“元アイドルレスラー”中野たむがスターダム参戦を直訴!大江戸隊による査定マッチが決定!

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 元アイドルで、ミス・モンゴルとの“ブスVSカワイイ子”抗争で注目を集める中野たむが、スターダムに参戦を直訴した。

 16日、同団体・後楽園ホール大会の第1試合終了後、テーマ曲が乗って登場し、リングに上がったたむは「私は今日、自分の夢を本物にするために、後楽園に来ました。スターダムに上がるのが夢でした。このリングで本物のプロレスがしたいです。スターダムで本物の選手になります。だから私をここで闘わせてください。よろしくお願いします。ロッシー(小川)さん!」とアピール。
 小川社長は「スターダムに上がるのは勇気があること。今までの関係を断ち切ってこないといけない。その覚悟があるなら・・・。でも今日はせっかく来たので、本部席で観戦していってください」と応対。
 たむは、そのまま熱心に試合を見ていたが、波乱が起きたのはセミファイナル終了後。ジャングル叫女、HZK組を破り、ゴッデス・オブ・スターダム選手権の初防衛に成功した大江戸隊の花月と木村花が、たむを勧誘したのだ。
 花が「新しい仲間を増やしたいなという思いが沸いてきてるんです。中野たむさん、いろいろ問題を抱えているみたいなんですけど、大江戸隊は問題児大歓迎なんで」とラブコールを送った。
 2人は用意周到に「中野」「たむ」と書いた紙を出して、たむをリングに上げると、「見てたらわかると思うけど、どっちに付けばいいか、ゆっくり考えてください。大江戸隊は無敵だ!」(花月)と、改めてラブコール。突然の事態に戸惑ったたむは、何も話すことができず、リングを降りた。

 控室に戻った花月は「26日のGPSプロモーション、『Growth』新木場大会でのたむの対戦相手が未定なんでしょ? だったら、査定試合として、大江戸隊からバイパーさんを送り込みます。そこで、たむが大江戸隊にふさわしいか、誰を味方につければおしいいのかを査定してもらいましょう」と提案。これを、GPS・豊島修二会長が了承し、同大会でのたむVSバイバーが緊急決定した。
 たむは「私がプロレスに入って、初めてセコンドに付いたのがスターダムのリングで、このリングにあこがれていました。すごく気分が高揚しています。このリングに上がるつもりです。私が熱くなれる本物の人とやりたい。ぶれない」とコメント。
 ただ、話が大江戸隊からの勧誘の件に移ると、「私は見ての通り、『ザ・正統派』なんで・・・」と困惑を隠せなかった。
 たむが大江戸隊からの熱いラブコールに応えるのかどうか、それは7・26新木場大会でのなりゆきに委ねられたようだ。果たして、たむの決断や、いかに?

 なお、メーンイベントで行われた、岩谷麻優VS美闘陽子のワールド・オブ・スターダム選手権は、王者の岩谷がドラゴンスープレックスホールドで、美闘を退け、初Vに成功。試合後には、花月が挑戦を表明し、8・13後楽園大会でのタイトル戦が決定的になった。

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