選挙の得票数では敗北も、結果勝利した佐々木が「民意はないがあんたみたいになりたくない。票とかただの数字だ」
22日、DDT総選挙の上位者が参加できる特別大会『DDT Special 2017』が後楽園ホールで開催された。
セミファイナルでは、選挙結果第2位のHARASHIMAが、選挙結果第4位の佐々木大輔が持つDDT EXTREME級選手権に挑戦。当確時のコメントでHARASHIMAは「去年1位を獲れてそのチャンスを活かしてベルトを獲れて、今回2位ですけど皆が入れてくれた一票一票はとても嬉しくて、この票は必ず活かしてベルトを獲ります!」とコメントしていた。
試合はテーブル、ラダー、チェアーが公認凶器として使用可能なTLCマッチとして行われ、巧みに凶器を使って攻める佐々木相手にHARASHIMAが容赦ないチェアー攻撃で奮闘。リバースフランケンで倒れた佐々木に必殺の蒼魔刀を発射するが、これを佐々木が避けると立てかけられた机にHARASHIMAの膝がめり込む大失態。
これを好機と佐々木が机の上にHARASHIMAを寝かせて椅子で殴りつけると、特大ラダーからのダイビングエルボードロップを投下し3カウントを奪った。
勝利した佐々木は「HARASHIMAさんよ、今日の試合は選挙の投票数で決まった試合だ。俺はあんたより票は少ない。あんたより民意はないかもしんねー。でもあんたみたいになりたくねーからよ、票とかただの数字だ。俺は票のために試合してるわけでもないし、別に票がほしいわけでもない。ただ、男色ディーノとか、HARASHIMAとか、そういう奴らに投票するやつってのはなんなんだろうって毎年思って試合をしてる。まあ票は票で、試合は試合。それを今日の試合で証明できた」と、王者としての強さを証明しつつ有権者へ疑問を投げかけた。