【試合結果】7・25 全日本プロレス佐賀大会 宮原健斗&ヨシタツ&野村直矢vsゼウス&ジョー・ドーリング&ボディガー 秋山準&ウルティモ・ドラゴン&カーベル伊藤vs大森隆男&佐藤光留&無宿の「赤虎」

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『2018 SUMMER ACTION SERIES~肥前さが幕末維新記念大会~』
日時:2018年7月25日(水)
開始:19:00
会場:佐賀県・ホテルマリターレ創世 佐賀
観衆:545名(満員)

▼3Wayマッチ 20分1本勝負
○将火怒(将火怒プロレス)
6分11秒 首塚→片エビ固め
●丸山敦
※もう一人はTAJIRI(フリー)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
○崔領二(ランズエンド)/岩本煌史
9分49秒 山折り→片エビ固め
中島洋平/●ブラック・タイガーⅦ

▼カーベル佐賀会presents 6人タッグマッチ 30分1本勝負
秋山準/○ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)/カーベル伊藤
12分9秒 ラ・マヒストラル
大森隆男/佐藤光留(パンクラスMISSION)/●無宿の「赤虎」

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
諏訪魔/○石川修司(フリー)/青木篤志
9分47秒 ファイヤーサンダー→片エビ固め
[Sweeper]ジェイク・リー/ディラン・ジェイムス(フリー)/●佐藤恵一(フリー)

▼シングルマッチ 30分1本勝負
○青柳優馬
11分21秒 回転十字固め
●ギアニー・ヴァレッタ(マルタ)

▼三冠ヘビー級選手権試合前哨戦 6人タッグマッチ 60分1本勝負
●宮原健斗/ヨシタツ(フリー)/野村直矢
16分37秒 ジャックハマー→片エビ固め
○ゼウス/ジョー・ドーリング/ボディガー(フリー)

宮原vsゼウスの大阪決戦前最後の前哨戦はゼウスに軍配!青柳が“野獣”ヴァレッタから辛勝!カーベル佐賀会presents試合で佐賀大吟醸一年分が贈呈!

第1試合


 ゴングと共に三人はリングを周り、丸山は「久しぶりやのう!TAJIRI!」と陽気に叫ぶが誰も反応せず会場は微妙な空気に包まれる。
 三人はじりじりと手4つで組み合おうとするが、TAJIRIだけレフリーに手4つを仕掛けようとしてペースをかき乱していく。その後三人で数珠つなぎのようにバックを取ってから数珠つなぎのまま腕を取り合うが、丸山が「このまま戦ってても勝負つきそうにない!3WAYと言ったらチョップ合戦ですよ!そうですよね?!」と言うと、2人は怪訝な顔をしながらもこれに付き合い、三人でチョップ合戦へ。丸山は2人を相手にチョップを打っていくが、2人は丸山にだけチョップを打っていく。これに丸山が「俺だけ多い!」と文句を言うと2人は一緒にガットショットからロープに振りダブルチョップ。
 倒れた丸山を放置したままTAJIRIと将火怒がタックルでぶつかり合い、グラウンドへ。2人がクリーンブレイクすると観客と丸山が拍手。その後丸山は2人に殴りかかり「俺の時代じゃオラァ!」と叫んで将火怒に突っ込むが、キャッチした将火怒がボディスラム、ブレーンバスターからフォールもTAJIRIがカット。すると丸山は、「TAJIRIさん!よう助けてくれました!ここは私と組んで彼を倒しませんか?!TAJIRIさん!第一印象から決めてました!」と右手を差し出して頭を下げ共闘を持ちかける。TAJIRIはこれに応じて二人は握手。将火怒を2人でコーナーに振り、TAJIRI、丸山の順にトレイン攻撃も、攻撃を終えた丸山の背後からTAJIRIが丸山にスクールボーイ。同じ流れが二回繰り返される。
 怒った丸山は、「そっちがそういうつもりやったら、こっちはこういうつもりやあ!」と将火怒に右手を差し伸べるが将火怒はその手を叩いて拒否。TAJIRIは丸山に逆水平を連打すると、丸山はTAJIRIをロープに振るが、TAJIRIはハンドスプリングエルボー。残る将火怒にバズソーキックを狙うが、将火怒はこれを回避しTAJIRIへラリアット。ここに突っ込んできた丸山にもラリアットを見舞い、丸山を首塚でマットに突き刺し3カウントを奪った。

第2試合

 ブラックを相手に中島が激しく自己主張して先発を買って出る。
 中島とブラックが口論を続ける中、中島と崔のマッチアップでゴング。中島は「馬鹿にしてんだろ?!」とブラックに突っかかるが、ブラックは「バッカ島!」と観客にコールを煽る。観客がこれに乗っかると中島は四方に向けて怒り始めるが、その間に崔はヘッドロックで捉え、ショルダータックルで中島を吹き飛ばす。更にロープに走るが、中島はドロップキックでカウンター。崔が中島を場外に蹴り出すが、中島は場外でもブラックへ「馬鹿にしてんだろ?!」とつっかかり口論を始める。
 崔は付き合いきれないといった様子で岩本にタッチ。リングに戻った中島もブラックにタッチ。
 ブラックは岩本と対面しながら崔にタッチを求めに行こうとするなどやる気を見せないが、岩本がロープに振りエルボー。さらにコーナーに振って串刺しバックエルボー。二発目を狙うがブラックはブートで止め、顔面をコーナーに叩きつけて中島にタッチ
 中島は岩本にガットショットを連打し場外に投げ出すが、ブラックが「馬鹿野郎!中でやれ中で!」と即座に戻してしまう。中島が何度か場外に出していくが、ブラックが全てすぐに戻してしまう。中島は仕方なくストンピングからエルボーを打ち込みブラックにタッチ。
 中島はアシストのためにコーナーに上りミサイルキックを狙うが、ブラックは中島とは離れたところで岩本にチンロックを決めてしまい噛み合わない。するとブラックは岩本に強烈な逆水平からフォールも2。ブラックはさらにサッカーボールキックからフォールも2 ブラックは中島にタッチ。
 中島は岩本をコーナーに叩きつけチョップ。ブラックが「もういっちょ行け!」と檄を飛ばし、止めようとするとブラックに「もう終わりか?」と挑発されるのでエンドレスで打たされる羽目に。コーナーから脱出した岩本に低空ドロップキックで追撃からフォールも2 中島はブレーンバスターを狙うが、岩本が逆にブレーンバスターで投げ返し、崔にタッチ。
崔は中島にコーナーチョップからボディスラム、さらにPKを狙うが中島は腕でガードを試みる。すると崔は寸止めするフェイントを入れ、背後に回ってサッカーボールキック。トドメの山折りを狙うがこれはブラックがカット。ならばと崔はラリアットを狙うが、これをかわした中島が延髄斬りで一矢報いてブラックにタッチ。
 ブラックは崔を捕らえてキャメルクラッチ。中島に低空ドロップキックを入れる連携攻撃を促すと、気合を入れた中島は雄叫びを上げながら何往復もロープを走って力をためていくが、しびれを切らしたブラックが中島を放置してフォールも2。さらにブラックはシャイニングウィザードから崔の蹴り足をキャッチしてドラゴンスクリュー。しかし崔もすぐに担いで山折りを狙うが、中島がカット。これを岩本が分断し、崔はビッグブートから山折りを叩き込み、カウント3を奪った。

第3試合


 “カーベル佐賀会presents”と銘打たれたこの試合では、試合前に松尾オートの松尾孝則社長がリングに上がって認定書を読み上げる。
 その後、恒例となったリング上から観客席にお菓子や日用品などのプレゼントを餅撒きのように投げ入れる通称“カーベルタイム”が行われた。

 いざゴングが鳴ろうとすると、赤虎が「カーベル出てこい!オイィ!俺にやらせろ!カーベルとやらせなさい!カーベル出てこい!」と突如荒ぶる。カーベル伊藤は「カーベル行きます!」とこれに応えて前に出ていき、この2人でゴング。
 ゴングが鳴ると、赤虎は「えらい新車が安いらしいな?!」と叫んでロックアップから腕取り合戦へ。腕を取られたカーベル伊藤はネックスプリングで跳ね起きタイガースピン。そのままリバースインディアンズデスロックで足を固め、何度も倒れて赤虎の足を痛めつけていく。さらにジャイアントスイングを宣言し観客のカウントに合わせて10回回し切ると、目を回して秋山にタッチ。カーベル伊藤は最前列の客席に座って休憩する余裕を見せる。その間に赤虎も大森にタッチ。
 秋山と大森のマッチアップ。腕の取り合い、ヘッドロックの掛け合いから大森が自軍コーナーに押し込んで光留にタッチ。
 秋山と光留のマッチアップ。光留はキックを狙っていくが、秋山は素足にレガースを履いただけの光留の指先を踏みつけ的確にダメージを与えていく攻め方。光留はロープにしがみついて抗議している間に秋山はウルティモにタッチ。
 ウルティモは光留にローキック連打から顔面を踏みつけていき、フォールも2。カーベル伊藤にタッチ。
 カーベル伊藤は50音チョップを宣言し、光留へコーナーで「あ!か!さ!た!な!は!ま!や!ら!わ!ん!」と11発チョップを打ち込んでいくが、これに怒った光留がカーベル伊藤を自軍コーナーに連れ帰ると大森と赤虎がマスクを剥いでその謎に包まれた正体を暴こうとする。これをレフリーに止められると、大森は「立てい!カーベル!調子に乗るなよお前!」とボディスラム。赤虎が「新車が1万円っておかしいだろぉ?!」と抗議する中、大森がカーベル伊藤にチョップを放つとカーベル伊藤も逆水平、モンゴリアンチョップ、ローリングソバットで対抗。しかし大森がこれに打ち勝ち自軍コーナーに連れ帰ると光留が再びマスク剥ぎを狙う。これを止められるとミドルキックを放っていくが、カーベル伊藤がこれをキャッチしドラゴンスクリューで一矢報いて秋山にタッチ。
 秋山は大森にラリアット、ランニングニー、ビッグブートと畳み掛け、さらにラリアットを狙うが、これをキャッチした大森がフルネルソンボム。赤虎にタッチ。
 赤虎はコスチュームとニーパッドをめくりあげて膝を晒し「膝行くぞオラァ!」と過剰にアピールし観客へ膝コールを煽るが、その隙に復活した秋山がジャンピングニーで赤虎を撃退。ウルティモに繋ぐ。
 ウルティモは赤虎にダブルチョップからコンビネーションキック、さらに秋山とカーベル伊藤を呼び込んでトレイン攻撃。カーベル伊藤は赤虎をコーナーに上げて雪崩式フランケンシュタイナー。さらに場外に逃れた赤虎へノータッチトペ・コンヒーロで体を浴びせ、「イ・ト・ウ!」コールを決める。
 大ダメージを負った赤虎をリングに戻すと、試合権利を持ったウルティモがラ・マヒストラルで丸め込み、3カウントを奪った。


 試合後、松尾オートの松尾孝則社長、鐘ヶ江石油の鐘ヶ江専務、カーコレクションコバヤシの深江社長より、勝利者賞として佐賀大吟醸『東一(あずまいち)』一年分が贈呈された。

第4試合


 先発は諏訪魔とジェイクでゴング。ロックアップから押し込みあう力比べから腕の取り合いと堅実な立ち上がり。これを制した諏訪魔が前から組み付いてスロイダーを狙うが、ジェイクは振りほどいてスリーパー。諏訪魔は余裕を持ってロープへ。両者タッチ。
 石川とディランのマッチアップへ。ロックアップで組み合い、ヘッドロック、ショルダータックルでのぶつかり合いと大型選手同士の激しいぶつかり合いへ。さらにラリアットの打ち合いに発展し、相打ちから両者タッチ。
 青木と佐藤のマッチアップになると、両者スピーディーなロープワークで競っていき、青木がマンハッタンドロップからDDT。諏訪魔にタッチ。
 諏訪魔は佐藤をコーナーに追いやり顔面にナックル。さらにヒップ鳥栖から肩口を蹴りつけていく。石川にタッチ。
 石川は佐藤をロープ際にボディスラムからロープを掴んで両足で踏みつける。反則カウント4で手を放すが足では踏みつけたまま。青木にタッチ。
 青木は佐藤を顔面からコーナーに叩きつけていくが、佐藤はブートで止める。青木がブートでやり返し突っ込んでいくが、佐藤はドロップキックで反撃しディランへタッチ。
 ディランは青木を何度もコーナーに叩きつけ、滞空ブレーンバスターからギロチンドロップもカウント2。ここでSweeperは三人で青木にトレイン攻撃。ジェイクがランニングニーからディランがオクラホマ・スタンピート、佐藤がフロッグスプラッシュと続けてフォールも決まらず。
 諏訪魔と石川が救出に入り、青木が佐藤の突撃をブートで止めてスイングネックブリーカー。ここで石川につなぎ、石川はダイビングフットスタンプから諏訪魔と2人で串刺しラリアット、さらにサンドイッチラリアットを見舞う。ここで青木が場外のジェイクとディランにトペ・スイシーダ。アシストを受けた石川は佐藤にファイヤーサンダーを狙うが、佐藤は着地してトラースキック。さらにロープに走るが石川がカウンターのラリアットからランニングニー、最後はトドメのファイヤーサンダーで突き刺してカウント3。

第5試合


 ヴァレッタが雄叫びを上げ、観客がそれに合わせてコールを始めると青柳も雄叫びを上げて対抗。
 ロックアップで組み合い、ヴァレッタが青柳を押し込みクリーンブレイクと見せかけて打撃を放つが、青柳はこれを悠々とかわす。するとヴァレッタは青柳に組み付いてハンマーパンチからヘッドロック。青柳がロープに振るがヴァレッタはショルダータックル。青柳もドロップキックでやり返すがヴァレッタは倒れず、さらにショルダータックルで青柳を跳ね飛ばす。ヴァレッタは青柳をコーナーに叩きつけ、駆使剤攻撃を狙うが、ブートで止めた青柳がコーナーから飛びつくが、ヴァレッタはこれをキャッチしてボディスラム。さらに高速ストンピングで顔面を踏みつけていき、奇声を上げる。さらにフェイスロックで固めていくが、青柳はロープへ。
 ヴァレッタは青柳にハンマーパンチで追撃し、ショルダータックルからフォールも2。青柳は立ち上がってエルボー連打で突っぱるが、ヴァレッタが青柳の顔面に噛みつき、場外へ放り出す。
 場外戦となるとヴァレッタは鎖を持ち出し、青柳の首を鎖で絞め上げながら観客席で乱闘。
 ヴァレッタは青柳をリングに戻すと、青柳の足を固めた上で自らのエルボーガードを外して青柳の首を絞めていく。レフリーにこれを咎められると凶器を投げ捨てブレーンバスターを狙うが、堪えた青柳が逆にブレーンバスター。
 青柳はコーナーにもたれかかるヴァレッタに串刺しエルボーからジャンピングエルボー。フォールも2。コーナーからダイビングクロスボディも2。青柳はフィニッシュを狙うが、これを振りほどいたヴァレッタが青柳をコーナーに叩きつけ、串刺しのジャンピングハイから投げっぱなしのフィッシャーマンスープレックスも2。
青柳は膝立ちのままエルボーで突っ張っていき、立ち上がるとジャンピングニーバッドでカウンター。青柳は追撃を狙って走るが、ヴァレッタはカウンターのラリアット。カウントは2。ヴァレッタは「イチニサーン!」と叫んで抗議。さらにヴァレッタは再びジャンピングハイキックを狙うが、これをかわした青柳が投げっぱなしジャーマンで放り投げる。しかしヴァレッタは即座に起き上がり雄叫びを上げてラリアットを狙うが、青柳はこれを逆さ抑え込みでフォールも2。最後はヴァレッタのラリアットキャッチした青柳がそのまま絡みついて十字架固めで3カウントを奪った。

第6試合


 29日の大阪大会で三冠戦を行う宮原とゼウスの前哨戦はこの日が最後。
 真っ先にゼウスが前に出て宮原を待ち受けると、宮原もこれに応え、まずは注目の2人のマッチアップでゴング。
 ゼウスと宮原がコールの煽り合いを行い、ロックアップからロープに押し込み合う。ゼウスが離れ際にチョップを入れヘッドロック、ゼウスのラリアットと宮原のブラックアウトを互いに回避し、クリーンブレイクから両者タッチ。
 ヨシタツとボディガーのマッチアップ。ロックアップから腕の取り合い、ヘッドロックからのショルダータックルと堅実な攻防。ボディガーがこれを制してヨシタツをなぎ倒すが、ヨシタツもドロップキックで反撃。クリーンブレイクから両者タッチ。
 野村とジョーのマッチアップ。2人はロープに走ってショルダーでぶつかり合うと、全員入り乱れて場外へ。ゼウスと宮原は場外でもバチバチやり合う。
 リングに戻ったジョーはボディガーに代わると、ボディガーは野村にチンロックこれはヨシタツがカット。ボディガーが自軍コーナーに野村を連れ帰り、ゼウスにタッチ。
 ゼウスはコーナーに控える宮原を落としてから野村に強烈な逆水平。野村もエルボー連打で突っ張るが、ゼウスは逆水平でなぎ倒して黙らせる。ジョーにタッチ。
尚も野村はジョーにエルボーで突っ張り、ロープに走るがジョーはカウンターでドロップキック。さらにエルボードロップからフォールも2。ゼウスにタッチ。
 ゼウスは野村にボディスラムからフォールも2。ボディガーにタッチ。
 ボディガーはコーナーからフォスとドロップを見舞いフォールも2。野村はエルボーで突っ張っていくとボディガーは手を広げて打たせるだけ打たせ、野村をグーパンチでぶん殴り逆エビ固め。これが決まらないと見るや解除してフォールも2。ジョーにタッチ。
 ジョーは野村をコーナーに振ってブートを試みるが、これをかわした野村がロープに走ってスピアー。ヨシタツにタッチ。
 ヨシタツはジョーにブートを連発し、スワンダイブ式ミサイルキック。フォールも2。ヨシタツはバックドロップを狙うが、耐えたジョーがショルダータックルで吹き飛ばしてボディガーにタッチ。
 ボディガーはヨシタツに串刺しラリアットを連発し、バックドロップ。フォールも2。さらにコーナーに叩きつけ串刺しラリアットを狙うが、これをかわしたヨシタツがニールキックで反撃し、フィッシャーマンスープレックスも2。両者タッチへ。
再び宮原とゼウスのマッチアップになると、ゼウスのラリアットをかわした宮原が膝への低空ドロップキックから顔面への低空ドロップキックのコンビネーションを入れ、ヨシタツと野村とともにトレイン攻撃。ここにジョーとボディガーが介入し分断。リング上は宮原とゼウスだけに。
 宮原はブラックアウトを狙うが、これをかわしたゼウスがラリアット。ここでゼウスが2人を呼び込みお返しのトレイン攻撃を見舞いフォールもヨシタツと野村がカット。再び分断しリング上は宮原とゼウスに。
 ゼウスは宮原をコーナーに上げて雪崩式ブレーンバスター。さらにラリアットを狙うが、宮原はフロントハイキックでカウンター。ここにジョーが入ってくるが、ヨシタツと野村が2人でジョーを止めてロープに振るが、ジョーはクロスボディで2人まとめて押しつぶす。

 ゼウスは宮原をコーナーに振って串刺しラリアット。もう一発狙うが、宮原が追走して串刺しフロントハイでお返し。ゼウスは強烈な逆水平を打ち込んでいくが、これをかわした宮原がジャーマンスープレックス。これを返されると宮原はゼウスが起きるのを待ってブラックアウト。しかしゼウスは倒れずハイキックでやり返す。さらにゼウスはラリアットを狙うが宮原は回避してロープに走る。しかし返す刀のラリアットで宮原にカウンターを入れてフォールもヨシタツ、野村がカット。ゼウス、ジョーが2人を排除している間に必殺のジャックハマーでカウント3を奪った。

エンディング


ゼウス「オイ、健斗!聞こえるか?ええか?気合や!気合で俺が獲ったんや!7月29日、覚悟しとけオラ!皆さん、今日はありがとうございました!いくつもの試練を乗り越えて、今ここに立ち、宮原健斗に今日は勝つことが出来ました。皆さんの応援のおかげです。ありがとうございました!本番は、7月29日、大阪府立体育館第一競技場でやります。必ずその時も、痛みに耐え、苦しみに耐え、必ずこの自分が最後はリングに立ち、勝ち名乗りを受けます。皆さんどうか応援よろしくおねがいします!では!全日本プロレス佐賀大会、このゼウスが締めさせていただきたいと思います。ジョーさん、ボディガー!ありがとうございます!思いっきり大きな声で、この三回、普段出さないくらいの全ての気合を出して、この人生のいろんなことを乗り越え、楽しいこともたくさんあるけども、苦しいこともいっぱいあるんですよ。みんなある!みんなあるんですよ!けどみんなそれを乗り越える。そのために、わっしょい!わっしょい!しようじゃありませんか!俺たちの人生は祭りやで!わっしょーい!わっしょーい!わっしょーい!ありがとうございました!」

<試合後コメント>

ゼウス
「このゼウスが!予告どおり宮原健斗から3カウントで勝つことが出来ました。これも皆さんの応援のおかげです。ありがとうございました!」

――これで大阪大会に向けて最高の弾みをつけられたと思います
「そうですね。今日の勝因そのまま行きます!あとは当日まで調整して、体を万全の状態にして臨みたいと思っています」

――元々あると思うのですが、三冠を獲る自信はどれくらい高まりましたか
「もう勝つことしか考えてないんで。勝つことしか考えてないです。必ず勝ちます。まあ、さっきもリングで言ったけど、気合ですよ。気合で、気合で、気合で!必ず三冠王者になります。以上です!人生は祭りやで!わっしょーい!わっしょーい!わっしょーい!」

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