「リンダマン君ごめん」エル・デスペラードからマスター・ワトがギブアップを奪いIWGPジュニア挑戦へ!
5日、東京ドームにて新日本プロレス『WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム』DAY2が開催。ダークマッチでマスター・ワトが快挙の勝利を上げた。
この日のダークマッチ2試合目では、鈴木軍のエル・デスペラード&金丸義信&TAKAみちのくvs天山広吉&小島聡&マスター・ワトによる6人タッグマッチが行われた。
デスペラードは前日の東京ドーム大会で高橋ヒロムを相手にIWGPジュニア王座を防衛しており、ワトは入場するとベルトへアピール。これを後押しするようにテンコジがデスペラードとワトの1vs1の場面をサポートし、ワトは天山直伝のTTDなどで果敢に攻める。だがデスペラードは余裕の試合運びからトドメのピンチェ・ロコを狙うも、ワトが丸め込みベンダバール(=変形のゆりかもめ)で捕らえるとデスペラードがこれでギブアップ。
王者からギブアップを奪ったワトは「エル・デスペラードに俺が挑戦します。新日本ジュニアの未来は俺が開拓します」と改めて宣言。
デスペラードは「リンダマン君ごめん、ちょっと先にやることができてしまいました。でっかいオッサン2人の力を借りたとはいえワトが俺からギブアップをとってしまったので、気は進みませんがアイツの挑戦を受けなきゃダメなようです。ワト!お前がどういう未来を俺に見せてくれるか。俺から一本取れるなんつーのはな、こっから先もう何年もないんだ。それくらいお前はまだ低い位置にいる。俺がお前を引っ張り上げるんじゃない。お前が勝手にこっちに上がってこなきゃいけないんだ。と、さっきギブアップした人間が言ってます。頑張ってくれよ。俺も頑張るよ」と、前日挑戦者に指名したGLEATのエル・リンダマンに謝罪しながらワトの挑戦を受けることを了承した。