【試合詳細】4・13 スターダム横浜大会 渡辺桃&小波&AZMvs花月&葉月&夏すみれ 岩谷麻優&中野たむvsジャングル叫女&刀羅ナツコ ビー・プレストリーvsレベル・ケルvs木村花

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『GLORY STARS 2019』
日程:2019年4月13日(土)
開始:13:00
会場:神奈川・横浜ラジアントホール
観衆:230人

▼南三姉妹 vs JAN 6人タッグマッチ 15分1本勝負
[南三姉妹]○羽南/吏南/妃南
4分48秒 腕ひしぎ十字固め
[JAN]米山香織(YMZ)/●小野崎玲皇/飯田沙耶

▼シングルマッチ 15分1本勝負
[STARS]○鹿島沙希
7分19秒 起死回生
[STARS]●スターライト・キッド

▼3WAYバトル 15分1本勝負
○ビー・プレストリー
8分5秒 カーブ・ストンプ→片エビ固め
●レベル・ケル
※もう一人は木村花

▼STARS vs JAN タッグマッチ 20分1本勝負
[STARS]岩谷麻優/○中野たむ
11分44秒 タイガー・スープレックス・ホールド
[JAN]ジャングル叫女/●刀羅ナツコ

▼クイーンズ・クエストvs大江戸隊~マスカラ・コントラ・ダンス~ 30分3本勝負
[Queens Quest]○渡辺桃/小波/AZM
2-1
[大江戸隊]●花月/葉月/夏すみれ

<1本目>
●渡辺桃/小波/AZM
10分38秒 飛び付き腕ひしぎ十字固め
○花月/葉月/夏すみれ

<2本目>
渡辺桃/小波/○AZM
2分15秒 アームブリーカー
花月/葉月/●夏すみれ

<3本目>
○渡辺桃/小波/AZM
5分13秒 チキンウイングアームロック
●花月/葉月/夏すみれ
※敗れた大江戸隊は今後のダンスが禁止となる。

大江戸隊がクイーンズ・クエストとのマスカラ・コントラ・ダンス戦に敗れダンスを封印!たむがナツコにタイガーSHで快勝!花が日本所属初戦で躍動!

第1試合


 米山は「ここはおねーさんに任せなさい!」と宣言して先発を買って出る。対するは妃南が出てきてゴング。
 妃南は手4つを仕掛けるが、身長が足らず届かない米山は足を踏んで腕取りへ。妃南はヘッドロックに取り返し、米山はグラウンドに持ち込みクリーンブレイク。両者タッチ。
 飯田と吏南が出てくるが、米山らが背後から奇襲し太鼓の乱れ打ち。JANが3人で吏南を固めて決めポーズも、羽南と妃南が救出に来て3人でドロップキック。続けて飯田にトレイン攻撃。さらに3姉妹で飯田の両腕と足を固めていくが、米山と飯田がカット。吏南は羽南にタッチ。
 羽南はボディスラムを狙うが、飯田はスモールパッケージで切り返し、ドロップキックから小野崎にタッチ。
 小野崎はエルボードロップ連打からフォールも2。さらにロープに走るが、羽南が払い腰でカウンターしフォールも2。小野崎がエルボーを放って対抗すると、羽南もエルボーで応戦し打ち合いに。大ぶりの一撃をかわした羽南が吏南にタッチし、3姉妹が飛び出してきて次々と丸め込みを仕掛けていくが、米山が羽南を捕まえ、JANが羽南へトレイン攻撃から合体フェイスクラッシャー。フォールも2。さらに小野崎が羽南を丸め込むが吏南がなんとかカット。小野崎はロープに走るが、羽南がカウンターで飛び付き腕十字。これにはたまらず小野崎がタップアウト。

第2試合


 両者はクリーンに握手してからゴング。
 キッドが手4つを仕掛け、応じた鹿島がキッドを押し込んでいくが、キッドは後転してかわして腕取りへ。鹿島も応戦しヘッドロックに捕らえ、キッドがロープに振っていくも鹿島がドロップキックでカウンター。さらに鹿島はキッドの顔面を踏みつけていき、起こしてショルダーアームブリーカーからビッグブート。キッドもエルボーで応戦するが、鹿島も打ち返し、首投げからサーフボードストレッチ。キッドはなんとかロープエスケープ。
 鹿島はボディスラムで叩きつけ「そんなもんか」と挑発するが、キッドが下から足で首を捉えコルバタから低空ドロップキック、619、その場飛びムーンサルトプレスと連撃してフォールも2。さらにキッドはエルボーを放っていくが、キャッチした鹿島が脇固めへ。キッドは足を伸ばしてロープブレイク。
 キッドはさらにエルボーを放っていくが、これもキャッチした鹿島が下から三角絞め。下から蹴り上げてフォールも2。続けてV1アームロックもキッドはロープへ。
 続けて鹿島は高速ブレーンバスターからコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、かわしたキッドがスリングブレイドからフロッグスプラッシュ。続けてエルボーを放っていくが、キャッチした鹿島がリバースタイガードライバーからフォールも2。
 鹿島は追撃を狙うが、キッドがエルボー連打で動きを止め、反撃を試みる鹿島を変形エビ固めで丸め込むが、鹿島も返していきシーソーゲームに。これを制したキッドがフィッシャーマンズスープレックスホールドでフォールも2。さらにブロックバスターからコーナーに上がり旋回式フロッグスプラッシュからフォールも2。ならばとキッドはヨシタニックを狙うが、これを回避した鹿島が組み付いて起死回生でカウント3を奪った。
 試合後、両者は抱き合ってから握手を交わして健闘を称え合い、一緒に四方へ頭を下げてから退場していった。

第3試合


 花はスターダム入団から日本では初戦となる。
 3WAYマッチで行われるこの試合、レベルと花は握手を交わすが、2人はビーに対しては「Fuck you!!」と中指を立ててからゴング。
 3人で手4つからレベルと花がビーを攻撃し、ダブルのエルボードロップ、ダブルのヒップトスからレベルがフォールも、花が引き剥がしてフォール。これで険悪なムードになった花とレベルは打撃を打ち合っていくが、そこへビーがドロップキックで2人まとめて吹き飛ばす。
 レベルとビーが花にトレイン攻撃を決めていくが、ビーはレベルを丸め込んでから変形十字架固め。そこへ花も加わってビーに首4の字。レベルがロープブレイク。
 レベルは花を持ち上げてドロップキックの形でビーにぶつけ、そのまま花をバックドロップ。ダウンした花をよそにレベルはビーにブレーンバスターを狙うが、花は「しょうがないなあ」とビーに加勢してダブルのブレーンバスターからダブルのドロップキック。共闘ムードになるも、花がビーをスクールボーイ。揉め始めた花とビーにレベルが突っ込んできてダブルラリアットから2人まとめてブレーンバスターで投げ捨て、花をフォールも2。
 レベルは花を起こすが、花はエルボーで反撃。レベルは距離をとってフライングラリアットからフォールも2。続けてレベルは花にブレーンバスターを狙うが、花が飛びついて変形卍固め。これはビーがカット。すると花はビーにブレーンバスターからフォールもレベルがカット。

 レベルは花へチョークスラムを狙うが、花が空中で姿勢を入れ替えて組み付き、スリーパーホールド。そのままグラウンドへ持ち込んでいくが、レベルは花を持ち上げつつロープを掴みブレイク。
 花はロープに走ってロープにもたれかかるレベルの顔面にビッグブートからフォールも2。花は「上げるぞ!」と宣言してボディスラムを狙う。レベルが耐えながらボディブローを入れると、花は一旦離してからレベルの顔面にツバを吐きかけて隙を作り、そのままボディスラムで投げきってフォールも入るもビーがカット。ビーはレベルをロープワークで翻弄してジャンピングニーから丸め込みも2。
レベルは花を呼び込み、ビーへ2人でビッグブート。レベルがビーを捕まえ、花がコーナー上からミサイルキックを放つが、ビーが回避しレベルにヒット。このチャンスを逃さず、ビーはすかさずレベルへカーブ・ストンプを放ち、これでカウント3を奪った。

第4試合


 4人はそれぞれ握手を交わしてから叫女とたむでゴング。
 ロックアップからロープへの押し込み合いを制した叫女がクリーンに離すと、ヘッドロックでじっくりとたむの頭を絞り上げる。なんとかこれを抜け出したたむはロープに走ってショルダータックルを放っていくも、叫女が耐えて逆にショルダータックルで吹き飛ばしてボディスラム。ここにナツコも入ってきてボディプレスでアシスト、続けてツープラトンを狙うが、岩田にが入ってきて叫女に背後から組み付いてスリーパーホールド。ここにナツコがさらに岩谷の背後におぶさり、三人まとめてたむの上に倒れ込む結果に。叫女はナツコにタッチ。
 ナツコはハーフダウンのたむにレッグラリアートから変形三角絞めで痛めつけていくが、たむはなんとかロープへ。ナツコは叫女にタッチ。
 叫女はナツコの腕攻めに続き、たむの腕を絞り上げてロープにくくりつけてエルボースタンプ。さらに顔面を踏みつけてコーナーに押し付けて挑発し、串刺し攻撃を狙っていくが、たむがブートで反撃してネックブリーカー。岩谷にタッチ。
 岩谷が飛び出してくると叫女とナツコが2人で突っ込んでいくが、岩谷はうまくいなしてロープに振ると、たむがエプロンで待ち受けておりダブルのロープを使ったスタナー。さらに岩谷がダブルの低空ドロップキックで吹き飛ばし、叫女に打撃を放ってからフォールも2。続けて岩田にはジャーマンを狙っていくが、叫女が耐えるとカウンターのエルボー。さらにロープに走るが、岩谷がカウンターのトラースキックで迎撃。さらに突っ込んでいくが、叫女がラリアットで一撃入れると両者ダウンからダブルタッチへ。
 ナツコがたむへエルボーを連打していくが、たむは隙を突いての延髄斬り。続けて岩谷を呼び込み、岩田がトラースキック、たむがハイキックを放ってから同時にトラースキック&ハイキックの共演。続けてたむがコーナーに上がり、ナツコへディスティニーハンマー。フォールも叫女がカット。
 たむはナツコを起こしてロープに走るが、叫女が入ってきてラリアット、ナツコもスピアーで連撃してから変形昇天でフォールも岩谷がカット。ナツコと叫女は岩田にとたむをそれぞれリング中央にボディスラムで叩きつけると、2人で別コーナーへ上がって同時にボディプレスを放つが、たむと岩谷は回避し、同時に組み付いてジャーマンの共演。フォールも2。
 たむとナツコはともに満身創痍となり、ヒザ立ちの状態でエルボーを打ち合っていくが、これをかち上げエルボーで制したナツコがロープに走るが、たむはスピンキックでカウンター。ナツコはこれがクリーンヒットしてヒザから崩れ落ち、たむが勝機を逃さずタイガースープレックスホールドでナツコを沈めた。
 岩谷とたむはリング上で抱き合って勝利を称え合い、ともに勝ち名乗りを上げてから退場していった。

第5試合


 クイーンズ・クエストが敗れた場合はマスク着用を終了し、大江戸隊が敗れた場合は以降のダンスを禁止するというコントラ戦での3本勝負の6人タッグマッチ。
 
 一本目の先発は花月と小波でゴング。
 組み合ってからのグラウンド戦となるが、互角の展開からブレイク。手4つで組み合い再びグラウンド戦となるが、再び互角の渡り合いからブレイク。両者タッチ。
 桃と葉月のマッチアップ。アームドラッグの応酬からブレイクし両者睨み合い、両者タッチ。
 夏とAZMのマッチアップ。夏がコーナー上で観客を煽ってからドラゴンリングイン。その隙を逃さず桃がドロップキックを放つが、ここに大江戸隊の面々が乱入して全員入り乱れて観客席へなだれ込む場外戦へ。
 先にリングに戻ったのはAZMと夏。夏はAZMの顔面を踏みつけて挑発し、自軍コーナーに叩きつけて葉月にタッチ。
 葉月はボディスラムから顔面を踏みつけながらロープに押し付け顔面ウォッシュ。さらに花月を呼び込みコンビネーション攻撃で低空ドロップキックやセントーンを同時に放っていく。そのまま花月にタッチ。
 花月はAZMの顔面をロープにこすりつけ、夏とともにストンピング。AZMは「クソババア!」と叫んで夏にエルボーを放っていくが、夏が激怒するとAZMは泣き出してしまう。罪悪感に駆られて戸惑う夏だったが、「どーせウソだろ!お仕置きだ!」と構わず顔面を蹴り飛ばしていく。これをAZMはビッグブートでカウンターし、ミサイルキックから小波にタッチ。
 小波は夏をコーナーに押し付け、葉月をミドルキックで撃退すると夏に腕固め。これを花月にカットされると場外に放り出し、再び夏へ腕固め。夏はなんとかロープへ。
 続けて小波はフィッシャーマンズスープレックスを狙うが、夏が耐えてスモールパッケージ。カウントは2。そこへ葉月がスワンダイブ式ミサイルキックでアシストし、続けてフルネルソンバスターからSTFへ。小波はロープへ逃れる。
 葉月が追撃を狙ってブートを放っていくが、小波はロープを使った三角絞め。解放してハイキックで一撃入れると桃へタッチ。葉月も花月に繋ぐ。
 両者はミドルキックで打ち合っていき、これを制した花月がロープに走るが、桃はカウンターのミドルキックでなぎ倒す。花月はロープに走るが、QQの面々が3人で連携攻撃を放って花月を止めると、桃がコーナーへ登る。これを葉月が妨害している間にAZMが花月にブーメランアタックを放ってアシストし、桃がメテオラも夏らがカット。続けて桃が花月にテキーラ・サンライズを放っていくが、これを背後に着地した花月が飛び付き腕十字固めで桃からギブアップを奪った。

 二本目は夏とAZMが同時にドラゴンリングインしてスタート。AZMがバズソーキックで先制し、「クソババア!」と煽っていくと、今度は夏が「クソババアって言われた……AZMさんすぐ私のことクソババアって言う……」と泣き出してしまう。構わず追撃するAZMだったが、夏はランニングネックブリーカーで反撃し、「いい加減にしろコラ!」とコーナーに叩きつけてから顔面に股間を押し付けていく。さらに「貰った!」とフィッシャーマンズスープレックスホールドも2。夏はコーナーに上るが、小波が動きを止めてアシストし、AZMが雪崩式首投げからコーナーに上がりダイビングフットスタンプ。フォールも葉月がカット。
 AZMはロープに走ってミスティカ式腕固め。これで夏がタップアウト。

 三本目は、AZMと葉月でゴング。両者華麗なロープワークで攻撃をかわし合い、AZMが一撃入れて桃へ繋ぐ。
 桃は葉月をコーナー下に座らせ串刺しドロップキックからフォールも2。葉月と桃は足を止めてエルボーで打ち合っていき、桃が裏投げから蒼魔刀。フォールも2。ならばとチキンウイングアームロックに捕らえようとするが、葉月が抜け出してクロスフェイスへ。小波とAZMがハイキックでアシストし、桃がBドライバー。これを返されると桃は葉月をロープに振るが、花月がブラインドタッチ。そのまま桃の背後から捕縛し、入ってくる小波とAZMを夏がランニングネックブリーカーで排除。そのまま大江戸隊が三人で桃を集中攻撃し花月がえびす落としから大江戸コースターも2。
 ここに小波とAZMが入ってきて葉月と夏を排除すると、QQの三人で花月へ低空ドロップキックでアシストし、桃がテキーラ・サンライズも2。
 桃と花月がダブルダウン状態となるが、先に起きた桃がロープに走るが、花月は毒霧で迎え打ちえびす落としを狙うが、これをかわした桃が組み付いてチキンウイングアームロックでタップを奪った。

桃「横浜!勝ったぞ!……ということは、QQ!マスク守りました!大江戸隊さん、かわいそうですね。超かわいそう。まあ、やっぱかわいそうだから、最後にもう一回踊らさせてやってもいいですよね?!いいですよね?!(観客が歓声で応える)じゃあ安藤さん、ミュージックスタート!」
(音楽が流れるも踊らず)
花月「……やるわけねえだろ。ウチらはそんないさぎ悪くないんだよ。負けだよ。ダンス、やんねぇよ」
桃「まあ煽ったのも、あなた達を侮辱するためにわざとなんですけどね。まあ、大江戸隊は明日からダンス禁止ということでよろしくお願いします。明日、ドラフト、やばいですね。ちょっとまだ何も考えてないんですけど(笑)とりあえず私は変わらずいようと思ってますので、皆さん安心してください。じゃあ今日は締めさせていただきます!皆さんご起立ください!皆さん明日来ますか?!私達が今を信じて明日を輝け!誰を信じるかは自分で決めろ!Bow down To the Queens!ありがとうございました!」

<試合後コメント>

渡部桃&小波&AZM
桃「大江戸隊から勝ちまして、このマスク死守しました!そして明日から大江戸隊はこのくだらないダンスを廃止ということで。ファンの人はあの大江戸隊のダンス、好きだったかも知りませんけど、そんなことは私達には関係ないし。あっちが先に仕掛けてきた問題ですし、こっちが勝ったということで。ギリギリのところでしたけど、私達の勝利。明日もね、ドラフトあるし、明日からもQQで、このメンバーで必ずやっていけるよう私ががんばりますんで、皆さん応援よろしくお願いします!」

――最後はチキンウイングアームロックで勝ったのは珍しいケースだと思います
桃「そうですね。いつもテキーラへの繋ぎとして使っていたんですけど、一本目に私が腕を取られたので、こっちも絞め技で取ってやろうと思いました。本気で絞めてやりました。それで勝てたのは本当に嬉しいですし、これからのフィニッシャーが増えたということで、まあいいんじゃないですか」

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