大江戸隊がクイーンズ・クエストとのマスカラ・コントラ・ダンス戦に敗れダンスを封印!
13日、神奈川県・横浜ラジアントホールにてスターダム『GLORY STARS 2019』が行われ、大江戸隊とクイーンズクエストが“マスカラ・コントラ・ダンス”戦で対決した。
今月10日に大江戸隊がスターダム道場でクイーンズクエスト勢を襲撃したことから因縁が生まれ、クイーンズ・クエストが敗れた場合はマスク着用を終了し、大江戸隊が敗れた場合は以降のダンスを禁止するというコントラ戦での3本勝負の6人タッグマッチを行うこととなった。
一本目は、各選手が対峙するじっくりとした展開から一転し、大江戸隊が場外乱闘でペースを掴み猛攻。AZMが捕まる展開となるも、嘘泣きで夏を欺いてからのミサイルキックでQQペースに戻すと、花月と桃の対面を作り出す。両者はミドルキックでバチバチと打ち合っていき、桃がテキーラ・サンライズを狙ったところを花月が飛び付き腕十字固めで一本目を先取。
二本目は、夏とAZMが対峙し、AZMが「クソババア!」と煽っていくと今度は「クソババアって言われた……AZMさんすぐ私のことクソババアって言う……」と夏が嘘泣きで油断を誘い、フィッシャーマンズスープレックス等で攻め立てていくが、小波のアシストからミスティカ式腕固めで形勢をイーブンに戻す。
三本目は、QQの三人が連携攻撃で葉月を追い込んでいくが、花月が隙を突いてのブラインドタッチで代わり葉月をアシストし、夏も小波とAZMをランニングネックブリーカーで排除。そのまま大江戸隊が三人で桃を集中攻撃し花月がえびす落としから大江戸コースターと一気呵成に攻め立てていくが、AZMと小波が救出に入り桃とともにトリプルのドロップキックで花月を蹴散らし、桃はテキーラ・サンライズ。花月がこれを返して毒霧で隙を作ってえびす落としを狙うが、これをかわした桃がチキンウイングアームロックでタップを奪った。
試合後、マイクを取った桃は「QQ!マスク守りました!大江戸隊さん、かわいそうですね。超かわいそう。まあ、やっぱかわいそうだから、最後にもう一回踊らさせてやってもいいですよね?!ミュージックスタート!」とマイクで挑発し、会場に音楽を流させるが、花月はふてくされながら花月「やるわけねえだろ。ウチらはそんないさぎ悪くないんだよ。負けだよ。ダンス、やんねぇよ」と吐き捨て会場を後に。
桃は「まあ煽ったのも、あなた達を侮辱するためにわざとなんですけどね。まあ、大江戸隊は明日からダンス禁止ということでよろしくお願いします。明日、ドラフト、やばいですね。ちょっとまだ何も考えてないんですけど(笑)とりあえず私は変わらずいようと思ってますので、皆さん安心してください!」と語り、最後は「私達が今を信じて明日を輝け!誰を信じるかは自分で決めろ!Bow down To the Queens!」の掛け声で大会を締めた。
バックステージに戻った桃は、「大江戸隊から勝ちまして、このマスク死守しました!そして明日から大江戸隊はこのくだらないダンスを廃止ということで。ファンの人はあの大江戸隊のダンス、好きだったかも知りませんけど、そんなことは私達には関係ないし。あっちが先に仕掛けてきた問題ですし、こっちが勝ったということで。ギリギリのところでしたけど、私達の勝利。明日もね、ドラフトあるし、明日からもQQで、このメンバーで必ずやっていけるよう私ががんばりますんで、皆さん応援よろしくお願いします!」と胸を張った。
フィニッシュのチキンウイングアームロックについて聞かれると、「いつもテキーラへの繋ぎとして使っていたんですけど、一本目に私が腕を取られたので、こっちも絞め技で取ってやろうと思いました。本気で絞めてやりました。それで勝てたのは本当に嬉しいですし、これからのフィニッシャーが増えたということで」と淡々と話した。