三冠王座戦の最後の前哨戦はゼウスが宮原を沈めて勝利!「気合で!気合で!気合で!必ず三冠王者になります!」
25日、佐賀県・佐賀県・ホテルマリターレ創世 佐賀にて『2018 SUMMER ACTION SERIES~肥前さが幕末維新記念大会~』が行われた。
この日のメインイベントでは、29日の大阪大会で三冠戦を行う宮原とゼウスが最後の前哨戦を行った。
宮原健斗&ヨシタツ&野村直矢vsゼウス&ジョー・ドーリング&ボディガーの6人タッグマッチで組まれたこの試合は宮原とゼウスのマッチアップで始まり、最序盤からゼウスのラリアットと宮原のブラックアウトを互いにかわし合うピリついた空気に。
中盤に全員入り乱れての場外乱闘に発展した際にはゼウスは脇目も振らずに宮原に突撃し、観客席へなだれ込んで乱闘するという決戦を意識した攻防も見られた。
終盤に再び対面した2人は両軍のトレイン攻撃を交えながらフラックアウト、ラリアットと互いの必殺技を狙い合い、宮原がジャーマンスープレックスからブラックアウトと叩き込んでいくがゼウスは気合で持ちこたえハイキック。最後はジャックハマーでカウント3を奪い、最後の前哨戦を勝利で飾った。
リング上でマイクを取ったゼウスは「オイ、健斗!聞こえるか?ええか?気合や!気合で俺が獲ったんや!7月29日、覚悟しとけオラ!皆さん、今日はありがとうございました!いくつもの試練を乗り越えて、今ここに立ち、宮原健斗に今日は勝つことが出来ました。皆さんの応援のおかげです。ありがとうございました!本番は、7月29日、大阪府立体育館第一競技場でやります。必ずその時も、痛みに耐え、苦しみに耐え、必ずこの自分が最後はリングに立ち、勝ち名乗りを受けます。皆さんどうか応援よろしくおねがいします!」と迫る三冠戦への抱負を述べた。
バックステージに戻ったゼウスは「もう勝つことしか考えてないんで。勝つことしか考えてないです。必ず勝ちます。気合ですよ。気合で、気合で、気合で!必ず三冠王者になります」と静かに闘志を漲らせた。