諏訪魔がDDTに出場し、元全日本プロレス練習生をラストライド葬
22日に開催されたDDTプロレス『DDT Special 2017』に全日本プロレスの諏訪魔が参戦した。
2007年に武藤塾で合格し全日本プロレスの練習生となった石井慧介は、結果DDTプロレスでデビュー。2013年からは全日本プロレスにも参戦しアジアタッグや世界ジュニアを戴冠し、DDTの選手ながら全日ジュニアを盛り上げていた。その石井が諏訪魔とのシングルを希望し、この日の対戦が実現することとなった。
諏訪魔はグラウンドで押し込み、チョップを連打されればダブルチョップ一発でなぎ倒し力の差を見せつける。石井がなんとかブレーンバスターで投げ捨てダブルニードロップからミサイルキックと繋ぎフォールも2。石井がハーフネルソンを狙うが、切り替えした諏訪魔が投げ捨てジャーマンから投げ捨てハーフネルソンスープレックス。ふらつく石井をラストライドで叩きつけて諏訪魔が勝利した。
試合後も余裕の笑顔を見せた諏訪魔は「こうやってDDTさんに上がってみて、うちの団体のとは違う刺激があって面白い。昔、石井選手が全日本の練習生にいて、当時も可愛いやつが入ってきたなと思ってたんだけどね。いろいろあっていなくなって、こうやってプロレスが好きで(プロレスラーを続けて)こうやって向き合えた。すげぇなと今日の時点で思ったし、アイツも全日本に来たことあるんだけど、こうやってシングルで向き合うのは不思議な気持ちです。いい間合いで蹴るヤツ、首に電気走ったよ。強烈なのすげぇの持ってんなって。本気でやってんだなってのがわかりました。だから俺も本気で返した。また次当たる機会があったら、石井という人間がどう成長したのかみたいなって気持ちもあるし、またアイツが全日本出たときとかも成長するんだろうし、楽しみにしてます」と石井の成長を称えた。