EVIL&SANADAがタッグリーグ白星発進!二連覇に向け「俺たちがタッグリーグの価値を上げて行く」と覚悟を叫ぶ!
18日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2018』が行われた。
『WORLD TAG LEAGUE』は新日本プロレスの冬の風物詩として知られるヘビー級の選手たちによるタッグリーグ戦。
今年は17日の藤沢大会よりスタートし、この日はその第二戦を迎えていた。
この日のメインイベントでは、前年度覇者のEVIL&SANADA組がマイケル・エルガン&ジェフ・コブの強豪タッグと対戦。
序盤からエルガン&ジェフのタッグはパワー殺法で圧倒し、EVILをブレーンバスターで担ぎ上げたまま交互に受け渡してから超滞空ブレーンバスターで叩きつけるなどの離れ業を見せる。
場外戦でイニシアチブを握ったEVIL&SANADAは華麗な連携で交互に攻撃を畳み掛け、マジックキラー。そのままSANADAがエルガンにSkull Endを仕掛けて試合を決めようとすると、ジェフが2人まとめてタックルで吹き飛ばす豪快なカットを見せ、エルガンとジェフはSANADAにサンドイッチラリアットから、ジェフのパワーボムにエルガンがバッククラッカーを合わせる合体技を見舞う。さらにエルガンがEVILをコーナーに上げてトップロープから雪崩式ブレーンバスター、さらにジェフがその場飛びムーンサルトで追撃もカウントは2。ならばとジェフはアスレチック・プレックスを狙うが、混戦の中でEVIL&SANADAはマジックキラーを決め、最後はEVILがEVILでジェフを沈めた。
試合後、マイクを取ったEVILは「ウェルカム・トゥ・ザ・ダークネスワールド!後楽園!今年のタッグリーグもEVIL&SANADAが優勝してやるよ!」と二連覇を宣言。ここでEVILがSANADAにマイクを向けると会場は大SANADAコール。ためらうSANADAだったが、会場の声援に後押しされてマイクを取り、「一つだけ言ってやるよじゃあ。日本で一番、ここ後楽園ホールが好きです!」と愛を叫んだ。
バックステージに戻ったEVILは「リングで言った通りだ!今年のタッグリーグもノープロブレム&ノーサプライズで優勝して二連覇してやるよ。個人的に、今回の相手。マイケル・エルガン、そしてジェフ・コブ。今年負けてたから、借りは返したぞコノヤロー」と満足気にコメント。
そして「俺らEVIL&SANADAがタッグリーグの価値を上げて行くって言ってんだろ?敷居をもっともっと高くしていくからな。簡単に出れるタッグリーグになんてさせねぇからな。全部!全部俺らが覆してやるよ。よぉく覚えとけ!This is EVIL!! Everything is EVIL……全ては、EVILだ!」と新日本プロレスのタッグ戦線を牽引する覚悟を見せた。