【試合詳細】1・2 全日本プロレス後楽園ホール大会 【世界ジュニア】田村男児vs佐藤光留 【GAORA】田中稔vsブラックめんそーれ 中嶋勝彦&鈴木秀樹vs安齊勇馬&チャーリー・デンプシー 宮原健斗&青柳優馬&青柳亮生vs芦野祥太郎&黒潮TOKYOジャパン&立花誠吾 青野未来&グレート朝子vs澄川菜摘&松井珠紗

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『新春ジャイアントシリーズ2024』
日程:2024年1月2日(火)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,008人

▼新春ジュニアスペシャル6人タッグマッチ 20分1本勝負
ライジングHAYATO/阿部史典(格闘探偵団)/●井上凌
7分5秒 孤高の芸術→片エビ固め
土井成樹(フリー)/○岩本煌史(フリー)/香取貴大(イーグル)

▼GAORA TVチャンピオンシップ 60分1本勝負
【王者】●田中稔(GLEAT)
9分28秒 ヘッドシザースホイップ→エビ固め
【挑戦者】○ブラックめんそーれ
※第23代が4度目の防衛に失敗。ブラックめんそーれが新王者となる。

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
宮原健斗/青柳優馬/●青柳亮生
11分46秒 Tボーン・スープレックス→片エビ固め
○芦野祥太郎/黒潮TOKYOジャパン(フリー)/立花誠吾(フリー)

▼アクトレスタイム 「グレート朝子 papa 探し参上予告!!」
松井珠紗/○澄川菜摘
10分10秒 ダイビング・ダブルニードロップ→片エビ固め
青野未来/●グレート朝子

▼10人タッグマッチ 30分1本勝負
諏訪魔/本田竜輝/綾部蓮(フリー)/西村修(フリー)長井満也(ドラディション)
10分9秒 無効試合
鈴木みのる(パンクラスMISSION)/デイビーボーイ・スミスJr./大森北斗/斉藤ジュン/斉藤レイ

▼三冠ヘビー級選手権試合前哨戦 タッグマッチ 30分1本勝負
●中嶋勝彦(フリー)/鈴木秀樹(NXT former HACHIMAN)
14分4秒 ブリッジ式逆さ押さえ込み
安齊勇馬/○チャーリー・デンプシー

▼世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者/Evolution】○田村男児
14分45秒 逆エビ固め
【挑戦者/Evolution】●佐藤光留(パンクラスMISSION)
※第67代王者が初防衛に成功。

▼新春バトルロイヤル
○井上凌
10分12秒 エビ固め
●大森北斗、●ライジングHAYATO

【退場順】
宮原健斗→青柳優馬&青柳亮生→ブラックめんそーれ→立花誠吾→諏訪魔&鈴木秀樹&佐藤光留&阿部史典→田村男児→岩本煌史→本田竜輝&安齊勇馬→香取貴大→斉藤レイ→斉藤ジュン→土井成樹→綾部蓮

男児が光留を下して世界ジュニア王座初防衛!三冠戦を前にデンプシーが中嶋から直接勝利!大注目のアクトレスタイムは場内から冷たい反応?

オープニング


 全日本プロレスの選手たちと福田剛紀社長がリングに上がり新年の挨拶へ。
 
福田社長「皆様、あけましておめでとうございます。昨年はファンのお一人おひとりに支えられて、進めてまいることができました。これもひとえにファンの皆様のおかげと思っております。どうもありがとうございました。そして、今年2024年また新たなスタートを切らせていただきます。本年もどうぞよろしくお願い致します」

宮原「2024年新年!あけましておめでとうございます!2024年は、今日から全日本プロレス、始まります!選手、一同!全力でファイトしてまいります。皆さんどうぞ熱い応援よろしくお願いします!そして、本日より、このわたくし、スーパースター、宮原健斗、全日本プロレス、選手会長になります!(健斗コールに会場が包まれる)今までは、スーパースターのみでしたが、これからは、選手会長、選手会長として!選手と、会社をつなげて、さらにこの全日本プロレスを上に持っていきたいと思います。なので、本日より、プロレスファンの皆様は僕のことを選手会長と呼んで(会長コールに包まれる)会長ではない!選手会長だ!この俺を(選手会長コールに包まれる)というわけで、今日の全日本プロレスは2024年の戦いを、精一杯全力で戦ってまいります!選手!社員一同、本日よりファンの皆様に喜んでいただけるようなプロレスを、さらに追求して、僕たちはやっていきたいと思います。社長、選手、社員一同今年もよろしくお願いします!」

第1試合


 土井が阿部を挑発し、先発は阿部と土井に。
 土井の「俺やろー!」を突き飛ばして阻止しロープに振るが、土井はショルダータックルで倒し「俺やろー!」と再度叫ぼうとするが、阿部がビンタから首投げで倒しサッカーボールキック。阿部が「俺やろー!」と叫ぼうとするが、土井がネックブリーカードロップで阻止し「俺やろー!」とアピール。ブーイングを聞いて阿部は香取にタッチ。阿部もHAYATOにタッチ。

 HAYATOがヘッドロックからショルダータックルで倒すが、すぐに起き上がった香取にガットショットからロープに振るが、香取はブーメランクロスボディからぬいぐるみをHAYATOに持たせてドロップキックで場外に落とす。
 香取はプランチャを投下するが、避けたHAYATOがトペを狙うかに見せて、ロープの反動を使いリング中央に戻りポーズをきめる。
 香取が走り込むが、HAYATOが避けてチョップから井上にタッチ。

 井上はエルボー連打。エルボーの打ち合いから香取がエルボー連打。井上がソバットからロープに振ってミドルキックで蹴倒しフォールも土井がぬいぐるみを投げつけてカット。
 井上はHAYATOにタッチ。

 HAYATOは阿部とともに香取をロープに振っていくが、香取はHAYATOにドロップキック。阿部が香取にガットショットからロープに振ろうとするが、切り返した香取がブレーンバスターで叩きつけ岩本にタッチ。

 岩本は阿部に串刺しバックエルボーからHAYATOにも串刺しバックエルボー。阿部を場外に投げ捨てようとすると阿部がアイルビーバックを狙うが、土井がロープを蹴り上げて阻止。
 岩本と香取がHAYATOをロープに振り、岩本がアームドラッグ式バックブリーカーから香取が低空ドロップキック、土井がサンセットフリップから岩本がニードロップを投下しフォールも2。
 岩本はバックを取るが、HAYATOがバックエルボーで逃れるとロープに飛ぶも、岩本が追走バックエルボーからロープに飛ぶ。HAYATOも追走ドロップキックを突き刺し井上にタッチ。

 井上はコーナーにもたれかかる岩本にミドルキック連打からコーナーに振るが、走り込んできた岩本をミドルキックで迎撃。
 井上は首投げからロープに飛んでPKも、キャッチした岩本がエルボーを打ち込みエルボー合戦へ。
 岩本がエルボー連打から投げようとするが、井上が逆にブレーンバスターで投げ捨てる。
 阿部と井上が岩本をロープに振ってダブルのミドルキックで倒し、HAYATOがシド・ヴィシャスから井上がPK。フォールも香取がカット。
 井上は膝立ちの岩本にバズソーキック。フォールも2。
 井上が大観音スープレックスを狙うが、切り返した岩本がショートレンジラリアット。さらに走り込んできた井上を裏投げからフォールも2。
 岩本はロープに振って孤高の芸術で3カウント。

HAYATO「新年から、みんな、不安にさせてごめんね。社長じゃなくて、俺達、選手を見て、俺達選手が絶対みんなを裏切らないから」

<試合後コメント>

土井成樹&岩本煌史&香取貴大
土井「新年一発目ェ!」
岩本「新年一発目、勝利だよ。大晦日にも言ったけどよ、土井成樹。年明け今日また組んで勝ったよな?大晦日に言ったこと覚えてるか?6人タッグのベルトあったよな?香取だよ香取。待ってたよ」
香取「かぴぃがやっと来たぞ!全日本プロレス、何しに来たかって?欲しい物全部手に入れに来たぞ!よろしくお願いしますよ」
土井「カピーっていうの?」
香取「かぴぃです」
土井「はじめまして!そういうのあんねやな。よかったよかった。ホンマ、岩本選手が言った通り。分かってるな?大晦日、俺と田中稔さんと岩本煌史、6人タッグのタイトル。行かしてもらうぞ。組まれるまで言い続けるからな!」
岩本「せっかく出来たちぃ~さな種だけどよこの小さな種を無駄にするなよ、全日本プロレス。ここにも小さな種から芽生えたばかりのか弱いか弱い葉っぱが出てんだよ。大きな花を咲かせるまで、コイツも無かったことにするんじゃねーぞ」
土井「カピーやカピー!」
香取「このリングでバケモンになるぞ俺は!」
土井「カピーーーッ!!」

第2試合


 めんそーれは握手を拒否し、ロックアップから稔がヘッドロック。切り返しためんそーれとリストの取り合いから稔が再度ヘッドロックで捕らえ、ショルダータックルで倒すもめんそーれはすぐに立ち上がる。
 めんそーれのチョップと稔のエルボーの打ち合い。稔がエルボー連打からサミング。ロープに振っていくが、めんそーれが切り返してドロップキック。スカした稔が「洋平!」とサッカーボールキックも、避けためんそーれが「ヒート!」とドロップキックで場外に落とす。
 トペを狙っためんそーれを稔が場外に落として場外乱闘へ。

 リングに戻り、稔が手へのストンピングから首投げで倒しマスクを剥ごうとする。レフェリーが注意すると「正体バレてんだよ!」とケンカキックでふっ飛ばし、小手投げから腕へのニードロップ。
 稔はアームロックで捕らえ、そのまま立ち上がるとリストをひねって腕へのエルボーから脇固め。めんそーれはロープに足を伸ばしブレイク。

 稔はサミングからロープを使った腕固め。レフェリーが注意し、腕への前蹴りからヘッドバッド。コーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットしためんそーれがダイビングハブ手刀。これをキャッチした稔が腕を蹴り上げてロープに飛ぶが、めんそーれはドロップキックで迎撃する。
 めんそーれはハブサミングとチョップを交互に叩き込み、コーナーに振ろうとするが稔が逆に振って走り込むも、めんそーれはダブルチョップで迎撃。
 めんそーれはコーナーに登りセカンドロープからのダイビングフットスタンプ。フォールも2。

 稔がミドルキックから腕への前蹴り。ロープに飛ぶが、めんそーれがトラースキックからバズソーキックも、避けた稔が投げ捨てジャーマン。
 稔は串刺しジャンピングニーからコーナーに登り、セカンドロープからのムーンサルト、避けためんそーれを引き込み腕ひしぎも、めんそーれはそのまま丸め込むが2。
 めんそーれのトラースキックをキャッチした稔がラリアットも、避けためんそーれが延髄切りを叩き込み、コーナーに登るとダイビングフットスタンプ。避けた稔が走り込んで来ためんそーれに延髄切りからバズソーキックを叩き込みフォールも2。
 稔はコーナー上にめんそーれを座らせ、雪崩式ブレーンバスター。フォールも2。

 稔は腕ひしぎで捕らえるが、切り返しためんそーれがラ・マヒストラルを狙うも、稔がこれを潰してフォールも2。
 めんそーれが走り込むも稔がハイキック。再度めんそーれが走り込むも稔は丸め込むも2。

 稔は投げようとするが、耐えためんそーれが頭頂部にエルボー連打からミドルキックをガードしてトラースキック。さらにダブルチョップを狙うが、避けた稔が走り込むも、めんそーれが変形フランケンで丸め込みで3カウント。

<試合後コメント>

ブラックめんそーれ
「やっと、やっと帰ってきた!懐かしい、このベルトの感触!俺が必ず取り返したかった理由、GAORAじゃなきゃダメだった理由。口では言わない。でも、この懐かしい、このGAORAの感覚。それが全てだ。稔さん、試合中マスク剥がすそぶりとかしたけど、1vs1、男と男として受け止めてくれたことに感謝はしてます。GAORA、これから誰より大事にしていきます。必ず!シャーンキュー!」

田中稔
「去年の1月22日にGAORA TV獲ったものの、このリング防衛戦ほとんどしてなかったよ。持ってたけど、持ってないようなもん。俺今日防衛したら1番GAORA TVをかけてやりたかった相手の名前を大公開しようと思ってたんですけど、ブラックめんそーれに取られてしまったのでその名前は敢えて口に出さないようにします。俺が全日本プロレスに上がり続けたけど、ベルト落としたからもう終わりかな……って思ったっすけど!大晦日に新たな目標が出来てしまったんでね。土井選手と岩本選手と俺のトリオ。家帰って全日本プロレスTV見たら、絵面がメチャクチャいいじゃないですか。これはもう6人タッグ王座挑戦の機運が1日で高まったなと。土井選手も岩本選手も同じ気持ちだと思う。こういうこというとGAORA TVのときみたいに全日本プロレスの人たちが怒ってタイトルマッチが組まれない可能性もありますけど。ちょっとファンの意見聞いてみてくださいよ。俺ら3人が6人タッグのベルトに挑戦し、6人タッグのベルトを巻いたところを想像してくれ。。なんにせよ俺がGLEATの切り札だ」

第3試合


 宮原たちが南側客席から入場し会場が沸く。元W-1チームも南側客席から登場し、芦野と立花もジャケットを広げてアピール。芦野は観客のイケメンお面を奪い、ノリノリでジャケットを広げて黒潮と一緒にアピール。
 子供を抱いてリングに入場しようとするが、子供が泣いてしまったため黒潮は気まずそうに子供を降ろして静かにリングイン。

 選手会長コールに包まれる中で、優馬が「WRESTLE-1の選手会長出てこい」と挑発すると立花が先発に。
 会場が「アニキコール」に包まれて宮原が怪訝な顔をする中で組み合うと宮原がヘッドロックからショルダータックルで倒すが、立花はすぐにヤンキー座りで挑発。
 宮原は再度ショルダータックルで倒すが、立花がヤンキー座りで挑発すると宮原もヤンキー座りで睨み合う。
 立花がサミングからロープに飛んでビッグブーツで倒しヤンキー座りで挑発。立花は芦野にタッチ。宮原も優馬にタッチ。

 ロックアップから優馬がヘッドロックで捕らえショルダータックルで倒す。ロープに飛ぶと芦野にケンカキックも、すぐに芦野がショルダータックルで吹っ飛ばす。
 優馬は亮生にタッチ。芦野も黒潮にタッチ。

 亮生がヘッドロックからショルダータックルも、黒潮はすぐに立ち上がりジャケットを広げてアピール。二度目もすぐに立ち上がりアピールすると、亮生は自らハンドスプリングで立ち上がるとコスチュームズボンを広げて股間をアピール。
 黒潮が髪を掴んで引き倒すと、亮生はハンドスプリングを繰り返してから立ち上がりパンツを広げて股間をアピール。黒潮はジャケットパンチで倒しロープワークも、亮生はリープフロッグからドロップキックで倒しコスチュームを広げて股間をアピール。亮生が黒潮をロープに振るが、立花が黒潮の背中にタッチ。

 黒潮が羽交い締めにすると立花が「しっかりもっとけよ!」と叫んでからビッグブーツも、亮生が避けて黒潮に誤爆。
 芦野が亮生を羽交い締めにすると立花が「しっかり持っとけよ!」と叫んでからビッグブーツも、亮生が避けて芦野を場外に吹っ飛ばす。
 亮生は立花を羽交い締めにし、宮原と優馬がダブルのビッグブーツから場外に落とすと、亮生が三角飛びケブラーダを発射。
 リングに戻り亮生がフォールも2。
 亮生は宮原にタッチ。

 宮原と亮生は立花をロープに振って、ダブルのショルダータックルからフォールも2。
 宮原は優馬にタッチ。

 宮原が鼻つまみから、優馬が黒潮お面を被って串刺しバックエルボー。
 立花はエプロンの宮原にエルボー連打も宮原が鼻つまみ。さらに優馬がコーナーでナックル連打から投げようとするが、切り返した立花がカッキーカッターから黒潮にタッチ。

 黒潮はジャケットパンチ連発からコーナーでジャケットパンチ。さらに串刺し攻撃を狙うが、優馬がショルダースルーでエプロンに落とすも、黒潮はロープを使ったスタナーからアラビアンプレス。フォールも2。
 黒潮は投げようとするが、耐えた優馬にバックエルボーからロープに飛ぶと、ドロップキックをスカして再度ロープに飛ぶが、優馬はドロップキックで迎撃し宮原にタッチ。

 宮原はビッグブーツも黒潮がロープに振ってジャケットパンチ。避けた宮原が低空ドロップキックからロープに飛んで側頭部にドロップキック。
 宮原が両手を広げてアピールも、黒潮が横に膝立ちになりジャケットを広げてアピール。
 黒潮のジャケットパンチと宮原のエルボーの打ち合いから、黒潮が延髄切りも宮原がその場飛びブラックアウト。両者タッチ。

 芦野が亮生にエルボースマッシュからコーナーに振ろうとするが、亮生は切り返すとブーメランアームホイップからドロップキック。
 優馬と亮生が芦野をコーナーに振ってトレイン攻撃から、亮生がその場飛びムーンサルト。フォールも2。
 亮生は投げようとするが芦野が丸め込みアンクルホールド。宮原がビッグブーツでカットも黒潮が宮原にトラースキック。優馬が黒潮にエルボーも、立花とエルボーの打ち合い。優馬がエルボースマッシュから投げようとするが立花がブレーンバスターで投げ捨て、場外に転がった宮原と優馬にトペ・コンヒーロ。

 亮生が芦野にエルボー連打からトラースキック連発。さらに旋風脚からロープに飛ぶが、芦野はラリアットで迎撃しバックドロップからフォールも2。
 芦野はTボーン・スープレックスで叩きつけ3カウント。

<試合後コメント>

芦野祥太郎&黒潮TOKYOジャパン&立花誠吾
立花「めでてぇなあ!」
芦野「入場で疲れちゃった」
黒潮「(復帰から)2戦目だしね」
芦野「初めてあんな入場したら途中何していいかわからなくなっちゃった(笑)でもね、それ含めてよかったですよ。大晦日に復帰戦の相手務めてもらって、今日しっかり勝つことが出来たから。それはそれでいい2024年のスタート切れたかな」
黒潮「まあまあ、まあね、今日は1月2日ですけど、元旦から非常に不幸な出来事がありましたけど、それを無かったことにすることは出来ないし、これからどうにかしていくしかないと思います。プロレスの力でなにができるかわからないけど、プロレスができることがあるなら俺たちはなんだってするし、なんだってしたい!だから2024年もみんなでプロレスだけじゃなく、みんなで頑張っていきたいです!フィニッシュ!」
芦野「そしてね、大晦日、好き勝手やられたら動かない訳にはいかないでしょ。ただ、今すぐ挑戦させろと言える立場かといえばそうではない。しっかり俺が、権限は無いとしても前に出ていきたいと思ってます。全日本の所属として、全日本の芦野が、闘魂スタイル?昨日出てきてぽっと出のやつが分わかんないこと言いやがって。王道をまっすぐ受け継いでなくても、全日本の所属ってことは王道なんだよ。よーく覚えとけよ」

アクトレスタイム


 普段のアクトレスリングのように、和風の衣装に身を包んだアクトレスガールズ(新井みずか、皇希、松井珠紗、CHIAKI、青野未来、澄川菜摘、水嶋さくら、汐月なぎさ、後藤智香、才原茉莉乃)たちが『Love Riddle』に乗ってダンスパフォーマンスを披露。その途中でグレート朝子が乱入し、アクトレスガールズが動揺する。
 会場のファンも静まり返り困惑する中、グレート朝子がゆっくりとリングに上がると、選手コールがそのまま行われ、グレート朝子&青野未来vs松井珠紗&澄川菜摘が開始。レフェリーとして元J'dスターのMARUがリングへ。

 先発は未来と菜摘。ロックアップから菜摘がボディに膝蹴りを叩き込みフロントネック。切り返した未来とリストの取り合いから菜摘がロープに振ろうとするが、切り返した未来がガットショットからローキックの相打ち。
 未来のハイキックを避けた菜摘がロープに飛んでドロップキックから珠紗にタッチ。

 珠紗がガットショットも未来がロープに振っていくが、珠紗がアームホイップからロープに飛ぶ。避けた未来が走り込むも、珠紗がアームホイップ。走り込んできた珠紗の足を未来が刈ってフォールもすぐに珠紗が抜けて寝そべりながら挑発。両者タッチ。

 朝子が不思議な動きで挑発し、菜摘の手を掴むと握手のように動かし、毒霧を天に向かって噴射してから首を掻っ切るポーズで挑発。
 菜摘は相手にせずに手4つから潰し、ブリッジして固まった朝子を無視して菜摘が背中をサッカーボールキックで蹴り上げる。菜摘は珠紗にタッチ。

 珠紗はエルボーで吹っ飛ばす。朝子はチョップで返すが、珠紗は強烈なチョップ。朝子はよろよろと未来にタッチ。

 珠紗はソバットからコーナーに振って串刺しジャンピングニー。未来がコーナーに振って串刺しドロップキックでお返しし、串刺し低空ドロップキックからリング中央に転がしサッカーボールキック。フォールも2。

 未来はエクスプロイダーを狙うが、耐えた珠紗にソバットからロープに飛んでラリアットも、避けた珠紗がロープに飛んでクロスボディからロープに飛んで低空ドロップキック。すぐに立ち上がった未来に珠紗がエルボーも、未来はドロップキックからニークラッシャー。さらに39ロックで捕らえるが珠紗はロープを掴みブレイク。
 未来はストンピング連打からロープに飛んでラリアット。フォールも2。
 未来はバックドロップを狙うが、珠紗がカサドーラ・フットスタンプからロープに飛んでスライディングクロスボディ。フォールも2。
 珠紗はコーナーに上りミサイルキックから菜摘にタッチ。


 一方その頃、朝子は観客席の前を練り歩いて記念撮影に応じる。

 菜摘は串刺しダブルニーからフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
 菜摘はコーナーに上るが、未来がエルボーから担いでボディスラムで叩きつける。
 未来はハイキックも、キャッチした菜摘がミドルキックからソバット。フォールも2。
 菜摘はロープに飛ぶが、未来がハイキックで迎撃しダブルアームスープレックスからフォールも珠紗がカット。

 珠紗がコーナーに振っていくが、未来が走り込むとラリアットを珠紗が避けて菜摘がハイキック。さらに珠紗がコーナーに足を乗せてのグリーンキラーから菜摘が蒼魔刀を突き刺しフォールも。これは朝子がカット。

 菜摘と珠紗がロープに飛ぶが、未来がラリアット。菜摘が避けてロープに飛ぶが、未来はパワースラムで叩きつけフォールも2。
 未来は朝子にタッチ。

 朝子はドラゴンリングインから、足をすべらせて一回失敗しながらもなんとか安全式シャイニングウィザード。菜摘は平然と立ち上がると、ジャンピングニーからロープに飛ぶが、未来が走り込みラリアットでなぎ倒す。
 朝子はコーナーに上ると、安全式ムーンサルトからフォールも1。

 菜摘はボディに膝蹴り連発からロープに飛んでランニングニー。コーナーに上ると、珠紗が朝子をMKDで突き刺し、菜摘がダイビングダブルニードロップ。フォールし3カウント。

 朝子を残してアクトレスガールズたちはリングを去り、朝子は四つん這いになって花道を追って会場を後にした。

第4試合


 先発はスミスと西村。スミスがコーナーに押し込むが西村が切り返してクリーンブレイク。
 ロックアップからスミスがロープに押し込むがクリーンブレイクに見せかけてエルボー連発。ロープに振ってアームホイップを狙うが、西村が腕を絡めてコブラツイスト。スミスは力任せにアームホイップからエルボースマッシュ連発。エルボースマッシュの打ち合いからスミスがガットショットからボディスラム。さらにギロチンドロップも西村が避けると長井にタッチ。スミスも北斗にタッチ。

 ロックアップから長井がロープに押し込むが、北斗が切り返して顎を撫でて挑発。さらに頭を撫でると、長井は怒ってエルボー合戦へ。長井のビッグブーツと北斗のエルボーの打ち合い。長井が打ち勝ち髪を掴んで引き起こすとロープに振ってハイキック。避けた北斗はランニングエルボーで倒し、ヘッドロックで捕らえてタッチしようとするが、鈴木&スミスと斎藤ブラザーズが仲間割れを始めタッチができず。長井がナックルから髪を掴んでコーナーに押し込み綾部にタッチ。

 北斗がエルボーも、綾部が蹴倒して背中に乗って踏み潰していく。これを離すとコーナーに叩き込み本田にタッチ。

 本田はエルボーからコーナーに振って串刺しラリアット。さらにロープに振ってスパインバスターからフォールも2。
 本田はロープに押し込み後頭部に膝を押し付け、反則カウント4で離れるが北斗がナックルからロープに飛ぶも、本田がカニバサミでロープに押し込み膝を押し付ける。
 カウント3で逃れた北斗とエルボー合戦から本田がロープに飛ぶとラリアットも、避けた北斗がRKO。北斗はジュンにタッチ。

 ジュンはビッグブーツでふっ飛ばし、本田の背中に綾部がタッチ。

 綾部とジュンがエルボー合戦からジュンが強烈なチョップ。ロープに振っていくが、綾部がネックブリーカードロップからフォールも2。
 綾部はロープに飛ぶが、レイがエプロンから蹴りつけ、ジュンがエルボーからレイがチョップ。
 斎藤ブラザーズはロープに振ってダブルのショルダータックルで倒すが、ジュンの背中に鈴木がタッチ。綾部も諏訪魔にタッチ。

 エルボー合戦から鈴木がボディブロー。コーナーに振って串刺しビッグブーツから首投げで倒し、Pkからフォールも2。
 鈴木はボディに膝蹴りからエルボー。ロープに飛ぶが長井がエプロンから蹴りつけ、諏訪魔のダブルチョップと長井のミドルキックを交互に叩き込む。さらに長井がロープに飛んでビッグブーツも、避けた鈴木に諏訪魔がラリアット。フォールも1。
 諏訪魔はバックドロップを狙うが、耐えた鈴木にエルボー連打。ローリングエルボーを狙うが、避けた鈴木がスリーパー。そこへレイが走り込むが、諏訪魔が避けて鈴木にショルダータックルは誤爆。
 鈴木はレイに「押さえとけ」と指示し、レイが諏訪魔を羽交い締めにすると鈴木が走り込むが、諏訪魔が避けると一回止まってからレイにビンタ。レイと鈴木が髪を掴んで乱闘になるが、諏訪魔が鈴木に走り込み、ジュンがリングに走り込むとそのまま両軍入り乱れての場外乱闘へ。

 レフェリーが収集つかずと判断し無効試合となった。

<試合後コメント>

斉藤ジュン&斉藤レイ&大森北斗
レイ「おい全日本プロレス!新年早々やってくれたな!あんなジジイと組ませやがって!試合が成立するわけがねーだろうが!」
ジュン「誰が考えたんだあんなん」

(※北斗が乱入)

北斗「おい!おい!お前ら分かってんのか?1月14日!最強タッグを制した俺とのタイトルマッチだぞ?わかるか?今ここで喧嘩してメチャクチャにしてもいいんだけど、俺とお前らの勝負で見せつけてやんなきゃいけねーよなあ?社長がなにやったって、どんなやつリングに上げたって関係ねー!俺とお前らの闘いで、闘魂なんてものはかすむんだ!それが分かってんのか?その覚悟ができてんなら、1月14日、俺と正々堂々、最強タッグで闘え!それだけだよ」

(※北斗が去る)

ジュン「べらべらとよく喋るやつだったな」
レイ「おう、おもしれーじゃねーか!1月14日、ボッコボコにして世界タッグのベルトを防衛してやるぜ!楽しみにしてろ!フォーーーッ!」
ジュン「大森北斗、逃げんなよ。怖かったらママに泣きついたっていいんだぜ?DOOM!」

デイビーボーイ・スミスJr.
「デイビーボーイ・スミスJr.が日本に帰ってきたぜ!全日本プロレスには偉大なガイジンレスラーが上がってきたな。ジョニー・エース、ゲーリー・オブライト、スティーブ・ウィリアムス、スタン・ハンセン……そして俺だ!全日本プロレスにニューウェーブが到来だ。ブリティッシュ・ブルドッグの魂がこのゼンニホン!オールジャパンにやって来たんだ!お前らこのデイビーボーイ・スミスJr.から目を離すんじゃないぞ!」

第5試合


 安齋が中嶋に殴りかかり試合開始。そのままコーナーに座り込む中嶋にエルボー連打もレフェリーが引き剥がす。
 安齋がロープに振ってドロップキックを突き刺し、ストンピングからエルボーの打ち合いへ。安齋がロープに飛ぶが、中嶋がミドルキックで蹴倒し、引き起こすとミドルキック連打。コーナーに叩きつけるが、安齋はすぐに前に出てエルボーでロープに押し込みお互いチョーク状態で睨み合う。安齋はチャーリーにタッチ。

 手4つをフェイントに中嶋がローキック。再度ローキックから組み合うと中嶋がバックを取るが、デンプシーがキムラロックで捕らえるもお互い切り返しあい、デンプシーが巻き投げると腕固めからそのままフォールも2。
 腕を決めたままブリッジして痛めつけると、これを離して肘へのストンピング。すぐさまヘッドロックで捕らえるが、中嶋はボディブローで抜ける。
 チャーリーのエルボーに中嶋がミドルキックで返し鈴木にタッチ。

 ロックアップから一度離れ、再度ロックアップから鈴木がリストを取ってひねる。チェーリーはショルダースルーで返すが鈴木はヘッドシザース。回転して抜けたチャーリーがヘッドロックも、鈴木が切り返して巻き投げる。鈴木は片足タックルから足を取ろうとするが、チャーリーが下から足を取って倒すと片逆エビ固め。これを離したチャーリーがストンピング連打からバックを取るが、鈴木がバックを取り返すとチャーリーも切り返してフルネルソン。鈴木はリストを取って抜けると巻き投げる。
 ロックアップから鈴木が俵投げを狙うが、チャーリーが逆に俵投げ。フォールも1。
 チャーリーは安齋にタッチ。

 安齋は串刺しエルボーからフロントスープレックス。フォールも2。
 鈴木がボディブローからエルボースマッシュ。ロープに飛ぶが、安齋がドロップキックからロープに飛んで後頭部へのランニングニー。
 安齋はエプロンの中嶋をエルボーで場外にふっ飛ばし、鈴木に走り込むが鈴木は変形パイルドライバー。さらにバックブリーカーからフォールも2。
 鈴木はロープに飛ぶが、安齋はジャンピングニーで迎撃。両者タッチ。

 中嶋はビッグブーツもエルボー合戦となり、中嶋がボディに膝蹴りからミドルキック。チャーリーのエルボーと中嶋のミドルキックの打ち合い。中嶋がビッグブーツもチャーリーがエルボースマッシュから背中にエルボーを叩き込み、投げようとするが中嶋がリバースしてサッカーボールキック。避けたチャーリーがボディに掌底からエルボースマッシュを叩き込み、ダブルアームスープレックスホールドも2。


 チャーリーが中嶋を羽交い締めにしてリング中央に振ると、安齋がジャンピングニーからチャーリーがジャーマンスープレックスホールドも鈴木がカット。
 チェーリーは投げようとするが、中嶋は顔面膝蹴りから掌底を叩き込みチャーリーはダウン。
 中嶋は髪を掴んで座らせると前から後ろからサッカーボールキックを連打し、PKからフォールも2。
 中嶋は垂直落下式ブレーンバスターからフォールも安齋がカット。
 中嶋は寝転がるチャーリーのボディにサッカーボールキックを叩き込み、投げようとするがチャーリーは暴れて着地。中嶋はハイキックも、避けたチャーリーがウイングクラッチホールドで3カウント。

 試合後も安齋と中嶋がエルボーで殴りあい、鈴木が間に割って入り公開説教。チャーリーとは握手しリングを後にした。

<試合後コメント>

チャーリー・デンプシー
「明日だ。ナカジマサンに俺が挑戦する。今日はヨーロピアン・スタイルが闘魂スタイルを打ち倒せることを証明した。トリプルクラウンはNXTからやって来たこの俺、チャーリー・デンプシーがいただくんだ。明日は1vs1だ。必ず俺が勝って三冠ヘビー級のベルトをアメリカに持ち帰ってNXT、そして世界にアピールするんだ」

安齊勇馬
「新年一発目の試合、勝利で終わったけど、最後チャーリー・デンプシーと中嶋勝彦が三冠を挟んで向かい合って。そのとき、絶対俺が所属として、全日本の人間として行かなくちゃいけない場面で、一歩迷っちゃった。昨日いろんなことがあって、これからは絶対俺が、未来じゃなくて今にならなくちゃいけないって誓ったのに、この一歩がまだまだ全然ダメだけど、ここで俺は1つ、いや、2つみんなに宣言したい。俺は2024年、宮原健斗にも青柳優馬にも諏訪魔にも、もちろん石川修司にも負けねえ。全日本プロレスの柱になってみせます!そして2つ目。俺はこれからも明るく楽しく激しいプロレスをやります!こんな俺だけど、2024年、全部、全部、俺に任せてください!」

鈴木秀樹
「ちゃんと!ちゃんとプロレスやろうぜ!」

第6試合


 じっくりとした立ち上がりから光留がミドルキックで牽制。男児がタックルを仕掛けるも光留は下がってスカし、男児が再度片足タックルも光留は耐えてフロントネック。男児がバックを取るが光留はリストを取り、男児が切り返して足を刈って倒すと足へのエルボードロップ。光留はヘッドシザースで抜けるが男児はヘッドロックで絞り上げ、光留はロープに押し込みブレイク。

 光留はロープに振ろうとするが男児はエルボー。エルボーの打ち合いから男児が打ち勝ちコーナーでエルボー連打。光留が切り返してエルボー連打も、男児も切り返してエルボー連打。リング中央でエルボーの打ち合いに戻り、光留がチョップから男児はエルボー連打でロープに押し込む。
 男児はロープに飛ぶが、光留がロープをたるませエプロンに落とすと延髄切り。さらにサッカーボールキックを背中に叩き込んで場外に落とすと、リングにすぐに投げ入れ引き起こす。だが男児がエルボーを打ち込みエルボー合戦から男児がエルボー連打。光留がエルボー合戦に戻し、男児が膝をつくもすぐに立ち上がりエルボー連打。光留がエルボーを打ち込むと男児は崩れ落ちる。
 光留が引き起こすと、男児は弱々しくエルボー。光留が強烈なエルボーで膝をつかせるも、男児は立ち上がりエルボー。
 光留はビンタ。引き起こして再度ビンタから左右のビンタでロープに押し込み、男児も左右のビンタで応じるとビンタの打ち合いへ。男児が前のめりに倒れダウン。

 膝立ちになった男児へ光留がミドルキック連発。男児がなんとかキャッチするが、光留はヘッドバットからロープに振っていくも、男児はジャンピングショルダーアタック。コーナーにもたれかかる光留に男児が串刺しショルダーアタック。逆コーナーに振って串刺しショルダーアタックからブレーンバスター。フォールも2。

 男児は投げようとするが光留は脇固め。そのまま男児が担ぎ上げてサイドバスターから俵投げ。フォールも2。

 男児は仰向けの光留に打ち下ろし式のエルボー連打も、光留がキャッチし腕ひしぎ。これを離すと反対の腕をキムラロックで捕らえるが、男児が力任せに担ぎ上げてデスバレーボム。
 男児は串刺し攻撃を狙うが、光留がカウンターで担ぐも、男児はヘッドロックで捕らえて絞り上げる。光留はそのままバックドロップで叩きつけて逃れフォールも2。

 すぐさま光留は腕ひしぎからアンクルホールドへ。これを離すと背中にエルボーから延髄切りを叩き込み、再度延髄切りも男児はラリアットで撃ち落とす。
 男児はロープに飛んでラリアットも、耐えた光留にロープに飛んでラリアット。倒れない光留に男児は再度ロープに飛んで往復ラリアット。フォールも2。

 男児は逆エビ固めで捕らえ、これで光留がギブアップした。

 試合後は光留が男児の腰にベルトを巻き腕を上げて称える。

男児「初防衛成功しました!ありがとうございます!急遽決定したにも関わらず、光留さんOKしてくれてありがとうございます。僕はこの、1月2日で、この1月2日後楽園ホールで、田村男児、青柳亮生はデビューしました。その時の対戦相手が、佐藤光留、青木篤志組でした。あの時のことは今でも思い出します。何もできなくて緊張しきった、デビュー戦でした。でもこうやって、デビュー戦の相手と、この1月2日で、世界ジュニアの防衛戦できたこととても嬉しいです。願わくば、ほんとは、青木さんともやりたかったです。けど、そんなたられば今通用しないんで、今をちゃんと生きます。昨日、大地震がありました。能登半島で地震が、大きな地震がありました。僕は何をすればいいのか考えましたけど、僕らはプロレスラーなので、試合をして、勇気を与えたいと思います。色々、変わっていく時代ですが、僕たち選手たちは、明るく楽しく激しくを2024年もやっていきます!だから安心してください。これからも是非見に来てください。ありがとうございました!」

第7試合


 リング上は乱戦で試合開始。宮原が選手会長を敬うよう居丈高に要求するも、選手たちの反感を買って袋叩きに。阿部が真っ先にエプロンに落とされるがロープを掴んで耐える。
 そのまま斎藤ブラザーズが宮原を場外に投げ捨てOTRで失格させる。さらに安齊と亮生も投げられOTRで失格。
 黒潮と立花が芦野をOTRで失格させ、立花が黒潮も投げ捨てOTRで失格させる。

 めんそーれがロープ渡りを狙うが、これに失敗するとめんそーれは京平レフェリーにロープ渡りをさせようとする。しかし、京平レフェリーは2017年1月2日にはロープ渡りから落下して右足かかとを骨折しているため、「また骨折れちゃうから!」と総出で止める。立花がめんそーれを場外に投げようとするがエプロンで耐える。立花はエルボー連打も、めんそーれがロープをたるませてエプロンに落とすとサミング。立花はケンカキックで場外に落としOTR。立花の背中を阿部が蹴りつけて落としOTR。


 諏訪魔と鈴木秀樹が喧嘩するが、光留と阿部が仲裁に入るも、鈴木が諏訪魔の足を刈ると阿部と光留が諏訪魔の腕にそれぞれ腕ひしぎに。だが4人を残りの選手たちで押さえフォールし3カウント。阿部、光留、諏訪魔、鈴木秀樹失格。

 男児と岩本がエルボーの打ち合い。そのままエプロンにもつれて落ち、男児がエルボー連打から担ぐも、暴れた岩本が着地してラリアットをガードし前蹴りもキャッチするとドラゴンスクリューでOTRさせる。そこへ香取が走り込み岩本をドロップキックでOTRさせる。

 綾部と本田がエルボーの打ち合いから本田が低空ドロップキック。HAYATOにもエルボーから綾部の後頭部に膝を押し付けカウント4で離すと、安齋も井上の後頭部に膝を押し付けカウント4で離そうとするが、そのままカウント5まで膝を押し付けてしまい反則で失格に。

 レイが香取のぬいぐるみを奪って頭上に掲げ、取り返そうとした香取だったが、レイがぬいぐるみを場外に投げ捨てると香取はこれを追ってトップロープを飛び越えて場外に落下。OTRで香取失格。

 土井が斎藤ブラザーズに交互にチョップも、ジュンがボディに膝蹴りからエルボー。レイが羽交い締めにして、ジュンが走り込むとビッグブーツ。土井が避けてレイに誤爆すると、レイはそのまま場外に吹っ飛びOTRで失格。さらに残りの選手でジュンを持ち上げ場外に投げ捨てOTR。

 土井が北斗をロープに押し込んで走り込むが、北斗がショルダースルーでエプロンに落とし、走り込んできた北斗を土井がロープをたるませエプロンに落とす。そこへ綾部が走り込み土井にビッグブーツを叩き込むと場外に落下しOTR。

 綾部はHAYATOをコーナー上に座らせ、北斗が綾部を肩車するも、そのまま場外に投げ捨てOTRさせる。
 井上がHAYATOに走り込みエルボーからロープに飛ぶと、北斗がバックエルボーで井上を迎撃しフォールもHAYATOがカット。

 HAYATOと北斗がエルボーの打ち合いから北斗がロープに飛ぶが、HAYATOが追走ドロップキックから逆さ押さえ込みを狙うも、井上が2人まとめて転がしフォールも2。
 井上は2人まとめてバズソーキックから丸め込み3カウント。

井上「今年のバトルロイヤルは、俺が勝ち取ったぞー!この調子で、今年、世界ジュニアを、巻きます!そして、今年の最後に、プロレス大賞新人賞、とります!だから皆さん、今年も応援よろしくお願いします!ありがとうございました!

<試合後コメント>

ブラックめんそーれ&立花誠吾
立花「コラ、ブラックめんそーれ!テメーコノヤローランブルでケンカ売ってきやがってテメーコノヤロー!あぁ?アイツ今日ベルト獲ったみてーだなあ。GAORAのベルト。挑戦者誰も決まってねーんだろ?今日獲ったばっかだから」

(※ブラめんが乱入)

めんそーれ「今日獲ったんだから挑戦者いなくてもおかしくないだろ!」
立花「だから俺が挑戦表明してやってんだよ!」
めんそーれ「お前のせいでバトルロイヤルは落ちちまったんだよ!」
立花「知らねーよバカヤロー!」
めんそーれ「いつでも受けてやるよ!」
立花「テメーコノヤロー!」

(※立花が掴みかかってヘッドロックで捕らえたまま控室に連行)

田村男児
「世界ジュニア、初防衛成功しました。まさかこうやって1月2日、僕が全日本プロレスでデビューした日に、その対戦相手の佐藤光留さんと、Evolutionで世界ジュニア防衛したこと、またこうやって防衛できるとは思いもしませんでした。ありがとうございました。さっきマイクでも言ったんですけど、願わくば青木さんともやってみたかった。ホントそれはずっと思いました。今青木さんがいたらどんな風に言うのかなと。まあ、多分ああやって厳しく言ってくると思うんですけど。目を細めて……。けど、今を生きるしか無いんです。今の時代を生きるしか無いんですよ。そう思いながら僕と光留さんはやって、変わらずにああいう風にバチバチにやっていくしか無い。なんの捻りも無いけど、なんの派手さも無いけど、これも全日ジュニアだから。今まで作り上げてきたジュニアだから。僕がそれを変わらずにこれからもやっていきます。あと、こんだけ殴り合ったから、飛んじゃってさ。次の防衛戦の相手、決めてんすよ。ちょっと食らいすぎて解んなくなっちゃったけど。ジュニアリーグで勝てなかった相手とやります。その相手は、岩本煌史です。岩本煌史と、防衛戦をやらせてください。僕が入門して一度も勝ててない大きな壁です。全日ジュニアの壁でした。その岩本煌史と防衛戦、やらせてください。ありがとうございました」

井上凌
「おっしゃー!今年のバトルロイヤル覇者はこの井上凌!言いたいことはさっきのリング上で言いました。まずは世界ジュニアを巻くこと。それと、その実績をちゃんと作って、1年最後のプロレス大賞新人賞。今年がラストイヤーだから。絶対今年は飛躍する年。去年より、一昨年より、活躍できる年にしたいと思います。これからですから。機を落とさぬよう、これからも全日本プロレスで闘い続けたいと思います。皆さん期待してください!」

佐藤光留
「どんなに、何が変わっても、諏訪魔と佐藤光留がいるところが全日本プロレスだから。そう言おうと思ったんだけど、今日そこに田村男児が加わったよ。俺たち3人がいるところが全日本プロレスだから。なにも言うこと無いよ」

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