【試合詳細】7・2 全日本プロレス後楽園ホール大会 【三冠ヘビー級】永田裕志vs青柳優馬 【世界ジュニア】青柳亮生vsエル・リンダマン 宮原健斗&T-Hawkvs本間朋晃&綾部蓮 諏訪魔&小島聡&カズ・ハヤシ&田中稔vs斉藤ジュン&斉藤レイ&KONO&歳三

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『#ajpwサマーアクションシリーズ2023』
日程:2023年7月2日(日)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,047人

▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
ライジングHAYATO/○井上凌/渡辺壮馬(GLEAT)
9分59秒 チキンウィング・アームロック
佐藤光留(パンクラスMISSION)/●田村男児/川村亮(パンクラスMISSION)

▼AJPW vs B.G.I タッグマッチ 20分1本勝負
ヨシ・タツ/●ブラックめんそーれ
7分12秒 タイガー・ドライバー→エビ固め
[BLACK GENERATION INTERNATIONAL]○鈴木鼓太郎(フリー)/ハートリー・ジャクソン(フリー)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
○大森北斗/谷嵜なおき(ダブ)
4分26秒 エルボー→片エビ固め
[GUNGNIR OF ANARCHY]●本田竜輝/花畑正男(フリー)

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
●諏訪魔/小島聡(新日本)/カズ・ハヤシ(GLEAT)/田中稔(GLEAT)
8分51秒 サイコブレイク→体固め
[VOODOO-MURDERS]○斉藤ジュン/斉藤レイ/KONO(フリー)/歳三(フリー)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
○宮原健斗/T-Hawk(GLEAT)
12分52秒 ブラックアウト→片エビ固め
本間朋晃(新日本)/●綾部蓮(JTO)

▼世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【第65代王者】●青柳亮生
12分25秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
【挑戦者】○エル・リンダマン(GLEAT)
※第65代王者が2度目の防衛に失敗。リンダマンが新王者となる。

▼三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【第69代王者】●永田裕志(新日本)
21分18秒 THE FOOL→片エビ固め
【挑戦者】○青柳優馬
※第69代王者が4度目の防衛に失敗。青柳が新王者となる。

青柳が永田を倒してついに三冠王座を戴冠し夢の六冠王達成!リンダマンが亮生から世界ジュニア奪取もベルトへ冒涜行為!新世代VMが武藤全日本軍を撃破!

第1試合


 井上と男児の対面でゴングが鳴ると、グラウンドでの首の取り合いからリストの取り合いとなり、男児がヘッドロックからテイクダウンを奪うも井上が即座にヘッドシザースで切り返して両者タッチ。
 HAYATOと光留の対面となり、リストの取り合いからHAYATOがコーナーに押し込んで離れ際にチョップ。光留は「顔に差がありすぎる!」と怒りのジャンピングハイキック。さらにロープに振るが、HAYATOはコルバタで場外に放り出し、場外飛びのフェイントから決めポーズ。光留もHAYATOのハンドサインを真似しようとするがなかなかうまく行かず、HAYATOが何度も手本を見せている間に川村が背後から忍び寄ってスリーパーホールド。光留がリングに戻って川村にタッチ。
 川村はHAYATOにボディブロー連打。HAYATOがボディをガードすると、川村が顔面への張り手連打からニーリフトでヒザをつかせ、フェイスロック。そのまま光留にタッチ。
 光留は川村とともにHAYATOの足を取ってダブルのアキレス腱固め。HAYATOはエルボー連打で突っ張るが、光留は「全然痛くありません!」とチョップからロープに飛ぶ。HAYATOは追走してドロップキックを見舞い、壮馬にタッチ。
 壮馬は光留にミサイルキックを見舞い、串刺しジャンピングニーからコーナーに上ってセカンドからのムーンサルト・プレス。さらに担ごうとするが、光留が振り払って延髄斬り。男児にタッチ。
 男児はエルボー連打からロープに飛んでフライングショルダー。さらに俵返しからラリアットを狙うが、壮馬がソバットで迎撃し井上にタッチ。
 井上は、HAYATO、壮馬とともにトレイン攻撃を狙うが、男児が次々と迎撃していき井上もボディスラム。男児はバックフリップからダンロックに捕らえて絞り上げるが、HAYATOが鋭いチョップでカット。光留らも場外に放り出してトップロープを踏み台にプランチャ。壮馬はセカンド上を抜けるトペ・コンヒーロで追撃。
 男児と井上でエルボー合戦が展開され、男児がラリアットを狙ったところを井上がソバットで止めてバズソーキック。さらにハーフハッチ・スープレックスもカウントは2。井上はすぐさまアームロックにとらえて絞り上げ、自身の足も首にかけて絞る複合サブミッションでギブアップを奪った。

<試合後コメント>
ライジングHAYATO
「勝ったね。井上、最近すごくない?もちろん一番かっこいいのはこの俺、ライジングHAYATOだけどさ。あいつブサイクだけど、なんか最近かっこいいよね。強くなってるから俺も負けてられないね。
で、渡辺壮馬。今日は一緒に組んだけど次は君とやりたいかな。楽しみにしてるよ。」

井上凌
「先日の試合からいい流れができてきている。今日も俺が田村選手から一本取った。今日勝った事で覚悟というか、やりたい事ができた。それをどこで出すかはまだ言えないけど、楽しみにしていてください。以上!」

渡辺壮馬
「この間、全日本との対抗戦以来に今日は全日本プロレスさんに参戦させてもらったんですけど、今日は井上選手が取りましたけど、俺が本当は取りたかったというのが本音ですし、今日横にいたライジングHAYATO選手はやっぱり今日組んでみて思ったのは対角で戦ってみたいなというのがやっぱり思いました。まぁ次があるかないかわからないし。でもGLEATの方でも対抗戦があるんでそこで組まれれば自分自身でもワクワクします。今日はありがとうございました。」

第2試合


 ジャクソンはめんそーれとの対面を求めるが、めんそーれは全力で拒否。しかし、観衆からめんそーれコールが起きてしまったため、仕方なく先発で出ていってゴング。
 ゴングが鳴るとめんそーれが即座にヨシ・タツにタッチ。観衆からは笑い混じりのブーイング。
 ヨシ・タツとジャクソンの対面となり、ロックアップでの力比べに押し勝ったジャクソンがリズミカルに胸を叩いてブレイクする挑発。ヨシ・タツはショルダータックルでぶつかっていき、倒れないジャクソンへドロップキックからヒップトスを見舞ってめんそーれにタッチ。
 めんそーれはヨシ・タツと2人でロープに振っていくが、ジャクソンはダブルラリアットでなぎ倒す。ジャクソンはめんそーれを逆水平チョップでふっ飛ばして鼓太郎にタッチ。
 鼓太郎はめんそーれの顔面を踏みつけ、起こしてショルダータックルを連発。さらにヘッドロックに捕らえながらジャクソンにタッチ。
 ジャクソンはヘッドロックパンチを見舞っていくが、めんそーれは逆水平チョップで反撃。ジャクソンは全く効いた素振りを見せず、軽々とボディスラムで叩きつけてからエルボードロップ。さらにジャクソンが串刺しスプラッシュを連発し、無理やり引き起こしながらのショートレンジラリアット、続けてセントーンを発射も、かわしためんそーれがヨシ・タツにタッチ。
 ヨシ・タツはチョップ連打からトラースキック、ドラゴンスクリューからコーナーに上ってブレーン・チョップ。さらにフィッシャーマンを狙うが、ジャクソンが軽々とブレーンバスターで投げかえし、両者タッチ。
 めんそーれは鼓太郎に逆水平チョップ連打からハブクローで目潰し。怒りの鼓太郎が突っ込んでくるとカウンターのダブルチョップを叩き込む。再び向き合って鼓太郎がエルボー、めんそーれが逆水平チョップで打ち合っていき、鼓太郎のローリングエルボーをかわしためんそーれが逆さ押さえ込みの形で転がしてからトラースキック。さらにセカンドからのスネーク・スパイクを投下するもカウントは2。ならばとトップからのスネーク・スパイクを発射も、鼓太郎が回避し、飛び込んできたジャクソンが串刺しスプラッシュ。ジャクソンのラリアット&鼓太郎のランニングエルボーのサンドイッチ攻撃が決まり、鼓太郎がタイガードライバーで叩きつけて3カウントを奪った。

<試合後コメント>

BLACK GENERATION INTERNATIONAL
鼓太郎「俺にめんそ~れもヨシ・タツも負けてて、俺とジャクソンが組んであいつらが勝つわけないだろう。圧勝だよ。」
ジャクソン「みんなわかってるだろう。BGIがナンバーワンだ。すべてぶっ壊す!

第3試合


 北斗と本田の対面でゴングが鳴ると、手4つからバックの取り合いとなり、本田が北斗を突き放して距離を取る。再び向き合ってロックアップからリストの取り合いとなり、本田がロープに押し込んで頭をはたきながらブレイク。怒りの北斗が突っ込んでくると、本田がショルダータックルでなぎ倒す。本田が北斗の顔面をロープにこすりつけ、観衆とともに「1!2!3!4!」と反則カウントを数えていく。
 解放された北斗は、トップロープをたわませて突っ込んできた本田をエプロンに落とし、ランニングエルボーからのジャンピングエルボーを叩き込んでダウンさせ、エプロンでぐったりと横たわる場外に蹴落とす。

 場外カウントが進んでいくが、本田が全く動けない様子を見てレフェリーがカウントを止めて安否確認へ向かう。谷嵜が無理矢理リングに放り込み、動けない本田を北斗がカバーも、花畑正がカット。花畑正が安否を確認して呼びかけるも本田は起き上がれず。
 場内がざわつく中、谷嵜が無理やり本田を引き起こし、北斗がエルボーを叩き込んで3カウント。

 試合後、どよめきの中で本田は担架に乗せられて退場していき、観衆は大・本田コールで見送った。

<試合後コメント>
大森北斗&谷嵜なおき
大森「まぁいい。あいつの体が俺のエルボーに耐えられなかっただけだろ。別に深く考える気はない。俺はこのあとやる事がいっぱいあるからな。」
谷嵜「勝ったのは大森北斗。その事実だけだろう。」

第4試合


TARU「レイ、ジュン、よく聞けよ。ここにおるこいつらは武藤全日本のときの親しい顔や。でもな、VOODOO、VOODOO、VOODOO、1人飛ばしてVOODOO。カズ・ハヤシはVOODOO-MURDERSじゃなかったんや。他はお前らの大先輩や。先輩には先輩への挨拶がないといかんのう。まあ今日はカズ・ハヤシを潰して、『VOODOO-MURDERSに入れてください』ってお願いしてもらえや。ほな行こか!」

 VOODOOの奇襲から場外乱闘となる中でゴング。
 リング上では稔と歳三がやりあい、稔がドロップキックで先制。カズにタッチ。
 カズは歳三に串刺し攻撃を見舞っていくが、エプロンからジュンが捕縛して場外に放り出す。再び全軍入り乱れての場外戦へ。歳三がカズをリングに放り込んでからベルトで殴打し、場内からブーイングが起きる。

 カズとジュンの対面となり、カズがチョップを放っていくもジュンには効かず、ジュンがボディスラムからエルボードロップ。KONOにタッチ。
 KONOら4人でカズをストンピングで袋叩きにし、KONOがロープに振ってバックエルボー。カズも気迫のチョップを放っていくが、KONOがニーリフトで黙らせてレイにタッチ。
 レイは、ジュンと2人でロープに振ってダブルのショルダータックル。さらに2人でのリフトアップスラムからレイがボディプレスを発射も、カズが回避して小島にタッチ。
 小島はレイにマシンガンチョップ。ジュンがカットに来ると、ジュンも重ねてマシンガンチョップ。ジュンを放り捨てて再びレイにマシンガンチョップを見舞い、「いっちゃうぞバカヤロー!」と叫んでコーナーに上がろうとしたところをジュンがタックルでカットし、ブーイングを浴びながらタッチを受ける。
 ジュンは、レイとともに小島をロープに振っていくが、小島が2人の攻撃を誤爆させ、レイをDDTで突き刺し、ジュンにはコジコジカッターを見舞って諏訪魔にタッチ。
 諏訪魔は、ジュンにダブルチョップを連打してからラリアット。さらにバックドロップの体勢も、ジュンが腰を落として耐える。諏訪魔はラリアットを狙ってロープに飛ぶが、歳三が下からフューエルボトル攻撃。VOODOOのトレイン攻撃からジュンがビッグブートを叩き込んでカバーも、カズが必死のカット。カズはKONO&歳三をドロップキックで蹴散らし、稔もレイをドロップキックで排除。小島のコジコジカッター&カズのDDTの合体攻撃が炸裂し、最後は諏訪魔がラストライドで試合を締めようとするが、ここでTARUがパウダーのボトルを持ってエプロンに上がってくる。
 和田京平レフェリーはTARUを止めにかかり、その間にレフェリーの死角からレイが諏訪魔にパウダー攻撃。粉塵舞うリング内でジュンが諏訪魔にラリアットから変形チョークスラムで叩きつけて3カウントを奪った。

試合後にはSAITO BROTHERSが諏訪魔を袋叩きにし、レイが7月8日のEvolution大会でEvolutionを抹殺して解散に追い込むことを宣言した。

<試合後コメント>

VOODOO-MURDERS
ジュン「諏訪魔の野郎をぶっ潰してやったぜ。いいか、いま上でも言った通り7月8日の横浜大会、Evolutionの新起動なんて俺たち斉藤ブラザースがぶち壊してやるよ。ブゥードゥー・マーダースが解散マッチにしてやるから楽しみに待ってろ!」
TARU「流れは兄弟にある。」

歳三「(他のメンバーが立ち去ってから)今日は斉藤ブラザースが諏訪魔から勝ったわけだけど、少しだけ俺の気持ちを言わせてもらう。もともと去年、ブードゥーは俺と諏訪魔で始めたようなもんだ。目的はただひとつ。諏訪魔を日本武道館のメインのリングに立たせる。それ一点だけだ。諏訪魔が敗れ、ブードゥーが去った。俺も去る事が望ましいのかも知れない。だが俺は残るよ。斉藤ブラザースをどの世界に行っても、どの団体に行っても通用するタッグチームにするんだよ。それがこのブードゥーでの俺の仕事だ。これまで分裂騒動のたびにいの一番に残留を表明して全日本を守ってきたのは諏訪魔だと思ってる。でも俺たちも必ず歳を取る。諏訪魔ひとりじゃ守れない日が必ず来る。全日本プロレスの未来のために斉藤ブラザースを世界一のタッグチームにする。それが俺の仕事だ。以上。」

小島聡
「懐かしい顔と新しい顔と。全日本プロレスが長く歴史を紡いでいるからこそ、こうやってまたいろんな戦いに入れる事ができた。それもすごくありがたいなと言う気持ちでいっぱいです。本当に懐かしい人とか、見たことがない人とかが全部つながってプロレス。それが全日本プロレスの今の良さだと思っているので、その中のメンバーの一人でいられる事がすごく幸せです。行っちゃうぞ、バカヤロー!」

第5試合


 宮原とT-Hawkは、入場時にガバリとガウンを広げてベルトを見せつけるムーブを一緒に行い、笑顔で握手。本間は「宮゛原ァ!」と叫んでマッチアップを求めるが、滑舌の問題か宮原は聞き取れずに何度も聞きかえす。
 宮原と本間の対面でゴングが鳴ると、ロックアップでの力比べとなり、押し込んだ本間が離れ際に強めに胸を叩く。宮原がヘッドロックで捕らえ、ショルダータックル。両者タッチ。
 T-Hawkは綾部にショルダータックルでぶつかっていくが、綾部はビクともせず。逆に綾部のショルダータックル連打でT-Hawkが押し負ける。ならばとT-Hawkが逆水平チョップを見舞っていくと綾部も苦悶の表情を浮かべるが、T-Hawkをショルダータックルで倒してボディスラム。T-Hawkは低空ドロップキックで一矢報いて宮原にタッチ。
 宮原はT-Hawkと「GLEAT、しようぜ!」と右拳を突き上げてトレイン攻撃を狙うが、T-Hawkの張り手が宮原に誤爆。綾部がビッグブートでT-Hawkを排除し、宮原へエルボースタンプを見舞ってから本間にタッチ。
 本間は、宮原をコーナーに叩きつけて顔面を踏みつけ、綾部にタッチ。
 綾部は、宮原をコーナーに叩きつけてエルボー連打。さらにボディスラムから本間にタッチ。
 本間が出てくると、宮原が「な゛ん゛だ゛こ゛の゛野゛郎゛」「ヴァ゛ーッ!」と本間の声真似をしながらエルボーを放っていくが、怒りの本間が小こけしを発射。これをかわして自爆させた宮原がT-Hawkにタッチ。
 T-Hawkが「本間ァーッ!」と叫ぶと、本間も「ティ゛ー゛、ホー゛ッ!」と叫び返し、逆水平チョップの打ち合いに。T-Hawkが連打で打ち勝ち、宮原にタッチ。
 宮原は「ヴォア゛ーッ!」と叫びながらビッグブート、ドロップキックコンビネーションを見舞っていき、健斗コールを煽っていくが、本間がゆっくりと回り込んでエルボー。そのままエルボー合戦へと発展していくも、本間は「ヴァ゛ーッ!」と雄叫びを上げ、こけしロケットで反撃して綾部にタッチ。
 綾部は、宮原に串刺しビッグブートからランニングネックブリーカードロップ。さらにコーナーに上ってミサイルキックを発射も宮原が回避して自爆させ、綾部に串刺しブラックアウト。本間がカット。

 T-Hawkは本間を羽交い締めにし、宮原に攻撃を要求。宮原は「GLEATしようぜ!」と叫んでビッグブートを発射も、これがT-Hawkに誤爆。本間は2人にコンプリートショット&DDTを見舞ってピンチから脱出。本間がT-Hawkに、綾部が宮原に逆エビ固めをかける競演。宮原はなんとかブレイク。
 綾部は宮原にブレーンバスターを狙うが、宮原が着地してロープに飛ぶ。綾部がカウンターのドロップキックを叩き込んでブレーンバスターからロープに飛ぶが、T-Hawkがカット。宮原のブラックアウト&T-Hawkのケルベロスのサンドイッチ攻撃が炸裂し、最後は宮原が正面からブラックアウトを叩き込んで試合を決めた。

<試合後コメント>

綾部蓮&本間朋晃
綾部「クッソー!宮原健斗、T-Hawk組。自分にとってチャンスだったけど、でも結果を残す事はできなかった。いまJTOのベルトを持って、それを背負って直接3カウントを取られた。メチャメチャ悔しいよ。でもこの一戦を無駄にはしない。宮原健斗、T-Hawk。必ず、必ず近いうちにリベンジさせてもらう。ありがとうございました。」
本間「この前宮原健斗と初めてリングで会った。新日本プロレスにはいない、スゲー個性のある選手で楽しかった。メチャクチャ我が強いな。でも俺だってスゲーんだよ。こけしがあるからな。まさかまたすぐやるとは思わなかった。やっぱアピールする事は大事なんだな。どんどん声を出していって、また全日本呼んでくれ。宮原健斗、T-Hawk、楽しみにしている。」

T-Hawk
「ノリで組んだタッグだったけど、T-Hawkならぬ宮-Hawkですかね。まぁまぁ冗談はさておき、やっぱこの全日本プロレスは活気があってすごい面白いよ。何回も言ってるけど俺はまだこの全日本プロレスで恩は返し切れてないからよ。今日も宮原健斗の隣に立って、あのエネルギッシュなパワー。俺も負けちゃいられないな。年齢も近いしよぉ。まだまだ俺はGLEATだけじゃねぇ。プロレス界にどんどんどんどん新しい熱を吹き込んでいくぞ。全日本プロレス、ガッツリ盛り上げていくぞ。」

宮原健斗&大森北斗
宮原「OK!T-Hawk!すごく刺激的だね。」

※ここで大森が奇声をあげながらイスを持って襲い掛かるふりで登場。

大森「お前が襲いに来いって言うからさぁ。来てやったんだけどさぁ、悪いな。今日俺が用事があるのはお前じゃない。」
宮原「俺じゃねぇ?」
大森「俺が襲いたいのはお前じゃないんだ。俺にはまだやるべき事がある。だから次の大会で襲っちゃおう・・・かな。それとも襲わないかな。今日はとりあえずこのまま(と言って立ち去る)。」
宮原「なんだよ。わざわざイスを置いていきやがった。なんだ、大森北斗。来ただけか?来ただけでお前の意思は世の中に伝わっているのか?えぇ?まぁいいや。なんかアイツ、俺じゃないヤツに用があるみたいだね。
おい、大丈夫か?世界タッグ、そして宮原健斗というおいしいおいしい獲物が目の前にいる。その他を何か狙いを定めた。はぁ~。たいしたもんだ、大森北斗。7月23日大阪!このままじゃ宮原健斗の大阪祭りで終わっちゃうね。大阪・宮原健斗祭りで終わっちゃうな。
ただ!大阪のみなさんご心配なく。宮原健斗がこの世界タッグを防衛して、大阪祭り!開催や。」

第6試合


 会場が亮生コール一色で染まる中でゴングが鳴ると、ロックアップから亮生がヘッドロック。ロープに振ってリープフロッグで飛び越えようとするリンダマンをはたき落としてドロップキックで場外に蹴り出し、セカンドから場外へのケブラーダ。
 リンダマンがリングに上ってくると、亮生はハンドスプリング式の攻撃を狙うが、リンダマンが低空ドロップキックで腹部を打ち抜き、串刺しエルボーからハングマン式ネックブリーカー。リンダマンは「応援が足りないよ、応援が」と亮生コールを煽る余裕を見せる。

 亮生がエルボーを放っていくが、リンダマンは平気な顔で「カモン!」と煽り、亮生のドロップキックをすかして自爆させ、足を監獄固めに捕らえながらのリバースフルネルソン。「もっと応援してやれよ!」と全日本ファンを煽っていく。
 亮生に対しては、「往生際わるいなあ!」と背負投からネックブリーカー、さらにコーナーに上ってフットスタンプを狙うが、亮生がかわし、着地したリンダマンへ「ナメんな!」とスワンダイブ式ミサイルキック。
 亮生はリンダマンの攻撃をリープフロッグや側転でかわし、ブーメランアタック式アームドラッグからのドロップキック。さらにロコモーション式フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドを3発見舞うもカウントは2。
 亮生はコーナーに上ってムーンサルト・プレスを発射も、リンダマンがかわして組み付き、コーナーに叩きつける形のエクスプロイダー。リンダマンがジャーマン・スープレックスを狙うが、亮生が振り払って延髄斬りからハンドスプリング式オーバーヘッドキック。さらにムーンサルト・プレスからファイヤーバード・スプラッシュを狙うが、リンダマンが追いすがってコーナー上でのエルボー合戦が展開。リンダマンが雪崩式飛びつき腕十字を見せ、熊殺しからぶっこ抜いてジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うが、亮生はなんとかロープを掴む。しかし、リンダマンはクラッチを解かず、亮生の後頭部がロープにぶつかるように反り投げる。

 リンダマンがロープに飛ぶと、亮生が旋風脚を発射も、リンダマンはかわしてジャーマン・スープレックス。亮生が一回転着地して着地し、トラースキックから旋風脚。続けてハウザーインパクトで叩きつけてからファイヤーバード・スプラッシュを発射も、リンダマンが回避して自爆させ、高速ジャーマン・スープレックスから滞空時間の長いジャーマン・スープレックス・ホールド。
 亮生がこれをカウント2で返すと、リンダマンが再びジャーマン狙い。振り払った亮生が飛びついてモモ☆ラッチを狙うが、リンダマンが途中でキャッチしてパワーボム。さらにぶっこ抜いてジャーマン・スープレックス・ホールドで叩きつけて3カウントを奪った。

リンダマン「OKOKOK!おい、俺の団体、GLEATのよ、全日本プロレスでさんざん恥かかされてきたけどよ、今日でリベンジ達成だ!まあ、作った貸しがデカいぶん、利子が付いちゃったみたいだけど……ちょっと疲れて手が滑っちゃった(※わざとにも見える仕草で世界ジュニアのベルトを何度も取り落とす)」

※井上凌がリングに上ってくる

井上「おい、エル・リンダマン!お前がこのベルトを獲ったことで嬉しそうな人もいる。だけど、全日本プロレス側からしてみたら、アンタみたいな他団体が持つのに対してうんざりしてる人がたくさんいるんだよ!だから、単刀直入に言う。この世界ジュニアのベルトをかけて俺と勝負しろ!」
リンダマン「おい、俺がこのベルトを獲って喜ぶファンが居るだと?こんな価値の無いベルトを獲って喜ぶファンなんていねーよ。いいか?このベルトに価値があるんじゃないこの俺が持つから価値があるんだ。この壊れたゴミみてぇなベルトもよ、俺が持つことによってようやっと価値が出るんじゃないのか?ここまで言われて悔しいのは分かるよ。お前、まず名前なんていうんだっけ?このジュニアには、ライジングHAYATO、田村男児、そして散った青柳亮生。その3人しかいないと思ったら、お前みたいなやつがいたんだな。お前名前なんてんだ?」
井上「俺の名前は、井上凌だ。しっかり覚えとけ!」
リンダマン「まあ、覚えるかどうかは置いといて、お前らなんて誰が来ても一緒だ。お前の挑戦、受けてやるよ」

 井上がビンタを叩き込むも、リンダマンは、現時点ではやり返す価値もないと思ったか、観衆に小さく頭を下げてから退場していった。

<試合後コメント>

青柳亮生
「あー!まただ。またやっちまったよ!まただ。クッソ。俺もそろそろ変わる時期なのかも知れない。全日本プロレスのジュニアを引っ張る引っ張るって言って、この結果だ。何か変わらないといけない。少しだけ時間をください。必ず取り返します。」

エル・リンダマン
(ベルトをベンチに置き、その上に腰を下ろして)
「よいしょ!これで全日本プロレス対GLEATの戦い、さんざん恥かかされてきたけどしっかりきっちり!リベンジは果たさせてもらったからよ。まぁ!これだけで果たしたとは思ってないよ、もちろん。俺は無差別級の選手だ。ジュニアのベルト。しかもこれっぽっちのベルトを取っただけで俺は満足しない。全日本プロレス、GLEATのリベンジはまだまだ始まったばかりだぞ。まぁ出てきた挑戦者、名前も知らないけど、名前も知らないヤツも他の三人も俺から見たら一緒だ。誰が来ようが俺の前ではひれ伏すだけ。お前らも見ていてわかっただろう。俺の前に立つ覚悟があるんだったらいつでも出てこい。今までで最高の挑戦者、楽しみにしてるぞ。」

井上凌
「まぁリング上で話した通り。あとやりたい事、覚悟している事。それが世界ジュニアへの挑戦だ。エル・リンダマン、俺の存在はまだわからない。それでいい。前哨戦も組まれる事だろう。その時からしっかり俺の存在を見せつけてやるから。前哨戦から必ずお前を蹴っ飛ばして、そして!そしてタイトルマッチ当日、俺が必ず世界ジュニアをお前から分捕ってやるから。覚悟しておけ。以上!」

第7試合


 ゴングが鳴ると、バックの取り合いから永田がリストロックに捕らえていき得意の腕攻めへと持ち込もうとするが、青柳はロープに押し込んで離れ際にエルボー。場内からは大・優馬コール。
 怒りの永田がローキック連打で倒して場外に放り出し、自らも追っていこうとするが、青柳がするりとリングインし、逆に永田をドロップキックで場外に落として鉄柵へと叩きつけていき、「俺が勝つぞ!」と雄たけび。
 青柳はチンロック、エルボードロップと続けてロープに振ろうとするが、永田は引き寄せてキチンシンクから脇固め。腕をかばう青柳に対し、場外に放り出して腕へのローキック連打、ハンマーロックに固めながらの鉄柱攻撃など荒々しい攻撃を展開。
 永田は青柳をリングに戻してアームブリーカー連打から腕固め。さらにキーロックで絞っていくが青柳はなんとかロープに足をかける。永田は再び腕固めから串刺しビッグブート、サッカーボールキック、アームロックと連撃。ふらふらと起き上がる青柳に対し、永田は好きなようにエルボーを打たせた上でミドルキック連打でお返し。さらにロープに走り、青柳のドロップキックをすかして自爆させた上でミドルキックを放つが、青柳がキャッチしてドラゴンスクリュー。反撃の狼煙が上がる。

 青柳は、串刺しジャンピングエルボー、ブーメランアタック、コーナートップからのダイビング・クロスボディと連撃し、フロントネックロック。さらにエンドゲームを狙いに行くが、永田は決まり切る前にロープブレイク。
 青柳は永田をエプロンに放り出し、その場でジャーマン・スープレックスを狙うが、逆に永田がエプロン上でのエクスプロイダー。ふらふらとリングに上ってきた青柳に対し、永田は情け容赦ないローキック連打。さらに串刺しビッグブートを見舞っていくが、青柳は雄叫びを上げてフライング・フォアアーム。2人は足を止めてエルボーを打ち合い、青柳がロックボトムからロープに飛ぶが、永田がキャッチしてエクスプロイダー。両者大の字に。

 両者膝立ちになりながらエルボーを打ち合っていき、永田がビッグブートからロープに飛ぶが、青柳がドロップキックで迎撃しジャーマン・スープレックスからジャーマン・スープレックス・ホールド。これを返されると、青柳はロックスター・バスター。永田はなんとかカウント2で返すものの起き上がれず、ダウンカウントが数えられ始める。
 青柳は無理矢理引き起こしてもう一発ロックスター・バスターを狙うが、永田はマジックスクリューで切り返し、脇固めからナガタロックII。さらに「白目!白目!」のコールに合わせて白目式腕固めも、青柳は足を伸ばしてブレイク。
 永田はショルダーアームブリーカーから串刺しジャンピングニー。さらに雪崩式エクスプロイダーで叩きつけ、バックドロップの体勢へ。青柳はニーリフトで切り返すが、永田が延髄斬りからバックドロップ。これを返されると永田がもう一発バックドロップを見舞うが、これもカウント2。。永田はハイキックを放つが、これをかわした青柳がスピンキックを叩き込み、ロックスター・バスター。さらにザ・フールを決めて3カウントを奪った。

青柳「(※退場していく永田の背中に向けて)永田さん!永田さん、ありがとうございました!次は、チャレンジャー・永田裕志としてお待ちしておりますぅ~(笑)本当に皆さん、今まで応援していただきありがとうございました!もう今日、目標にしていたベルトを獲ることが出来て、悔いはありません。本日を以て、青柳優馬、引退します」

※北斗がリングに上がってくる

北斗「まずは最初に、今日みんなの大好きな大好きな本田竜輝くんも、俺が一撃で潰してしまって、まずはそれを誤りたいと思います。もっと手を抜いてあげればよかったなあ。7・23の大阪で、お前が持ってる世界タッグに俺が挑戦するわけだけど、その前日の22の松江で三冠戦やることは発表されてんだよ。そのベルトかけて、俺と三冠戦やれよ。」
青柳「やってやろうじゃん。やってやるよ。三冠のベルトも世界タッグのベルトも、全て俺はかけてやるよ。だがなあ、お前には何1つ譲るつもりも与えるつもりもない。唯一俺が与えてやれるのは、このベルトを駆けて闘える権利だけだ。お情けだけだ。いいか、松江でお前と勝負してやるよ。かかってこい」
北斗「6冠全部手に入れてやるよ。テメーら新時代全員も全部ひっくり返してやるよ。チャラチャラチャラチャラしたプロレスはな、もういらねーんだ。全部俺が力づくで奪い取ってやるから覚悟しとけ」

※北斗が去る

青柳「ついにこの三冠のベルトも手に入れたぞ!どうですか?似合わないでしょう?(笑)このままどんどん青柳優馬が防衛し続けていれば、そのうち見慣れてくることでしょう。本当に今日、このベルトを手にできたのは皆さんの応援があったからです。ありがとうございました。この三冠ヘビー級のベルトの価値を高めるとともに、全日本プロレスの新時代の先頭に立ち、どんどん全日本プロレスを盛り上げていきますので、どうか皆さん、厳しくも温かい目で見守ってください。よろしくお願いします。そして1つ、皆さんに報告があります。この三冠のベルトを獲れましたという報告と、そして今まで秘密裏に勧めてきた計画を今日発表します。なんと、青柳優馬、個人YouTubeチャンネル開設が決まりました!青柳優馬が三冠チャンピオンとして、リング上の先頭に立ち、広報活動でも青柳優馬が先頭に立ってどんどん全日本プロレス、リング内外で盛り上げていきますので、今後とも応援よろしくお願いします!(※大・優馬コールを送るファンに向け)OK、苦しゅうない苦しゅうない(笑)というわけで、本日はご来場いただき誠にありがとうございました!またどこかで、またお会いしましょう。バイバイッ!」

<試合後コメント>
永田裕志
「こんなこと言うとアレだけど敗れて悔いなし。三冠ベルトを5か月弱腰に巻いて、十分満足ですよ。とにかく取るまでが大変だった。なかなかけがなんかしないけど、本当に苦しい中でなんとかタイトルマッチに間に合わせて。ベルトを取って。
金かけまくりましたよ、自分の体に。でも年齢的には55だけど、戦いを続けていれば昔の力というか、いろんな引き出しが出てくる。もしかしたら昔の力が戻ってきたのかも知れない。それとはまた別に新たなパワーが湧き上がってきた。これだけできるんだからまだ老け込む時じゃないって自分でも思いましたよ。いい経験させてもらった。
三冠ヘビー、俺には手が届かないものだと思っていましたけど、取る事ができた。それによってグランドスラムという勲章も得る事ができた。青柳は強かったですよ。やっぱり追い込まれた者の執念なのかはわからないけれど、強かった。肝心なのはこれからあのベルトをどう輝かせていくか。これからが大変ですからね。会場の声援に応える意味でも彼にはもっと頑張ってもらいたいですね。敗れて悔いなし!以上!」

青柳優馬
「ヨッシャー!みなさん、ありがとうございました!今日後楽園にお集まりのみなさん、そして全日本プロレスTVをご覧のみなさん。そしてそれ以外の媒体を通じて応援してくださったみなさん。今日来れなかったけど、青柳優馬を応援してくれたみなさん、ありがとうございました!みなさんのおかげで青柳優馬、9年目にして三冠のベルトにたどり着く事ができました。そしてチャンピオンに休む暇はない。今月、タイトルマッチは何回あるんですか?次は14日、天龍プロジェクトでUNタッグがありますね。そして21日、松江。そして22,23日。大阪で三冠と世界タッグをかけて戦います。青柳優馬、まさにプロレスラー・青柳優馬がトップに、プロレス界のトップに立つためのスター街道と言っても過言ではないでしょう。7月のシリーズはまだまだ始まったばかりですが、青柳優馬が盛り上げていきます。そして!今まで秘密裡に進めていた青柳優馬個人youtubeチャンネル、今日から解禁となります。何か上げれるように努力しますので、今夜お楽しみにしてください。チャンネルの名前は『青柳エフエム』です。よろしくお願いします。
リング上ではしっかりとこのベルトの価値を高めて、リング外でyoutubeチャンネルでおもしろおかしく、明るく楽しく激しく新しく!全日本プロレスを盛り上げていきますので今後とも目を離さないで、厳しくも温かい目で見守ってください。お願いします!」

――初めて三冠ベルトを手にしての今の思いは?
「そうですね。レスラー冥利に尽きますね、こんなにベルトを持って。まぁこの三冠のベルトに関して言えば今まで永田裕志という男に流出して、さんざんさんざん全日本プロレスも悔しい思いをしてきたかも知れません。でもそうじゃないんだという事を今日直接対決をして永田さんに気づかされました。やっぱり永田裕志という男は55歳という年齢でこの栄えあるベルトを持ち、全日本プロレスを盛り上げ続けてきたということは、『全日本プロレス、何をしているんだ!』とハッパをかけてきてくれていたんだと。『お前ら、締めてかかれよ』とケツを叩いてくれてたんだということに今日の試合で気づきました。
全日本プロレスのケツにも、青柳優馬のケツにも永田裕志の手形がしっかり残っていますんで。その手形を残しつつ、さらに永田裕志を越えるような三冠王者になり、歴代王者に恥じないよう青柳優馬の三冠の歴史を今日から築きたいと思います。」

――三冠を獲得した事で世界タッグと合わせて五冠王者になったわけですが?
青柳「初めて取ったベルトで五冠というのはかなり名誉な事なので、ぜひともいろんな媒体で取り上げていただけるとありがたいですね。
そしてまさに俺の望んだ挑戦者が。実力とか結果うんぬんじゃない、新世代というからには今までとは違うものを見せたい。やっぱり俺が持ったから今まで通り宮原健斗、諏訪魔、石川修司。このベルトに何度も絡んだ選手が絡んできてしまっては面白くない。見る側は物足りないと思うかも知れないけど、三冠チャンピオンとなったからにはリング内外、お客さん、会社全部含めて批判覚悟でやっていくつもりなんで。三冠に絡んだ事のない連中がどんどん来ればいいと思ってる。
そして最後にはこの俺、青柳優馬がおいしくいただいて三冠のベルト、青柳優馬ここにありというのを見せますよ。」

大森北斗
「青柳優馬、次の挑戦者は俺だ。宮原健斗は『俺を襲え、俺を襲え』って言ってたけど、今日俺がずっとずっとやってやりたかったのはこれだったんだよ。本当は永田裕志だと思ってたんだけど、まさかオメェーが勝つとはな。青柳優馬、テメェーの腰に巻いている五冠。7月22日と23日で全部俺が引っぺがして、全日本新時代を終わらせてやるよ。
ヘラヘラ、チャラチャラ、仲間同士で仲良くやってるプロレスなんていらねぇんだよ。俺が全部潰してやるよ。見とけ。」

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