【試合結果】3・16 SEAdLINNNG後楽園ホール大会 世志琥vsSareee 高橋奈七永&中島安里紗vs水波綾&松本浩代
- 2017-3-17
- 試合
- SEAdLINNNG
『SEAdLINNNG~LUCKIEST777~』
日時:3月16日(木)
開始:19:00
会場:東京・後楽園ホール
観衆:802人
▼シングルマッチ 15分1本勝負
○花月(フリー)
6分54秒 えびす落とし→片エビ固め
●長浜浩江(WAVE)
▼シングルマッチ 15分1本勝負
△朱里(フリー)
時間切れ引き分け
△山下りな(OSAKA女子)
▼ハイスピード3WAYマッチ 20分1本勝負
○藤本つかさ(アイスリボン)
8分0秒 ビーナスクラッチ
●長崎まる子(アイスリボン)
※もう一人は米山香織(フリー)
▼タッグマッチ30分1本勝負
高橋奈七永/○中島安里紗
26分17秒 D×D
水波綾(WAVE)/●松本浩代(フリー)
▼メインイベント シングルマッチ30分1本勝負
○世志琥
18分22秒 ダイビングセントーン→片エビ固め
●Sareee
ディアナからSEAdLINNNG所属になったSareeeが世志琥と激闘!同じく所属になった中島安里紗は「SEAdLINNNGの滝になる!」とOZ王者を迎撃!
オープニング
南月、Sareee、中島、奈七永がリングへ。
南月「こんばんわ!すごい熱気!本日はご来場いただきましてありがとうございます!SEAdLINNNGのメンバーが5人になって初の後楽園大会です。いつも以上に燃えていきたいと思いますので最後まで応援よろしくお願いします。5人になったって言って4人しかいないんですけど、世志琥がまだここに一緒にまだ立ちたくないと。試合に集中したいと。忙しいんだということで、試合を楽しみにしていてください。それでは所属一戦目のSareeeから一言挨拶お願いします」
Sareee「今日はSEAdLINNNG所属になって初めてなんですけど、メインをやらせていただきます。今日必ず絶対に世志琥に勝って、自分がこれからのSEAdLINNNGを、そして女子プロ界を背負っていく覚悟を皆さんに見ていただきたいと思います。応援よろしくお願いします」
中島「SEAdLINNNGの中島安里紗です!所属初の試合ということで、全てを開放して、SEAdLINNNGの滝になりたいと思います」
奈七永「皆さんこんばんパッショーン!パッショーン!パッショーン!パッショーン!」
南月「Sareeeとめて!」
奈七永「はい、こうやって、景色が変わって、新しいSEAdLINNNGの始まりに皆さんお立ち会いいただきまことにありがとうございます!今日は滝のような中島安里紗と初めてのタッグを組みます!楽しみだね!元気があればなんでも出来ると思うので、元気を出して皆さんにパワーを届けて帰ってもらえうように皆闘いますので、皆もいつも通り熱く!熱く!プロレスを楽しんで帰ってくださいよろしくお願いします。それではいつものLet's get d!!!をしたいと思います。最初から盛り上がっていきましょう!」
第1試合
ロックアップからエルボー合戦へ。花月がソバットからヘッドロックで捕らえ、長浜のラリアットを避けるが長浜はソバット。花月はコーナーに振るも長浜は焼豚。花月は立ち上がるとミドルキック連打も、長浜はキャッチ。その足にエルボーを落とそうとするが花月は足を引いてミドルキックで倒す。花月はロープに振るとドロップキックで倒し首投げからフォールも2。花月は変形腕ひしぎも長浜はロープへ。
花月はストンピング連打からロープにくくってフェイスロックから、エプロンに降りて長浜の年齢である21発ミドルキック。
花月はリングに戻ると背中にドロップキックを叩き込んでフォールも2。花月はコーナーで顔面を踏みつけると、逆コーナーに振るが長浜はドロップキックで迎撃し、再度串刺しドロップキックから投げようとするが、耐えた花月がボディにヒザから走り込むが長浜はリフトアップからノーザンライトスープレックスホールドも2。
長浜はエルボー連打から走り込むが花月は担いでバックフリップ。両者ダウン。
エルボーの打ち合いから長浜が走り込むも、花月はドロップキックで迎撃し、キックのコンビネーションで倒すとフォールも2。花月はブレーンバスターからフォールも2。
花月は担ぐも長浜が丸め込むが2。花月はサッカーボールキックも長浜は避けて丸め込む。お互い切り返し合うが2。長浜が走り込むもカサドーラ。これは2.9。
長浜は走り込むも花月はトラースキックからスクリュードライバー。これで3カウント。
第2試合
朱里の足を取った山下がグラウンドに引き込むもお互いスタンドに戻りリストの取り合い。朱里がヘッドロックからグラウンドに引き込むも山下がヘッドシザース。朱里は回転し首を抜くとインディアンデスロックからサイドポジション。バックの取り合いから両者距離を取る。
朱里がミドルキックから首投げで倒し背中にサッカーボールキック。山下は立ち上がりチョップも、朱里はミドルキックから再度首投げで倒しサッカーボールキック。山下はチョップ連打から自ら座り、朱里はその背中にサッカーボールキック連打。受けきった山下に朱里は正面からサッカーボールキックを叩き込んでフォールも2。
朱里はコーナーに叩き込んでミドルキック連打から顔面を踏み潰していく。朱里はランニングニーからフォールも2。
朱里はコーナーに振ると串刺しジャンピングニーからブレーンバスター。フォールも2。朱里は腕ひしぎも山下はロープへ。
朱里はストンピングからミドルキック。山下はラリアットを巻き込んで膝蹴りからラリアットで場外に叩き出す。
朱里がエプロンに登ると山下は走り込むが、エルボーで迎撃した朱里がリングに戻りミドルキック連打。だが山下が担いでコーナーに叩きつけると、朱里がコーナーに振るが山下はショルダータックルで迎撃。山下は串刺しラリアットからコーナーでショートレンジラリアット連打。山下は再度串刺しラリアットからフォールも2。
山下はスリーパーも朱里はロープへ。山下は朱里の後頭部にランニングニーからフォールも2。
山下はロープに飛ぶが、朱里が追走ニーからバックドロップ。
エルボー合戦から山下がエルボー連打。朱里がミドルキックも山下がキャッチしエルボー。これを巻き込んだ朱里が腕ひしぎ。なんとか回転して逃れた山下の顔面に朱里がランニングニーからフォールも2。
朱里はミドルキック連打からコンビネーションキック。さらに顔面に膝を叩き込んでフォールも2。
朱里は腕ひしぎも山下はそのまま力づくで持ち上げバスター。山下は顔面にニーからフォールも2。
山下は走り込むが朱里が二段蹴り式のジャンピングニーからハイキック。山下はガードも朱里は再度ハイキック。山下は受けきってラリアット。両者ダウン。
両者膝立ちでエルボーの打ち合いからマウントでのエルボー連打。ロープにもつれると、朱里が立ち上がりミドルキック連打。山下のエルボーを避けて朱里がハイキックを叩き込みフォールも2。
朱里はハイキックも山下は避けて足を刈るとバックドロップ。髪を掴んで起こすと再度バックドロップ。再々度バックドロップからフォールも2。
山下はスライディングラリアットからフォールも2。
山下はラリアットも避けた朱里がバックを取り、バックエルボーを耐えきりジャーマンスープレックスホールドも2。朱里がランニングニーからフォールも2。
膝立ちでのエルボーの打ち合いから山下はエルボー連打。その腕を朱里がアームバー。山下は力づくで抜けてエルボーからスライディングラリアット。フォールも2。
山下が走り込むも朱里はハイキックで迎撃しフォールも2。山下がショートレンジラリアットからフォールも2。
朱里はジャーマンスープレックスホールドも2。朱里は腕ひしぎもここで時間切れ。
<試合後コメント>
朱里
――15分ドローという壮絶な試合でしたが、試合を終えられて如何でしたか
「そうですね……やっぱり山下との初シングル、当たりも強いし、まあすごい自分の中で楽しかったというか、今後もどんどん試合していきたいなって思いますね」
――SEAdLINNNGのリング上での再戦というのはありえるということでしょうか
「そうですね、どんどん山下と戦っていきたいですね。でも、今度は自分が仕留めます」
第3試合
ハイスピードルールというロープを一往復してからじゃないとフォールが認められないなどの特殊ルール。レフェリーは南月たいよう。
まる子が「猛スピードいくぞー!」とロープワーク。南月が背中を押してスピードアップさせ、エルボーやラリアットを放っていくが全てをまる子が避けて南月にロープワークをさせる。スイッチして藤本がロープワークから米山を走らせようとするが、米山は耐えてロープを掴む。
やっと走らせるとまる子と藤本がバックエルボー。米山は二人の手を掴んでロープ駆け上がり式のアームホイップをしようとするが足を踏み外す。米山は強引にアームホイップから走り込むが藤本はカサドーラ。お互い切り返し合うとスタンドに戻り睨み合う。
「なかなかやるじゃないか」と南月がまる子を懐柔しようとするが、藤本が「アイスリボンでしょ?」と自分サイドへ引きずり、米山にダブルのガットショットからロープに振ってダブルドロップキック。米山をロープにくくると、背中にダブルのドロップキックから、藤本が首投げで倒しまる子のドロップキックと藤本のサッカーボールキックのサンドイッチ。
二人でストンピングからコーナーに振るもと、次々串刺しドロップキック狙うが、南月が立ちはだかるが気にせず藤本がドロップキック。南月が走り込んできた藤本をカニバサミでコーナーに叩き込むと走り込むが、まる子が立ちはだかり南月をコーナに振る。だが南月はコーナ駆け上がり式のクロスボディで米山とまる子を潰しポーズをキメる。その南月の背中に藤本がドロップキックからポーズ。米山が藤本の背中にドロップキックからまる子とエルボー合戦、まる子がドロップキックで倒しロープワークからフォールしようとするも、米山は立ち上がる。まる子はエルボーで倒し再度往復しようとするが米山は立ち上がる。まる子はエルボーから走り込むがなかなかフォールできず、何度も立ち上がる米山にまる子は諦めずエルボーからロープを往復しようとするが、米山がスクールボーイも藤本がカット。
藤本が米山に膝蹴り連発から米山が藤本の足をキャッチするが、まる子が米山もろともドラゴンスクリュー。まる子が走り込むも二人まとめて飛びつきヒールホールド。米山と藤本はリバースし、二人がかりでまる子にロメロスペシャル。
バックの取り合いから藤本がまる子にドロップキック、米山は藤本にジャックナイフも藤本が切り返しサッカーボールキック連発からPK。米山は切り返しスクールボーイもまる子が米山にスクールボーイも2。米山はまる子にジャーマンを狙うが藤本がスクールボーイも2。まる子は胴締めスリーパーも藤本は二人まとめてスクールボーイも2。藤本は二人まとめてドロップキックからビーナスシュート。藤本は往復するが南月が足をかけて倒し、その隙にまる子が米山を丸め込むが2。まる子は藤本に猪突猛進も2。まる子に藤本がツカドーラで3カウント。
<試合後コメント>
藤本つかさ
――南月軍に勝利しましたが
「南月軍? 米山さんとまる子は南月軍ってことですか?入るんですか?まる子は藤本軍なんですけど?ていうか、私はこのハイスピードの試合出て得あるんですかね?」
――そろそろもう無理かなと……?
「もう無理かな?!そんなん言うなら出てやるよ!!(笑)ホント!!(笑)藤本軍探すまで、この戦いは終わらないです。そして、南月たいようと決着を付けるリングを用意してほしいですねSEAdLINNNGさん!!なにかありますか?文句?なにかありますか?!(記者勢沈黙)……以上です」
第4試合
WAVE王者の水波綾&OZ王者の松本浩代のタッグを相手に、JWPを抜けSEAdLINNNG所属になった中島安里紗と高橋奈七永がタッグで対決。
先発は中島と松本。バックの取り合いからリストの取り合い。アームホイップの応酬から睨み合う。両者タッチ。
ロックアップから水波が足を刈ってグラウンドへ。胴絞めフロントネックで捕らえるが奈七永はこれを抜けて足を取ろうとするが水波は回転して逃れる。
手4つから潰していくが奈七永が切り返し潰すと前蹴りからロープに押し込んでチョップ連打。さらにダブルチョップからエルボーを叩き込んでチョップ連打。水波が体勢を変えエルボー連打からショートレンジラリアットで倒し松本にタッチ。
逆水平チョップの打ち合いから松本がチョップ連打からコーナーに振って串刺しボディスプラッシュ。松本が走り込むも奈七永はカウンターのサイドバスターで叩きつけてフォールも2。奈七永は中島にタッチ。
中島はロープに振ってドロップキックから座り込んだ松本の顔面に低空ドロップキック。マウントでエルボー連打も松本が切り返しマウントエルボー。中島も再度切り替えしてマウントエルボーも、松本は足を取って切り返し逆エビ固め。これは奈七永がエルボー連打でカットに入るが、水波が奈七永をアルゼンチンで担ぎ上げる。水波は奈七永を場外に投げ捨てると、松本は中島をアルゼンチンで担ぎ場外の奈七永に投げつける。
リングに戻り松本がフォールも2。松本は水波にタッチ。
水波はボディスラムからギロチンドロップ。フォールも2。水波は腕ひしぎも中島は噛み付いて逃れる。水波は背中にエルボーからコーナーに叩きつけてショートレンジラリアット。フォールも2。
水波は中島の髪を掴んで立たせると、松本がサイドバスターからバックブリーカーで捕らえ、その首に水波がギロチンドロップ。水波はコーナーに中島を叩きつけると串刺しエルボーからバックエルボー。松本が中島の髪を掴んでコーナに固定すると、水波がナルシストラリアットを叩き込んでLet's get dポーズ。水波はギロチンドロップからフォールも2。
水波は担ぐも着地した中島が後頭部にエルボー連打から走り込むが水波はパワースラムで叩きつけてフォールも2。水波はスリーパーで捉えるが奈七永がカット。
水波はロープに振ろうとするが、中島がエルボー連打。水波は左右のエルボー連打も中島はエルボー連打で返す。中島はソバットからの四方からのケンカキック。水波は5発目をキャッチし足を刈って倒すとランニングニーもガードした中島がスリングブレイド。さらに低空ドロップキックを顔面に叩き込んで中島にタッチ。
奈七永はエルボー連打からロープに飛ぶが、松本がエプロンから蹴りつけダブル攻撃を狙う。だが奈七永は二人まとめてフェイスバスターから往復串刺しラリアット。
奈七永は中島とダブル攻撃を狙うが、水波が奈七永をコーナーに振り中島も振る。中島はエプロンに着地し、走り込んできた水波に奈七永がラリアットから担いで中島がカッター。奈七永がコーナー駆け上がり式のブルドッキングヘッドロックからフォールも2。
奈七永のラリアットを避けた水波がスピアーもキャッチした奈七永。水波はコーナーに振り走り込むが、足を伸ばしてカットした奈七永が走り込むも水波はフロントスープレックス。
お互い投げようとするが切り返しあうとラリアットの相撃ち。サイドラリアットの相撃ちからエルボー合戦。水波はエルボー連打から走り込むが奈七永はラリアットで迎撃。フォールも2。
奈七永は走り込むが、水波は担いでロープに乗せると後頭部にギロチンドロップ。水波はスピアーから串刺しラリアット。裏投げからラリアットで叩き伏せてフォールも2。水波は松本にタッチ。
松本がコーナーに登りミサイルキックから担ぐと、カットに来た中島に奈七永の足を叩き込み、中島も担いで二人まとめてバックフリップ。松本はリバーススプラッシュ式ダブルニーからフォールも2。
松本は裏拳もガードした奈七永がロープに飛ぶが松本が追走ボディスプラッシュ。松本はコーナーに登るも、正面に登った奈七永が雪崩式ブレーンバスター。フォールも2。
奈七永がコーナーに登るも水波が正面に登る。これを中島がカットしようとするが、松本が串刺しボディスプラッシュで中島を排除し、水波が担ごうとするが、耐えた奈七永もろとも松本が雪崩式パワーボム。
松本はバックドロップを狙うが、耐えた奈七永にエルボー連打。奈七永は左右の掌底からバックエルボーを狙うが、ガードした松本がエルボーも奈七永は延髄斬り。松本のエルボーを避けた奈七永がバックを取ると、そこへ中島が飛び込み高速ジャーマン。奈七永がバックドロップで叩きつけフォールも2。
奈七永は冷蔵庫爆弾からフォールも水波がカット。奈七永は中島にタッチ。
中島はミサイルキックから左右のエルボー連打。松本はガードしラリアットを狙うも、中島はビッグブーツで迎撃し連続ジャーマンスープレックス。中島はコーナーに登るが、水波がその足を掴み動きを止め、松本が正面に進むも奈七永が後頭部にラリアットからコーナーに逆さ吊りにし、中島の断崖式フットスタンプと奈七永のギロチンドロップの合体技。改めて中島がダイビングフットスタンプからフォールも2。
中島は松本の顔面に膝蹴りからバックを取るも、松本は投げ捨てるが中島はフットスタンプからカサドーラを狙う。だが松本は力づくで動きを止めバックドロップ。中島はランニングケンカキックから松本のラリアットを避けるも水波がラリアットを叩き込み、松本がスライディングラリアット。フォールも2。
膝立ちでエルボー合戦から中島がエルボー連打。走り込むも松本がエルボーで迎撃しフォールも奈七永がカット。
松本は担ぐも中島はエルボー連打。松本は変形スタイルズクラッシュから水波がダイビングギロチンドロップを投下しフォールも2。
松本はエボリューションボムからフォールも奈七永がカット。水波のスピアーと松本のラリアットの合体攻撃で奈七永を蹴散らし、松本がバックを取るが中島は丸め込むが2。中島はバックを取るが逃れた松本にビンタから丸め込むが2。再度丸め込むが2。
中島が走り込むが水波がカット。奈七永が水波をカットから松本に延髄斬り。中島がジャーマンスープレックスホールドも2。
中島がドラゴンを狙うも、耐えた松本に奈七永がエルボーから中島がドラゴンスープレックスホールドも水波がカット。中島はD×Dで3カウント。
中島「この大歓声、私にはわかります。この、中島安里紗対松本浩代、もっともっと見たいって事でよろしいですか?松本、次のSEAdLINNNG、中島安里紗対松本浩代、シングルでどうですか?どうですか!」
松本「中島、やってやるよ。だけど、私はあんたみたいにプロレス愛で10年以上生きてきて、一度も逃げたことがない。意味がわかるか?私は一度だって逃げたことない。お前これからずっと、逃げんのか?逃げないよな?私はお前のそういう所が大嫌いだ。そして今日負けたこと、そんな自分も大嫌いだよ。だから、今日の借りキッチリ次回のSEAdLINNNGでつけさせてもらう。そこで終わりだ」
中島「逃げようが何しようがな、強いものが勝つんだよ。アタシが勝った。だからアタシのほうが強い。次回、もう一回アタシが勝ってそれをきっちり証明してやるよ。ありがとうございました」
<試合後コメント>
高橋奈七永&中島安里紗
奈七永「ありがとうございました!」
中島「ありがとうございました!」
奈七永「SEAdLINNNG!一発目で!勝利!ありがとうございました!!(拍手)カタリストじゃなくて……カスケード……」
中島「カタリストて……(笑)」
奈七永「カスケード!滝!滝の女!」
中島「滝の女としての第一歩だと思うので、SEAdLINNNGの滝になるって言いましたけど、女子プロレス界の、プロレス界の滝になっていきたいと思います!」
奈七永「それはどういう意味なんですかね……滝になる……」
中島「滝になる……」
奈七永「よくわからないですけど、滝は打たれるもの」
中島「そう。滝は打たれるもの。でも、ちょっと進んだ人には、私くらいになると自分自身が滝になるっていうところなので。滝になった結果が、今日の勝利ですね」
奈七永「今日、見てて、同じ世代三人の中に自分がいて、すごい勢いをリングの中で感じましたし、熱い気持ちをビシビシビシビシ、リング上で磁場がなんか狂っているような感覚を、私は受けたので、その中でも自分が一番上に立っていたいという気持ちだったんですけど、今日は中島が勝利ということで。ナナアリタッグは一歩先にいかれたのかなっていう気持ちもありますが!」
中島「アリナナ、アリナナタッグ……(小声)」
奈七永「先を行くのね?!私は先を奪い返すから」
――前回敵同士でしたが、改めて同じ団体の横に立ってパートナーとなって心境の違いなどありましたでしょうか
奈七永「高橋奈七永はどこに行っても高橋奈七永なので。やっぱ戦ってるのを見てても悔しかったりだとか、やってるんだけど出ていきたいみたいな。なんか前に前にって気持ちが連鎖して大きくなってるなってのはあります」
――連携攻撃などもありましたが、二人の息は合っているということでしょうか
奈七永「息合ってるんじゃないですか?結構ぶっつけて連携が決まる決まる。これは息が合ってるという証拠。協調性を、身につけました。まあ今日勝ったということで、次回、松本浩代とシングル、行くんですね?」
中島「やってやりたいと思います。シングルできっちり勝って、実力の差っていうのを見せてやりたいと思います」
――「逃げてる」という言葉に関しては
中島「事実なので、そこをなんか「そうじゃないよ」っていう必要はないし、まあ事実は変えようがないものなので、それをすべて受け止めて、今日勝ったということは全て含めて私が強いということなので。逆に言うなら、10年に胡座かいてるんじゃないのって言う感じですね」
奈七永「腹の据わり方がすごいよね。気持ちが強いので、SEAdLINNNGというリングで熱い思いがどんどん生まれればいいと思います」
第5試合
手4つから世志琥が潰すもSareeeが蹴り上げ切り返しアームヒップ。さrないロープ駆け上がり式のアイームホイップから世志琥を翻弄し、ロープにもたれかかる世志琥の顔面をにドロップキック。再度走り込むが世志琥がカニバサミから619を叩き込んで、ロープからリバーススプラッシュ式のヒッププレス。世志琥は滞空時間の長いブレーンバスターからフォールも2。
世志琥は逆エビ固めもSareeeはロープへ。
世志琥のミドルキックにSareeeがエルボー。エルボー合戦かから世志琥がローキックで倒し背中にサッカーボールキック。Sareeeはエルボー連打からヘアーホイップでコーナーに叩き込み顔面ウォッシュ。Sareeeはボディスラムを狙うが、世志琥が逆に担いでコーナーに逆さ吊りにすると顔面に低空ドロップキック。フォールも2。
Sareeeがコーナーに振り走り込むが、エプロンに逃れた世志琥が顔面をコーナーに叩き込み、ロープにくくるとSareeeの顔面を踏みつける。世志琥はエプロンを走り込んでのケンカキックも、避けたSareeeが後頭部にエルボー連打からランニングエルボーで場外に落とし、コーナーに登ったSareeeが場外ダイビングクロスボディアタック。
リングに戻り、Sareeeがミサイルキック2連発。フォールも2。
Sareeeはバックを取るが、逃れた世志琥にSareeeは低空ドロップキックで倒し顔面にドロップキック。Sareeeはバックをとるが、世志琥がコーナーソに下がって潰しバックエルボー連打。Sareeeがコーナーに振るも、世志琥はコーナに駆け上がりダイビングラリアットで迎撃。
世志琥が担ぐも、Sareeeは着地しソバット。避けた世志琥がラリアットからセントーンを投下しフォールも2。世志琥はスリーパーもSareeeはロープへ。
世志琥は髪を掴んで起こしエルボー連打からロープに飛ぶも、Sareeeが追走しソバットからジャーマンスープレックスホールド。
Sareeeは裏投げを狙うが、耐えた世志琥がエルボー。Sareeeは丸め込もうとするが、耐えた世志琥がエルボーもSareeeは避けてロープへ飛ぶ。だが世志琥はニーリフトから胴締めスリーパー。Sareeeはなんとかロープに足を伸ばす。
世志琥は髪を掴んで引き起こすとアティテュード・アジャストメント。フォールも2。
世志琥はコーナーに登りダイビングセントーンもSareeeは避けてコーナーに登りダイビングフットスタンプ。再度ダイビングフットスタンプからフォールも2。Sareeeはコーナー登るが世志琥が正面からチョークで捕らえそのまま背後に投げ捨てる。両者ダウン。
膝立ちでのエルボー合戦から世志琥がエルボー連打。世志琥が走り込むもSareeeはカウンターの裏投げからフォールも2。
Sareeeは再度なげようとするも、世志琥はヘッドバッドからネックハンギングボム。フォールも2。世志琥はダイビングセントーンからフォールも2。
世志琥はショートレンジラリアット2連発も、Sareeeはエルボー連打。世志琥はビンタから走り込むもSareeeは首固め。返した世志琥にバックドロップホールドも2。
世志琥はハイキックからスライディングラリアットを叩き込んでフォールも2。
Sareeeは裏投げからウラカン・ラナも2。Sareeeは世志琥のエルボーを避けて走り込むも世志琥がラリアットで迎撃。フォールも2。
世志琥はダイビングセントーンを投下し3カウント。
エンディング
世志琥「Sareee、今日の試合、お前、やっぱスゲーな。これから、SEAdLINNNGの一員として、新しいスタートだよ(拳を突き出す)」
Sareee「(拒否し)悔しいよ!!お前もなかなかやるな!(世志琥と拳を合わせる)」
(奈七永と中島がリングへ)
奈七永「おいお前ら!感動したよ!素晴らしい、素晴らしいメインイベントだったと思います。素晴らしプロレスを、魂を感じました!どうですか!私が本来は喋るべきではないと思うんですけど、少しだけ喋らせてください。SEAdLINNNGは、私一人で旗揚げをして、始まりました。闘いのあるリングをと思って始めて、こうやって魂が、苗が育って、花が咲いてきてると思います。そうじゃないですか?今日、5人のSEAdLINNNGが始まりました。これはただの始まりに過ぎない!まだまだ、まだまだやれると思うんでそうじゃないですか!おいお前ら一列に並べ!一列に並べ!おい、やれんのか!」
Sareee「やれるよ!」
奈七永「やれんのか!」
Sareee「やれるよ!(奈七永がビンタ)」
奈七永「おい亜里沙!やれんのか!」
中島「やれるよ(奈七永がビンタも中島は詰め寄る)」
奈七永「おい世志琥やれんのか」
世志琥「なんだよ急に(奈七永がビンタ)」
奈七永「(3人が奈七永に詰め寄るが)待て待て待てうぇーい、元気があればなんでも出来る!その熱い気持ちは次私と戦う時に取っておけ。元気があればなんでも出来る!おいおいいおい、この道を行けばどうなるものか!危ぶむなかれ、行けば変わるさそうだろ!そうだろ!行けば、いくぞー!一緒に!1!2!3!d!!!ありがとうございました!!!」
<試合後コメント>
Sareee
――残念ながら敗れてしまいましたが
「すごい、めちゃくちゃ悔しいです。絶対勝ちたかったし、自分は今日にかけてて、自分は今日勝てなかったら、ディアナ退団した意味も何もかも、全部意味が無いと思ってたけど、でも、まだまだここから、これからが自分の戦いだと思ってます。そんな最高のメンバーと出来るからには、絶対自分がこのSEAdLINNNGのトップに立って、これからの女子プロレス界引っ張っていきたいし、自分が女子プロレス界の頂点に立ってやりたいと、改めて今日覚悟を決めました。絶対掴んでやります」
――試合中、新しい動きや技を散り入れてる部分がありましたが
「そうですね。変わった何かを見せたくて、やったんですけど、でもやっぱり、いきなりは変われなくて、そこも悔しいです。これからのSareeeに期待してほしいです」
――試合後、世志琥選手から認められたような言葉がありましたが
「そうですね。そんなこと言われると思ってなかったし、そんなこと言われるのもめちゃくちゃ悔しいんですけど、でも、すっごい悔しいけど、自分も世志琥のこと認めてるし、だからこそアイツを倒して、倒してこそ次に進めると思ってたので、すごく悔しいです」
――改めて、SEAdLINNNGに所属して、今後の目標などは
「目標は、もうひとつしか無い。ずっと言ってる、自分の目標は、SEAdLINNNGには一番を目指してる選手しか居ないし、最強のメンバーが揃ってるので、そのメンバーを倒してこそ、女子プロ界の頂点に行く道ができると思ってるので、まずはそこを超えたいと思います。頂点に立つには強い選手でなくてはいけないと思うので、今の自分はまだまだです」
世志琥
「Sareeeとのシングル、4回目なんですけど、自分の気持ちとしては、今日の最後のマイクで言ったことが全てで、自分の中でSareeeはライバルとして変わりないですけど、今日試合してきて、なんかあんまり言いたくなかったけど、「やっぱこいつすげーわ」って単純にそう思った試合でした。これからSEAdLINNNGの仲間……なんですけど、Sareeeとはライバルとしてやりあっていきたいと思います。今日はそのいいスタートを切れたんじゃないですか」
――オープニングには出てこられませんでしたが、やはりまだその時は認めていなかったということでしょうか
「認める認めないじゃなくて、リングに立つまで一緒の空気に居たくないっていうか、おんなじ場に居たくない。だから控室も別にしてもらったし、売店もお客さんの前に出なかったし、試合が始まるまで一切顔合わせなかった。試合で、初めて顔見ましたね」
――Sareee選手、エルボーとかもかなり強烈だったと思うのですが、かなり試合は変わったという印象でしょうか
「向こうが?やっぱありますね。SEAdLINNNGのメイン、多分初めてだと思うんですけど、食ってやろうってのも感じたし、SEAdLINNNGを背負っていく、自分が引っ張っていくっていうのを、ちゃんと見せたいっていう気持ちは、たしかに上回ったんじゃないかと。自分がSEAdLINNNGを背負って女子プロレス界のトップに立ちたいと思ってるんで、そこんとこ、夜露死苦!!」
藤本つかさ&中島安里紗
(インタビューブースに居合わせた中島に、金槌と貯金箱を手に持った藤本が不意に声をかける)
藤本「安里紗!」
中島「?」
藤本「今日試合勝ったね。負けたかと思った。(手に持った金槌を掲げて)これは、安里紗の頭を殴るための金槌ではありません。これ覚えてますか?覚えてるよね?(貯金箱を掲げる)私達がタッグを結成したときに、敬語を使ったら500円罰金の貯金。こんなに貯まりました。これを私たちは一緒に何かご飯食べようねとか言ってたけど、もう使うことはないから、今からこれで、割ります。26日の安里紗の心です」
(金槌で貯金箱を叩き割り、辺りに日本円が飛び散る)
藤本「これが26日の安里紗の姿です。楽しみにしてるね」
中島「……意味わかんねぇ(去る藤本を睨みながら退出)」