【試合結果】2・7 全日本プロレス後楽園ホール大会 岩本煌史vs鈴木鼓太郎 青木篤志vs吉岡世起 宮原健斗&ヨシタツ&ブラックめんそーれ&フランシスコ・アキラvs諏訪魔&石川修司&佐藤光留&岡田佑介

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『2019 EXCITE SERIES[開幕戦]』
日程:2019年2月7日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1110人

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
丸山敦/田村男児/●青柳亮生
6分58秒 逆エビ固め
○大森北斗/TAJIRI(フリー)/キム・スビン(PWF)

▼2019 Jr. BATTLE OF GLORY公式戦 Bブロック 20分1本勝負
○力(フリー)【1勝0敗=2点】
4分1秒 セーバーチョップ→片エビ固め
●ブラック・タイガーⅦ【0勝1敗=0点】

▼タッグマッチ 30分1本勝負
○ゼウス/ディラン・ジェイムス(フリー)
5分2秒 ジャックハマー→片エビ固め
ジェイク・リー/●ギアニー・ヴァレッタ(マルタ)

▼渕正信デビュー45周年記念試合 vol.1 スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負
●渕正信/大森隆男/西村修(フリー)
10分21秒 エクスプロイダー→体固め
○秋山準/百田光雄(リキエンタープライズ)/ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)

▼三冠ヘビー級選手権試合前哨戦 8人タッグマッチ 30分1本勝負
●宮原健斗/ヨシタツ(フリー)/ブラックめんそーれ/フランシスコ・アキラ(ICW)
16分43秒 万力スリーパー→レフリーストップ
○諏訪魔/石川修司/佐藤光留(パンクラスMISSION)/岡田佑介

▼2019 Jr. BATTLE OF GLORY公式戦 Bブロック 20分1本勝負
○青木篤志【1勝0敗=2点】
11分5秒 オブジェクト
●吉岡世起(WRESTLE-1)【0勝1敗=0点】

▼アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負
【第105代王者組】○野村直矢/青柳優馬
16分45秒 マキシマム→片エビ固め
【挑戦者組】河上隆一(大日本)/●菊田一美(大日本)
※第105代王者組が4度目の防衛に成功

▼2019 Jr. BATTLE OF GLORY公式戦 Aブロック 20分1本勝負
●岩本煌史【0勝1敗=0点】
14分8秒 死神の鎌→片エビ固め
○鈴木鼓太郎(フリー)【1勝0敗=2点】

力、青木、鼓太郎がジュニアリーグ白星発進!グレート小鹿が大日本vs全日本の全面対抗戦を宣言!45周年記念の渕を秋山がエクスプロイダー葬!

第1試合


 『2019 Jr. BATTLE OF GLORY』選手入場式が行われた後、第1試合へ。

 先発はTAJIRIと亮生。ロックアップから亮生がロープに押し込むが、亮生はTAJIRIのプレッシャーを感じ一度距離を取る。
 TAJIRIがロープに押し込むがクリーンブレイク。リストの取り合いからバックの取り合いとなり、TAJIRIがグラウンドに持ち込むと亮生はロープを掴みブレイク。
 ロックアップからTAJIRIがヘッドロックで捕らえショルダータックル。こらえた亮生がロープに反動をつけてショルダータックルで倒しフォールも2。
 TAJIRIがロープに振ってアームドラッグからフォールも2。両者タッチ。

 丸山とスビンとなり、丸山が足を刈って倒しロープに飛ぶが、スビンはドロップキックで迎撃しサッカーボールキック。フォールも2。
 エルボーの打ち合いから丸山がソバット。さらにボディスラムで叩きつけて男児にタッチ。

 男児はショルダータックル連発からフォールも2。
 男児はロープに振ってラリアットも、避けたスビンが低空ドロップキックから北斗にタッチ。

 北斗は串刺しエルボーからボディスラム。フォールも2。
 北斗はエルボー連打からロープに振ってラリアットも、避けた男児がショルダータックルで倒し亮生にタッチ。

 亮生はドロップキックからロープに振って顔面にドロップキック。ストンピング連打からコーナーに振ろうとするが、北斗は逆に振って串刺しバックエルボーから首投げで倒しフォールも丸山がカット。
 3人でストンピングから、カットに来たTAJIRIを場外に落とし、スビンをコーナーに叩きつけて3人でストンピング連打。亮生がコーナーに登り北斗にミサイルキックも、避けた北斗がフォールも2。
 北斗が亮生をコーナーに振り串刺しチョップ。さらにスビンが串刺しエルボーから北斗がドロップキック。フォールも2。
 北斗はブレーンバスターで叩きつけてフォールも2。
 北斗は逆エビ固めでとらえギブアップを奪った。

<試合後コメント>
丸山敦&田村男児&青柳亮生
丸山「大丈夫か、ダンとアツキ!TAJIRI、あの野郎!許せねェよな、ダン!オレがバカにされたってことは、お前がバカにされるってことだ!」
田村「はい!」
丸山「許せるか?!」
田村「許せません!」
丸山「よし!おいTAJIRI。時間と場所は関係ねぇ。次会った時だ。よし行こう!」
田村「はい!」
(※青柳は声も出せず)

第2試合


 ブラックVIIがげんなりとしながらリングを回る。ロックアップから力がロープに押し込み空手チョップもブラックVIIは避ける。力は両腕をあげて威嚇するが、ブラックVIIは容赦ないエルボーで倒しストンピング連打からロープに振っていき、何度もロープを往復させてコケさせるとフォールも2。

 ブラックVIIは首投げから横十字固めも2。
 ブラックVIIはガットショットからコーナーに振り走り込むが、力はバックエルボーで迎撃し脳天に空手チョップ。力はコーナーに登り、ドラゴンリングインから串刺し空手チョップも、避けたブラックVIIが横入り式エビ固めも2。

 チョップ合戦からブラックVIIが脇固め。力はロープを掴みブレイク。

 ブラックVIIは空手チョップからコーナーに振って串刺しボディスプラッシュ。避けた力が串刺しチョップ連発から脳天に空手チョップ。再度空手チョップからフォールも2。

 力はコーナーに登りセーバーチョップ。これがクリーンヒットし3カウントを奪った。

<試合後コメント>
ブラック・タイガーⅦ
「チクショウ!今回は、今回ははぐれWRESTLE-1の一員としてこのジュニア・グローバルなんとか・・・。グローリーか。WRESTLE-1の選手に謝らなくてはいけない。開幕で負けて。こんなんじゃ、こんなんじゃ俺も臨時のゲストコーチになれない。クソ!今日はサイモンが来てるのに。ゲストコーチだ、ゲストコーチ」


「今日は最初の入場式の時、ブラック・タイガー選手に襲撃されて自分もちょっと気が立って興奮状態のまま試合してしまいました。ずっと血が登った状態でいたらなんとか勝利することが出来ました!初勝利!勝ち星上げることが出来てとても嬉しいです!このまま全勝優勝目指して頑張っていきたいと思います!パワーーーッ!!」

――全日本プロレスでのシングル白星は初めて?
「はい。シングル自体はTAJIRI選手とやらせていただいて。勝利は初めてだと思います。自分が子供の頃から見ていた団体はやはり全日本プロレスさんでしたので、その全日本プロレスさんのリング、しかも後楽園ホールのリング。父が6時半の男と呼ばれたこの後楽園ホールでシングルで勝利を上げることが出来てとても嬉しいです。血が登って決められそうになったところもありましたけど、なんとかロープに逃げて、そこから巻き返して勝つことが出来てホントに嬉しいです!」

第3試合


 先発はジェイクとゼウス。ロックアップからゼウスがロープに押し込みクリーンブレイク。だがジェイクがガットショットからヘッドロックで捕らえショルダータックル。受けきったゼウスがジェイクのビッグブーツを避けてチョークスラムを狙うが、これをヴァレッタがチェーンでチョーク攻撃をおこないカット。ゼウスは力任せにこれを振りほどくとチョップでバレッタを場外に叩き落としジェイクと向かい合う。
 ショルダータックルのぶつかり合いからエルボー合戦。ゼウスのチョップにジェイクはエルボーを連打しビッグブーツ。さらにロープに飛ぶがゼウスはショルダータックルで迎撃しディランにタッチ。

 ディランは串刺しラリアット2連発からエルボードロップ。フォールも2。
 ディランはチョークスラムを狙うが、耐えたジェイクにチョップ。だがジェイクはロープに振って追走ニーからランニングニー。再度ランニングニーも、ジェイクはキャッチしブレーンバスター。すぐに立ち上がったジェイクがランニングニーを叩き込み両者ダウン。両者タッチ。

 ヴァレッタのエルボーにゼウスがチョップ。ヴァレッタは噛み付くと、ゼウスはロープに振るがヴァレッタは片足ドロップキックで倒しフォールも2。
 ヴァレッタは担ごうとするが、耐えたゼウスにヴァレッタは噛み付く。バレッタはロープに飛ぶが、ゼウスはスパインバスターで迎撃しフォールも2。
 ゼウスはチョークスラムを狙うが、ヴァレッタはチェーンを掴んで起き上がると腕へのチェーンナックルからロープに飛ぶが、ゼウスはラリアットで迎撃しフォールも2。
 ゼウスはジャックハマーで叩きつけて3カウント。

<試合後コメント>

ゼウス&ディラン・ジェイムス
ディラン「ブラザー!センキュー!」
ゼウス「センキュー!(ディランと握手)まあディランと組むのはZERO1でやって以来で、フリーの選手になったからこうやって2人で組める日がまた来たのはすごくハッピーです。また明日も当たるんですけど、お互いライバルとして頑張っていけたらと思って。ディラン!これからも全日本プロレス、盛り上げましょう!ありがとう!センキュー!」(再び両手で握手)

ジェイク・リー
「先月の後楽園でやって以来、ゼウス選手はやっぱり。あの人とやる時はすごいテンションが上がるね、こっちも。向こうも「かかって来い!」っていう感じだしね。けど悪い、ゼウス選手。先に関本、岡林を。ベルト取ったらゼウスさん、やろう。今度はベルトを懸けてやろう。俺たちだったら絶対もっともっと熱い試合ができるはずだ」

第4試合


 先発は百田と渕。渕はヘッドロックからナックル。再度ヘッドロックからナックル。だが百田もボディブローからコーナーでチョップ連発。受けきった渕がサミングから、再度サミングも百田はボディブローからチョップ連発。渕は受けきってサミングから西村にタッチ。

 西村はガットショットからエルボースマッシュ。再度エルボースマッシュを打ち込み、スリーパーからコブラツイスト。百田は切り替えしてコブラツイストも西村はロープへ。百田はチョップから秋山にタッチ。

 ロックアップから西村がコーナーに押し込み大森にタッチ。
 バックの取り合いから秋山がコーナーに押し込みウルティモにタッチ。

 ロックアップからチョップ合戦。大森がロープにフルが、ウルティモは避けると延髄斬りからドロップキック。フォールも2。
 ウルティモはロープに飛ぶが、大森はビッグブーツからニールキック。大森は西村にタッチ。

 西村はエルボー連発からロープに振ってスリーパー。そのまま首4の字でとらえ、これを離すと渕にタッチ。

 渕はサミングからヘッドロックで捕らえナックル。渕はガットショットからサミングで動きを止めてボディスラム。再度ボディスラムからタッチしようとするが、大森が拒否して渕が再度ウルティモをボディスラム。渕はロープに振ってドロップキックも、ウルティモはロープを掴みこれをスカすと、ヘッドロックからナックル連打。ウルティモは秋山にタッチ。

 秋山はストンピングからエクスプロイダーを狙うが大森がカット。
 渕はサミング連発からボディスラム。渕はロープに振ってドロップキックも、秋山はロープを掴みこれをスカすと、ランニングニーからフォールも2。
 秋山はエクスプロイダーで叩きつけてフォールし3カウント。

<試合後コメント>
渕正信&大森隆男
渕「今日はほんとダメージ食ったな。記念試合も何ももういいよ。」
大森「45年の中での一番の思い出はなんですか?」
渕「今日の試合だ(笑)。いやすべてだね。馬場さんとの試合。鶴田さんとの試合。四天王との試合。あるいは秋山、大森。そういった後輩とのタッグとか試合とかね。」
大森「目標はあと何年ですか?」
渕「何年まで続けてほしいんだよ?」
大森「いやぁ渕さんの目標が聞きたいです。」
渕「前。「もう早く辞めたらどうですか?」って言ってたじゃないか。本当にね、俺が新しいリングシューズを作ると大森がねぇ。真っ先に反対するんだよ。」

――今日は久し振りに百田さんとの対戦でした
渕「久し振りにチョップを食らいましたけど、まだまだ元気だね。プロレスキャリア50年か、51年か。でもまぁ最後にあんな強烈な技(エクスプロイダー)を首筋から受けて。改めてプロレスの厳しさを知りました(笑)。」

百田光雄&秋山準
――久々の渕選手との対戦はいかがでしたか
百田「俺が全日本を出てから20年ぶりくらいか。それまではもう毎日やってたけどね。でも自分の世界作ってるね!すごいなぁ、アレ。馬場さんもアレ見たらびっくりすると思う。『渕、やるな』って。あんだけ負けて声援もらえりゃ嬉しいよね。だけどそれもプロレスだから、自分の世界作るのは彼のテクニックだから。それは羨ましいですよ」

――秋山選手、最後はエクスプロイダーで試合を決めてブーイングを受けるという形になりました
秋山「いや、まだエクスプロイダーの受け身を取れるっていうのをお客さんに見てもらえた。だから、ちょうどいい具合に投げないと(笑)45周年おめでとうございます。でも、まだまだ上には上がいるんでもっともっと頑張ってもらわないと(百田を指して)。ドロップキック、今日受けなかったのは『50周年まで頑張ってくれ。50周年になったら俺は受けます』というメッセージです!(笑)」
百田「ホントね、45周年ってことは、俺より何年か……俺はもう50年超えちゃってるんでアレだけど、そんだけ長いことちゃんと試合が出来るってコト自体がね。でも最後、秋山選手にエクスプロイダー受ける前にギブアップしたって噂もあるので(笑)」
秋山「はい。ギブアップって言ってましたね(笑)」
百田「だけど構わず投げた(笑)でもそれはね、記念みたいなものなんで。45年を皆で祝ってもらえるだけでもありがたいと思わないとね。これからも50年、60年に向かって頑張ってもらいたいと思います」

第5試合


 先発は諏訪魔と宮原。ロックアップから諏訪魔がロープに押し込むも、宮原が切り返しクリーンブレイク。
 ロックアップから諏訪魔がロープに押し込みエルボー。エルボー合戦から諏訪魔がボディスラムを狙うも、着地した宮原がショルダータックル。受けきった諏訪魔がロープに飛ぶが、ビッグブーツで迎撃した宮原に諏訪魔がショルダータックル。フォールも宮原がこれを抜けて距離を取る。両者タッチ。

 めんそーれが「しゃーしゃー」言いながら威嚇するが、光留はガットショットからミドルキック連打。ロープに飛ぶがめんそーれはドロップキックで迎撃し場外に落とすと、走り込むがめんそーれはロープの反動で中央に戻りポーズを決める。だが背後から岡田がドロップキックを叩き込むと、光留がストンピングから岡田にタッチ。

 岡田はマスクに手をかけるが、めんそーれはそのままコーナーに走りアキラにタッチ。

 ロックアップからロープ際で切り替えしあい、アキラは一度離れるが岡田がガットショットからヘッドロック。そのままショルダータックルで倒しロープに飛ぶが、アキラはドロップキックで迎撃。岡田はロープに振ってラリアットも、アキラはコルバタで投げ捨てトペを狙うも、光留がカットしロープに飛ぶが、めんそーれがシャーと威嚇しドロップキック。そこへめんそーれはプランチャを投下し、アキラがノータッチトペコンヒーロ。そのまま場外乱闘へ。
 リングに戻り、アキラがエルボー連打からロープに飛ぶが、岡田はドロップキックで迎撃しボディスラム。フォールも2。岡田はヘッドロックで捕らえながら光留にタッチ。

 光留は首投げからストンピング。フロントネックで捉えるが、アキラはエルボーで逃れるも光留はミドルキックで倒す。光留は岡田にタッチ。

 岡田はフォールも2。岡田は逆エビ固めもアキラはロープへ。岡田は石川にタッチ。

 アキラはエルボーも石川はニーリフト。さらにセカンドロープからのフットスタンプを投下しフォールも宮原がカット。
 石川はコーナーに振って串刺し攻撃も、足を伸ばしてカットしたアキラがダイビングクロスボディ。石川はキャッチするが、アキラは着地しウラカンラナを狙うも、石川はキャッチするがアキラは強引にフランケン。アキラはヨシタツにタッチ。

 ヨシタツはビッグブーツを連発も、石川はコーナーに振って串刺し攻撃。ヨシタツは足を伸ばしてカットしスワンダイブミサイルキックからフォールも2。
 ヨシタツは宮原にタッチ。

 石川はガットショットからロープに振ってラリアットも、避けた宮原が低空ドロップキックからロープに飛んでドロップキック。
 宮原は串刺し攻撃も、諏訪魔がラリアットでなぎ倒し、石川は諏訪魔にタッチ。

 諏訪魔は串刺しラリアットからフロントスープレックス。フォールも2。
 諏訪魔は投げようとするが、耐えた宮原がリバース。
 諏訪魔はダブルチョップ連発からロープに飛ぶが、宮原がビッグブーツで迎撃し串刺しニーからヨシタツがスイングDDT。宮原はブラックアウトからフォールもオカダがカット。
 宮原はシャットダウンを狙うが、耐えた諏訪魔がローリングラリアット。これをビッグブーツで迎撃した宮原がロープに飛ぶが、諏訪魔はスリーパーで捕らえる。そのままラストライドを狙うが、着地した宮原がビッグブーツも、弾いた諏訪魔がスリーパー、これで宮原が落ちレフェリーストップとなった。

諏訪魔「おい、宮原、おい、俺今、宮原のことボロクソ言おうと思ったんだ。ただね、向き合ってこいつと正々堂々と横浜で三冠戦やろうと思う。横浜文体、三冠戦、このベルト、俺が巻く。以上です」 

<試合後コメント>
ブラックめんそーれ
「シャー!明日から俺の公式戦が始まるよ。シャーを認めない。嫌だ。嫌いだ。なんだっていいよ!俺はこのシャーでジュニア・バトル・オブ・グローリー2019を掴み取る。シャー!」

Evolution
光留「色々やって来たけどな!ウチの大将!関係ねーから!なぜなら暴走してるからだ!」
諏訪魔「心強いねぇ」
岡田「やっぱ諏訪魔さんがナンバーワン!全日本でナンバーワンや!」
諏訪魔「ただね、リング上でも言ったんだけどさ、宮原に対して俺は次の全日本プロレスを俺がベルト取って作っていくと。新たな景色を見たいんじゃないかとファンは思ってんじゃないかと思って。宮原一強じゃ面白くない!プロレス界も一強じゃ面白くないんだよ!なあ?そのために俺がベルトを獲って、全日本プロレスこれからどうなっちゃうんだろって、そういう全日本プロレスを、一回リセットしたいなって思ってんだ」
光留「闘うしか無いぞ!闘うしか!」
諏訪魔「まだ(話は)終わってないんだよ」
光留「興奮しちゃったよ」
諏訪魔「たださ、宮原と向き合って、正々堂々闘うべき相手だなとは思うし、そこはね、ケチョンケチョンに言うだけでもいいと思ったんだけど、そこはね、アイツの頑張りも見てきてるわけだからさ。正々堂々戦って、一回宮原の時代を終わらせる。まだまだいっぱい強いの居るし、若いのだっていっぱいいるんだよ。全日本プロレスはまだまだ前に進む。そういうとこだよ佐藤選手」
光留「ヨユーっすね!ウチの一番強い諏訪魔さんが正々堂々っつーんだ。俺も正々堂々このリーグ戦勝ち上がって、(岡田へ)反対のブロック、もちろん来るんだよな?」
岡田「絶対行きますよ!反対のブロック、青木さん、光留さん、この二人が上がってくると思ってます。だから俺がこのEvolutionを新しいものに変えていきたいと思います。だから俺が決勝行きます!」
光留「オッケー。やるしかねぇぞ!闘うしかねーんだよプロレスラーは!行きましょう!練習だ練習!」
諏訪魔「……佐藤が締めちゃったなぁ」
岡田「Evolution最高です」

第6試合


 ロックアップから吉岡がロープに飛んでコルバタも青木は着地。
 エルボーの打ち合いから吉岡がミドルキック連打。キャッチした青木がエルボーを足に打ち込むも、吉岡はレッグラリアートで場外に落としケブラーダ。

 リングに戻り、吉岡が側頭部にサッカーボールキックから、フラフラと立ち上がった青木をミドルキック連打でコーナーに押し込みストンピング連打。顔面を踏みつけサッカーボールキックから膝蹴りを叩き込み、再度顔面に膝蹴りからコーナーへ叩きつけて背中にエルボー。続けてミドルキックからローキックを叩き込んでコーナーに振るも、青木はショルダースルーでエプロンに落とすが吉岡はエルボーからハイキックを叩き込み、スワンダイブで後頭部に足をのせて踏みつける。フォールも2。

 青木は場外に降りるが、吉岡はそれを追い場外乱闘へ。
 リングに戻り、青木がコーナーから飛び込むが、避けた吉岡が膝蹴りからコーナーに登るも、青木はドロップキックから横に登り、ダイビングブルドッキングヘッドロック。さらに低空ドロップキックからフォールも2。

 吉岡はヘッドロックから走り込むも、青木はドロップキックで迎撃しバックドロップ。フォールも2。

 青木はコーナーに登りダイブするが、吉岡は剣山で迎撃し串刺しニー。さらに投げようとするが、青木は着地するも吉岡は突き飛ばしてラリアット。避けた青木にガットショットからシザースキックを叩き込み、ファルコンアローからフォールも2。

 吉岡はSKを叩き込み、ソバットからエルボー。ロープに飛ぶが、青木はアトミックドロップからスパインバスター。そのままクロスフェースロックで捕らえるが吉岡はロープへ。

 青木はエルボー連打も、吉岡は腕を巻き込んで膝蹴りからバズソーキック。フォールも2。
 吉岡は担ぐが、着地した青木が突き飛ばすと、走り込んできた吉岡に両足を伸ばして迎撃しラリアット。青木はコーナーに登るが、吉岡が正面に登りエルボー合戦から青木がヘッドバッド連発。青木は強引に投げ捨てるとラリアットからフォールも2。
 青木はパイルドライバーからフォールも2。青木はオブジェクトで叩きつけて3カウント。

<試合後コメント>
吉岡世起
「ナメてたわけじゃねぇ。油断してたわけでもねぇ。でも確かに、この一戦一戦より先にベルトを見ていた自分がいるかも知れねぇな。青木篤志、全日本プロレス、ジュニアを守ってきた男の意地。意地だよ。スゲェな。俺は尻上がりだ。こっから、こっからだよ。」

青木篤志
「とりあえず開幕勝ったぞ!優勝するために入っこも負けられないし、特に今日の試合は負けたくなかった。理由は簡単。今日、公式戦が組まれなかった奴らに俺はお前らと覚悟が違う。それを自分の試合が組まれた以上、ここで出すのが俺の一番にやることだと思ったから。あとは全部勝って、優勝するのみ。言いたいこと、やりたいこと、言うのはすべて全部勝って優勝した時。なので俺はそういうことを言わない。他の人間にもそういう事は言わないで欲しい。なぜならリーグ戦が今やってる一番の目標だろ、勝つことが。俺はこのリーグ戦を盛り上げるために絶対に優勝して全日本のジュニアが強い、面白い!それを証明していきたいんで。そんな感じです。初戦勝っただけ。あと全部勝って自分のやりたいこと言いたいこと、優勝した時いいたいと思います。ただ、吉岡世起、強かった!上手かった!危なかった!でも今日は気持ちだけ。俺の勝手な気持ちだけ。以上です」

第7試合


 先発は菊田と青柳。グラウンドの攻防から青柳が一度距離を取る。
 青柳がロープに押し込みクリーンブレイク。青柳は野村にタッチ。菊田も河上にタッチ。

 バックの取り合いから河上がスリーパー。リストの取り合いからグラウンドの攻防へ。河上がヘッドシザースも野村が頭を抜くと飛び込んでフォールも河上が切り返すが2。
 河上はロープに押し込み胸を叩いてブレイク。
 河上は腕を巻き込んでグラウンドに持ち込むと腕ひしぎ。野村はロープに足を伸ばしブレイク。
 野村がエルボー連打も河上がエルボーからチョップ。さらに場外に投げ捨て場外乱闘へ。
 リングに戻り、河上がフォールも2。河上は菊田にタッチ。

 菊田は首投げからサッカーボールキック。フォールも2。
 菊田は再度サッカーボールキックから帯でのチョーク攻撃。これは青柳がカット。菊田は河上にタッチ。

 野村はエルボー連打でコーナーに押し込むが、河上が切り替えしてナックルとチョップを交互に打ち込んでいく。河上は首投げからフォールも2。
 河上は逆片エビ固め。野村はロープを掴みブレイク。

 河上はロープに飛ぶも、野村は避けてエルボー。野村は青柳にタッチ。

 青柳はランニングエルボーからエルボー合戦。河上がチョップからロープに飛ぶも青柳はジャンピングエルボーで迎撃し、河上がコーナーに振るが青柳はブーメランアタックからダイビングクロスボディアタック。フォールも2。
 青柳がジャーマンを狙うが、耐えた河上がアンクルホールド。青柳はロープを掴みブレイク。河上は菊田にタッチ。

 菊田はコンビネーションキックから低空ドロップキック。フォールも2。
 菊田は膝蹴りからロープに飛ぶが、青柳はジャンピングニーで迎撃し野村にタッチ。

 野村は串刺しジャンピングエルボー。菊田はコーナーに振ってソバットからロープに飛ぶが、野村は追走ジャンピングエルボーからノーザンライトスープレックスホールドも2。
 青柳と野村はコーナーに振って、青柳は串刺しバックエルボーから野村が山折り。青柳が投げ捨てジャーマンから野村がスピアーを叩き込んでフォールも河上がカット。
 青柳がエルボー連打からロープに飛ぶが河上はパウダー攻撃。野村が河上にドロップキックから走り込むが、河上は足を伸ばしてカットし、菊田のソバットと河上の膝蹴りの同時攻撃連発。河上がバックブリーカーで捕らえて菊田がダイビングニードロップを投下しフォールも2。
 菊田はコーナーに登りダイビングレッグラリアートからフォールも2。
 菊田は掌底からエルボー。さらに膝蹴りからソバットを叩き込んでロープに飛ぶが、青柳がジャンピングニーで迎撃し投げ捨てジャーマン。河上が青柳にエルボーも野村が河上にスピアー。野村が菊田にスピアーを狙うも菊田がキチンシンクからソバットを叩き込みロープに飛ぶも、野村は担いでマキシマム。そのままフォールし3カウント。

<試合後コメント>

グレート小鹿
「全日本プロレスにあるアジアタッグ、全日本プロレスと全面戦争!宣言する!これからとことんアジアタッグベルトを追いかける!元々俺自身が大日本プロレスにいたときに巻いてあったベルト。このベルトはこれから長い歴史、取れるまで大日本プロレスは追いかける。色々な選手を選別、今日の試合見て、初めて河上、菊田、両選手、タイトルマッチという、実力を半分出せるかどうか心配した。だけどコンビネーション、色々な部分で、チャンピオンチームのほうが上だったと。まだまだ彼らが、河上&菊田が悲観するもんじゃない。これからまだチャンスは有るだろうし、とりあえずは24日!関本、岡林両選手のタッグベルト防衛戦!こちらから発表されている挑戦者。崔選手はある程度分かるけど、あとのリー選手とかは分からん。だけど大日本で防衛して、今、全日本プロレスにあるベルトを全部貰いに行きます!これ宣言させてもらいます!やれる!取れる!これからは全日本プロレスを巻き込んで堂々とプロレス界の第2位の地位を狙っていく!今日が終わりじゃない。初めて。スタートラインが今日。菊田、河上選手、彼らのファイト見て、もうどっか、チャンネルが、1チャンネル違ったら、NEWチャンピオンが生まれていた。そういう思いを持ってる。30名近くの選手で、その中で色々な組み合わせ、タッグを、皆さんに約束する。取りに行きます!全日本プロレス潰しに行きます!この次の24日、防衛戦、期待しててください。そのあと、まだまだ、時間があるし。とにかく、全面戦争!宣言します!」

――会長も出撃されるということはあるのでしょうか
「僕自身も当然中に入る!ただ僕自身は僕がちょっと4月の28日新潟プロレスのタッグトーナメントに出る約束があるもんで、そんな欲張ったことはしない。僕がアジアタッグベルトに対しては、僕は急がなくてもいい。とりあえず新潟、タッグトーナメント制覇して、ベルトを腰に巻いてから考えましょう、アジアタッグ。その間にこの全日本プロレスとの全面戦争!全ベルトを奪取する!そこんとこ皆さんに伝えておきたい!」

――次に送り込む候補は
「入ってます。入ってますけど、とりあえずは24日、横浜文化体育館、関本、岡林、防衛することを第一に考えて。とにかくあるベルト、全部取りに行きます!これから色々スケジュール的にどこをどうあてはめるかわからん。ただそのチャンスを作って、狙って、黙っててもチャンスは来ない!一歩二歩前進しないとチャンスは来ない。そういう選手はいっぱいいるんだ、大日本プロレスに。まあ、選手のカズもそうだし、粒ぞろいの実力者もそうだろうし、全日本プロレスよりうちのほうが上手!僕は57年間見てきたこのプロレス界の中で自信ある!まあ見ててください!よろしく!」

河上隆一&菊田一美
河上「まあ言ったとおり!もぎたてフルーツで果汁たっぷりで美味しかったです!やっぱり歴史あるアジアタッグチャンピオン!若くてもどっしりしたいいチャンピオンだ!だからこそ!悔しい!勝負ってものは元々紙一重のものだけど、今日はほんとに紙一重だった!絶対獲りたい!アジアが欲しい!今まで俺は菊田と組んでたけど、自身があった。そして今日アジアタッグに挑戦した!結果はこうだけど、こういう試合をして確信に変わった!菊田となら獲れるし、他団体にも通用する。今日は試合に負けたけど、勝負には勝った!全日本プロレスのファンは刺激を受けたんじゃねぇか?俺のチョップでぶっ倒れる野村、見たくなかったんじゃねぇか?また刺激与えに言ってやるよ!求む!定期参戦!求む!アジアタッグ!」
菊田「まあまあ、河上さんが言ったように後少しなんだよ。後少しなんだよ。負けて悔しいですけど、余計、ホントは今日取りたかったけどより欲しくなりましたね、アジアタッグが。もう結果はあっちが勝ちか。関係ないよ。内容は俺がもらったでしょ。大日本でしょ。またやらせろって。またやらせろ!」

野村直矢&青柳優馬
野村「やられてた時間は多かったんですけど、結果的に俺たちが勝ったんで。」
青柳「野村さんフィーバー!来たぁ!」
野村「ノムヤギの完全勝利でしょう。全日本の完全勝利だな。」
青柳「間違いない。間違いない。野村さんのフィーバーで今日は勝利を収めたようなものですよ。ただ!大日本チーム。あれだけちゃんと実力もあってキャリアも実績も積んでるんだったらショッパイセコンドなんか連れてこなくていいよ。あんな塩なんか渡すヤツ!邪魔なだけですよ。昔話を聞くために今日のアジア、挑戦を受けたわけじゃないですよ。フレッシュな。これからプロレス界がドンドンドンドン盛り上がっていくためのその第一歩にするためにこのアジアタッグ選手権をお願いしたわけですから!もうあんな塩だけ渡すようなおじいさんは要りません!次に挑戦してくる時はグレート小鹿さんを絶対に呼ばないでくださいね!以上です。」

――さきほどリング上で河上選手がもう一回やらせてくれと言っていましたが?
青柳「いつでも受けますよ。ほかにもアジアのベルトが欲しいと言う人がいるんだったらドンドンドンドン防衛戦を重ねたいですね。ただしグレート小鹿さんは呼ばないようにしてください。」

――今後グレート小鹿は出入り禁止ということでよろしいですか?
青柳「出入り禁止の方がいいですね」
野村「出入り禁止で。はい。」

――できれば若い選手同士でやりたい?
青柳「そうですね。やっぱああやってプロレス界のこれからを背負っていく4人でやっていくのに、あんな人をセコンドにつける必要はないですよ。いない方がもしかしたらボクらは負けていたかもしれないですからね。そこだけですよね、助かったなってところは。あとは野村さんがガッチリ決めてくれたんで。」
野村「やっぱアジアタッグ防衛して、これでシングルのベルトも狙っていくんで。そこに矛先を向けて行きたいと思います。アジアはもちろんですけど、シングルも狙っていく。」
青柳「狙っていきましょう!」

第8試合


 ロックアップから岩本がロープに押し込むがクリーンブレイク。

 リストの取り合いから鼓太郎が走り込むが、お互い切り替えしあい両者距離を取る。
 鼓太郎が膝蹴りから場外に投げ捨て場外乱闘へ。

 リングに戻ると、鼓太郎がニードロップ連発からダイビングボディプレス。フォールも2。
 鼓太郎はボディシザースからフォールも2。

 鼓太郎はソバットも、岩本はエルボー連打。鼓太郎はボディにエルボーから膝蹴り連発。岩本はロープに振るが鼓太郎はビット。鼓太郎がコーナーに振ろうとするが、岩本は腰投げで迎撃し串刺しバックエルボー。鼓太郎はコーナーに振るが岩本はショルダータックルで迎撃し、ブレーンバスターからフォールも2。

 岩本はフロントネックから、これを離すと走り込むが鼓太郎はカニバサミで倒してファンネル。岩本はこれを避けて場外に降りるが、鼓太郎はそこへトペ・スイシーダ。

 リングに戻り、ダイビングエルボーから投げようとするが、岩本が耐えるとコーナーに座らせ正面に登る。エルボーの打ち合いから岩本が雪崩式ブレーンバスターも、鼓太郎がディフェンサーで迎撃し、ダブルアームの体勢も岩本はコーナーに押し込む。岩本は走り込むが、鼓太郎はボディにエルボーからコーナーに登り、そのままダブルアームで正面に登らせるが、耐えた岩本が強引に雪崩式一本背負い。

 エルボーの打ち合いから鼓太郎がロープに飛ぶが、岩本が後頭部に追走エルボーからマジックスクリュー。さらにSTOからフォールも2。

 岩本が孤高の芸術を狙うが、鼓太郎はコードブレイカーからエンドレスワルツも2。
 鼓太郎はボディにエルボーからローリングエルボー。さらにバックエルボーからボディにエルボーを叩き込み、アッパー掌底から走り込むが、岩本はニーアッパー、ガードした鼓太郎にエルボーから孤高の芸術を叩き込みジャーマンスープレックスホールドも2。
 岩本はロープに振って孤高の芸術を狙うが、耐えた鼓太郎が頭頂部にエルボーからロープに飛んでエルボー。さらにローリングエルボーからフォールも2。
 鼓太郎はブルーディスティニーからフォールも2。
 鼓太郎はジャベリンから巻き投げてナックルを落としフォールで3カウント。

 勝利した鼓太郎を祝うように会場にはガンダムSEEDのオープニングであるBelieveが流れた。

<試合後コメント>

鈴木鼓太郎
「まずひとつ。岩本煌史、世界ジュニア級チャンピオン。また差が開いたな。ベルト持ってるだけじゃ俺には勝てないよ」

――見慣れない技でのフィニッシュでした
「数年前から考えてたやつで、まあ追い打ちみたいなやつですね。他にも色々ある引き出し開いただけなんで」

――申し分ないスタートだと思います
「そうっすね。だってチャンピオンに勝ったから。誰も文句は言えないでしょ」

――次の相手はTAJIRI選手です
「そこは五分五分だから。まあ手の内は分かってるから。あの霧に気をつければいいんでしょ?リング上が塩だらけでやりにくいったらありゃしないよ」

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