元・青義軍のファレが最後のG1を終えた永田裕志へ一礼!永田「プロレスを25年やってきた僕の答え」
8月11日、新日本プロレス『ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27』が両国国技館にて開催された。
今年でG1参戦がラストと明言している永田裕志が1勝7敗で最終戦へ。最後の相手は、かつて青義軍で同門だったファレが務めることに。
永田を圧倒するファレだったが、永田もエクスプロイダーで投げ捨てナガタロックで捕らえると白目をむく。さらにナガタロックIからバックドロップで叩きつけていくが、ファレはバックフリップで流れを取り戻すとバッドラックフォールで叩きつけ3カウント。ファレはウルフパックポーズを永田に要求するが、永田は敬礼ポーズで返し、ファレは永田に一礼してリングを後にした。
バックステージに戻ったファレは「ナガタ、今どういう気持ちなんだか教えてくれ。こんな負け方がお前のG1最後の試合でいいのか?お前の決断は尊重するが、今日の負けが来年に向けての考え方を変えればいいけどな」とG1継続参戦を希望する。
だが永田は「19年目、最後のG1の公式戦が終わりました。最後のG1、完全燃焼して完全制覇して終わりたかったけど現実は厳しかった。永田裕志の挑戦は終わらないです。倒れてもそこから立ち上がるのが本当の強さ。プロレスを25年やってきた僕の答えなんです。1勝8敗クソ食らえ。全選手に正面からぶつかって、誰一人すかすことなく僕を叩き潰してくれました。感謝しています。このお返しは必ずしますから。今の世代のヤツらに、そして新日本プロレスに必ずお返ししますから。それを糧にまた頑張っていきます。19年間ありがとうございました!」と爽やかな表情でG1に別れを告げた。