グレート朝子が全日本プロレスに降臨もパパ探しは不発!アクトレスタイムはダンスと試合を披露!

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 2日、全日本プロレス後楽園ホール大会でアクトレスガールズによる『アクトレスタイム』が開催。グレート朝子が降臨したがパパ探しは不発となった。

 プロレス団体としての活動を終え、2022年から『プロレスを用いたよりエンターテインメント性の高い公演』へと移行して新体制となったアクトレスガールズ。プロレスの『アクトレスリング』と、舞台演出にプロレスの要素を取り入れた『アクトリング』という分け方でプロレス活動が再始動。新体制になって間もなく続々と新人が加入していき、全ブランド合わせれば旧体制アクトレスを上回る勢力を誇る団体へと急成長した。
 2023年7月には元DDTの谷口智一率いるベストボディ・ジャパンプロレスとの提携を発表。さらに全日本プロレスの福田社長もアクトレスに業務連携を提案するなど、“プロレス団体”では無くなったにも関わらずプロレス界が無視し切れない存在となっている。
 全日本とアクトレスガールズ提携一発目となるこの日は、『グレート朝子papa探し予告!!』とだけ告知がなされていた。

 グレート朝子は2023年6月10日ムトウの日に行われた新木場公演でアクトレスガールズに突如現れ、乱入や奇行で会場を虜にしつつ、試合になると毒霧やシャイニング・ウィザードを使用するなどどこかで見たことがあるような謎な存在。
 怪しい関係者曰く(諸事情により一部伏せ字でお送りします)、1989年3月18日にアメリカにてグレート・カブキの息子としてデビューしたグレート・ム●だったが、会場にレスラーのグルーピーをしていたホームレスの女性が現れ「ム●、あなたの子を孕んでいる」と詰め寄り、セキュリティに追い出された女性は会場となるメリーランド州キャピタルセンター裏の工場でそのままグレート朝子を産み落としたという。
 母親はそのまま失踪してしまったため、その後グレート朝子は施設に入るも姿を消し、父を探して世界中を周っている。
 10月23日の大会に魔界から降臨したグレート・ム●は、リングマットに『娘』の1文字を書いた。その翌日にグレート朝子はInstagramに廃墟の天井に『父』と書いた写真を投稿し繋がりを強調していた。


 どこまでが真実かわからないが、この日の『アクトレスタイム』では普段のアクトレスリングのように、和風の衣装に身を包んだアクトレスガールズ(新井みずか、皇希、松井珠紗、CHIAKI、青野未来、澄川菜摘、水嶋さくら、汐月なぎさ、後藤智香、才原茉莉乃、福永莉子)たちが『Love Riddle』に乗ってダンスパフォーマンスを披露。その途中でグレート朝子が乱入し、アクトレスガールズが動揺する。
 会場のファンも静まり返り困惑する中、グレート朝子がゆっくりとリングに上がると選手コールがそのまま行われ、先月まで絶対王者としてAWGシングル王座を守ってきた青野未来とグレート朝子が組み、女優でヤンマガWebでグラビアにも挑戦したハイスピードな戦いに定評がある松井珠紗と元スターダムでKAIRI(宝城カイリ)のパートナーも務めていた澄川菜摘(翔月なつみ)によるタッグマッチで試合が開始。レフェリーとして元J'dスターのMARUがリングへ上がる。

 試合は青野が澄川の蹴りによる打撃や松井のハイスピードな技を受けていき互角に闘うが、朝子がリングに上がると毒霧を天に向かって噴射して首を掻っ切るポーズで挑発するなど自分の世界観を崩さず。
 澄川はボディを蹴り上げて世界観に冷酷に付き合わず、朝子のゆっくりとしたシャイニング・ウィザードや安全式ムーンサルトも微動だにせず受け切ると容赦なくランニングニー。
 ぐったりとした朝子を松井がMKD(松井かわいいドライバー=キークラッシャー'99)で突き刺し、そこへ澄川がダイビングダブルニードロップを投下し3カウント。

 朝子のパパ探しは不発となり、「Where Is My PAPA?I am CHOJO!」の決めセリフを言える元気もなく、四つん這いになって会場を後にした。

 この日タッグを組んだ青野未来とグレート朝子は1月5日のアクトレスガールズ新木場公演のメインでシングルマッチが決まっており、全日本プロレスでの経験がどのように反映されるのか注目だ。

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