【試合結果】5・29 新日本プロレス後楽園ホール大会 KUSHIDAvs田口隆祐 ケニー・オメガ&バッドラック・ファレ&マーティー・スカルvsオカダ・カズチカ&外道&ウィル・オスプレイ

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『鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24』
日時:2017年5月29日(月)
開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,311人

▼タッグマッチ 20分1本勝負
ドラゴン・リー(CMLL)/●海野翔太
6分3秒 ジャストフェイスロック
[鈴木軍]○TAKAみちのく(K-DOJO)/タイチ

▼タッグマッチ 20分1本勝負
ジュース・ロビンソン/リコシェ/●川人拓来
7分50秒 Banshee Muzzle
[LOS INGOBERNABLES de JAPON]SANADA/○“キング・オブ・ダークネス”EVIL/高橋ヒロム

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
○レイモンド・ロウ(ROH)/ハンソン(ROH)/デビッド・フィンレー
7分46秒 ウォーマシンコンボスラム
[BULLET CLUB]●タマ・トンガ/タンガ・ロア/高橋裕二郎

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[CHAOS]オカダ・カズチカ/●外道/ウィル・オスプレイ
12分41秒 クロスフェイス・チキンウィング
[BULLET CLUB]ケニー・オメガ/バッドラック・ファレ/○マーティー・スカル

▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦 30分1本勝負
●タイガーマスク【3勝3敗=6点】
10分20秒 タイガースープレックスホールド
[鈴木軍]○エル・デスペラード【3勝3敗=6点】

▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦 30分1本勝負
[LOS INGOBERNABLES de JAPON]○BUSHI【3勝3敗=6点】
9分27秒 MX→片エビ固め
[鈴木軍]●金丸義信(フリー)【3勝3敗=6点】

▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦 30分1本勝負
○ボラドール・ジュニア(CMLL)【3勝3敗=6点】
12分2秒 雪崩式フランケンシュタイナー→片エビ固め
●ACH(フリー)【3勝3敗=6点】

▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦 30分1本勝負
●田口隆祐【3勝3敗=6点】
22分53秒 バックトゥザフューチャー→エビ固め
○KUSHIDA【3勝3敗=6点】

スーパージュニアBブロックが8人全員3勝3敗の横一閃に!KUSHIDAが三十路世代の踏ん張りを祈願し一本締め!

第1試合

 海野が「来い」と叫び続けるが、なかなかリングインしないTAKAタイチを海野が急襲。やっとタイチがリングインしエルボーを受け切ると、ソバットからボディスラムで叩きつけ背中にサッカーボールキック連発。顔面を踏みつけた後自軍コーナーに叩きつけるとTAKAにタッチ。

 TAKAは顔面を踏みつけ首投げからスリーパーからサミング。顔面を蹴りつけ腹に連続してストンピングからタイチにタッチ。

 海野は必死にチョップを打ち込んでいくが、タイチはサミングからミドルキックで倒しフォールも2。タイチはコーナーに振って串刺しアックスボンバーからフォールも2。
 タイチはアックスボンバーも避けた海野がドロップキック。再度ドロップキックからリーにタッチ。

 リーはエルボー連打から串刺し低空ドロップキック。だがTAKAが出てきて蹴りつけるも、リーはロープに振ってニーリフトから顔面にドロップキックで場外へ落とす。リーはタイチをフランケンで場外に出すと二人へノータッチ・トペ・コンヒーロ。
 リーはタイチに串刺し攻撃を狙うが、タイチは延髄斬りからパンタロンを脱ぎ捨てバズソーキック。避けたリーがラリアットも、タイチはこれを避けマスクを掴むと自軍コーナーへ引きずりTAKAヘタッチ。

 TAKAはサミングから走り込むが、リーは避けてジャーマンで叩きつけ海野にタッチ。
 海野はエルボー連打から串刺しバックエルボー2連発。3発目を避けたTAKAにエルボーから首固めも、返されると逆エビ固め。これはTAKAがサッカーボールキックでカット。リーがタイチにドロップキックでカットすると、TAKAが海野に二段蹴りも海野は避けてスクールボーイ。返されると首固め。これも返されるとロープに振ろうとするが、TAKAが脇固めからジャストフェイスロック。これで海野はギブアップ。

<試合後コメント>
TAKAみちのく&タイチ
タイチ「つまんねー試合どうでもいいんだよ。なんでヅライガー今日いねぇんだよ?アイツが休んで俺は休めねぇのかオイ?休ませろこの野郎なにハンデつけようとしてんだよ。なんでヅライガーいねぇんだよ今日?なんで俺ら今日試合組まれてアイツいねぇんだよ?」
TAKA「年なんだよ(笑)年だから休んでんだよ」
タイチ「ハンデつけようとしてんのかオイ?そうまでして俺に勝たせたいのか、ヅライガーを?何が正々堂々と来いだよ。レスラーとして来いだよ。正々堂々ってなんだよ?じゃあ俺らはよ、反則負けでもしたのかよ一回でもよ?」
TAKA「文句があるならレフリーに言ってくれい!俺達は俺達の正攻法でやってんだからよ」
タイチ「誰だよ1・2・3叩いてんのは。俺か?俺じゃねぇだろ?!何がわりぃんだよ。俺らちゃんと3つ獲ってんだよ。それが正々堂々?一人のレスラーとして来いだぁ?……ハッハッハ。だったらよ、いいよ。だったらお前はライガー100%で来いよ(笑)好きなんだろ?(笑)」
TAKA「そしたら鈴木軍の100%、正々堂々でやってやるよ」
タイチ「俺ららしく100%やってやるからよ、ヅライガー100%で来い。あの方が強そうだったぞお前」
TAKA「あと誰だ?俺の相手はよ?今日やった奴だよな?俺はハッキリ言っとくけどよ何度も言ってるけどよ!ルチャ・リブレ大嫌いなんだよ!メキシカン見てると腹立ってくんだよ!マスクマン見ると破きたくなってくんだよお前!!」
タイチ「アイツよえーから大丈夫だよ。弱かったよアイツ。あんな奴に負けた奴の気が知れねぇよ」
TAKA「あと小僧!お前デビュー戦の方が良かったんじゃねぇのか?」
(TAKAは退場)
タイチ「あ。そっか。お前……(※海野はTAKAみちのくを相手にデビュー戦)。ヅライガー、なんべんでも言うぞ。お前に有終の美もなんにもない。引退だ。引退試合は俺がやってやるよ。安心して眠れ。待ってるぞ、大阪。引退式やってやるよ」

第2試合

 L.I.Jが急襲し試合開始。ヒロムが走りこむも、川人がアームホイップからフォールも2。川人がボディスラムからロープに飛ぶが、場外からEVILが足を引っ張って倒し、ヒロムがチョップ連打。ヒロムはボディスラムからEVILにタッチ。

 EVILとSANADAがエルボーを叩き込んでいき、EVILがSANADAにタッチするとチョップから逆エビ固め。川人はロープへ。SANADAはヒロムにタッチ。

 ヒロムはチョップから担ぐが、着地した川人にソバットから走り込むも川人はドロップキックで迎撃しリコシェにタッチ。
 リコシェはラリアットを避け、走り込んできたヒロムにヒップアタック
。EVILとSANADAがダブル攻撃を狙うも、次々蹴りつけ、EVILが羽交い締めにするもSANADAに突き飛ばし二人まとめてネックブリーカードロップ。ヒロムもコーナーに叩きつけると619からスワンダイブエルボー。さらにその場飛びシューティングスタープレスからフォールも2。リコシェはジュースにタッチ。

 ジュースを蹴りつけたヒロムがリコシェにエルボーも、ジュースはバックブリーカーから合体河津落とし。リコシェがその場飛びムーンサルトからジュースがセントーンでフォールも2。

 お互いラリアットを避けあうとヒロムがトラースキックを叩き込んでEVILにタッチ。
 EVILは串刺し攻撃を狙うが、ジュースがガードしエルボーからナックルパート。EVILはガードしサミングからロープに飛ぶが、ジュースは追走エルボーもEVILも追走ボディスプラッシュ。だがジュースはEVILをスパインバスターで迎撃し熱烈アピールする川人にタッチ。

 川人はエルボー連打からEVILのラリアットを避けてジャンピングエルボー。川人はコーナーに振って串刺しエルボーからドロップキック。

 川人はコーナーに登るとミサイルキックからフォールも2。
 川人は逆エビ固めで捕らえるもEVILはリバース。EVILはストンピング連打からヒロムもストンピング。交互にチョップを叩き込んでいくとEVILは串刺しバックエルボーからヒロムとSANADAが低空サンドイッチドロップキック。EVILはセントーンを投下しフォールも2。
 川人はスクールボーイも2。川人はチョップからエルボー連打。さらにチョップ連打から走り込むが、EVILがラリアットで迎撃しBanshee Muzzle。これで川人はギブアップ。

<試合後コメント>
EVIL
「This is EVIL. Everything is EVIL...全ては……EVILだ!!」

高橋ヒロム
「いいじゃ~ん。いいじゃん川人。元気があって素晴らしいよ。ヤングライオンはああでなくちゃ。俺もそうだったよ。お前と同じだったよ。ただ俺は全てウソをついている。発言以外のリング上のヤングライオンは俺の中でもう過去のものだ。嘘のことでしか無い。川人、今お前がどう思ってるか分からねぇよ。このベルトくんが欲しいのか?お前はジュニアでやっていくのか?ヘビーでやっていくのか?そんなことは知らねぇよ。そんなことは知らねぇけどさ、いいじゃねぇか。その意気だよ。ただ一つ、もっと色々言っていいんじゃないか?いつも全て見させてもらってるよ。もっと強気でいいんじゃないか?関係ねぇよ。先輩だの後輩だの、何も関係ない。そんなこと関係ない。もっとガムシャラに向かってこい。5年後、10年後、俺はチャンピオンでいるよ。お前がこのベルトさんが欲しいなら、自然とまた巡り合えるだろ。まあ、それは置いといて、猫だよ、猫。こいつも猫だよ。猫ってことは分かった(手に持ったスケッチブックに描かれた対戦相手表を指差しながら)。大丈夫だよ、俺は勝つから。必ず勝って決勝に進み、決勝でも倒す。大阪城でやりたい相手がいるんだよ。その、男の名は……イニシャル!!……K!!」

第3試合

 先発はフィンレーと裕二郎。タマがエプロンからフィンレーの髪を引っ張り動きを止めると、裕二郎が顔面を張ってロープに振ろうとするが、逆に振ったフィンレーがドロップキック。しかしロープを掴んでスカした裕二郎がトーキックもフィンレーがコーナーに振ろうとするが、逆に振った裕二郎が走り込むもフィンレーはジャンピングエルボースマッシュで迎撃。だがタマとロアが出てきてフィンレーを吹っ飛ばすと、ハンソンとロウも出てきてナックル連打。だがタマとロアはヘッドバッドからナックルも、避けたハンソンとロウがラリアットで場外に叩き出す。
 ハンソンとロウはトペスイシーダを狙うが、場外からタマとロアがナックルを叩き込み、裕二郎がフィンレーも場外に投げ捨てる。リングに戻り裕二郎はタマにタッチ。

 タマはフィンレーにボディブロー連発からロアにタッチ。ロアはオクラホマスタンピードからフォールも2。ロアは自軍コーナーに叩きつけて裕二郎にタッチ。
 裕二郎はソバットから首投げで倒しレッグドロップからフォールも2。
 フィンレーはエルボー連打も裕二郎はトーキックから首投げで倒しスライディングキック。避けたフィンレーがサミングからドロップキックで倒しハンソンにタッチ。

 ハンソンはタマとロアに交互にナックルからビッグブーツを叩きこむと、往復串刺しラリアットを狙うが裕二郎が低空ドロップキックでカット。走り込んできた裕二郎はヒッププレスで迎撃したハンソンにタマとロアが殴りかかりロープに振ると、側転して逃れたハンソンがダブルラリアットでなぎ倒し。ハンソンはロウにタッチ。

 ロウは裕二郎にコンビネーションチョップからロアにジョン・ウー。タマがエルボーも受けきったロウが、エルボーをヘッドバッドでガードしていきタマのラリアットを巻き込んで投げ飛ばすとランニングニー。
 タマにトレイン攻撃を狙うが、ロアと裕二郎がカット、ロウに裕二郎がソバットからロアが地獄突き、タマがガンスタンから裕二郎がスライディングキックを叩き込んでタマがジャンピングボディプレス。フォールも2。

 ロアが担いでタマがロープに飛ぶも、ハンソンが足を引っ張り倒し、フィンレーがエルボースマッシュでロアをカット。
 ロウはタマを投げ捨てランニングニーも避けたタマが走り込むが、ロウがプッシュアップしハンソンがウォーマシンコンボスラム。これでロウがフォールし3カウント。

<試合後コメント>
タンガ・ロア&タマ・トンガ
ロア「ウォーマシン! 今日はオマエらが勝ったかもしれない。 オーサカでリベンジだと?クソッタレが! オマエらは俺たちに勝ったわけじゃない。クソッタレのテンザンとコジマに勝っただけだろう? ここにいるタマとこのタンガ・ロアがオマエらをメチャクチャにしてやる! そしてタッグ王座のベルトは俺たちに取り戻す!」
タマ「オーサカに来てみろよ! 俺たちにはタッグ王者としての経験がある。イシイに聞いてみろよ! ヤノに聞いてみろよ! ニュージャパンの歴史における輝かしいタッグ戦線のことをな! オマエらの命はオーサカまでだ! 6月11日、かかって来い!」

第4試合

 先発はマーティーとオスプレイ。ロックアップからマーティーがグラウンドに引き込みヘッドロックもオスプレイがリストを取って切り返し小手返し。マーティーはボディに地獄突きからロープに飛ぶも、オスプレイがその場飛びでポーズを決めるがマーティーはその指を踏みつけるとサミングから延髄斬りを避けて足をキャッチ。だがオスプレイは延髄斬りからケニーも場外に叩き落とすとマーティーにランニングチョップ。オスプレイは外道にタッチ。外道がソバットからオスプレイが顔面にドロップキックを叩き込んで、ロープ下にセットするとオカダがセントーン。外道はフォールも2。
 外道はナックルからDDTを狙うが、マーティーは腕を捻って場外に投げ捨てると、マーティーはエプロンを走り込んでのスーパーキック。そのまま場外乱闘へ。

 リングへ戻るとマーティーが外道の腕を捻りそこへケニーがスワンダイブハンマー。
 ケニーがストンピングからコーナーでトーキック連発。さらに腕をひねるとエルボーからファレにタッチ。

 ファレは外道の腕へエルボードロップからフォールも2。
 ファレはネックハンギングツリーから串刺し攻撃を狙うが、外道は避けてタッチしようとする。だがファレがチョークスラムを狙ってカットも、g道はサミング。だがケニーが外道を羽交い締めにするが、外道は避けて誤爆させるとオスプレイにタッチ。

 ファレはオスプレイに走り込むが、エプロンに降りたオスプレイが延髄斬りからスワンダイブ。だがファレはチョークでキャッチするも、逃れたオスプレイがドロップキック。マーティーがソバットもオスプレイはハンドスプリングオーバーヘッドキック。だがファレがぶちかましからケニーにタッチ。

 ケニーは顔面をはたいていくと強烈な逆水平チョップからブレーンバスターを狙うがオスプレイはスタナーで迎撃。オスプレイはオカダにタッチ。

 オカダはエルボー連打もケニーはラリアットを狙うが避けたオカダがランニングエルボーから串刺しエルボー。さらにDDTで突き刺してランニングエルボースマッシュ。フォールも2。
 オカダはツームストンパイルドライバーを狙うが、耐えたケニーがチョップ。オカダはエルボースマッシュで返すと走り込むがケニーはフランケン。ケニーは担ぐとカミカゼからムーンサルト。フォールも2。ケニーはマーティーにタッチ。

 マーティーは串刺し攻撃もオカダはビッグブーツ。更にケニーにリバースネックブリーカードロップから外道にタッチ。
 外道はナックルパートもマーティーが膝蹴りからポーズをきめる。だが外道は地獄突きからチンクラッシャーを叩き込んでスーパーキック。フォールも2。
 マーティーはサミングから急所攻撃を狙うが、外道がサミングから中指を立てる。だがその指をキャッチしたマーティーが指折りからチキンウィングを狙うが、オスプレイがダイビングエルボーでカット。ファレがオスプレイをカットもオカダがファレにドロップキック。ケニーの二段蹴りも避けるがケニーはバックを取って高速ドラゴンスープレックス。
 ケニーは走り込むがオスプレイはドロップキックで場外に落とすと走り込むが、マーティーが低空ソバットから走りこむもオカダがドロップキック。オスプレイはサスケスペシャルをケニーに投下し、外道がマーティーに低空ドロップキックから外道クラッチを狙うがマーティーがクロスフェイス・チキンウィング。これで外道はギブアップ。

<試合後コメント>
BULLET CLUB
ファレ「Wow wow wow!!」
ケニー「OK!!Boys!!軽いもんだ!今日の試合は楽勝だったな。今スーパージュニアとかやってるみたいだけど、今俺達がフォーカスしているのは新メンバーのことだ。俺の親友であるマーティ・スカルだ。マーティ、どうだった?」
マーティ「Wooooooooo!!! スゴイなケニー!」(試合後の興奮冷めやらぬ様子ではしゃぐ)
ケニー「まあまあ落ち着いて、言いたいことを話してやってくれよ」
マーティ「俺たちは今日勝った!ここにいるバッドラック・ファレ、ケニー・オメガとのタッグは爆発しただろう?俺はよりベターなレスラーになる。俺たちを壊すことは出来ないだろうね。この勢いでスーパージュニアも制覇してやる!」
ケニー「マーティ、君はベストなレスラーだ!」
マーティ「俺は"ヴィラン"だ!このBULLET CLUBで俺達が大暴れしてやるぜ!!」
ケニー「Good bye!! Good night!! BANG!! BANG!! BANG!!」
マーティ「Bye bye~♪」

第5試合

 デスペラードが場外に引きずり出し場外乱闘へ。激しいイス攻撃を受けたタイガーはカウント12でリングへ。
 デスペラードはタイガーを場外に投げ捨てると客席に叩き込む。

 リングに戻ると、タイガーはボディブローからチョップ。デスペラードはスネを蹴りつけストンピング連打からエルボードロップを投下しインディアンデスロック。タイガーはデスペラードの足に噛み付くと、サミングから顔面を叩きこれを逃れる。
 デスペラードはタイガーをコーナーに乗せるとマスクを剥ごうとするが、レフェリーに注意されるとタイガーの足を蹴りつけサミングから走り込むもタイガーは風車式バックブリーカーで迎撃。
 タイガーはブラジリアンキック2連発からコーナーに振るも、デスペラードはコーナーを蹴りつけ走り込むがタイガーは横十字固め。返されるとタイガードライバーを狙うが、足を蹴りつけ逃れたデスペラードがラリアットもその腕を巻き込んで腕十字。デスペラードはロープへ足を伸ばす。

 タイガーはタイガードライバーを狙うが、デスペラードはタックルでタイガーをレフェリーに叩き込むと、低空ドロップキックからマスク剥ぎを狙う。これをレフェリーが止めに入ると、バックフリップからフォールも2。

 デスペラードはタイガードライバーを狙うが、着地したタイガーがミドルキックもデスペラードはキャッチしマフラーホールド。タイガーはロープへ。
 デスペラードはマスク剥ぎを狙うが、注意されると串刺し攻撃を狙うがタイガーはソバットで迎撃。

 タイガーはリバースタイガードライバー。フォールも2。タイガーは膝蹴りを叩き込むと、タイガースープレックスホールド。これで3カウント。
 タイガーはデスペラードのマスクを剥ごうとするも、最後まで剥がずにリングを後にした。

<試合後コメント>
タイガーマスク
「一つだけ。アイツが負けたときに俺はあいつのマスクを剥ごうと思った!だけど、武士の情けだよ!お前と同じ手を使ったら俺もお前と同じ土俵に上がっちまう。武士の情けだと思え!タッグマッチも散々一杯やってきたけど、今日、このリングで結果が出た。アイツはまだ俺には勝てない。絶対勝てない。今回スーパージュニアの星取りもあったけど、それ以前にアイツと決着戦ってのもあった。どうせアイツら、TAKA、金丸、タイチ、デスペラード、好きなこと言えよ。何?俺がスーパージュニアに出るなと?どの面下げてお前が出てきてんだ、TAKAみちのく!タイチ!お前マトモな試合できるんならやれよ!金丸!一人でやってみろお前!デスペラード、ご苦労さん。以上!」

第6試合

 BUSHIが入場すると金丸が急襲し試合開始。そのまま場外乱闘で南客席まで行くと、階段上部からのダイビングクロスボディアタック。

 リングに戻り、BUSHIがナックルから走り込んできた金丸にオーバーヘッドキック。キャッチした金丸がドロップキックで場外に落とすと再度場外乱闘へ。金丸が場外ドロップキックを叩き込んでリングへ戻るとレフェリーの気を引き、そのすきにTAKAがBUSHIを痛めつける。

 カウント16でリングへ戻ったBUSHIをコーナーに逆さ吊りにした金丸が顔面へ串刺し低空ドロップキックからフォールも2。金丸がキャメルクラッチもBUSHIはロープへ。

 金丸はBUSHIのTシャツを脱がすとTシャツを使ったスリーパー。金丸はストンピングから走り込むもBUSHIはTシャツでスリーパーをやり返しDDTで突き刺す。
 BUSHIは串刺しダブルニーからミサイルキック。BUSHIはライトニングスパイラルからフォールも2。
 BUSHIはエムエックスを狙うが、避けた金丸が足を伸ばしてBUSHIを蹴りつけるがBUSHIがバックエルボーから走り込むも金丸はリバースDDTで迎撃。フォールも2でBUSHIがレフェリーの手を掴む。
 金丸がストンピングからレフェリーに抗議。BUSHIが金丸を突き飛ばしてコードブレイカーを狙うが、金丸はBUSHIを突き飛ばしレフェリーに叩きつける。金丸はラリアットもBUSHIは避けてTAKAにトペ・スイシーダ。

 金丸はウイスキー瓶でBUSHIを殴ろうとするが、BUSHIはサミングからボディに掌底。さらにバルデラスからエムエックスで3カウントを奪った。

<試合後コメント>
BUSHI
「おい金丸!忘れてねぇぞ!忘れちゃいねぇんだよ!去年のJ-CUP!やっっと手に入れた出場枠、お前にまんまとやられたよ。あの後な、俺のTwitterで色んな奴から来たよ。『なんのために出場権取ったんだ』『他団体の誰々の方が良かった』とか沢山届いたよ。言っとくぞ、俺はカスタマーセンターじゃねぇんだよ。金丸、同じブロックで、そして、同じ後楽園の借りはきっちり返したぞ。セコンド付きだろ?いいよ。もう一回セコンド無しで1対1でやったっていい。まだ一回返しただけだからね。まだ勝ち越してないからね。この後、今日の試合、どうなるか分かんねぇ。俺が勝ったことで並んだ奴いるんじゃねぇか?この後セミ、メイン、勝敗次第で俺もまだまだ決勝に行く可能性だってあるんだ。ゼロじゃねぇんだよ!いいか?俺はな、Bブロックのやつの足を引っ張るんじゃない。俺が、俺自身が決勝行くしかねぇだろ。待ってろよ、こっからだぞ。答えはもう出てんだ。エンセリオ!マ・ジ・で!」

第7試合

 ボラドールが握手を求めるとACHはレフェリーと握手するよう指示。ボラドールはレフェリーと握手し、ACHはそれを見てボラドールと握手もボラドールは急所を蹴り上げる。
 座り込むACHをコーナーに振るも、ACHはボラドールを飛び越えボラドールにアトミックドロップ。さらにドロップキックで場外に落とすと走り込むが、ボラドールはエプロンに飛び乗り延髄斬り。ボラドールはスワンダイブも避けたACHへ高速ロープワークの攻防からフランケンで場外に投げ捨てノータッチトペ・コンヒーロ。カウント19でACHはリングへ。

 ボラドールは「スーパー!」と挑発するとACHはラリアットを避けて足を刈ってから背中にフットスタンプを投下し低空ドロップキックで場外へ落とす。ACHはエプロンに登ったボラドールをドロップキックで落とすとトペ・スイシーダ4連発。カウント17でACHがリングに投げ入れる。

 ACHはスワンダイブRKOからフォールも2。ACHのラリアットを避けたボラドールがスーパーキックからバッククラッカー。フォールも2。
 ボラドールはコーナーにACHを座らせるとエルボー。だがACHはエルボーで落としファイヤーバードスプラッシュもボラドールが避けて自爆。両者ダウン。

 エルボーの打ち合いからACHは水面蹴りも避けたボラドールのバックを取るが、耐えたボラドールがロープに飛んでハンドスプリングもACHはキャッチしそのままジャーマンから更にラリアットを叩きこんでフォールも2。

 ACHはラリアットもボラドールはスーパーキック。ACHはボラドールをショルダースルーでエプロンに落とすがボラドールは延髄斬りを叩き込むとコーナーに登る。だが正面に飛び乗ったACHが雪崩式ブレーンバスター。フォールも2。
 ACHはコーナーに登るが、ボラドールは延髄斬りを叩き込んで横に登ると雪崩式フランケン。これで3カウント。

<試合後コメント>
ボラドール・ジュニア
「勝つことが出来てよかった。俺は空中の支配者、ボラドール・ジュニアだ!俺はメキシコ人で初めての優勝者になりたい。ベスト・オブ・スーパージュニアの決勝まで行くぞ!」

第8試合

 ロックアップからKUSHIDAがロープに押し込むとクリーンブレイク。バックの取り合いからKUSHIDAが足を刈ってグラウンドへ。ヘッドロックの応酬からKUSHIDAがヘッドシザース。田口は首を抜くもKUSHIDAは再度ヘッドシザース。これを抜いた田口が距離を取り睨み合う。

 KUSHIDAは田口のタックルを潰し背中の上を回ると弓矢固め。これを離したKUSHIDAが距離を取り田口を睨みつける。
 グラウンドの攻防からお互いヘッドシザースで巻き込んでいくがこれも距離を取る。

 KUSHIDAがヘッドロックもお互いロープワークの攻防からヒップアタックの相撃ちとなりドロップキックも相撃ち。
 田口がヒップアタックで場外に落とすとエプロンを走り込んでのヒップアタック。場外戦でKUSHIDAが有利となり、リングに戻りKUSHIDAがフォールも2。

 KUSHIDAが腕を4の字で極めていくが田口はロープへ。KUSHIDAは腕極め首固め。田口はロープへ足を伸ばすと、KUSHIDAは田口の手にストンピング連打。立ち上がった田口へ飛びつき胴絞め腕固め。田口は強引にKUSHIDAにフィッシャーマンバスターからスリーアミーゴスを狙うが、着地したKUSHIDAに低空ドロップキック。田口はKUSHIDAの足をエプロンに叩きつけると、KUSHIDAの足へギロチンドロップ。田口はアンクルホールドもKUSHIDAはロープへ。

 KUSHIDAはチョップを打ち込んでいくも、田口はエルボーで返しエルボー連打。KUSHIDAは田口が走り込んできた所アームホイップから低空ドロップキックも、避けた田口がアンクルホールド。KUSHIDAは急いでロープへ。

 田口はどどんを狙うが、耐えたKUSHIDAがアームホイップから田口のヒップアタックを丸め込んでどどん。
 エルボー合戦からKUSHIDAが前方回転エビ固めを狙うも田口は更に回転し低空ドロップキック。田口はヒップアタックから場外に降りて延髄斬り。さらにダイビングヒップアタックを投下するが、KUSHIDAは飛びつき腕ひしぎ。だが田口もアンクルホールドで返すが、KUSHIDAもアンクルホールド。田口はこれに腕ひしぎで返すが、KUSHIDAは丸め込み。返されると足4の字。
 KUSHIDAがローキック連打から田口の腕へドロップキック。
 エルボー合戦から顔面の張り合い。KUSHIDAがミドルキックも田口が低空ドロップキック。KUSHIDAは田口の腕へミドルキックから走り込むが、田口はソバットからラリアットを避けて延髄斬り。田口がKUSHIDAのナックルをガードしボディブロー。田口は走り込むが、KUSHIDAは田口の顔面をコーナーに叩き込んで丸め込むとフィッシャーマンを狙うが、田口は飛びつき胴絞め腕固め。KUSHIDAはロープへ。

 田口はショルダーアームブリーカーもKUSHIDAもショルダーアームブリーカー。KUSHIDAはアームホイップで投げ捨てると両者ダウン。KUSHIDAはパントキックからホバーボードロックを狙うが、田口がラ・ミスティカ式どどん。フォールも2。
 田口はオヤァイとポーズを決めケツイェ。フォールも返されるとアンクルホールド。
 ロープに逃げようとするKUSHIDAに田口がどどんを狙うが、丸め込み合戦となり田口が丸め込むも2。KUSHIDAは田口を丸め込んで腕固め。逃れようとする田口にバックトゥザフューチャーを叩き込んで3カウント。

KUSHIDA「田口さん、上には獣神サンダー・ライガー、下には年代的に言えば高橋ヒロムがいる。その中で、三十路世代、まだまだこっからっすよね?これからもよろしくお願いします。(握手)ウィル・オスプレイ対リコシェではなく、開幕戦のドラゴン・リー対高橋ヒロムでもなく、後楽園ホール中日、KUSHIDA対田口を選んで来ていただいた皆さんご来場ありがとうございます。マニア認定です。それでは、日本人的なしめ、一本締めで大会をしめたいと思いますよろしいでしょうか?それではご起立のほどよろしくお願いします。お相撲さんもよろしくお願いします。それではベスト・オブ・スーパージュニア大会の成功と、それから3勝3敗ですけどまだまだ諦めずにKUSHIDAの優勝とさらには、タグチジャパンの発展、三十路世代のまだまだの踏ん張り、これに祈願しまして、よー!(ポン)ありがとうございました」

<試合後コメント>
KUSHIDA
「3勝3敗!にも関わらず、俺はまだ生きている。ハードスケジュール!にも関わらず、俺はこうしてリングに立っている。3勝3敗!にも関わらず俺は代々木をまだ諦めてない。『にも関わらず』を見せるのが、プロレスラーの仕事だと思ってるから」

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