沙紀が里歩から初フォールを奪いスーパーアジアのタイトルに挑戦決定!「プロレスラーとして一人前の証が欲しい」
2月28日、新木場1stRingにて我闘雲舞『新木場でポケットをたたくとビスケットがふたつ』が開催され、メインイベントで沙紀が里歩から初フォールを奪い、里歩の持つスーパーアジアのベルトに挑戦表明した。
この日のメインイベントでは、里歩&真琴vs沙紀&瑞希の試合が行われ、沙紀&瑞希は華麗な連携で里歩を攻め立てていき、中盤まで試合を支配。
しかし、沙紀がリバーススプラッシュを狙ってコーナーへ登ったところへ真琴が救出に入り、沙紀を雪崩式ジャーマンスープレックスで投げ捨てると、里歩が後頭部へのそうまとうで追撃。さらに真琴のスピアーと里歩のジャンピングニーを合わせる合体攻撃で流れを掴み、里歩が正調そうまとうを狙うも、瑞希が里歩をキューティースペシャルで投げ捨ててアシスト。ここに沙紀がカワイルドバスターで叩きつけて3カウントを奪った。
キャリアで言えば“格上”の里歩からタッグマッチながら初フォールを奪った沙紀は喜びを爆発させ、「今日は久しぶりにみずぴょんとタッグが組めて、タッグとして3を取ることが出来ました。私もフリーとして一人で一年やって、Actwres girl’Zに入ったらキャリアが一番長い選手になったので、一人前の証が欲しいと思っております!さくらさん、いいですか、スーパーアジアの挑戦!」と、リング上で里歩の持つスーパーアジアのタイトルに挑戦表明。里歩がその場で承諾したことで、里歩と沙紀の王座戦が決定した。
バックステージに戻った沙紀は「私、Actwres girl’Zに入ったはいいけど入ってから何も印象を残していないというか。(スーパーアジアのベルトを獲ることで)一人前の証が残せたらなっていうのが一番大きいです。今日は里歩さんと戦い慣れているみずぴょんに助けてもらって3を獲れたので、『勝てる自信が100%あります!』とは言えないけども、でもここで勝たないと先に進めないと思うので、勝つしか無いと思ってます」と決意を語った。
対する王者・里歩は「今まで「ことり」の卒業とかであまり防衛戦が出来ていなかったので、いいところでタイトルマッチしたいなとは思っていたので、自分が勝ったら言おうと思ってたんですよ正直。でも、向こうから来られちゃって。今負けて不安な気持ちでいっぱいなんですけど、また頑張ります」とコメントし、沙紀を迎え撃つ覚悟を見せた。