双子の元大相撲力士レスラーが全日本プロレスの未来を倒してタッグ王座防衛!「ベルトは永遠に俺たちのものだ!DOOM!」

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 27日、東京都・エスフォルタアリーナ八王子にて全日本プロレス『新春ジャイアントシリーズ2024~めだかやドットコムpresents~』が開催。SAITO BROTHERSが世界タッグ王座の4度目の防衛に成功した。

 世界タッグの絶対王者と化しつつある【SAITO BROTHERS】斉藤ジュン&斉藤レイはGLEATのタッグ王座であるG-INFINITY王座も保持し、10度の防衛を果たして最多防衛回数記録を更新中。さらに地元・ミヤギテレビの『OH!バンデス』の1コーナーである『TAXIめし リターンズ』のレポーターに兄弟揃って抜擢されお茶の間の人気者になるなどプロレス界をDOOMしつつある。

 もはや止める者がいなくなりつつあったSAITO BROTHERSの世界タッグ王座に挑戦を表明したのは、安齊勇馬と本田竜輝の【New Period (ニューピリオド)】。24歳の安齊、23歳の本田は若い力で全日本の未来を担っていく覚悟を語っており、この試合はこれからの全日本マットの風景を占う試合として注目されていた。
 また、その風格と実績から忘れられがちだがSAITO BROTHERSも2021年6月デビューの若手。全日本ヘビー級タッグの頂点を全員若手で競い合うという未来への期待が高まる試合でもある。


 SAITO BROTHERSは序盤から体格差を生かした圧倒的なパワーファイトでNew Periodを蹂躙。
 しかし、本田のガッツ溢れるファイトや安齊の好アシストで中盤からは盛り返していき、本田のラリアット+安齊のジャンピングニーの合体攻撃も炸裂。さらに本田がレイへ必殺のファイナルベント(※変形トルネードボム)を狙っていくが、レイが着地してチョークスラム。安齊が救出に飛び込んでくるも、これはジュンがサイコブレイク(※コブラクラッチ式チョークスラム)でKO。
 最後はSAITO BROTHERSの斉藤いぎなりスマッシュ(※ダブルのチョークスラム)からレイがアイスバイン(※顔面へのランニング掌底)を叩き込んで3カウントを奪った。

 試合後、【ビジネスタッグ】宮原健斗&青柳優馬がリングに上ってきて世界タッグ王座へ挑戦表明。
 SAITO BROTHERSは昨年10月の角田大会でビジネスタッグを破って王座戴冠を果たしているが、同年11月の世界最強タッグ決定リーグ戦ではビジネスタッグに敗れている。
 これを受けたジュンは「お前らが何度来ようが跳ね返してやるよ、ビジネスタッグ。ベルトは永遠に俺たちのものだ!DOOM!」と自信満々で迎え撃つ姿勢を見せた。

 バックステージに戻ったレイは「前にアイツらに勝ってるとはいえ、あのコンビは実力はピカイチだ。ここで俺たちがアイツらに勝てたら、俺たちがタッグのナンバーワンってことを再認識させるいいチャンスになる。ぶっ倒してやるぜ!」と雄たけび。
 対するジュンは至極シリアスな表情で「何度来ようが跳ね返してやるよ。俺は今日試合前にあんパンを4つ食べたんだ。次は5つ食べてもっとキッチリ跳ね返してやる」と、なんとも和むコメントを残した。

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