後藤洋央紀が「NEVER王座戦を諦める」と宣言も飯伏幸太は「なんで諦めるんですか?!」

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 18日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2018』が行われ、後藤洋央紀の持つNEVER無差別級王座に飯伏幸太が挑戦することが決定した。

 後藤洋央紀は、3日の大阪大会で自身が強いこだわりを持つNEVER無差別級王座をタイチから奪還。その直後には次期挑戦者に今年のG1 CLIMAXで土を付けられた借りのある飯伏幸太を指名し、初防衛戦に向け意気込んでいた。
 しかし、当の飯伏はこの指名に興味を示さず、自らのTwitterで「却下!」とこれを拒否。この後、後藤はTwitter上でもしつこく対戦を要求していたが、飯伏の答えはすべて「却下!」であった。

 この日の第4試合では、チャッキーT&バレッタ&後藤洋央紀vs高橋裕二郎&ハングマン・ペイジ&飯伏幸太の6人タッグマッチが行われこの2人は対面。後藤は試合前に飯伏に詰め寄るが、飯伏は両腕で“バッテン”を作ってこれを却下。
 飯伏は後藤とのマッチアップを避けるが、ペイジが捕まる展開となり試合終盤まで出番がなくフラストレーションが溜まっていた飯伏は、タッチを受けると後藤に突っ込んでいき、掌底とソバットの雨あられからカンクーントルネード、突っ込んでくる後藤にカウンターのウラカンラナ。さらにスワンダイブ式のボディプレスを決めるなど大暴れ。後藤は牛殺しで一矢報いて下がり、この試合ではこれ以上の直接対決はお預け。最後は裕二郎とペイジがチャッキーTへ連携攻撃を見舞い、裕二郎がピンプジュースで試合を決めた。

 試合後、マイクを取った後藤は「飯伏!次のNEVER無差別級タイトルマッチ……諦めるよ。却下ばっかりされちまって、俺もわかったよ。悪かったな。なんかあったときは、そのときに……」と飯伏をチラチラ見ながら引き下がろうとするが、飯伏は慌てて後藤からマイクを奪い取ると、「ちょっと待って!ちょ、ちょっと待って!なんで?!なんで諦めるんですか?!なんで!?やりましょう!」と大慌てで挑戦を表明。
 これを受けた後藤はニヤリと笑って「決まりだな!やろうぜ!」と満足気に頷いた。

 バックステージに戻った後藤は、「押してダメなら引いてみなってことだ。こうも上手くいくとは!まあとにかく本人の口から『やりましょう』って言葉言わせたから。次、飯伏幸太に借りを返す。このNEVERの力を証明してやるよ」と軽い足取りで会場を後にした。

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