗=10点】

▼『WORLD TAG LEAGUE 2018』公式戦 30分1本勝負
ジェフ・コブ/●マイケル・エルガン【4勝4敗=8点】
13分58秒  垂直落下式ブレーンバスター→エビ固め
[CHAOS]矢野通/○石井智宏【6勝2敗=12点】

▼『WORLD TAG LEAGUE 2018』公式戦 30分1本勝負
[L.I.J]●SANADA/“キング・オブ・ダークネス”EVIL【6勝2敗=12点】
17分21秒  スーパーパワーボム→エビ固め
[BULLET CLUB OG/G.O.D]○タンガ・ロア/タマ・トンガ【6勝2敗=12点】

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
●ロッキー・ロメロ/KUSHIDA/オカダ・カズチカ/棚橋弘至
16分36秒  ブラディークロス→エビ固め
[BULLET CLUB OG]外道/○石森太二/バッドラック・ファレ/ジェイ・ホワイト

ジェイが棚橋&オカダを二夜連続粉砕し会場は大ブーイング!タマ&ロアがスーパーパワーボムでEVIL&SANADAに勝利し「俺たちが邪道と外道を継いでいくんだ!」

第1試合


 先発は海野と真壁でゴング。腕の取り合いからヘッドロックから海野がタックルでぶつかるも真壁は倒れず、抱えあげてボディスラム。両者タッチ。
 ヘナーレと吉田は打撃を打ち合い、ヘナーレがタックルで制して突っ込んでいくが、吉田も走り込んでタックル。続けてボディスラムを狙うがヘナーレが逆にボディスラム。真壁にタッチ。
 真壁は吉田にボディスラム2連発。さらに「カモン!」と挑発して吉田にチョップを打たせていくがビクともせず、真壁は足を刈って逆片エビ固め。吉田はなんとかロープへ。ヘナーレにタッチ。
 吉田はヘナーレにチョップで突っ張っていくが、ヘナーレはショルダータックル一閃。フォールも2。吉田は「ナメんな!」とチョップを連発し、ボディスラムでヘナーレを叩きつけると海野にタッチ。
 海野はヘナーレにエルボー速射からランニングエルボー、ブレーンバスターからフォールも2。続けてジョン・ウーからミサイルキック。フォールも真壁がカット。
 ここに吉田もはいってきて2人で真壁に向かっていくが、真壁がダブルラリアットでなぎ倒し、勝負をヘナーレに託す。
ヘナーレはブレーンバスターを狙うが、海野はスモールパッケージ、バックスライドと丸め込みを連発していくが、ヘナーレがこらえて張り手。海野も雄叫びを上げてエルボーで突っ張り、張り手に切り替え足を止めての壮絶打撃戦。海野は突っ込んでいくが、ヘナーレがスパインバスターからのサモアンドロップでカウント3を奪った。

第2試合


 チャッキーは昨日の狂乱が嘘のようににこやかにバレッタ肩を組んで入場。
 先発は中西とバレッタでゴング。ロックアップからヘッドロック、タックル合戦に移行するが、中西が強烈なタックルでバレッタを吹き飛ばすとバレッタは一旦間をおいてからリングインし、エルボーを速射。さらにクロスボディを放っていくが中西はビクともせず。永田にタッチ。
 中西と永田はダブルのショルダータックルからビッグブートとマッケンローの合わせ技。永田は腕を取っていくが、永田を押し込んでタッチ。
 チャッキーとバレッタは連携攻撃を狙い、チャッキーが抱擁を求めると、バレッタは少し間をおいてから抱き合ってダブルのエルボードロップ、フロントネックロックとフットスタンプの合体技も見せていく。
 バレッタは永田に串刺し攻撃を連発するが、カウンターのフロントスープレックスで一矢報いて中西にタッチ。
 バレッタは中西をロープに振ろうとするが、中西が耐えて野人ラリアット。フォールも2。ここにチャッキーが救出に入ってダブルのブレーンバスターを狙うが、中西が2人まとめてブレーンバスター。さらに場外に逃れた2人へプランチャで飛んでいく全力ファイトを見せていく。中西はバレッタをリングに戻してヘッドバッド、コーナーに振っていくが、バレッタがジャンピングニーでカウンターし、両者タッチ。
 永田とチャッキーは激しく蹴り合い、永田がフェイントからの低空ドロップキック、エクスプロイダーと続けるがカウントは2。チャッキーは腕取りからのオーバーヘッドキックを放ちブレーンバスターを宣言も、白目式腕固めで切り返す。バレッタが救出に来ると中西がアルゼンチンで担ぎ上げる。
 永田はチャッキーにショルダーアームブリーカー、ショルダースルーからエクスプロイダーを狙うもチャッキーが反転させて押さえ込み、間髪入れずにトルネードクラッチで押さえ込むとこれで3カウント。

<試合後コメント>
チャッキー「HO!HO!HO!HO!よし!勝った!勝ったぞ!」
バレッタ「……お前、大丈夫?」
チャッキー「勝てたよ!勝ったんだ!これからの試合全部勝とうぜ!」
(チャッキーは先にコメント会場を後に)
バレッタ「……ならいいんだけどさ」

第3試合


 4人はそれぞれしっかり握手をし、フィンレーと小島のマッチアップでゴング。
 ロックアップから腕の取り合い、ヘッドロック、ツータックルとオーソドックスな立ち上がり。小島がショルダータックルで吹き飛ばして天山にタッチ。
 天山がモンゴリアンチョップを放つと、小島が「俺もやる!」とモンゴリアンチョップ。天山がフィンレーをコーナーに追い詰めヘッドバッドから串刺しラリアット、ブレーンバスターと畳み掛けフォールも2。天山はモンゴリアンチョップ、救出に来たジュースにもモンゴリアンチョップ。しかし2人は力を合わせて合体フェイスバスターを決め、ジュースにタッチ。
 ジュースは天山にバックドロップ。小島がカットに来たかと思いきや、天山には触れず耳元で「天山~ッ!」と叫んで檄を飛ばす。これをキックアウトした天山に、ジュースとフィンレーは代わる代わるタッチを回しながら天山の腕にダブルアックスハンドル。ジュースはコーナートップからシューシュー言ってからダイビングモンゴリアンチョップを狙うが、フィンレーに誤爆。天山はカウンターのマウンテン・ボムで一矢報いて小島にタッチ。
 ジュースは小島にマシンガンチョップを放っていくが、小島もすぐに体勢を反転してマシンガンチョップでお返し。さらにコーナーに振って串刺しエルボーから「行っちゃうぞバカヤロー!」とダイビングエルボードロップ。フォールもカウント2。小島は続けてエルボー速射からジュースのハイキックをかわして飛びつきコジコジカッター。さらにブレーンバスターを狙うが、ジュースが後ろ回し蹴りで反撃し、フィンレーと共にトレイン攻撃、ジュースがキャノンボールと続く。ジュースはコーナーに上がるが、小島が追いすがり、雪崩式のコジコジカッター。フォールもフィンレーがカット。ここに天山が入ってきてフィンレーを排除し、テンコジカッター。
 小島はエルボーパッドを外してラリアットを狙うが、ジュースはこれをかわしてパルプフリクションを狙っていく。お互い決まらないと見るやラリアットで正面からぶつかり合う。ここにフィンレーが入ってきて小島の気をそらすアシストをすると、この隙を逃さずジュースがパルプフリクションで突き刺してカウント3を奪った。

第4試合


 ゴング前の鈴木軍の奇襲からスタートし、場外戦からゴングが鳴る。
 鈴木軍の2人が同時に2人をリングに投げ込むが、裕二郎とペイジは即座にトペ・スイシーダで飛んで反撃し、飯塚に狙いを定めてリング上で裕二郎の低空ドロップキックからペイジがその場飛びムーンサルトプレス。
 裕二郎と飯塚が対峙し、裕二郎がロープに走るとみのるが背後から蹴りを入れ、ロープからぶら下がって三角絞め。再び全員入り乱れての乱闘戦に。みのるは本部席からゴングを叩く木槌を奪って裕二郎を殴打していく。この悪逆非道に激怒したペイジはイスをリングに持ち込もうとするがレフリーに制止され断念。
 リング上ではみのると裕二郎のマッチアップ。みのるがミドルキック、チョップといたぶっていき両腕を広げて「カモ~ン!」と挑発。裕二郎も打撃を放っていくが、みのるは張り手一発で倒していき、飯塚の口の拘束具を外す。
 飯塚はペイジの顔面に噛み付き、裕二郎のヒジに噛み付いていく。飯塚はハンマーパンチを振り下ろしていくが、裕二郎は飯塚の指に噛み付いて仕返し。飯塚は激怒して突っ込んでいくが、裕二郎がロープスタンガンで一矢報いてペイジにタッチ。
 ペイジは飯塚にエルボー速射から雄叫びを上げ、ロープに走るが、実が背後からスリーパーで捕縛。これを振り払って実を場外に落とすとプランチャ。さらに飯塚にトラースキックを放つが、飯塚がペイジのつま先を丸かじり。さらに飯塚はマンハッタンドロップからみのるにタッチ。
 みのるは飯塚と共にトレイン攻撃を狙うが、ペイジは上手くかわし、飯塚にドロップキックを放った反動で後ろに宙返りしてみのるにムーンサルトプレスを放っていく。
 みのるはペイジをロープに振っていくが、裕二郎がブラインドでタッチ。裕二郎はみのるに不意打ちを食らわせ、フィッシャーマンズスープレックスから、飯塚の顔面にもスライディングキック。ペイジがラリでアシストし、裕二郎はみのるを担ごうとするが飯塚がカット。裕二郎はロープに走るが、みのるがバックを取ってスリーパー。続けてゴッチ式パイルドライバーを狙ったところを裕二郎がリバースDDTで切り返し、さらに組み付いていくが、これを読んでいたみのるは即座にバックを取ってクイックモーションでゴッチ式パイルドライバー。これでカウント3を奪った。

第5試合


 タイチとランスが対峙して試合開始も、タイチはランスを怖がる素振りを見せて正面から組み合おうとしない。タイチは正々堂々の闘いを誓って握手を求めるが、案の定ガットショット。これを読んでいたランスはタイチの足を掴んで突き飛ばして激怒し、場外に逃れたタイチと会場内で追いかけっこを開始。両者は試合権利をそれぞれのパートナーに譲って追いかけっこを継続し、2人で控室へと走って消えていく。
 シングルマッチの様相を呈したリング上では、ザックとスミスが対峙。グラウンド戦となり、テクニックではザックが勝るものの、スミスもパワーを生かして自身が優位な体勢に持ち込んで抑え込む強さを見せる。ザックの三角絞めを振りほどいたスミスがザックにベアハッグから反り投げていくが、ザックは下からスミスの足に絡みつき横からの変形の足4の字とアームロックの合わせ技を見せる。しかしスミスは持ち上げて体勢を反転させ、滞空ブレーンバスターで叩きつけてフォールも2。
 ここでランスがグロッキー状態のタイチを担いでバックステージからリングに再登場。2vs1となったランスとスミスがザックにツープラトンを連発も、ザックは張り手で二人を相手にし、ランスに組み付いてフロントネックロック。しかしランスは体格差を生かしてマウントを取りスミスにタッチ。
 スミスはザックに突撃していくが、ザックはかわして水面蹴り。タイチにタッチ。
 タイチはスミスにローキックを連発し、「アックスボンバー!」と放っていくがスミスには効かず、スミスがパワースラム。ランスにタッチ。
 ランスはタイチに串刺しエルボーを放っていくが、タイチがかわしてザックとトレイン攻撃。ザックがランニングPKを放ち、タイチが天翔十字鳳。続いてタイチ式ラストライドをねらうが、上がらないと見るやステップキック。そしてレフリーの隙を突いて股間を蹴り上げ外道クラッチも2。
タイチは満を持して天翔十字鳳を放つが、回避したランスが横からタックルで吹き飛ばし、ここにスミスが入ってきて2人でキラーボムを決め、カウント3を奪った。

 鈴木軍対決ではおなじみの光景となったが、試合後には全員で握手をかわして抱擁し、健闘を称え合った。

第6試合


 矢野とエルガンでゴングが鳴ると、矢野はわめきながらエルガンにぶつかっていくがエルガンはすべてノーダメージ。すると矢野は握手を求め、エルガンが矢野の手を思い切り握ると痛みに悲鳴を上げる。リング内から場外に逃げ出そうとする矢野だったが、場外からはコブがかち上げエルボーで追撃し逃亡を許さず。それでも矢野はなんとか逃げ帰って石井にタッチ。エルガンもコブにタッチ。
 石井とコブは正面からタックルでぶつかり合い足を止めてのエルボー合戦。これをコブが優位に進めるとブレーンバスターを狙うが、逆に石井がブレーンバスター。石井はフォールも、コブが下から組み付いて体勢を入れ替え、ぶっこ抜きブレーンバスター。それでも石井は立ち上がりショルダータックル。起こして逆水平チョップ。その間に矢野がこっそりとコーナーマットを外しておき、コブを金具に叩きつける。
 石井はコブを引き起こし、コブにエルボーを打たせていく。お返しのエルボー一発でコブを倒した石井は突撃していくが、コブは石井をカウンターでコーナーに叩きつけ、矢野にもパワースラムを見舞ってエルガンにタッチ。
 エルガンは矢野に延髄斬りからジャーマン、突っ込んでいきたいシイにもジャーマンを狙うが、抜け出して走った石井の顔面にトラースキック。さらに矢野に串刺しエルボーからフロントハイキック、ファルコンアローと畳み掛けるも2。エルガンはパワーボムを狙うが、矢野がレフローを立てにしてエルガンにぶつけ、金的攻撃を狙うが、エルガンはこれを読んでおり防御。ドロップキックで矢野を吹き飛ばしてコブにタッチ。
 エルガンとコブはトレイン攻撃からエルガンの延髄斬り、コブがアングルスラム。フォールも2。コブは矢野に突撃するも、矢野が背にしていたのは金具剥き出しのコーナー。コブは自爆。矢野はスクールボーイも、コブは起き上がってブレーンバスター、その場飛びムーンサルトプレス。さらにララリアットを狙うが、矢野が組み付いてフロントスープレックス。石井にタッチ。
 石井はコブをロープに振ろうとするが、コブは組み付いてアスレチック・プレックス。エルガンにタッチ。
 エルガンは石井に串刺しラリアットを放っていき、チョークスラム。さらにラリアットを放つが石井は堪え、逆に走ってラリアットもエルガンは堪えてジャーマン2連発。救出に来た矢野はコブが捕縛して両者同時にジャーマン。
 エルガンは決着を狙うが、矢野が金的攻撃を入れ、石井がラリアット。石井と矢野はエルガンにトレイン攻撃、矢野がマンハッタンドロップからモンキーフリップで金具に叩きつけ、救出に来たコブとエルボーで打ち合う。これに打ち勝った矢野は石井と共にコブをロープに振るが、コブはダブルラリアットでなぎ倒し、エルガンと共に石井にサンドイッチラリアット。そしてコブのパワーボムにエルガンがバッククラッカーを合わせる合体技からフォールも矢野がカット。
 エルガンはパワーボムで石井をコーナーに叩きつけ、タイガードライバー。石井は肩を上げる。ならばとエルガンはパワーボムを狙うが石井はショルダースルー。ラリアット狙うが、エルガンは延髄斬りでカウンター。さらに延髄斬りを放つが石井がラリアットで撃ち落とす。石井はラリアットを狙うがエルガンがローリングエルボーでカウンター。エルガンはラリアット狙うが、石井がカウンターのラリアット。カウントは1。すぐに石井が走ってラリアット。カウント2。ならばと石井が垂直落下式ブレーンバスターでエルガンを突き刺し、カウント3を奪った。

第7試合


 現IWGPタッグ王者G.O.Dとリーグ戦単独首位のEVIL&SANADAの対戦。
 EVILとロアでゴングが鳴ると、ロックアップからのヘッドロック、ツータックルとオーソドックスな立ち上がり。EVILが何度もぶつかっていくがロアは倒れず、EVILは不意打ちで顔面をかきむしるとロープを往復してパワーを貯めてのタックルで吹き飛ばす。
 EVILとタマのマッチアップへ。タマがロープに走るとSANADAが背後からキックを入れてアシストし、EVILがセントーン。SANADAにタッチ。
 SANADAはタマにパラダイスロックで動きを封じ、低空ドロップキックを狙うが、ロアがリング外からSANADAの足を引いて引きずり落とし、全員入り乱れての場外戦に発展。場外カウント19でSANADAがリングに戻るも、タマがSANADAの顔面を踏みつけて追撃し、ロアにタッチ。
 ロアはSANADAの顔面をかきむしり、倒れるSANADAに向かって四つん這いになってヘッドバッドを放っていく。さらに、片手でEVILを挑発しながらのワンハンドボディスラムでSANADAを叩きつけフォールも2。タマにタッチ。
 タマはSANADAにパラダイスロックをかけようとするも、見よう見まねではかけ方が分からず、結局エルボードロップ。再びパラダイスロックにチャレンジするが、結局断念してEVILを襲撃。ロアにタッチ。
 ロアはエルボーでコーナーに押し込んで串刺しエルボー。ロアがEVILを挑発している間にSANADAが飛び込んでEVILにタッチしようとするが、ロアがこれを妨害。そしてタマが加勢するが、SANADAはミサイルキックでタマを撃退し、ロアをショルダースルーで投げ捨て今度こそタッチしようとするが、リング外からタマがEVILの足を引き妨害。
 2人はSANADAをロープに振るが、SANADAは2人まとめてドロップキックで吹き飛ばし、EVILにタッチ。EVILは2人を次々とラリアットでなぎ倒していき、ロアに河津掛け。タマとロアはEVILをコーナーに振ってトレイン攻撃を狙うが、EVILが2人をキャッチしてフェイスクラッシャー+DDTの合わせ技。さらにタマにラリアットを狙うが、タマがカウンターのドロップキック。タマはトンガンツイストからフォールも2。 タマとロアは2人で打撃を入れ、ギロチンドロップ、ボディプレスと畳み掛けるがEVILは肩を上げる。ならばとタマとロアは合体技を狙いに行くが、EVILはかわしてラリアット。両者タッチ。
 SANADAはロアの攻撃をリープフロッグでかわし続けてドロップキック。さらに場外のタマへプランチャを放ち、ロアに飛びついてフランケンシュタイナーを狙う。これはかわされるが、EVILがトラースキックでアシストしてフォールも2。EVILとSANADAはマジックキラーを狙うが、タマがカットタマをEVILがラリアットで撃退するも、ロアがEVILにスピアー、SANADAがロアにスワンダイブミサイルキックと目まぐるしい展開から4人がダウン。最初に起きたSANADAがロアにシュミット式バックブリーカーからコーナーに上ってムーンサルトを放つがロアは回避。SANADAは着地して自爆を避けるも足を痛めてしまう。ロアは突撃するが、SANADAはドラゴンスリーパーで捕縛しSkull Endの体勢に持っていこうとするが、タマがレフリーの足を引いて妨害。SANADAはロープに走るが、セコンドの邪道がSANADAの足引いて捕縛し、竹刀で殴打。ロアがラリアットからSANADAをフォールも2。EVILが入ってきて二人を相手に奮闘するが、2人はEVILにマジックキラー、さらにSANADAにトレイン攻撃。タマがブレーンバスターで上げ、セカンドロープに乗ったロアに渡して雪崩式パワーボムを放つ邪道&外道の合体技・スーパーパワーボムでカウント3を奪った。

<試合後コメント>
タマ・トンガ&タンガ・ロア&邪道
タマ「正しい方向にしか進んでいない。俺たちが勝ち続ける。邪道&外道のレガシー、ストーリーを俺たちが継いでいくんだ!」
邪道「スーパーパワー!G.O.D!ディス・イズ・ディスティニー!これこそ運命だ!」

第8試合


 OGの奇襲からの場外乱闘からゴング。
 ロッキーがファレにぐるぐるパンチを放っていくが、あまりの体格差にダメージはなし。ここにKUSHIDAも加わってダブルのドロップキックでようやくなぎ倒し、カットに入ってきた石森にダブルの側転ドロップキック。ロッキーはファレをコーナーに叩きつけ、棚橋にタッチ。
 棚橋はファレにドロップキックを放っていくが、ジェイが背後からキックを放って妨害し、オカダを襲撃。これにより再び全員入り乱れての場外戦へと発展。
 外道と棚橋のマッチアップとなると、外道は棚橋の髪を掴んで顔面かきむしり。コーナーに叩きつけ石森にタッチ。
 石森は棚橋にスリーパー、レフリーの目を盗んでジェイが棚橋の顔面に攻撃を入れると、オカダが激怒して抗議。ジェイはそれをあざ笑うかのように棚橋を場外に引きずり下ろして目潰し攻撃で挑発。棚橋は雄叫びを上げてジェイにエルボーを連打。しかしジェイは棚橋に掟破りのドラゴンスクリューを放つ余裕の挑発からファレにタッチ。
 棚橋はファレにボディブローを連発するが、ファレは棚橋を突き飛ばして串刺しスプラッシュを狙う。これをかわした棚橋はボディスラムであげようとするがファレが反転させて潰し、ボディプレスも棚橋は回避。ファレは外道にタッチ。棚橋は外道にドロップキックを放ってオカダにタッチ。
 オカダはOGを次々とエルボーでなぎ倒すと、外道がオカダに命乞いからガットショット。しかしオカダは騙されずその足をキャッチしてDDT。オカダは外道をコーナーに振って串刺しを狙うと見せかけてジェイに一撃入れるが、ジェイも組みついてバックドロップ。その流れでジェイがタッチを受け、オカダと対峙。
 ジェイはオカダに串刺しエルボーからダブルアームスープレックスでコーナーに叩きつける荒業を見せる。さらにひねりを加えたブレーンバスターからフォールも2。続けてジェイはブレードランナーを狙うが、オカダが堪えてカウンターのドロップキック一閃。それぞれタッチ。
 KUSHIDAと石森のマッチアップとなり、KUSHIDAが激しくミドルキックを放っていき、両者ともにハンドスプリング式の攻撃を狙って制空権を奪い合う。場外に逃れた石森にプランチャを放つが、リングに戻った石森はスワンダイブ式のメテオラでKUSHIDAを空から潰していく。さらトラースキックを放つが、KUSHIDAがキャッチしてオーバーヘッドキック。両者タッチ。
 ロッキーはジェイ、ファレにフランケンシュタイナーで蹴散らし、石森と外道に串刺しラリアットから2人まとめてダブルラリアット。しかしジェイが背後から忍び寄りブレードランナーを狙う。これをオカダがカットし、棚橋も加わり、両者は見つめ合って頷いてからダブルのブレーンバスター。2人はロッキーに勝負を託す。
 ロッキーは石森に不知火を狙うが、石森は堪えて担ぎサイファーウタキもカウント2。さらにブラディークロスを狙うが、KUSHIDAがカット。石森は再びブラディークロスを狙うが、ロッキーはスモールパッケージ。カウントは2。全員入り乱れての乱戦の中で石森がブラディークロスでカウント3。

 試合後もジェイはオカダを暴行してブレードランナーを狙うが、オカダもふりほどいてジェイに反撃。オカダはセコンド陣が止めに入っても振りほどいてジェイに追撃を狙うが、ファレが入ってきて串刺しのボディスプラッシュ、大ダメージのオカダにジェイがブレードランナー。外道と石森を振りほどいて棚橋とKUSHIDAが救出にリングインすると、OGの面々はリングから降り、下から挑発。ジェイは棚橋に「敗者は去れ」とジェスチャー。両者はにらみ合い、棚橋は引き上げていった。 

ジェイ「コウラクエーン!今日はみんなに特別な数字を授けよう。それは、“ゼロ”だ。あの新日本のドリームチームが俺たちに対して一回も勝てていない。その“ゼロ”だ。俺たちは2勝0敗になった。アイツらに2つの黒星をつけてやった。ドリームチームとはよく言ったもんだ。でも大丈夫さ。俺がしっかりと終わらせてやるから。それこそが一日を素晴らしく終える秘訣だ。俺こそがプロレスラーであり、棚橋もオカダも倒すことが出来ない、アイツらが束になっても倒すことが出来ないのが俺たちBULLET CLUBなんだ。また新たな時代がBULLET CLUBに訪れている。それはタナ、オカダは関係ない。ここにいる全員が俺と共に呼吸するんだ。俺たちの新しい時代で」

<試合後コメント>
KUSHIDA
「話題になってる棚橋&オカダ組に俺は敗北宣言をまだしてない、するつもりもない。前哨戦、棚橋にもオカダにも石森にも絶対負けねぇ。もっかい言っとく。石森太二、お前はこのベルト、取ることは出来ない」

棚橋弘至
「この2日でわかったことが1個だけ。……試合前にコーナーに登ってアピールしないと、調子が出ない!」

BULLET CLUB OG
(ファレが報道陣を睨みつけながら手拍子を強要する)
ジェイ「石森、よくやってくれた。昨日KUSHIDAを倒して、今日はロッキーを仕留めた。これで2勝0敗になったんだからスゴい男だよ。彼の存在を皆もっとありがたがるべきなんだ。彼は怪我を押して毎日出場して試合をして、現ジュニアヘビー級の王者を倒した男なんだからな。あのベルトも東京ドームでこの石森が奪ってしまうんだろう。オカダ、お前はもう無名だな。ここ何年か東京ドームでヒーローだったかも知れないが、もうお前は一人ぼっちだ。外道も俺のそばにいる。俺のセコンドになるんだ。彼こそが金の在り処を知っている、すべてを知っている男だ。そんな男が俺に付いているんだ、百人力だよ。BULLET CLUBみんなそうだ。俺たちはこれ以上無いチームになっている。このチームに対して棚橋もオカダも敵うことはなかった。新日本の新時代とは、俺達のことだよ。それってトゥー・スイートだよな?」
外道「ドリームチームってのは俺達のことだよ!」
ジェイ「そのとおり」
(全員でトゥー・スイート)
石森「(松葉杖をつまみ上げて)これ、必要ねぇな!ヒャハハハ!そうだ。次の1・4でアイツのベルトとこれ(松葉杖)、交換だ!(笑)」

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