宮城もち&柊くるみがKAZUKI&チェリーを退けタッグ王座防衛も、中森華子が世羅りさを破りプロミネンスによるPURE-J制圧を阻止!

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 17日に後楽園ホールで開催されたPURE-Jの2023年を締めくくるビッグマッチ。セミファイナルのデイリースポーツ認定女子タッグ選手権試合は、『プロミネンス』宮城もち&柊くるみに対し『WANTED☆ウォリアーズ』を自認するチェリーがKAZUKIをパートナーに挑戦。WANTED仕様の新コスチュームでこの試合に臨んだチェリーは積極的なファイトで活路を見い出そうとするも、くるみはラリアットから合体式のインプラント。続いて豪快なダイビング・ボディープレスでKAZUKIに勝利し、2度目の防衛を果たしてみせた。

 マイクを持ったくるみは「我々プロミネンス、ベルト防衛しちゃったよ? いいんですか、PURE-Jの皆さん? 次の挑戦者、誰かいないの?」と挑発。これにPURE-Jのみならず参戦選手もリングに上がると、もちは「私たち、今日(相手を)決めて帰りたいの」。この申し出にボリショイは「これからここでバトルロイヤル。そして優勝した人のタッグチームが1月28日の大田区(蒲田大会)で挑戦する。それでいいか?」と、急きょ挑戦者決定バトルロイヤルが行なわれることが決定。

 選手たちがTシャツを脱いで11人で試合がスタートすると、最後はコーナー上の鋼を場外に転落させたKAZUKIが勝利。すると最初に失格したチェリーは「やったー! KAZUKIさんが優勝したぞー! 早くも私たちでリマッチ決まりましたけど? 挑戦権を手に入れたのは『WANTED☆ウォリアーズ』のKAZUKIさんとチェリーだ~っ!! KAZUKIさんは中年の星。どんなに殴られても蹴られても、決してあきらめることなく何度でも立ち上がります! 我々『WANTED☆ウォリアーズ』は欲しいものは絶対手に入れる。絶対にあきらめません! ねぇKAZUKIさん!? 1月28日に向けてさらに特訓していきましょう。『Kinki Kids』のツイートばっかりしてる場合じゃないですからね?」と、KAZUKIに有無を言わせず一気にまくし立てて、再戦を決定させてしまった。

 メインイベントはPURE-J無差別級チャンピオンとして長期政権を築いている中森華子に、『プロミネンス』世羅りさが挑戦。ロックアップに始まり序盤は落ち着いた攻防を見せる両者だが、2度目の場外戦に誘った世羅は何度もイスを投げつけて中森を流血に追い込むと、左右のエルボーからエアーズロック。しかしコーナーからのダブルニーをかわした中森はシャイニング・ウィザード、シャイニング・フラワー、バズソーキックと連発して反撃を開始。雁之助クラッチから路上につないで辛くも勝利を飾った。マイクを持った中森は「5度目の防衛、成功したぞ!! 去年の12月に無差別のチャンピオンになりました。このベルトを巻くのはもう5回目です。もう私のベルトと言っても過言ではありません。今日世羅選手に勝って、また1つ私は強くなりました。まだまだこのベルトを輝かせていきます!」とアピール。選手たちが横一列になってJのポーズを作り、大会を締めた。

『PURE-J CLIMAX 2023』
日程:2023年12月17日(日)
開始:11:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆556人

▼セミファイナル デイリースポーツ認定女子タッグ選手権試合 30分1本勝負
夏実もち(プロミネンス)/○柊くるみ(プロミネンス)
14分3秒 ダイビング・ボディープレス→片エビ固め
●KAZUKI/チェリー(フリー)
※第32代王者組が2度目の防衛に成功

▼デイリースポーツ認定女子タッグ王座 次期挑戦者決定バトルロイヤル 時間無制限
○KAZUKI
3分24秒 オーバー・ザ・トップロープ
●ライディーン鋼
※退場順…チェリー&谷もも&Leon&大空ちえ&倉垣翼&マドレーヌ、優宇、久令愛、AKARI、鋼

▼メインイベント PURE-J認定無差別級選手権試合 30分1本勝負
○中森華子
19分47秒 路上
●世羅りさ(プロミネンス)
※第13代王者が5度目の防衛に成功

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