【試合結果】2・26 新日本プロレス後楽園ホール大会 【NEVER6人タッグ】SANADA&EVIL&BUSHIvsライガー&タイガー&デリリアス ケニー・オメガ&アダム・コールvsジェイ・ブリスコ&マーク・ブリスコ
『HONOR RISING:JAPAN 2017』
日程:2017年2月26日(日)
開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,636人(超満員)
▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
邪道/●外道/サイラス・ヤング(ROH)
10分0秒 パルプフリクション→体固め
デビッド・フィンレー/○ジュース・ロビンソン/KUSHIDA
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
【第11代王者組/LOS INGOBERNABLES de JAPON】○SANADA/“キング・オブ・ダークネス”EVIL/BUSHI
10分34秒 Skull End
【挑戦者組】獣神サンダー・ライガー/タイガーマスク/●デリリアス(ROH)
※チャンピオンチームが初防衛に成功
▼8人タッグマッチ 20分1本勝負
[CHAOS]オカダ・カズチカ/後藤洋央紀/○YOSHI-HASHI/ウィル・オスプレイ
11分5秒 カルマ→片エビ固め
[BULLET CLUB]バッドラック・ファレ/タマ・トンガ/タンガ・ロア/●高橋裕二郎
▼タッグマッチ 20分1本勝負
[War Machine]レイモンド・ロウ(ROH)/○ハンソン(ROH)
12分5秒 フォールアウト→片エビ固め
[THE YOUNG BUCKS]ニック・ジャクソン/●マット・ジャクソン
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
内藤哲也/高橋ヒロム/○パニッシャー・マルティネス(ROH)
11分46秒 チョークスラム→体固め
●ダルトン・キャッスル(ROH)/棚橋弘至/田口隆祐
▼タッグマッチ 30分1本勝負
柴田勝頼/○ジェイ・リーサル(ROH)
14分6秒 リーサルインジェクション→片エビ固め
[BULLET CLUB]Cody/●ハングマン・ペイジ
▼タッグマッチ 30分1本勝負
[Briscoe Brothers]●マーク・ブリスコ(ROH)/ジェイ・ブリスコ(ROH)
22分0秒 ラスト・ショット→片エビ固め
[BULLET CLUB]ケニー・オメガ/○アダム・コール(ROH)
ケニー・オメガ率いるBULLET CLUBが新日本プロレス復帰!ロス・インゴがNAVER6人タッグを防衛!
第1試合
邪道外道とサイラス・ヤングはおそろいのTシャツで入場。
ヤングがマイクアピール後急襲。CHAOSはロープにそれぞれ振ろうとするも、KUSHIDA達が逆に振りCHAOSは場外へ。
リングにはフィンレーと邪道。邪道が握手を要求すると、その手をフィンレーが握るが邪道は膝蹴りを叩き込んでロープに振る。だがフィンレーはエルボースマッシュを叩き込むと、往復式串刺しバックエルボーからコーナーに登るが、発射前に邪道は時間差でリングに倒れる。リングに降りたフィンレーをサイラスが蹴りつけ、邪道は外道にタッチ。
コーナーでフィンレーの顔面を潰した後、外道はストンピングからサミング。外道は邪道にタッチ。
邪道はチョップから「フォー!」と交互に叫びチョップで倒す。邪道はサイラスにタッチ。
サイラスはボディスラムで叩きつけストンピング。コーナーに振ってトレイン攻撃を狙うが、フィンレーが避けて邪道外道に串刺しボディスプラッシュ。だがサイラスがエルボーで殴り掛かるが、フィンレーはロープに振ってドロップキックで迎撃。フィンレーはKUSHIDAにタッチ。
KUSHIDAはミドルキック連発も、サイラスはキャッチしその足にハンマーブロー。サイラスは走り込むがKUSHIDAはアームホイップから顔面にドロップキック。邪道外道が出てくるがKUSHIDAはハンドスプリングエルボーで迎撃し、サイラスを蹴ってエプロンに降りると延髄斬り。さらにスワンダイブも、サイラスが避けるがKUSHIDAは胴締め腕固め。サイラスは強引に担ぐとカミカゼからコーナーでの倒立アラビアンプレス。KUSHIDAは転がって避けジュースにタッチ。
ジュースは串刺しラリアットから逆コーナーに振って再度串刺しラリアット。ブレーンバスターを狙うが、着地したサイラスが走り込むもエルボースマッシュで迎撃したジュースがコーナからのダイビングスタナー。コーナー下に座り込むサイラスにキャノンボールからフォールも2。
ジュースは担ぐも着地したサイラスとバックの取り合い。サイラスはジュースのラリアットも書き込んで顔面に膝蹴りからRKO。サイラスは外道にタッチ。
外道がソバットから邪道がパントキック、外道がスーパーキックからフォールも2。外道はバイオニックエルボーを狙うが、ジュースが逆にバイオニックエルボー。だが顔面を張ってガードした外道にジュースは負けじとバイオニックエルボーを決め、山折りからフォールも邪道がカット。ジュースはパルプフリクションを叩き込んで3カウント。
<試合後コメント>
サイラス・ヤング
「せっかくの日本デビュー戦だったのに、どういうことだ!?俺がせっかく良い試合をしたのに、レフェリーのカウントのスピードが、向こうの選手と俺の時と全然違ったじゃないか。ワーン、トゥー、スリーって何だ。俺はリスペクトの気持ちを持って、このリングに臨んだのに、俺にとっては1つも良いことがなかった。うんざりだ!」
※邪道&外道はノーコメント
第2試合
先発はEVILとデリリアス。ゴングがなるとデリリアスが自由奔放にリング内外を走り回りライガーにタッチ。だがライガーの背中にデリリアスがタッチし、EVILに向かっていくもEVILは髭を掴んでトーキックからストンピング。デリリアスは腕を捻ってショルダーアームブリーカーを連発。だがEVILはダブルチョップで倒しSANADAにタッチ。デリリアスもタイガーにタッチ。
BUSHIがタイガーを挑発し、SANADAがタイガーの背中にハンマーからマスク剥ぎを狙う。これを注意されるとSANADAはBUSHIにタッチ。
BUSHIはTシャツでタイガーにスリーパーも、タイガーが切り替えして逆にそのTシャツでスリーパー。タイガーはそのままライガーにタッチ。
ライガーは串刺し掌底アッパーからタイガーがハイキック。さらにコーナーに座らせ正面に登るも、BUSHIがサミングからEVILがカット。そのまま場外乱闘へ。
リングに戻しBUSHIがライガーにストンピング。後頭部に膝を押し付けロープを使ったチョーク攻撃。BUSHIはSANADAにタッチ。
SANADAはナックルからサミング。SANADAはブレーンバスターからフォールも2。SANADAはEVILにタッチ。
EVILはトーキック連発でコーナーに押し込み、串刺しラリアットからボディスラム。セントーンを投下しフォールも2。EVILはBUSHIにタッチ。
EVILがライガーを羽交い締めにしBUSHIがミサイルキック。コーナーに振って走り込むが、ライガーは避けてEVILに掌底アッパー、BUSHIに風車式バックブリーカーを決めタイガーにタッチしようとするがSANADAがバックを取る。だがライガーはSANADAを場外に投げ捨てタイガーにタッチ。
タイガーはミサイルキックからコーナーに振って走り込むが、BUSHIがオーバーヘッドキックからコーナーに登るも正面に登ったタイガーが雪崩式アームホイップからフォールも2。
タイガーはパイルドライバーからコーナーに登るがEVILがカットしデッドリードライブ。BUSHIはライトニングスパイラルからフォールも2。
BUSHIはラリアットもタイガーは巻き込んでタイガードライバー。タイガーはデリリアスにタッチ。
デリリアスは四方へのロープワークからジャンピングラリアットで倒しフォールも2。コーナーに振って串刺しボディスプラッシュもBUSHIは避けてSANADAにタッチ。
SANADAはトーキックから走り込むが、デリリアスは担いで正面に落とすとソバットからDDT。フォールも2。
ライガーが串刺し掌底アッパーからデリリアスがサミング。SANADAの背中に引っ掻き攻撃からスリーパーもSANADAはコーナーに下がって潰すと、EVILが串刺しラリアットからソバット、SANADAがトラースキックからBUSHIがコードブレイカーを叩き込み、SANADAがバックドロップで叩きつけフォールも2。
SANADAはSkullEndを狙うがデリリアスは丸め込むが2。今度はスクールボーイも2。続けて横十字固めも2。SANADAがラリアットもデリリアスはバックを取り投げ捨てジャーマン。SANADAは着地し、デリリアスをカニばさみでロープにもたれさせるとEVILが場外からイス攻撃。ふらつくデリリアスにSANADAはSkullEnd。これでギブアップを奪った。
<試合後コメント>
ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン
EVIL「コメントは・・・ノー・コメントだ!」
BUSHI「大阪で奪取したこのベルト。今日防衛して、これを手にしているのは俺たちだよ。結論から言えばメインもこなせる、第二試合もこなせるこのベルト。会社の便利なように使われちゃ困るけどさ。でも現段階で最多防衛記録、一歩手前の王手だよ。誰も知らない、誰も興味ないから教えておくけど、このベルトの最多防衛記録は2回。越えるのは簡単だよ。あと1回勝ったら防衛記録、最多に並ぶんだから。こんな今の状態で誰でも巻けるどうでもいいベルトになるのか。それとも誰もが巻きたい魅力のあるNEVER6人タッグのベルトになるのか。それは俺にはわからない。ただひとつ言えるのは、俺がわくわくして仕方ないことが近づいているよ。Xデイ。このXデイが近づいているこの楽しさ。楽しみだぜ。エッセ・リオ!マジで・・・」
第3試合
BULLET CLUBが急襲し試合開始。リングでは後藤がロアとタマからストンピングを受けエルボー。コーナーでサミングから逆コーナーに振るも、後藤はロアを避けるがタマがトーキックからボディブロー。
後藤は交互にエルボーも、タマがトーキックからロアとともにエルボー。ロープに振ると後藤はタマにエルボーからロアにローリングラリアット。タマの髪を掴んでの牛殺しからオスプレイにタッチ。
オスプレイはロアにドロップキックから再度ドロップキック。だがファレがエプロンから羽交い締めにするも、タマのエルボーをファレに誤爆させて、タマにナックルから串刺しエルボースマッシュ。さらに串刺しドロップキックを顔面に叩き込む。
オスプレイは卍固めでとらえると、タマはたまらずロープへ。
オスプレイはエルボスマッシュも、タマはロープに振ると場外から裕二郎が足を引っ張り場外に引きずり込む。
場外乱闘後リングに戻り、タマがサミングからロアにタッチ。
タマがオスプレイを羽交い締めにしロアがボディブロー。ロアがストンピング連発から裕二郎にタッチ。
ロアはボディスラムから裕二郎にギロチンドロップ。フォールも2。裕次郎はナックル連打からファレにタッチ。
ファレはボディスラムからフォールも2。ファレはロアにタッチ。
ロアはコーナーに振ると串刺しラリアットから再度串刺しラリアット。コーナーに振って改めてスパインバスターで叩きつけるとスリーパー。ロアはファレにタッチ。
ファレが出てきてダブル攻撃を狙うが、オスプレイはハンドスプリングオーバーヘッドキック。オスプレイはオカダにタッチ。
オカダはランニングエルボー連発からボディスラム。オカダはコーナーに登るが、迫ってきたファレを飛び越えるとエルボーから走り込む。だがファレはラリアットで迎撃し裕二郎にタッチ。
裕二郎はビッグブーツを避けてソバットからフィッシャーマンバスター。フォールも2。裕二郎は走り込むもオカダはフラップジャックからYOSHI-HASHIにタッチ。
YOSHI-HASHIは串刺しチョップからロープにかけると背中にドロップキック。フォールも2。
YOSHI-HASHIが投げようとするも裕二郎がリバースし顔面にトラースキック。
ファレとタマが出てきてYOSHI-HASHIに串刺しボディスプラッシュからファレも串刺しボディスプラッシュ。裕二郎が顔面に低空ドロップキックからフォールもオスプレイと後藤がカット。
裕二郎が東京ピンプスを狙うが、着地したYOSHI-HASHIがバックキック式の延髄斬りから走り込むが、裕二郎は担いでマイアミ・シャイン。フォールも2。
裕二郎は投げようとするが、オスプレイが旋風脚で迎撃。次々入れ代わり立ち代わり選手が出てくると、オカダが蹴散らしYOSHI-HASHIにバトンを渡す。YOSHI-HASHIは裕二郎にチョップも裕二郎はビッグブーツ。走り込んで来た裕二郎をYOSHI-HASHIがラリアットで迎撃しカルマで叩きつけ3カウント。
<試合後コメント>
オカダ・カズチカ&YOSHI-HASHI
YOSHI-HASHI「裕二郎のマイアミ・サンシャインはヤバかったけど、でも明日タイトルマッチがあるからこんなところじゃ負けてられない。明日必ずROHのベルトを獲ってやる」
オカダ「今日も僕は(IWGP)ヘビー(のベルト)を持って、後藤さんはNEVERのベルトを持って。オスプレイはイギリスのクルーザーウェイトのベルトを持って。YOSHI-HASHIさん、明日ROH獲って、みんながチャンピオン、いいんじゃないですかね。そして俺はね、ROHだからね。英語の、アルファベット、一文字、アルファベット一文字でROHに何が足りないかを教えてあげようと思ってね。W(ダブリュー)!」
第4試合
ロウとマットがロックアップから、ロウがマットをコーナーにのせ頭を撫でる。マットが走り込むがロウが何度も突き飛ばして押し戻し、足を刈って倒すとショルダータックル。マットはたまらずニックにタッチ。ロウもハンソンにタッチ。
ニックが「ソケーット!」と挑発すると、ハンソンはコーナーに叩きつけ、ニックはマットにタッチしようとするが、ニックは敵コーナーに走り込み、ハンソンのエルボーもロウに誤爆させると、ヤングバックスでウォーマシンを場外に叩き出しダブルのトペスイシーダ。だがウォーマシンはヤングバックスを場外でキャッチし、両側から投げ捨て同士討ちさせる。ハンソンはロウにタッチ。
ウォーマシンは交互にお互いにニックを振って膝蹴り。倒れたニックを起こしてロウは膝蹴り連発からラリアットでなぎ倒す。ロウはハンソンにタッチ。
ハンソンはロウをコーナに振って串刺しエルボーをさせるとクロスボディプレスからフォールも2。ハンソンはサミングからロウにタッチ。
ウォーマシンはダブルのチョークスラムを狙うが、ニックは交互にエルボーから走り込むも、ロウが空中に投げ捨てハンソンがキャッチし。だがニックは二人まとめてコルバタで投げ捨てるとマットにタッチしようとするが、ロウが足をつかむ。だがニックは延髄斬りからマットにタッチ。
マットはラリアットを避けてエルボー連打からソバット。更にロープに振られると場外のハンソンにロープを貫いてのキックからロウにソバット。その場飛び不知火からマットはダイビングクロスボディアタックからフォールも2。マットはスーパーキックもロウはキャッチしナックル。ロープにもたれたマットの顔面にロウはエプロンを走り込んでのニー。だがニックがエプロンを走り込んでのスーパーキックからマットがランニングニー。更にニックがトペ・コンヒーロを発射。ニックがその場飛びシューティングスター、マットがスワンダイブボディプレスを同時投下しフォールも2。
ロウがローキックからエルボー、マットがトラースキックもハンソンがヒッププレス。ロウが担ぐも着地したニックがスーパーキック。マットがコーナーに座っているハンソンに雪崩式フランケンから、ニックがロウをロープに引っ掛けそこへマットがスワントーンボム。フォールも2。
ヤングバックスはモア・バング・フォー・ユア・バックを狙うが、ロウが突き飛ばしてカット。ロウはハンソンにタッチ。
ハンソンは往復串刺しラリアットをヤングバックスに叩き込むが、マットが避けてニックに膝蹴り。さらにダブルスーパーキックからハンソンにロウを担がせオート式ドリラー。続けてアーリーオンセットアルツハイマーから、次々ファイヤーバードスプラッシュを叩き込んでフォールも2。
ニックはハンソンを担ぎマットが飛び込むもロウがキャッチ。ヤングバックスは改めてハンソンをロープに振るが、ハンソンは側転してカットし「ソケーット!」。ヤングバックスはダブルスーパーキックもハンソンは二人まとめて担いで叩きつける。さらにウォーマシンが合体サイドバスターからフォールもマットがダイビングボディプレスでカット。
ニックは次々スーパーキックからハンソンに串刺しニー。だがロウがバックブリーカーからスイング式ボディブリーカーと繋げパワーボムで叩きつけハンソンがダイビングボディプレス。マットはウィーマシンに交互にエルボーからスーパーキック。ラリアットもロウは腰投げで叩きつけフォールアウト。これで3カウント。
<試合後コメント>
ヤングバックス
ニック「とんでもねぇな。俺たちはジュニアのレスラーなのに、何で2人合わせて350ポンドを超えるようなタッグチームと試合をしなくちゃいけないんだ!?」
マット「不公平だろ。これは、俺たちは、ただのジュニアタッグチームじゃないって言ったことにニュージャパンが怒って決めたブッキングなのか?ただ、実は、2週間前にもコロンバスでWar Machineと試合をした。そして、その時は俺たちが勝った。1勝1敗のラバーマッチ。ゴム試合…まぁコンドーム試合だな。もし3試合目をやる時は……」
ニック「3試合目では、このベルトをかけて…」
マット「待て待て待て!オマエはアホか。このスーパーキックパーティーチャンピオンシップベルトは、永遠に俺たちのものだ!気がふれたのか?そのベルトを懸ける試合じゃねぇだろ」
ニック「分かった、分かった」
マット「落ち着け」
ニック「じゃなくて、コッチのベルトだ」
マット「3試合目が決まった時には、ROHのベルトを懸けて闘う」
ニック「マットが言う通り、オマエたちはまだ、スーパーキックパーティーのベルトに挑戦できるようなタマじゃない」
マット・ニック「もしかしたら、もしかしたら、もしかしたら……」
ニック「このベルトを懸けて闘ってもいいぞ?」
マット「もし俺たちと試合する時は、アイツらのヒゲを切ってやる。新しいコスチュームもくれてやる。あんな汚い衣装つけやがって」
ニック「ヒゲが口の中に入って、ゲロ吐きそうだ」
マット「あのヒゲ、いつ洗ったんだよ?」
ニック「クソみてぇな味がした……」
マット「オマエ、今日ちょっとオカシイぞ……」
第5試合
田口と棚橋がダルトンのクジャクボーイズとなり、キャッスルを扇いで称える。
先発はマルティネスとダルトン。マルティネスがプレッシャーでダルトンをコーナーに押し込むと、ダルトンはロープに飛んで挑発。マルティネスはただ前に歩き下がっていったダルトンをコーナーに押し込むと、ダルトンは暴れてレフェリーを盾にする。ダルトンはエルボーもマルティネスはキャッチするが、ダルトンは暴れて逃げる。
マルティネスはチョークでコーナーに押し込むとエルボーも、ダルトンは避けてポーズを決め挑発。呆れたマルティネスは内藤にタッチ。ダルトンは棚橋を指差しタッチ。
棚橋は内藤のロックアップを避けてダルトンのポーズをきめるが、内藤はトーキックからロープに振るも、棚橋は下から蹴り上げボディブローからエルボー。内藤はコーナーに振って走り込むが、棚橋はエルボーで迎撃し振り返り式クロスボディアタック。棚橋はポーズを決め田口にタッチ。
田口は首投げからヒップアタック。棚橋もヒップアタックで続き、交互にヒップアタックを叩き込むと田口はダルトンにタッチ。
田口が首投げから田口と棚橋が扇子で内藤の顔面を覆い、そこへダルトンがドロップキック。ダルトン&田口&棚橋は並んでポーズを決める。ダルトンはボディスラムから棚橋にタッチ。
棚橋はストンピングからエルボー連打。走り込むと内藤がマンハッタンドロップからヒロムがドロップキック。さらに内藤が顔面にドロップキックを叩き込む。内藤はストンピングからサミング。内藤はヒロムにタッチ。
ヒロムはストンピングから足へのエルボー。さらにロープを使ったアキレス腱固めから足へのドロップキック。中央に引きずり足へのエルボードロップから足へのストンピング連打。ヒロムは内藤にタッチ。
ヒロムと内藤は棚橋の足をリングに叩きつけると足4の字。内藤はマルティネスにタッチするかに見せかけてタッチせず、棚橋にストンピングから足を蹴り上げる。棚橋はコンビネーションエルボーも内藤は低空ドロップキック。さらに駆け上がり式スイングDDTを狙うが棚橋が逆にDDT。棚橋は田口にタッチ。内藤もヒロムにタッチ。
田口はトーキックからロープワークでヒロムを走らせる。ヒロムはドロップキックも田口は避けて顔面にヒップアタック連発から串刺しヒップアタック連発。首投げからスライディングヒップアタックを叩き込んでフォールも、返されるとアンクルホールド。ヒロムはロープへ。田口はどどんを狙うが、ヒロムはボディシザースで耐える。田口はアンクルホールドで返し、ヒロムはロープに逃れるとトラースキック。田口はこれを避けて延髄斬りからダルトンにタッチ。
ダルトンはラリアットも、ヒロムは避けてビッグブーツ。ダルトンはキャッチし抱えるとそのままフィッシャーマンのように投げ捨てる。ヒロムはその勢いでマルティネスにタッチ。
ダルトンはチョップ連打もマルティネスがロープに振る。ダルトンはビッグブーツで迎撃しバックを取るが、マルティネスはバックエルボー。飛び後ろ回転蹴りもダルトンが避けて強引にジャーマン・スープレックス・ホールド。これは2。
棚橋&田口も出てきてトリプルドロップキックから棚橋が串刺し攻撃を狙うが、次々マルティネスは蹴り伏せ、ダルトンにハイキックからダイビングニールキック。マルティネスはチョークスラムを狙うがカットしたダルトンがバックエルボーで逃れロールングエルボー。走り込むが、マルティネスが避けてダルトンが振り返し式ボディアタックもマルティネスがキャッチしチョークスラム。そのまま3カウント。
<試合後コメント>
ダルトン・キャッスル&棚橋弘至&田口隆祐
ダルトン「今日の試合、いまさっき何が起こったのか?まだ、よくわかっていない……ただ、私はボロボロに見えるかもしれないが、ピンピンしてるぞ?ダメージなんか全然ないし、私は自分の足でしっかり立ててる。そうだろ?いいか?私は今回、日本をエンジョイするためにきたんだ。まだまだ楽しんでいない。でも、私にはボーイズがいるからまったく問題ない。どうだ、今回のボーイズはとても美しいだろ? 今日はただのミステイク。でも、次回はまったく違う試合になる。これはまだまだ始まりにすぎない!この目が見えるか?これがチャンピオンの目だ!……それにしても今日のボーイズは美しい!」
――今日はタグチジャパンとは違うかたちで出ましたが?
田口「今日はボーイズとして接するのがいいかなと思いまして。ボーイズに徹してまた違う景色を見たというところです」
――その中で大田区でジュニア王座に挑戦しますが?
田口「やってみてすごく肌が合うというか、体が合うのがマットの上で感じます。3・6が楽しみになってきました。旗揚げ(記念日)という大事な日に組んでもらえて。コンディションをしっかり整えて。そうですね、ヒロム、いや高橋ヒロムのコメントを見ました。『入門テストを覚えていますか?』とか。忘れもしないです。試験官の三澤トレーナーに『誰がよかった?』と聞かれて、僕は一番よかったと答えたのがヒロム、いや高橋ヒロムでした。・・・あー、今になって言わなきゃよかったなぁって思っています。当時の高橋ヒロムが強敵になって俺の前に目の前に立ちはだかるとは思ってもいなかったですけど。
2009年ですから僕がデビューして7年。当時チャンピオンだったわたしが追う立場ですから。別にわたしは上から目線でいろいろ発言しているわけではありません。常に下から見上げる方が好きなんで。常に上にいてもらう方が好きなんで。どっちかというと上になるより下から見上げる方が好きなんで。下から寝そべった目線で・・・突き上げてやります。下から突き上げてやります。ヒーヒー言わせてやります。僕にはそれしかできないんで。・・・最高の試合をお見せします。これ以上は何も思い浮かびません。無理です。これ以上、求めないでください。騎乗位が好きです!」
※棚橋はノーコメント
第6試合
先発は柴田とCody。ロックアップから柴田がコーナーに押し込みクリーンブレイク。
バックの取り合いから柴田が腕を取っていくがCodyはロープへ。柴田が片足タックルから腕の取り合い。柴田がヘッドロックからバックを取ると首投げからサッカーボールキック。Codyはこれを避けて距離を取る。両者タッチ。
リーサルはCodyを要求するが、ページが膝蹴りからエルボー。更にコーナーに振るが、リーサルは飛び越えてスライディングからアームホイップ。更に側転しての低空ドロップキックを顔面に叩き込みフォールも2。
ペイジはチョップからコーナーに叩きつけ、チョップから首投げで倒しランニングケンカキックからセントーンを投下。ペイジはCodyにタッチ。
Codyはストンピングから側転して柴田を挑発。背後からリーサルがチョップとナックルを交互に叩き込み、ナックルから場外に転げて逃げたCodyにトペ・スイシーダ。そこへペイジがリングからトペキック。
コーディーはリングにリーサルを投げ入れストンピング連打からペイジにタッチ。
ペイジはコーナーに叩きつけてからサミング攻撃。さらにCodyがエプロンを走り込んでのエルボーからペイジはCodyにタッチ。
Codyはカッターからストンピング連打。Codyはロープ際でストンピングからペイジにタッチ。
ペイジにリーサルはエルボーからジャンピングキックも、ペイジは変形フィッシャーマンスープレックスホールドも2。ペイジはCodyにタッチ。
Codyはナックルも、リーサルは走り込んできたCodyにローリングエルボー。ロープに飛ぶが、ペイジがロープをたゆませ場外に落とすとエプロンを走り込んでのシューティングスタープレス。リングに入れるとCodyがDDT。フォールも柴田がカット。Codyはペイジにタッチ。
ペイジはコーナに振って走り込むも、足を伸ばしてカットしたリーサルが柴田にタッチしようとするが、ペイジがチョップでカット
リーサルは下から蹴り上げて迎撃し、延髄斬りから柴田にタッチ。ペイジもCodyにタッチ。
柴田が走り込むもコーデーはミサイルキックで迎撃、膝立ちの柴田にCodyはエルボー。エルボーを打ち込んでいくも柴田はコーナーを背にエルボーを要求。受け切ると額をこすりつけエルボーを受け切ると、エルボーから追走式串刺しビッグブーツ。柴田はエルボー連打でコーナー下に座らせると低空串刺しドロップキックを顔面に叩き込む。柴田はネックチャンスリーからフォールも2。
柴田はコブラツイスト。これはペイジがカットし、サミングからCodyがDDTの体勢。だが柴田はエルボースマッシュでカットするもペイジを場外に投げるが、Codyはディザスターキックからアメリカン・ナイトメア。これはリーサルがカット。両者タッチ。
エルボー合戦からペイジがロープに振るも、リーサルはそのままトペ・スイシーダをCodyに叩き込む。ペイジはライト・オブ・パッセージを狙うがそのまま丸め込み、返されるとリーサルがハンドスプリングもペイジはショルダースルー。CodyがDDTを狙うが、首投げでリーサルが返すと柴田が走り込みサッカーボールキック。ペイジが柴田にスワンダイブ式DDTからリーサルがペイジにリーサルインジェクション。これで3カウント。
試合後柴田とCodyは場外で殴り合いを続けた。
<試合後コメント>
柴田勝頼
――コーディ選手がWWEを離脱した後、対戦したい相手のリストをツイッターで発表したのですが、そこには柴田選手の名前がありました
柴田「あぁそうなの」
――コーディ選手にとっては待望の柴田戦だったわけですが・・・
柴田「俺にとっては何の変哲もない、日々の一日、いち試合に過ぎないですね。向こうのモチベーションがあればあるほど、それは試合に反映されるものなんで。俺は常にいつでも、どこでも、どこの国でも、どこのリングでも、変わらないけれど。相手の思い入れ次第ではどんどんすごいものになっていくだろうし、それにはしっかり応えたいと思いますよ」
――これから対戦する機会も多くなると思いますが?
柴田「望むところですよ。言葉は必要ない。リングの上で感じ取ったものを受け止めて、ぶつけ合う。それが僕です、以上!」
リーサル「ボーイ。コーディ・ローズ、おまえのことが俺は大嫌いなんだよ? もうおまえにはガマンできない。フロリダの試合でおまえとのストーリーは終わりだ! いいか? 俺はブルロープマッチは得意中の得意なんだ。おまえはフロリダの試合で終わりなんだよ!」
第7試合
先発はコールとマーク。コールはマークを無視し「アダム・コール・Baby!」とコールアンドレスポンス。コールは満足するとケニーにタッチ。
ロックアップからマークが丸め込むとタックルからヘッドロック。ショルダータックルで倒し走り込むと、ケニーが飛び越えるがマークはアームホイップ。ケニーは立ち上がるとそのままコーナーに押し込み、逆コーナーに振るがマークは飛び越えるもケニーはフランケンで叩きつける。ケニーはフロントネックで捕らえコールにタッチ。コールはマークの顔面を蹴り上げてコーナーに叩き込むと背中にストンピングからガットショット。マークはケニーにタッチ。
ケニーはスワンダイブで飛び込んで背中にチョップからフロントネック。コールを待つが、コールがコールアンドレスポンスをしているうちにマークがケニーをブレーンバスター。ジェイが出てきてコールにラリアットから、走らせたケニーにバックエルボー。トレイン攻撃からサンドイッチ串刺しキック。場外のコールにマークがスライディングキックからケニーにウルトラタイガーアタック。そのまま場外乱闘へ。リングに戻るとケニーはコールにタッチ。
コールはフィストドロップからコーナーに叩きつけて、逆コーナーに叩きつけるとブレーンバスター。フォールも2。コールはケニーの足に叩きつけてケニーにタッチ。
ケニーはストンピング連打からスリーパー。フロントネックもジェイはエルボースマッシュ。ジェイがロープに飛ぶも、コールがエプロンから蹴りつけケニーがバックドロップ。フォールもマークがカット。
ケニーはマークを場外に投げ捨て場外へのクロスボディアタック。さらにスワンダイブ攻撃をジェイに狙うが、ジェイはアームドラッグで叩きつけてマークにタッチしようとするが、これはコールがコスチュームを引っ張りカット。バックエルボーで逃れたジェイがマークに飛び込むも、ケニーがマークを場外から引っ張りカット。
ケニーがジェイを自軍コーナーに叩きつけてコールにタッチ。
コールは串刺し攻撃を狙うが、ジェイはバックエルボー。ケニーにもナックルからエルボースマッシュを叩き込み、コールのラリアットを巻き込んでローリングエルボーで倒す。ジェイはなんとかマークにタッチ。
マークはケニーにコンビネーションエルボーから蹴りつけてペイジにジャーマン。さらにケニーにエクスプロイダーからコールに近づくも、コールは担ぐが着地したマークがフィッシャーマンバスター。フォールも2。
マークはデスバレーボムからコーナーに登るが、コールは正面に登る。マークはナックルで落とすが、ケニーがエプロンに突き飛ばしコールはスーパーキック。さらにケニーはリングに投げ入れコールがレッグラリアート。フォールも2。
コールは担ぐも、マークは着地しジェイにタッチ。ジェイはビッグブーツも避けたコールがエルボー連打。走りこむもジェイはドロップキックで迎撃しネックブリーカードロップ。フォールも2。
ジェイはダブルアームを狙うが、コールは切り替えしてスーパーキック2連発。コールはケニーにタッチ。
ケニーは担ぐが、暴れたジェイにハンマーブロー。ジェイはエルボースマッシュ連発もケニーは強烈なチョップ。ケニーはラリアットを避けると低空ドロップキックからコタロークラッシャー。フォールも2。
ケニーは高速ドラゴンスープレックスを狙うが、バックエルボーで逃れたジェイが走り込むもケニーはニーリフトで迎撃。ケニーはカミカゼからセカンドロープに飛び乗りムーンサルト。剣山で迎撃したジェイがラリアットで叩き伏せ、両者タッチ。
エルボー合戦からコールがエルボー連打。マークは強烈なチョップ連発からナックル。マークの延髄斬りを避けてビッグブーツから延髄斬り。コールは近づくも足を伸ばしてカットしたマークにコールはソバットからコーナに登り飛び込むも、マークは切り返すがそこへケニーがビッグブーツ。ジェイがケニーを蹴散らすも、コールがジェイを蹴散らし、マークがコーナーにコールを登らせると、正面に登ったマークを突き飛ばしてパナマ・サンライズ。フォールも2。
コールはセカンドロープにマークを座らせると、正面に登り投げようとするが、これはジェイがカット。
ジェイはナックル連打から正面に登ると、雪崩式ブレーンバスターで叩きつけマークがそこへダイビングエルボードロップ。フォールもケニーがカット。
ジェイがスプリングボード・ドゥームズデイ・デバイスを狙うがコールが丸め込むもマークはそこへニードロップ。場外に降りたコールとケニーへジェイがトペ・スイシーダ。
改めてスプリングボード・ドゥームズデイ・デバイスを狙うが、ケニーが場外からコーナー上のマークの足を引っ張り落とし、ジェイに膝蹴りから片翼の天使を狙う。だがジェイが着地し肩車するとスプリングボード・ドゥームズデイ・デバイス。だがコールがフォールをカット。
ケニーがマークにVトリガーからコールがラストショット。これで3カウント。
ケニー「俺は帰ってきた。俺はどこにも行かない!2017年はケニーオメガの年であり、BULLET CLUBの年であり、ジ・エリートの年であり続ける。自分たちが新日本プロレスを、そしてアメリカを、さらには世界を乗っ取ってやる」
(コールがマイクを奪う)
コール「ケニー、素晴らしいスピーチだ。ケニーが新日本プロレスに帰ってきて新日本プロレスのファンはすごく興奮していると思うが、一つ大事なことを忘れていないか?それは俺の存在だ。アダムコールが新日本プロレスのリングにあがっているんだ、ROHの3タイムチャンピオンだ。もちろんお前たちも素晴らしい年になると思うが、アダムコールなくしてそれは不可能なんじゃないか?アダムコールの年にするからこそ全てのファンにとって素晴らしい年になる。アダムコールベイベー!」
ケニー「日本人は英語はわからないから今言ったことは理解されていないと思うぞ。自分がしめるぞ。NJPWファン。グッドバイ、グッドナイト」
<試合後コメント>
ケニー・オメガ&アダム・コール
ケニー「俺はもしかしたら大きな間違いを犯してしまったかもしれない。自分勝手なことをしてしまったかもしれない。今日はせっかくアダム・コールが勝ったのに、試合を締めたのに、コールの気に障るようなことを言ってしまって悪かったよ……」
(コールがバックステージへ)
オメガ「コールだって、ROHのチャンピオン。コールがしっかりと試合を締めて、あの流れで良かったはずなのに、申し訳ないことをした。謝るよ」
コール「ケニーは本当に心から言っているのか?オマエの目には、俺に対する嫉妬しか見えないぞ」
ケニー「そんなことないんだ。謝るよ」
(マット・ジャクソンがインタビュースペースへ)
マット「大丈夫か?今試合見てたけど、良い試合だったじゃないか」
ケニー「俺は試合の大方をしっかりと回してた。ただ、ちょっと自分勝手なことを言ってしまったのは謝るけど、そんなに怒ることか?さっきだって謝っただろ。もう先に進んでいこうよ?」
マット「そうだよ。TGI Fridaysでも行って落ち着こう」
コール「俺たちはドリームチーム。そして、俺がここに来てやったんだということをちゃんと覚えておけ」
(コールはコメントブースを去る)
マット「……コールは、ちょっと神経質なタイプなんじゃないの?」
ケニー「ROH、今日1日目。しっかりと俺たちがリングを温められたと思う。でも、俺は正直、タッグチームとかはどうでもいいんだ。俺が欲しいのは、オカダが持っているIWGPのベルト。だから、この間、オカダが鈴木みのるに勝ったことは、俺にとってとても幸運だ。俺はドームで負けはしたが、負け犬だとは言われたくない。これからベルトを獲るために、本気を出してやっていく」