【試合詳細】9・10 我闘雲舞新木場大会 【アジアドリームタッグ】SAKI&水森由菜vs駿河メイ&米山香織 さくらえみvs志田光 帯広さやか&沙也加&咲百合&ルルペンシルvs紺乃美鶴&桐原季子&リンリン&小石川チエ
『Cuteなチートディ ~gtmv3~』
日程:2019年9月10日(火)
開始:19:00
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:202人(超満員)
▼タッグマッチ 15分1本勝負
○真琴(フリー)/新納刃(魔界)
8分37秒 スピアー→体固め
チェリー(フリー)/●クリスタル
▼山田太郎タイ壮行試合 シングルマッチ 10分1本勝負
△山田太郎(666)
10分0秒 フルタイムドロー
△翔太(ガン☆プロ)
▼イリミネーション8人タッグマッチ 15分
帯広さやか/●沙也加/咲百合/ルルペンシル
13分17秒 美鶴固め
○紺乃美鶴/桐原季子/リンリン/小石川チエ
※フォール、ギブアップ、オーバー・ザ・トップロープで失格となり、最後に残った選手のいるチームの勝利。なお時間切れの場合は残り選手の多いチームの勝利。
<1人目>
●咲百合
2分19秒 体固め
○小石川チエ
<2人目>
○帯広さやか
3分11秒 逆エビ固め
●小石川チエ
<3人目>
●ルルペンシル
5分43秒 腕ひしぎ十字固め
○リンリン
<4人目>
○帯広さやか
6分7秒 地獄突き→エビ固め
●リンリン
<5人目>
●帯広さやか
9分1秒 オーバー・ザ・トップロープ
○桐原季子
<6人目>
○沙也加
10分1秒 変形足折り固め
●桐原季子
▼タッグマッチ 20分1本勝負
高梨将弘(DDT)/●趙雲子龍(新北京)
14分12秒 セカンドロープからのダイビングフィストドロップ→片エビ固め
佐藤光留(パンクラスMISSION)/○アントーニオ本多(フリー)
▼『国内ラストシングルマッチ』 20分1本勝負
○さくらえみ
13分0秒 ラ・マヒストラル
●志田光(魔界/AEW)
▼アジアドリームタッグ選手権 20分1本勝負
【王者組/トロピカワイルド】○水森由菜/SAKI(Color‘s)
12分27秒 スーパーガール
【挑戦者組/駿河米】●駿河メイ/米山香織(YMZ)
※第7代王者組が2度目の防衛に成功
さくらえみが志田光との国内最後の一騎打ちを制し後楽園ホールで2階からのニャンニャンプレス解禁を宣言!SAKI&水森のトロピカワイルドがメイ&米山を制しアジアドリームタッグV2!
オープニング
オープニングアクトではガトームーブのメンバーが新曲『チートデイ』を披露。美鶴の「我闘雲舞の行き先は!リャオサーイ?(メシャーイ)リャオクァー?(メシャーイ)トンパーイ?(シャーイ)レッツゴーガトームーブ!」のコールで大会がスタートした。
第1試合
真琴と刃が握手を求め、クリスタルは快く応じるもののチェリーのみ手をはたいて拒否。
刃とクリスタルでゴングが鳴るとロックアップで押し込んでいき、パワーで勝る刃が軽々と押し込んでいくもののクリスタルはエルボー連打で反撃しビッグブート。刃はこれをキャッチして足を引くが、クリスタルは足を前後に180度開脚してポーズを決め、驚愕の表情を浮かべる刃の猛攻をその軟体でひょいひょいとかわしていき、両者距離を取ってタッチ。
チェリーは真琴に手4つを仕掛け、真琴がこれに応じると足を踏んでヘアホイップも真琴は側転して着地。チェリーがクロスボディも真琴はブリッジでぬるりと抜け出しトラースキックから走るが、チェリーがジグザグで引き倒してクリスタルを呼び込むと2人でダブルチョップ。さらに2人でY字バランスのポーズからクリスタルが踵落としも、チェリーは思うように足が上がらず諦めてストンピング。クリスタルにタッチ。
クリスタルは真琴をコーナーに追いやって顔面ウォッシュからネックスクリュー。さらにエルボーを放っていくが真琴がこれをキャッチしてダブルアームスープレックス。刃にタッチ。
刃は逆エビ固めで腰を落とし、これをロープに逃れられるとロープに走るがクリスタルはカウンターで飛びついてコルバタで放り捨てチェリーにタッチ。
チェリーは刃の突撃をいなしながらアームドラッグで放り捨て、コーナーから飛びついてフランケンシュタイナー。さらに熟女でドーン!を放っていくが刃がこれを回避して水面蹴りからその場飛びムーンサルト。真琴にタッチ。
真琴はコーナートップからダイビングクロスボディからダブルニードロップ。さらにエルボーを放っていくがチェリーがこれをキャッチし腕を取りながら後ろ回し蹴り。さらにエクスプロイダーを狙うが真琴が着地してブレイジングチョップ。追撃を狙うがチェリーが組み付いてエクスプロイダー。クリスタルにタッチ。
クリスタルはコルバタで飛びつき、真琴がこらえるとそのまま絡みついてコブラツイスト。真琴がこれを振り払ってロープに振ると刃も入って来て2人でフロントハイキック。チェリーが飛び出してきて刃を排除し真琴をカニバサミで倒すと、クリスタルがセカンドロープからダイビング踵落とし。刃がこれをカットするとチェリーが熟女でドーン!、クリスタルがフロントハイキックで蹴散らし、クリスタルが真琴をコーナーに振っていくが、真琴が振り返して串刺しビッグブートからWWニー、さらにスピアーと畳み掛け3カウントを奪った。
第2試合
山田太郎のタイ壮行試合。
山田と翔太がロックアップで組み合うとヘッドロック、リストロック、ショルダータックルの狙い合いからのアームドラッグの応酬と継ぎ目なく流れるように攻守が入れ替わるテクニシャン同士のレスリング技術を見せ会場は息を呑む。
翔太がコーナーに振ってからの串刺し攻撃を狙ったところで山田がトップロープを使って翔太を飛び越えセカンドロープを踏み台に飛びついてのアームドラッグから風車式バックブリーカー。翔太は一旦エスケープして仕切り直し。
再び両者はリストロックの攻防でスタンドからグラウンドへ。上を取った翔太が山田の足を極めて転がるが山田はさらに転がって反転させると翔太に足を極めながらのサーフボードストレッチからカーブストンプ。さらに両腕を押さえながら連続フォールして体力を奪い、翔太がブリッジでフォールを返すと上に飛び乗って行くが、翔太は巴投げでこれを切り返し山田をモンキーフリップでコーナーに叩きつけてからショルダースルー。さらにコーナーへ上がってダブルアックスハンドルを狙うが、山田はデッドリードライブで切り返し、翔太がロープに振っていくのをトンボを切っていなすと、突っ込んでくる翔太へロープを使ったチンクラッシャーから、スワンダイブ式で飛んでからスネでトップロープに着地し回転力を高めてからのサンセットフリップ。
両者は正面からエルボーで打ち合っていき、2人同時に十字にロープワークで走ってスピードで競い合うが2人同時にラリアットを放つと相打ちで両者吹き飛ばされる。先に起きた翔太がブレーンバスターから首固め、これをキックアウトした山田がブロックバスターと対抗しグラウンドで体固めの応酬となるものの、ここでフルタイムドローのゴング。
試合後、山田が右手を差し伸べると翔太は笑顔で応じて握手を交わし、両者は人差し指を突き立て合って再戦を誓った。
ガトム果汁100%の8人タッグでのイリミネーションマッチ。
全員が入場し、両軍クリーンに握手を交わすものの、手を離した瞬間に全員ロックアップで組み合い、リング全体に散りながら押し込み合い。
美鶴とリンリンが咲百合をダブルの鎌固めで痛めつける横でチエがポーズを決めてアピールも、これを抜け出した咲百合がチエにおぶさってスリーパーホールド。咲百合はチエの顔面をコーナーに叩きつけてからスクールボーイのコンボを4回続けるが、美鶴にこれをカットされるとチエがスクールボーイからコーナーに押し込み、空手のような構えからチョップを連打していき体固めで3カウント。
両手を掲げて勝利を喜ぶチエのもとに帯広が突っ込んできてコーナーに叩きつけると串刺しドロップキックからクロスフェイス。これを美鶴にカットされると逆片エビ固めでタップを奪う。
続けてリンリンと美鶴が帯広に向かっていき、2人でロープやコーナーに振っていって帯広のスタミナを奪うが、帯広は美鶴にスタルヒンチョップを叩き込んで2vs1の状況を脱するとルルにタッチ。
帯広がリンリンを押さえつける中でルルはコーナーに上がろうとするが、リンリンがクラッチを切って帯広をコーナーにプッシュするとルルはバランスを崩してエプロンに落下しそうになりトップロープに捕まって足をジタバタさせながらなんとかこらえる。エプロンに着地して走って逃げようとするが敵側のコーナーに走ってしまいアタフタとしている中でリンリンが迫ってくるとロープを使ったチンクラッシャーからリングに戻り、スクールボーイを狙うがリンリンがロープを掴んでこれを耐える。すると、ルルはレフリーのTAMURAを巻き込んでバックを取ると、帯広、桐原、沙也加、美鶴と後ろについてバックを取っていき、さながら『大きなかぶ』のような体勢に。するとリンリンは全員の股をくぐって最後尾まで来るとポーズを決めてからヒザカックンを放つと全員がバタバタと倒れていく。リンリンは全員の下敷きとなってもがくルルの右腕を取って腕ひしぎ十字固めで捕らえるとルルは即座にタップ。
帯広がリンリンに突っ込んでいきボディスラムを狙うと、リンリンは背後に着地してスクールボーイを狙う。しかしこれを耐えた帯広が上から両手で地獄突きを放ってフォールするとりんりんも肩を上げられず3カウント。
ガッツポーズを決める帯広の背後から桐原が急襲しエルボーを放つと、ロープに振りながら追走ニーリフト。さらに逆エビ固めを狙っていくが、帯広がネックスプリングで跳ねてこれを耐え、桐原に絡みついて胴絞フルネルソン。ここに沙也加が入ってきて空いた足を取り帯広ごとターンオーバーして逆エビ固めに捕らえると帯広は桐原にキャメルクラッチと同時の拷問技。これを美鶴がカットすると帯広は桐原にバースを狙うが、桐原がスリーパーホールドで切り返しグラウンドに引き込んでバックチョーク。これを沙也加にカットされると払腰2連発。3発目を狙ったところで帯広が耐えて絡みつき回転エビ固め。これに合わせて沙也加がドロップキックを放ってアシストし、帯広と沙也加が2人同時のドロップキックで桐原をコーナーまで吹き飛ばす。帯広はコーナーに上って桐原を帯広パックで捉えようと待ち受けるが、美鶴が帯広をコーナーからエプロンに突き落とすとリング内から桐原がタックルで帯広を場外に落とし、帯広がOTTRで失格。
沙也加と桐原がエルボーで打ち合っていき、ここに美鶴が加わって2人で沙也加をロープに振っていくが、沙也加が2人の同時攻撃をキャッチして2人同時に変形足折り固め。美鶴はキックアウトしたものの桐原は方を上げられず3カウント。
沙也加は美鶴にドロップキック3連発からボディスラムを狙うが、美鶴が逆にボディスラムで叩きつけ、沙也加をコーナーに振って突っ込んでいくが、待ち構えていた沙也加は美鶴をリフトアップしてトップロープ越しにエプロンに着地させるとリング内から蹴りを入れて場外に落とそうとする。美鶴がセカンドロープ上から頭を突っ込んでリングに戻ろうとすると沙也加は首固めで引き込み、足折り固めから美鶴のブレーンバスターを耐えて首固め。これをキックアウトした美鶴がスクールボーイから足を取って逆片エビ固め。これをブレイクされるとコーナーに叩きつけてから串刺しのセカイバレー。続けて逆片エビ固めから美鶴固めに移行すると沙也加は無念のタップ。
第4試合
両組握手は無し。高梨と光留でゴングが鳴ると光留がローキックを刻んでいき高梨は身を低くして低空タックルでのテイクダウンを狙っていく。リストロックの応酬から高梨が足を取ってドラゴンスクリューを狙うが、これを回転せず耐えた光留が腕十字で切り返すと高梨は即座にロープブレイクへ。両者タッチ。
アントンと趙雲の対面となるとロックアップから趙雲がハンマーロック。アントンは痛みに耐えながら「ギ……ギ……ギブミーチョコレート」とギブアップせず、足を取って引き倒しスピニング・トゥーホールド。さらにアントンはロープに振っていくが趙雲がスピードで翻弄し打撃の連打。アントンは両腕でTの文字を作ってタイムを要求するが、その手のままの地獄突き“タイム突き”を放ち趙雲の怒りを買うと、高梨とタッチを回しながらアントンのごんぎつね封じのために右手へのストンピング、ニードロップ、アームブリーカーなど集中攻撃。アントンは左手でナックルを放っていき、うっかり右手も使って痛みにうずくまるが、そこへ追撃を狙ってきた高梨のボディに左のアッパーブローを叩き込み光留にタッチ。
光留は高梨をコーナーに振って「久しぶりだなぁ!」と叫びながら串刺しミドルキック。続けて水車落としを狙っていくが、高梨は着地して鼻をつまみ上げて痛めつけるが、光留は延髄斬りで切り返し、水車落としからチキンウイングアームロック。高梨はこれを後転してリストロックに切り返すと足に持ち替えて逆片エビ固め。ブレイクされると趙雲にタッチ。
趙雲はスワンダイブ式フットスタンプ、619、ミサイルキックからチャイニーズゴリースペシャルボムを狙っていくが、光留が振り払ってロープに持たれるように逃れると再び619。これをキャッチした光留がアンクルロックで捕らえて絞り上げると、アントンが救出のためにリングに飛び込んでくるが、案の定ロープに足を引っ掛けて転んでしまいギブアップを宣告しようとするが、徹夜で考えてきた昔話を語り始める。
語り終えるとごんぎつねで高梨に目潰しを放ち、超運にも放っていくがこれをキャッチした趙雲は隣りにいた光留の顔面に叩きつけて光留を戦闘不能にするとアントンにドロップキックから高梨とともにダブルのDDT。趙雲がダイビングダブルフットスタンプからチャイニーズゴリースペシャルボムを狙っていくが、光留が延髄斬りでカットし、介入する高梨をアンクルロックで捕縛。アントンはバイオニックエルボーからのダイビングフィストドロップで趙雲から3カウントを奪った。
第5試合
先に入場した志田だリング上で待受け、さくらが猛ダッシュで入場した瞬間に志田がドロップキックで奇襲してゴング。
即座に立ち上がったさくらがショルダータックルで吹き飛ばすと志田はハンドスプリングで起き上がって走りジャンピングニー。これをガードしたさくらは志田の髪を掴んでコーナーに叩きつけ顔面をグリグリと踏みつけていく。さらにドロップキックからロメロ・スペシャル、さらに髪を掴みながら背中をひっかいていくが、志田が払腰で切り返して背中をひっかき返し、さくらの泣き所である腰にガットショットを連打しながらロープにくくりつけると志田もロープ上に立って髪を掴み上げながらさくらを辱め、背中にフットスタンプからさくらの頭をエプロンから頭に出して場外を走り込んでニーリフト。さくらもスマッシュマウスから反撃を狙うが志田のガットショットに止められ、志田はウィーウィルロックユーの出だしを足踏みと手拍子で煽って流暢に歌い始めるが、さくらがチョップで止めるとデタラメな歌詞で歌い始め、志田がさくらをコーナーに叩きつけて串刺しニーリフトから雪崩式ブレーンバスターを狙う。これを耐えたさくらは志田をエプロンに引きずり下ろしてトラースキック。そのままエプロン上でダブルアームの形に捕らえていき、志田がショルダースルーで切り返そうとするとさくらは回転エビ固めの体勢へ。これを耐えた志田がエプロンに人でなしドライバーで突き刺し、リング上でブレーンバスターから3カウント、ロープを背に座り込むさくらに貫通スリーカウントを叩き込むとエプロンに出てさくらを追撃しようとするが、入れ違いにリングに入ったさくらがロープへ走り、エプロンに立つ志田へさくらえみ70kg。場外に吹き飛ばされた志田へ、エプロンを走り込んでのセントーンアトミコを狙うさくらだったが、志田が下から足払い。そして観客席のイスを踏み台としてセットし、場外を走り込んでスリーカウントを狙っていくが、さくらのセコンドに付いていたルルがそのイスに座って志田の攻撃を阻止。
これでチャンスを得たさくらは志田をエプロンに上げるとリング内から志田の足をロープに引っ掛けながらのダブルアームバックブリーカー。さらにリバーススプラッシュと続けるが、志田が剣山で迎撃。すると志田は高らかにボヘミアン・ラプソディーを歌い始め、「ママ~♪」と両手を広げてさくらを挑発。怒りのさくらは即座に組み付いてバックドロップからコーナーへ振ってさくらえみ70kg。さらにムーンサルトプレスを投下も志田がこれを回避。志田は、自爆したさくらの腰にスリーカウント、シュミット式バックブリーカーから逆片エビ固め。これをブレイクされるとファルコンアローから魂のスリーカウントを狙うが、さくらが志田の足にすがりついてこれを阻止すると志田はさくらの顔面にニーリフト。志田は走るが、さくらはこれをキャッチしてタイガードライバー。
両者ダブルダウンとなり、ふらふらと起き上がった志田はエルボー、さくらはビンタで正面から打ち合っていき、志田がジャンピングニーを放てばさくらもジャンピングニーでお返し。さらにさくらはダブルチョップでなぎ倒してラ・マヒストラル。これをキックアウトされるとガトムードライバーを狙うが、着地した志田が延髄斬り。志田はさくらがバックスライドを狙うと体勢を入れ替え正面からニーアタック。崩れ落ちるさくらへ魂のスリーカウントを狙っていくが、さくらがカニバサミで志田を倒すと電光石火のラ・マヒストラルでカウント3を奪った。
両者満身創痍の中、さくらが右手を差し伸べるが志田はその手を蹴り飛ばしてリングを後にした。
第6試合
4人はそれぞれの相手と笑顔で握手を交わし和やかな雰囲気となるが、王者組が背を向けて自軍コーナーに戻ろうとした瞬間に挑戦者組が奇襲。メイと米山は水森にダブルのドロップキックからメイがメイジャンプを決め、米山と2人でメイジャンプのポーズ。さらにメイが米山を水森の上にアームドラッグで放り投げ、それぞれをコーナーに振っていくが、そこへSAKIが入ってきて加勢し、コーナーで「うりゃオイ!」のバックエルボー。さらにゆなもん/さきもんの踊りから串刺しショルダータックル。さらに米山とメイをぶつけて倒すとSAKIが水森をモンキーフリップで放り投げ水森が2人まとめてのボディプレスを狙うが、2人はこれを回避。メイが弓矢固めで水森を吊り上げると米山が「ギブアップ?ギブアップ?!」とレフリーのように水森の顔を覗き込みながら問いかけ、メイが解放すると米山にタッチ。
米山は水森にキャメルクラッチから自らも変顔をしながら水森の鼻を吊り上げて屈辱を与えると、メイも加わって米山にキャメルクラッチで加勢、その後ろからSAKIもキャメルクラッチで数珠つなぎとなり、これが崩れるとメイが水森にダイヤル固めからSAKIの方を向いてのグラビアポーズ。これをキックアウトされるとメイは走るが、水森がショルダータックルで迎え撃ち、アームドラッグで放り捨ててSAKIにタッチ。
SAKIはメイをコーナーに押し付けて顔面を踏みつけていき、首投げから胴絞もメイが後ろに倒れてフォールし、キックアウトに合わせて胴締めで取り返しダイヤル固め。しかしSAKIはすぐに回転を止めて弓矢固めからジャイアントスイング。そして水森の逆エビ固めにSAKIがカンパーナをあわせる合体技でメイを痛めつけていく。これを米山にカットされるとSAKIはぶち上げからボディスラムを狙っていくが、メイが耐えて逆にボディスラム。米山にタッチ。
米山は千豚♪を放つがSAKIは回避。自爆した米山に水森が組み付いていくが、米山はこれを振り払って水森にドロップキックを放った勢いでSAKIにも千豚♪の形で押しつぶす。水森が米山にボディプレスを放つが米山が回避しSAKIに誤爆。2人が重なった上から米山が千豚♪を投下し2人まとめて押しつぶす。さらに米山はSAKIにモンゴリアンチョップ、ぐるぐるパンチ、クロスチョップと放ってロープに飛ぶが、SAKIがビッグブートでカウンターしてブレーンバスター。水森にタッチ。
水森はショルダースルーを狙うが、米山がエルボーで反撃するとスピンキックからボディプレス。米山がこれを回避するとメイが飛び込んできてドロップキックでアシスト。2人で水森をロープに振っていくが、水森はダブルラリアットで2人まとめてなぎ倒し、米山にショルダースルーを狙う。米山が回転エビ固めで切り返そうとし、メイがドロップキックで飛んでくるも水森はメイをショルダースルーで放り投げて米山の上に落とそうとする。米山は股くぐりでこれを回避しメイと2人で回転エビ固め。これをキックアウトされるとメイにタッチ。
メイはドロップキックからコーナーへ突撃。さらにプロペラクラッチを狙うが水森はショルダースルー。ここにSAKIが入ってきてニードロップでアシストすると水森がボディプレスから倒立セントーン。フォールに入るが米山がカットし、王者組を押さえている間にメイがコーナートップから2人まとめてダイビングクロスボディでなぎ倒す。続けて米山が水森をダイビング千豚♪で押しつぶし、SAKIを排除。
メイはエルボーで突っ張ってロープに走るが、水森はカウンターの重爆ドロップキック。さらに追撃を狙うがメイが足に飛びついてカニバサミでフォール。これをキックアウトされるとカサドーラからプロペラクラッチを狙うが、SAKIがカットすると米山が加勢に入り、メイが米山を踏み台に高く飛び上がって水森にドロップキック。続けてカニバサミで米山に覆いかぶさる形で水森を倒し、下から米山がアシストしつつメイが上からプロペラクラッチ。これをSAKIにカットされるとほうき星を狙うが、SAKIが逆側から組み付いてブレーンバスター。救出に来た米山もショルダースルーで放り捨てると2人を横に並べて座らせ、水森が低空クロスボディで2人まとめて押しつぶし、メイに武者返しを放っていくがメイはこれを回避しプロペラクラッチ。これをSAKIがカットし、胴締めから回転させて両肩を付かせると、そこへ水森がスーパーガール。合体の抑え込みで3カウントを奪った。
エンディング
全試合終了後、チェリーの前説からエンディングライブが行われ、さくらがマイクを取る。
さくら「今日も皆さん楽しんでいただけましたか?私は最高に楽しいです!まずはクリスタル!フィリピンから来てくれましたはるばると!クリスタル、ありがとう!」
クリスタル「ハローエブリワン!センキューソーマッチ!わたしのゆめは、にほんにいくことです。さくらさんがわたしのゆめをかなえた(日本語で)」
さくら「フワァ~ッ!!」
クリスタル「私はとても嬉しい。明日もあるけどまた日本に来たいです。ありがとうございました!(最後は日本語で)」
さくら「ありがとう!もうこれからはクリスタルだけがいてくれればいい!そしてヤマ!なにそのベルト!飾り?だいたいね、タイ壮行試合で貴方を壮行しないと行けない中で、なに翔太なんかと引き分けてるの?ふざけんじゃねえよ」
翔太「いやいや、さくらさん!“なんか”とは失礼な!」
さくら「自分で自分のこと理解しなさい。あんたは翔太“なんか”だよ!」
翔太「なんかかもしれないですけど!我々!僕も太郎さんもこのインディー界、いやドインディー界!底辺をちょこちょこちょこちょこここまで生き残って!なぜか意図せずふたりともベルトを巻いてシングルをしているという。シングルのベルトではないですけど、コツコツコツコツこのインディー界を這いつくばってきた我々の経験は無駄ではなかった!その実力が10分では決着が付かなかったということなんですよ!」
太郎「翔太も昨日オーストラリアから帰ってきたばっかりで」
翔太「さくらさんありがとうございました(笑)」
太郎「私も来週ね、アメリカ、メキシコに続きついにアジア!タイで初めて試合を!さくらさん、このタイ遠征を切っ掛けに今まで市ヶ谷から『ヤマ、明日大丈夫?』とか『今日来れない?』とか呼ばれてたのについに『明日タイ来れない?』とかで行けるようになる!日本だけではなく全国!全世界!インディーで『山田と翔太は呼んだら明日来る』って言われるような、そんなレスラーになりますよ!さくらさん、というわけでタイ遠征よろしくお願いします!」
さくら「タイと言えば、タロイモアイス!高梨さん好きだよね?タロイモアイスと言えばタロウタロウ!ターローウ!ターローウ!(コールを煽る)ということで!山田さん!さくら!メイ!水森!帯広!美鶴でタイ遠征行ってきまーす!」
(志田がマイクを奪い取る)
志田「ちょっと言いたいことあるんですよ。10月15日、日本最後の試合を後楽園ホールで自主興行やるんですけど、もう全カード発表させていただいて、メインイベントでタッグでありながらさくらえみとやるんですけど、それ以外にメイン以外に3試合発表させていたいだいてて、5試合中3試合やることになってるんですけど、どうしてもシングルをやりたい人がいるんです。10月15日、どうしてももう1試合増えて4試合になったとしてもどうしてもシングルをやりたい人がいるんです。メイちゃん!私と10月15日、志田日本最後の大会でシングルマッチしてください!お願いします!」
メイ「……受けて立つ!」
志田「おめぇ急に生意気だなぁ?!(笑)じゃあお願いします!」
メイ「お願いします!」
(2人はしっかりと握手)
志田「あとすみません、さくらえみ。おい、さくらえみ。今日のこと絶対に忘れないから。10月15日、屈辱的な負けを味わわせてやっからな!」
さくら「志田さん、シングルマッチでどこにも邪魔が居ない、あなただけの力で勝つチャンスがあったこの大会で、後楽園ホールで、1試合でも勝てないあなたが2試合も3試合も4試合もやって、さくらに勝てると思うなよ。私は後楽園ホールのリングで1年ぶりとなる2階からのニャンニャンプレスを出して志田光に勝ちたいと思います。さらには、メイちゃん。志田光に勝てなかったら、我闘雲舞破門だよ。1大会に2試合も3試合も4試合もやるようなレスラーが勝てるわけねーだろ!……OK!今日は最後!ベルトを獲った2人!水森&SAKI!締めてもらいたいと思います!」
水森「トロピカワイルド、防衛したぞーッ!トロピカワイルドに敵はない!さくら!新人の6人!まとめてかかってこーい!(新人が引き気味に苦笑い)……ということで、今日は私達新コスと、そして会場を見たら結構トロピカワイルドのTシャツ!」
SAKI「応援してくれてるね♪」
水森「本当にありがとうございます!今日は皆さん!お聞きの通り、この声、枯れています!みなさんも枯れてるのガァ~~ッ!今日は枯らすゾォ~~ッ!!腹から声だせェ~~ッ!!ということで、トロピカワイルド、みなさんと一緒に成長していきたいとおもいます!それではトロピカワイルドと我闘雲舞の行き先は!リャオサーイ?(メシャーイ)リャオクァー?(メシャーイ)トンパーイ?(シャーイ)レッツゴーガトームーブ!」
<試合後コメント>
水森由菜&SAKI
――2回目の防衛を果たしました
SAKI「やったー!防衛しましたぁ~!」
水森「やっぱり自分と駿河メイ、メイちゃんは同期、3ヶ月しか違わない。やっぱりメイちゃんは他団体にたくさん出てるし伸び盛りだし、私は実はすごい意識していて、絶対勝ちたい、絶対負けたくない相手だったので、この防衛戦が決まったとき、すごくドキドキしたんですけど、自分の意地がスゴイあって、自分の意地がSAKIさんとの絆で駿河米に打ち勝てたことがすごい嬉しいです!」
SAKI「ゆなもんはこう言ってますけど、私が選手代表をしているアクトレスガールズのColor’sでは、ゆなもんは絶対欠かせない選手で、自分もキャリアが浅いのに、自分よりキャリアの浅い相手をホントに引き立てた上で絶対勝つっていうゆなもんを私はすごい頼りにしているので、プライベートでも仕事面でも本当に頼りになっていて。私、一回もベルトを3で獲ったことがなくて、今日は一緒に3が聞けて本当に嬉しかったです」
水森「本当に絆という面では、SAKIさんと1年、色んな闘いと色んな思い出と色んな経験と、本当に絆ができたなと思っていて、絆はパワーになるんだというのを今回、形にしてベルトを防衛できたことを誇りに思います」
――タッグチームとしての地位を確立したと思います
水森「そろそろ色んな団体さんにトロピカワイルドを挑戦者として呼ばれてもいいじゃないですか?!」
SAKI「やっぱり我闘雲舞は日本の団体だけど、日本でも世界でもトロピカワイルドの存在をもっともっと知らしめてやりたいです!ゆなもん、頑張ろう!」
水森「自分たち実はトロピカワイルド、ドラマの出演とか決まっているので、そういったメディアの面でもトロピカワイルドとしてどんどん知名度を上げていきたいなと思います!」
SAKI「これからもトロピカル!」
2人「よろしくお願いしま~す!」