「俺ら怖いよ?怒らせたら」海野翔太と清宮海斗&大岩陵平がHOUSE OF TORTURE退治を掲げてまさかの合体!
21日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『JRA有馬記念 presents Road to TOKYO DOME』が開催。海野翔太と清宮海斗&大岩陵平が共闘の姿勢を見せた。
この日の第4試合では、海野翔太&本間朋晃&マスター・ワトvs“キング・オブ・ダークネス”EVIL&成田蓮&SHOの6人タッグマッチが実施。
正規軍とHOUSE OF TORTURE(HOT)の対抗戦となる形の試合だが、注目すべきは海野と、海野とたもとを分かって衝撃のHOT入りを果たした成田の対決。
クリスマス前ということでサンタ帽を被って入場しファンにアピールする海野だったが、成田を前にすると目の色を変えて襲撃。しかし、乱戦を十八番とするHOTの面々が余裕を持って対処。
場外戦で成田が海野を圧倒していく中、リング上ではワトがHOTのダーティーファイトに苦戦。なんとか自力で生還したワトの後を受けた海野は感情むき出しで成田に吶喊。EVIL&SHOを蹴散らして成田にフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドからトライデントを狙うが、成田が金具むき出しのコーナーへと顔面を叩きつけて脱出。
終盤にはベテランの本間が音頭を取って正規軍の連携攻撃が続き、本間もEVILに小こけしやこけしロケットを見舞って奮戦。しかし、ディック東郷や高橋裕二郎が代わる代わる現れてレフェリーの目を撹乱している間に成田が忍び寄って木製のプッシュアップバーで本間に一撃。生じた一瞬の隙を見逃さず、EVILがEVILで本間を沈めた。
試合後、リング上ではHOT総出で海野を集団リンチ。
絶体絶命のピンチを迎える中、なんとリング上に清宮海斗&大岩陵平が飛び込んできて海野を救出。
HOTが前日のNOAH後楽園ホール大会に乗り込んできて大会をメチャクチャにしたことで清宮&大岩と因縁を深めていたという背景があり、かつては新日本のリングでも清宮&大岩が襲撃された際には海野が救出したという経緯もあることからその義理を果たした形にもなる。
清宮がEVILをドロップキックで排除し、海野も成田にドロップキックからデスライダーを狙うも成田はすんでのところで逃亡。
HOTの面々が去っていくと、清宮は海野に右手を差し出して共闘を提案。海野は清宮、大岩の手をガッチリと握り返し対HOTの共同戦線を張った。
バックステージに戻った海野は、「HOT、ぶっ潰してやるよ。俺にケンカ売って、清宮さんにケンカ売って、大岩にもケンカ売って。テメーら本当に地獄を分からせてやるからな」と闘志むき出し。さらに「清宮さんはEVIL狙ってるんですか?ちょうどいいじゃないですか。NOAHの1月2日の有明大会呼んでくださいよ」とNOAHのリングでのHOT退治を提案。
これを受けた清宮は「それだったら俺も1月4日、東京ドーム乗り込みに行かせてください!」と呼応しガッチリ握手。
海野は「来年一発目から俺ら徹底的に動きますよ。怖いよ、怒らせたら?」と高笑いして去っていった。