【インタビュー】大型雑貨店のロフトとサンスター文具がタッグを組み新日本プロレスグッズをロフト全店舗展開!社内のプ女子も集まりグッズ制作の裏側を直撃取材!

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 女性に人気の雑貨店ロフトと老舗文具メーカーサンスター文具がタッグを組み、新日本プロレスのグッズを全店舗展開することが決定した!

 プロレス界には今まで存在しなかったコラボレーションだが、なぜ今ロフトとサンスターはプロレスグッズ制作に乗り出したのか?
 実際にロフトの商品開発部の方とサンスターの商品開発部の方にその思いを聞いてみた。

 さらに、今回のグッズ発売を聞きつけてロフト社内のプ女子が集合!実際に販売されるグッズを前にし、プ女子達の遠慮ない感想が飛び出した。

<株式会社ロフト>
商品部バイヤー:堀、西山(両名 プ女子)
渋谷ロフト マネージャー:長谷川 (プ女子)
営業企画部:西原、穴山、森松、横川

<サンスター文具株式会社>
COVERグループ:渥美、布施

――まずは今回なぜ、ロフトさんがプロレスの商品を作ろうと思ったのでしょうか
渥美(サンスター)「ロフト様では、様々なカテゴリーの手帳を展開していらして、スポーツのカテゴリーの中で特にプロレスの反応が非常に高かったと伺っていました。
また、折からのプ女子ブームも高まっているトレンドを抑えられ、女子向けの、イベントとセットで売り場提案ができたとしたら、話題性もあって、面白い!
と思われたのではないでしょうか?」

――イベントと一緒ということはどこかの会場を借りて行うということですか?
渥美(サンスター)「いえ、実はロフト様とは、昨年アーティストの方とコラボした企画があって、その時は売り場の一部のスペースをライブ会場にしたりしましたので、
今回も売り場でできる事、が前提でした」

――数多く有るプロレス団体の中からなぜ新日本プロレスを選ばれたのでしょうか
布施(サンスター)「新日本プロレスの方から以前より『何か一緒にできないか』という話がありまして。元々私が過去にアメコミ風の商品を作っていたことがあるので、その方の描き起こしでと検討していたのですが、あまり今時じゃないかなという話になりました。そこで今回のデザインを大図まことさんという刺繍作家さんにお願いさせていただきました。元々彼の商品は幅広い世代から人気が高く、若い方はもちろんなんですけど昭和世代にもすごく人気があるということで選ばせていただきました。実は私も闘魂三銃士世代で、武藤が一番好きなんです。武藤・橋本・蝶野の時代に一番見に行ってたので、あの頃を思い出し昭和テイストでファミコンっぽい感じでやったら、また新しい商品の切り口が出来るんじゃないかと思って企画をご提案させて頂きました」

――今回はドット絵風ということですが、ファイプロが復活するこのタイミングに合わせるなどの意図はあったのでしょうか
布施(サンスター)「まったくの偶然です(笑)」
渥美(サンスター)「アパレル雑貨のトレンドとして、この1,2年ドット絵みたいなものが流行っていたんです。アパレルの流行に加えて、もう一つテーマが欲しいねと布施とも話していく中で『昭和レトロ要素を、もうひとつ組み込んでいこう』と。こういう昔のブラウン管テレビの中でのファミコンの絵、みたいなものを作っていこう、という方向になりました」

――ロフトのユーザーのメインターゲットに対して、こうした昭和レトロというのはどういうマッチをしていくと思われますか?
西原(ロフト)「なつかし文具みたいなのが最近若い人に人気があるんです。小さいものとか懐かしいものとかが文具としてヒットするという背景がありまして、今はメディアでも昭和の歌とか昭和のことってよく取り上げられているのですごくマッチしていると思います」

――ロフトさんは若い女性がよく使われている印象が強いのですが“プロレス女子”という層はターゲットにしているのでしょうか?
横川(ロフト)「『○○女子』『○○男子』っていうのは世の中に新しく生まれてくるんですけど、その中で『プ女子』が生まれた時うちの普段のお客様とどう結びつくのだろうと考えました。そういった方々と結びつき、プロレスを見に行くお客様を含め新たなお客様が来店してくださればいいなと思っています。新しい文化と言うかブームというものを一緒に作れるんじゃないかなと思っています」

――『プ女子ブーム』ということですが、今回社内を探してみてこれだけのプ女子がいることは想定していましたか?
西原(ロフト)「想定はしてなかったですね(笑)探してみれば実は結構いるなっていうのは今回わかりましたね」

――それでは実際に集まっていただいた方々にお聞きしたいのですが、なぜプ女子になられたかをお聞きして宜しいですか?
西山(ロフトプ女子)「すごい初心者なんですけど、プ女子って言われたてくらいの時に、社内で、当時のプロレスがゴールデンタイムにやっていた時代に本気で好きだったおじさんたちと、初心者の女子たちみんなでプロレスを見に行こうとなったんですね。私はその時楽しそうだから行ってみようって感じだったんですけど、実際に見て私は『身体が』とかじゃなく面白さに感動して好きになりました。今見ているのは新日本プロレスだけで、好きなのは田口(隆祐)選手です」
長谷川(ロフトプ女子)「私もまだほんとに見はじめて1年位っていう初心者なんですけど、最初はマチョ肉屋っていうマッチョな方が焼肉を焼いているお店に行って、そこにレスラーの方がいて『僕プロレスラーなんですよ』って会話が始まり、『一度来て下さいよー』という会話の中から『じゃあ行ってみよう』という流れで行ってみたのが最初です。DDTという団体さんだったんですけど……はじめて行ったときには、特にDDTが文化系とか言われてエンタメ系だったのもあるんですけど、今まで想像していた怖い感じのバチバチしているプロレスだけじゃなくて、色々面白い要素がたくさんあって……あと、プラスで分厚い肉体が……(笑)かっこいいなぁと思って観始めました」

――今は様々な団体を見られていますか?
長谷川(ロフトプ女子)「DDTと、そこに付随するBASARAとDNAとか、あとWRESTLE-1とか……高木三四郎さんが、大社長がカッコイイと思ってまして、経営者とレスラーという両方の顔を持っているのがカッコイイなぁと思って。あと、大日本も行ったことがあります」

堀(ロフトプ女子)「私は小学校の時にテレビでやっていたのを見ていたんですけど、WWEの方に一回ハマってテレビで見ててエンターテイメントがすごいなと思って。ある時友人から『全日本のVIP席が手に入った』と誘われて行ったんですけど、そしたらドリー・ファンク・ジュニアとかが出てきたりして、後楽園ホールで見るとめちゃくちゃ近いじゃないですか!両国とかに比べて臨場感すごいってなって。それで、西山さんと『やっぱり日本一の新日本行かないと駄目でしょ!』となって行くことに。帰ってきて騒いで、そのまま社内で話したら、みんな凄く好きで、部活にしちゃおうという感じになって、気付いたらチケット取れないくらいの人数になっちゃってました(苦笑)今は行って騒ぐのが楽しい!という感じで行ってます」

――ロフト社内に『プロレス部』がある……?
堀(ロフトプ女子)「もっと声かけたらもっと集まる思うんですけど、今で20人位。チケットの確認するのも大変なんですよね。『行きますか?行きませんか?』なんて。で、結果取れなくてG1も取れなくて…今それをどうするかって話をしてるんです」

――WWE Live Japanもありますが
堀(ロフトプ女子)「今回はちょっと行けなくて。去年は結構行ってたんですけど。でも今Codyも新日本に来てるから。懐かしい人が来るとうれしいですね」

――それでは実際に販売するグッズがこちらになりますが、目の前の商品を見てどう思われますか?
一同「かわいい」(口々に)
西山(ロフトプ女子)「物販で売ってるモノって結構ギラギラしてるというか、選手の写真がドーンってあって。若い女の子いっぱい見に来てるのにかわいいグッズがないなーってずっと思ってたので、普段使える可愛いグッズは嬉しいです」

――実際、会場でグッズは買われたりしますか?
西山(ロフトプ女子)「買いますねー」
長谷川(ロフトプ女子)「Tシャツとか、タオルとか……」
堀(ロフトプ女子)「新店の陳列のときに新日Tシャツをみんなで着るっていうのがありました(笑)陳列の制服みたいな(笑)そのうち、ライオンマークからそれぞれの推しのTシャツになっていって……」
西山(ロフトプ女子)「そうそう!(笑)私もオーマイ&ガーファンクルのTシャツ着て陳列していました」
堀「赤は偉い人しか着られないとか(笑)」
西山(ロフトプ女子)「私初心者なんで黒でした(笑)」

――この中でパッと見てどれが一番欲しいと思いましたか?
一同「これ!」(ほとんどの参加者がメジャーを指差す)
西山(ロフトプ女子)「メジャーってかわいいのないんですよね。意外に使うのに。憧れのリング型で……(笑)」

――この反応を聞いてみて、開発のお二人はどう思われました?
布施(サンスター)「私はメジャー推しだったんです!やっぱりこう、筋肉って測るじゃないですか(笑)最初は『○○選手のバスト・ウエスト・ヒップ』みたいのも付けたかったですけど……。メジャーは正直どうなんだろうみたいなのは周りから言われてたんですが、今の反応を見て『よっしゃ!』って感じです!」
渥美(サンスター)「僕も狙い通りです!全体的にはデザインコンセプトがレトロとかドット絵風という形でまとめつつ、もう一個、『これが新日だ!』『これがプロレスだ!』みたいな、キーとなるアイテムを作りたかったんです。それがメジャーとティッシュボックスで、この二つの立体が有ることで全体がすごく雑貨っぽくなるんです。それを意図していました。きちんと伝わってましたね!(笑)」

――こういった文具を中心にした企画は新日本だとはじめてだと思うのですが、今回文具に絞られた理由は
布施(サンスター)「もちろんファンである男性にも買ってほしいと思うんですけど、まだプロレスを知らなくてもデザインだけで可愛いって思ってもらえるような手軽に買える商品を作りたいと思って企画しました」

――開発の中で難しかったことというのは何でしょうか
布施(サンスター)「選手をドット絵で表現することですね。全部大図さんにデザインしていただいてるんですけど、中々髪の毛の色とか肌の色とか……肌の色だけでも沢山色数使ってるんですよ!『もうちょっと体のバランスが』とか『彼はもうちょっと太い』とか『足の長さが』とか、色々監修で割と細かい修正を重ねてきてます」
渥美(サンスター)「ですので、各選手、『あぁ、そうだね!こんな感じだね!』って思ってもらえれば(笑)」

――サンスター文具さんとしてはプロレスとコラボというのは初めて?
渥美(サンスター)「はい、初めてです」

――それは社内にプロレス好きが多かったから?
渥美(サンスター)「今回のきっかけは先程話した通りなんですけど、やって行く内に社内にプロレスファンがすごく多くいた事がわかって。ファンの方はみんな言いたいこと言うんで、やってる最中からあーだこーだ言って止めるのが大変でした(苦笑)」
布施(サンスター)「そもそも選手のセレクトからなんですよ。並びをどうするかとか。あと、選手がピンで出ている商品も、じゃあ誰を出すんだみたいな。(推しは)人によって違いますからね」

――既に第2弾、第3弾も考えられている?
渥美(サンスター)「そうですね。ロフトさんとは『これがヒットしたらすぐ次を企画しよう!』って話しています。」

――商品自体はロフトさんの全店舗展開なんでしょうか?
西原(ロフト)「一部店舗を除くかもしれないですけど、全店舗で展開しています」

――新商品展開は一部店舗でテストするというイメージがあるのですが、今回初めから全店舗でやられるという理由は
西原(ロフト)「本当はネットストアで様子を見てからっていう風には思ってたんですけど、社内的にもプ女子も多くて、結構子供を持っている親世代と一緒にプロレスというのが人気になっているというのを意識して、これは全店で行けるのではないかと思い最初から全店で行こうとなりました」

――そんな中『棚橋選手が裸エプロンで来店』というイベントもありましたが、ロフトさんで裸エプロンのプロモーションが行われるというのは初めてなんじゃないかと…
西原(ロフト)「初めてですね(笑)」

――これは社内的に大丈夫だったのですか?(苦笑)
西原(ロフト)「社内的にも詳しく知ってる人はあまりおらず(笑)」
堀(ロフトプ女子)「上司もプロレス部の人がいるので大丈夫ですよ(笑)」

――実際に棚橋選手が来場されていかがでした?
西原(ロフト)「朝早くから多くの女性のお客様が並ばれて、午前8時半には握手の整理券が終了しました。イベントでご本人が登場されると会場は本当に熱気でいっぱい、かっこよくて優しさあふれる対応に皆さんとても喜んでいらっしゃいました」

――棚橋選手自体のイメージというのは、見てきた年代によって違ったりするのですが、どういうイメージを持たれていますか?
堀(ロフトプ女子)「今がいちばん好きです。若いときより」
長谷川(ロフトプ女子)「私は昔を知らないので、棚橋選手はインスタとかのおしゃれな棚橋さんしか知らないです」

――やはり選手のインスタは見られますか
長谷川(ロフトプ女子)「見ます。あと、この……来店されるって聞いたので……(『史上最強のメンタル・タフネス』を取り出す)信者になろうかなって買っちゃいました(笑)」

――布施さんは闘魂三銃士世代ですが、棚橋選手への印象は
布施(サンスター)「割とずっと気にしている選手です。気にかけてはいながらも私の中では武藤が……というか私の中ではムタが最愛の人なので、その後はそこまでハマった選手はいなかったんですけど、今の新日本の選手の中ではいちばん好きです。1・4見に行って久しぶりに楽しいなーって。みんな好き勝手に口々言って、後ろの席から解説ばりに色々話してくれるおじさんが途中で酔っ払って寝ちゃったりとか、この感じ懐かしいなーって思いました(笑)」

――少し新日本から離れてしまうのですが、『豆腐プロレス』でAKBメンバーがプロレスをやっていることに対してプ女子目線では如何ですか
長谷川(ロフトプ女子)「全部は見てないんですけど、試合見てるとあの機敏な動きとか自分もすごくやってみたくなる(笑)『あっ、実際はアイドルがやるとああなるんだ』とか、動きとかぜんぜん違うじゃないですか。勉強になります。非常に身近に感じられて」

――最近女子プロレスは10代の高校生レスラーがチャンピオンになっていたり、13歳のレスラーがデビューしたり、10代の女の子がプロレスに興味を持ってそのままプロレスラーになるという例が増えていますが、女性層をターゲットにする中で女子プロレスとのコラボは考えていますか?
西原(ロフト)「今は全く考えてなかったです。今回の反応を見て、まず新日の中で第2弾、第3弾を考えて、その次の段階で考えてみようかなって感じです」

――プロレスがわからない男性目線で見て、パッと見で欲しいと思うグッズはありますか
西原(ロフト)「やっぱりメジャー。あとはタオル、最近はマスキングテープが色々使えるので」

――マスキングテープはロゴなどではなく『新日本プロレスリング株式会社』のエンドレスパターンなのはなぜでしょう
布施(サンスター)「新日本プロレスのロゴ入りの商品ってそんなにない……?」

――まったくないと思います(笑)
布施(サンスター)「そういうグッズがあったら面白いなって(笑)」
渥美(サンスター)「メンズ受けを狙ったというか『なんだこれ!』みたいな(笑)」

――昭和プロレス好きの布施さんにお伺いしたいのですが、新日OBのグッズ展開などは
布施(サンスター)「やりたかったんですけど……」

――お客さんからの要望はすごく来ると思います
渥美(サンスター)「ロフトさんの客層を考えると、やはり女子がターゲットなので…まずは女子受けする企画からスタートしています」

――女性向けの場所で、テレビで言うとスイーツ真壁として有名な真壁選手などもいますが、会場以外でプロレスを目にする機会というのはどういうものがあるのでしょう
西山(ロフトプ女子)「コラボカフェとかありましたね」
堀(ロフトプ女子)「予約取れなかった……」

――豆腐プロレスやTVバラエティーの他に、タイガーマスクWというアニメと新日本プロレスがコラボをしていますが
長谷川(ロフトプ女子)「私はたまに拝見しています。ちょうど流れでやってるんですよ、豆腐プロレスの。初代のタイガーマスクのこともあまり知らず今のタイガーマスクもわからなかったので、Wが初めて触れたタイガーマスクです」

――昭和プロレス世代としては、タイガーマスクがこうしてリバイバルされて幅広い世代に愛されていることに関してどう思われますか
布施(サンスター)「是非タイガーマスクWも商品にしたいですね!第2弾、第3弾で……。やっぱりキャラクターとしてすごく魅力的ですね」

――改めて今回の商品に関して、どういう場面で使って欲しいですか?
布施(サンスター)「OLさんにデスクで使って欲しいみたいなところがあるんですよ。会社に持っていってもいいファングッズというか、選手の写真のアクリルキーホルダーってオフィスには身に着けていけなさそうで。これ(パスケース)は会社のIDカードをそのまま入れて、それこそ、プロレス好きの上司との会話の糸口になればいいなとか、デスク周りで使ってほしいなっていうのが狙いです。あとは、マフラータオルも新日のオフィシャルグッズはたくさん出ているんですけど他の人とは違う、可愛いデザインで試合の時に巻いていって欲しいなって」

――これは皆さんにお聞きしたいのですが、初めてのプロレス観戦は中々ハードルが高いものだと思うのですが、どういうプロレスだったらプロレスを見たことがない人が見たいと思いますか?
堀(ロフトプ女子)「知人からのきっかけが多いですね。チケットもらったとか。あと、グッズが可愛いとかはあると思います。あとは、もっとテレビに出てもらって……」
長谷川(ロフトプ女子)「今は深夜しか出てないですからね。みんなカッコイイから、それぞれ露出されれば。田口とかね?」
西山(ロフトプ女子)「そうなんです!面白いんだから出ればいいのに!(笑)」

――プロレスの情報はいつもどこから得ていますか?
長谷川(ロフトプ女子)「オフィシャルサイトか、選手のTwitterとか」
堀(ロフトプ女子)「週プロ読んだりします(笑)」
長谷川(ロフトプ女子)「自分が行った試合の次の週の週プロは買います。自分の中でルールとか技の名前とか詳しくないんで、週プロ見て、こういう技でこういう流れだったんだっていうのは復習します」

――AbemaTVさんとかYouTube Liveさんとか、そういう動画メディアよりはやはり現地観戦がメインになりますか?
堀(ロフトプ女子)「臨場感!」
西山(ロフトプ女子)「入場曲で興奮したりね」

――DDTさんみたいに野外でやったり何かの企画と一緒の方が女性は入りやすいですか?
長谷川(ロフトプ女子)「この企画が上がったときに、うちのステージとか地下のエントランス前とかでリング張ってくれないのかなって(笑)」
西原(ロフト)「そういう話も最初はありました(笑)」
布施(サンスター)「第2弾の際には是非!」

――ロフトさん的には、渋谷ロフトの中でプロレスが行われるということへのハードルは高いですか?
横川(ロフト)「イベントは内容と場所によりますね(笑)新しいお客様の波、トレンドを呼ぶというところでは非常に興味深いです。とてもお客様が多く訪れる店舗では、クリアしなきゃいけないハードルはあると思いますが…」

――今回の企画に限らず、今後ロフトさんが目指す方向性やユーザー層についてのビジョンをお聞かせ願えますか
西原(ロフト)「30年この渋谷でやっているので、既存のお客さんが育ってきて、30代40代のお客様が増えているので、若い世代の子たちに対して新しいもの、興味があるようなものを沢山狙っていきたいというのがあります。こういったことを若い世代が、僕らの世代が気付かないことを色んな取引先とか色んなメディアさんと協力し合いながら、新しい若い10代20代も楽しめるロフトというのを作っていきたいと思っています」

――サンスター文具さんは今後の展開については如何ですか?
渥美(サンスター)「まずはこの新日本プロレス企画を定着させたいと思っています」

――最後に、プロレスが分からないロフトの女性社員のお二方に今日の話を聞いていてどのように思われたかお聞きしたいです?
森松(ロフト)「ホントにちょっとお名前を聞いたことがあるくらいの知識しかないのですが、実際商品を目の前にすると、全く分からなくてもメジャーは実際欲しいと思ったりですとか、こういったメモ帳とかもプロレスが分からなくてもデザインとして可愛いと思いました。こういうのならちょっと欲しいと思ったり、皆さん仰るとおりグッズが可愛いからっていうので入る世界もあるのかなって。あと、皆さんのお話を聞いていて、奥が深いといいますか、幅広い世代に愛されているジャンルなんだなってことが今日わかったので、今までロフトに来なかったプロレス好きの方も、こういったグッズやコラボをきっかけに新たなロフトのファン層として取り入れられたらいいのかなって思いました」
穴山(ロフト)「私も、初めてプロレスを知ったのが、さっき話にあったんですけど、堀と西山が新しいお店の開店の準備をするときにTシャツを着てたというところなんですね。私は違う仕事で新店に入っていたんですけど、西山が来ているTシャツ見て『これ何?ライオンのマークが凄い入ってるけど』って聞いて、反対側を見たら堀がおんなじようなTシャツを着ていて(笑)それを見て『これ、なんだろう?』って思ったときに『プロレスだよー新日だよー』と言われて、そこで初めて触れる機会があったんですけど、すごく楽しそうにしているので、気になって調べたりとか番組で見かけたら『あっ、これのことか』『色んなきっかけが人伝いで出てくるなー』と思いました。うちでこの商品作ったときに、みんな楽しいことを探してると思うので、これを見て『あれかわいい!なんだろう?』って思って調べて『こんな世界があったんだ』『こんな楽しみ方が色んなところであるんだ!』っていうきっかけになってくれれば、ロフトとしては嬉しいですし、雑貨として色んな楽しみ方を提案できるのかなと思っています」

―ありがとうございました。7月8日からのコラボグッズ発売をプロレス界からも応援しております!

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