KAIが三冠ヘビー級王座に挑戦表明!「去年できなかったことを叶えに来ました」
2日、全日本プロレス『2018 ニューイヤーウォーズ 【開幕戦】』が後楽園ホールにて開催され、KAIがメインイベント後にリングに現れ三冠ヘビー級王座に挑戦を表明した。
KAIは元々は全日本プロレスの生え抜き選手だが、2013年にWRESTLE-1旗揚げにともない移籍。2016年には『自由』の名のもとに様々なインディー団体に参戦し、それまでの正統派なファイトスタイルから『自由』なファイトスタイルへと変貌。そのままWRESTLE-1を退団し自由の身になると、2017年からは全日本プロレスに参戦していた。
この日の第3試合で行われた『20選手参加 新春無差別級バトルロイヤル』で優勝したKAIは、その勢いのままメインイベントでゼウス相手に三冠ヘビー級王座を防衛したジョー・ドーリングの前に登場。
マイクを持つと「ジョーさん、ハッピーニューイヤー、そして皆様、新年あけましておめでとうございます。去年、できなかったことを叶えに来ました。俺に、そのベルトに挑戦する権利ありますよね!ありますよね!ありますよね!?」と詰めより、ジョーは根負けし握手。これに気を良くしたKAIは「よーし!あとはPWFの決定を待ちたいと思います!」と笑顔でリングを後に。
空気を壊されリングに残されたジョーは「……ハッピーニューイヤー」と一言ファンにメッセージを送り、バックステージで「俺を止められる者は誰もいない。KAI、次はお前だ。お前は三冠王者のパワーを思い知るだろう」と自由な挑戦者に警告した。