【会見】高橋奈七永が復帰戦で水波綾と“鬼に金棒”Sareee&世志琥のタッグ王座に挑戦!強者揃いの5WAY戦に挑む中島安里紗が「殴り合いたいのは松本浩代で、殴りたいのは高瀬みゆき」

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 19日(土)15時よりシードリングが川崎アクスリングにて記者会見を開き、年内最終戦となる12・23新宿FACE大会に向けて各選手がコメントを発表。ビヨンド・ザ・シー・タッグ選手権試合の調印式が行なわれた。

『SEAdLINNNG~2020最終戦~』
日程:2020年12月23日(水)
開始:19:00
会場:東京・新宿FACE

▼2020最終戦スペシャル5WAYマッチ 20分1本勝負
中島安里紗
vs
松本浩代(フリー)
vs
山下りな(フリー)
vs
高瀬みゆき(Beginning)
vs
青木いつ希(ショーンキャプチャー)

中島「シングルのベルトを持って2020年を迎え、つっか(藤本つかさ)とのベストフレンズで世志琥&松本からやっとの思いでタッグのベルトも獲ったんですけれども、両方とも失ってしまって、なんにもない状態でこの2020年最終戦を迎えることになりました。自分の中で本当にもう何もなくなってしまったというか“何を思ってリングに上がればいいのか?”とかいろいろ考えていて、自分のプロレス人生とかも振り返ってすごく考える時間になりました。そして至ったというか、私はこの業界に入った理由というか“人、殴ってお金をもらえるなんて最高じゃん”っていうところだったので。何もない今だからこその原点に立ち返って、純粋にこの試合で殴り合いを楽しみたいなと思います! 5WAY…初めてのルールでちょっと難しいというか困惑しておりますが、シングル4本と思えばメンバーは最高の相手だと思うので。この試合で全員ぶっ飛ばして最後にリングに1人、立ち残りたいと思います。クリスマスということで、この試合の勝者に何かクリスマスプレゼントがあればいいなと思うので…(南月に向かって)そのへんもよろしくお願いします、専務(笑)」

――相手の4人の中で1番殴りたい選手は?
中島「殴りたい選手ですか?(笑) 殴りたい選手はみんななんですけど…殴り合いたいのは松本浩代で、殴りたいのは高瀬みゆきですかね。松本は今年の闘いの中で1番闘ってきた相手であり、私のプロレス人生振り返っても1番のライバルだと思ってる相手なので、殴り合いたいっていうのはありますね。高瀬はウザイから。見たまんまで、わざわざ言わなくてもわかってると思うんですけど“暑苦しい”とか“顔”とかいろいろありますけど…。基本的にマックス・ボルテージにいるメンバーはだいたい一緒ですよね。共通の理由だと思います。暑苦しい」

▼タッグマッチ 20分1本勝負
花穂ノ利/海樹リコ
vs
真琴(フリー)/朱崇花(フリー)

リコ「いつも元気!! 19歳になったばかりの海樹リコです! 12月23日はシードリング年内最終戦であり…パッショーン!! 奈七永さんの復帰戦であり、フレッシュ!! 穂ノ利さんのデビュー記念日であり、『ほのリコ』初タッグ結成の日であり、そして海樹リコがシードリングのリングで勝利するところを皆様にお見せする日となります!(穂ノ利と2人で拍手) 今年はデビューできたことはすごく最高だったのですが、ホントに活躍は全然見せれてないなと自分の中ではすごく思っています。12月23日はラスエゴのお2人に勝って自分の最高の日、そして穂ノ利さんに最高のデビュー記念日にしてあげたいと思います!!(笑)  応援よろしくお願い致します!」

穂ノ利「シードリング“フレッシュ担当”の花穂ノ利です! 今、海樹リコもいろいろ言ってくれてホントに頼もしいなって思うんですが、シードリング生え抜き2人、花穂ノ利デビュー1周年記念日!…なんですが、海樹リコばっかりに目立たせるつもりもなく、負けずに闘っていきたいと思います! そして自分はいつもフレッシュでやってきたんですけど、2年目からはフレッシュを卒業して、シードリングの先輩たちにもっともっと食い込んでいきたいと思います!」

――対戦相手の真琴&朱崇花について。
穂ノ利「過去に2回闘ってホントに悔しい思いをして…そしてとてもムカつく相手で。朱崇花さんのあの顔…挑発の顔がすごいムカつくっていう感じです」
 リコ「デカ虫の2人とは3回目の対戦を(12月)9日にしたんですけど、自分が勝たなければならなかったところで負けてしまっているので。“4度目の正直”としてデカ虫の2人の弱点をすべてわかっているつもりなので、そこを徹底的につぶして食べていきたいと思います!」

――ラスエゴから勧誘されていたが。
穂ノ利「自分は絶対に入りません! 入りたくないです!」
リコ「自分も、入る気はないです」

――穂ノ利は“フレッシュ担当”と話したが、何か担当はある?
リコ「“元気担当”です、私は! 私はマックス・ボルテージに元気も気合いも負けてないと思ってるんですよ」
奈七永「全然…」
リコ「負けてないんですよ! だから自分は元気担当です!」
奈七永「全然負けてます」
リコ「負けてません! パッショ~ン!!」
奈七永「…全然負けてます」
リコ「負けてない!! 負けません!!」

▼SEAdLINNNG BEYOND THE SEA Tag Championship&高橋奈七永復帰戦 30分1本勝負
【王者組/鬼に金棒】世志琥/Sareee(WWE Count Down)
vs
【挑戦者組/MAX VOLTAGE】高橋奈七永/水波綾(フリー)

(奈七永&水波はマックス・ボルテージの入場曲に乗ってハイテンションで登場し、世志琥&Sareeeは嫌そうな顔。曲がかかっている状態で調印書にサインし、コミッショナーを挟んで写真撮影)

水波「あと4日後になりました、シードリング年内最終戦。私たちがすごくワクワクしているので、おそらく会場に来られるシードラーの皆さんもすごいワクワクしてると思います! 皆さんどうですか!? (奈七永と2人で耳に手を当てて)…あぁ、そういう感じかぁ…。そういう中でも行こうかどうか迷ってるっていう、そこのあなた! チケットはそろそろ少なくなってきてますから、迷ってるならば会場にぜひ足を運んで頂ければと思います。リング上でも言いましたけど、今年自分に関してはまったく結果という結果が出ておりませんでした。そんな中で年内最終戦、タッグのタイトルに挑戦する。そして奈七永さんの復帰が間に合い、奈七永さんと組んでこのタッグに挑戦するということで、私はこの試合“みずからチャンスをつかんだ”と思っております。個人的ですがシードリングは自分にとってすごく大事な場所です。4年間レギュラー参戦させて頂いて、苦しい時もつらい時もシードラーの皆さんが“アニキ頑張れ!”という声援を送ってくれて、その都度、立ち上がることができました。今までの私のいろんな気持ち、いろんな思いというものをですね、タイトル奪取という形にして“2020年は最高な1年だった!”と言えるようにしたいと思います! 自分からは以上でございます。次は12月23日、誕生日を迎える高橋奈七永さん! そして約11ヶ月ぶりにリングに戻ってくる高橋奈七永さんの番です。どうぞ!」

奈七永「じゃ~ん! 高橋奈七永が帰ってくるぞ~~っっ!!(水波と2人で手を叩く) 復帰戦を無事迎えることができるハッピーと喜びと、そして愛しさとせつなさをリング上で爆発させて、ホントにね。欠場期間中にいろいろ歩けなかったりとか、痛かったりとか、悩んだりつらかった時にアニキにはだいぶ助けてもらったりとかして、すごく感謝してます。ずっとレギュラー参戦もしてくれてマックス・ボルテージで盛り上げてくれて、キャプテンも担ってくれて。結果が出てないって言ってますけど、目に見えないベルトは私たちはすでに巻いてると思うんです。私は常に巻いているつもりでやってきたし、“アニキ!”っていう会場の声援…今はコロナ禍の中で声援はできないんですけど、着実に応えてくれるからファンはついていくわけで。そういうみんなからの信頼がすでに私たちにはあると思います。その我々に、目に見える形としてベルトを巻く日がやっと来たんじゃないかなと思ってます。復帰戦ですけど足の経過を言いますと、足の骨と骨をくっつけるという手術をしたので、普通ケガだったら“前の状態に戻しますよ”っていう手術をすると思うんですけど、そうじゃなくてリニューアルされた高橋奈七永になってリングに上がるつもりでいます。ホントになんか生まれ変わったというか、そういうものを見せられる…そんな気がしています。なので復帰戦ですけども、本気で…本気で! 必勝!! 必勝ですよ! ベルト獲りにいきますので、よろしくお願いします」

Sareee「今回、この私たちの初防衛戦の相手に水波選手、そしてナナエ!」
奈七永「ナナエじゃねぇよ」
Sareee「ナナエが復帰戦ということでこのベルトに挑戦してくるんですけども、私は今年渡米が決まってたんですけどもできなくて、またシードリングのリングにこうやって上げてもらってすごく嬉しかったし、引っかかっていた部分が渡米の前にこうやってシードリングのベルトを巻けたこともすごく嬉しいし…あとはやっぱナナエと試合をすることだったので。間に合うのかわからなかったんですけども、こうやってタイトルマッチっていう最高な舞台でまたリングで再会できることを、すごく楽しみにしています。でも復帰戦だからって自分たち手加減も何もしないし、水波選手とナナエとだったら最高な闘いができると思うので、12月23日シードリング年内最終戦にふさわしい闘いをした上で、私たち『鬼に金棒』が今、女子プロレス界で1番熱いウチらが必ず勝って締めたいと思います」

世志琥「今年を振り返ると、ホント自分でも考えてみなかったことがたくさん起こった1年だったなと思って。その中でもやっぱりSareeeとのオニカナのタッグでベルトを巻いたこともそうですし、ベストフレンズっていう最強のチームから獲ったベルトだからこそホントに嬉しかったというか、すごい価値のあるベルトだなと思って…。なので復帰戦だろうが水波だろうがナナエだろうが、このベルトを私つもりは一切ないですし、今年も残りわずかですけど来年に向けていろいろと、みんなが考えてもみなかったことを仕掛けていきたいと思ってるんで。自分から目を離さないように、そこんとこヨロシク」

――足の状態について、万全の状態を100%とすると現在はどのぐらいまで回復している?
奈七永「120%です」

――復帰戦でタイトルマッチとなるが。
奈七永「やっぱりアニキが呼んでくれたっていうのもあるし、2020年中に高橋奈七永が帰ってこられたっていうことが…リングに帰ってこられて、そして自分の誕生日に試合があるっていうこともあって自分自身にプレゼントっていう意味もあるし、アニキにプレゼントって意味もあるし。私のことが大好きで大好きで仕方がないSareeeちゃんと世志琥ちゃんのために、私が相手になってやろうかと…そういうふうに思いました」

――12・9新木場で水波がパートナーとして奈七永を呼び込んだが。
奈七永「泣いてました!」
世志琥「泣いてないです。“スゲー熱いヤツを連れてくる”って言われて、思いつかなかったんですよね。高橋奈七永が今年中に復帰できるとは自分は思ってなかったので、ホントにあの瞬間、鳥肌がブワッって立って…泣いてはないんですけど。でもまぁ、復帰戦の相手にウチらを選ぶあたりはセンスいいんじゃないかなと思いますし、ウチらが“やってあげる側”なので。ありがたく思ってもらいたいですね」
Sareee「同じですね、世志琥と」
世志琥「泣いた?」
Sareee「泣いてない」
奈七永「泣いてました」
世志琥「泣いてないです」
Sareee「オニカナにプレゼントとか言ってますけど、47歳の誕生日プレゼントにします」
奈七永「47じゃない!」
南月「よんじゅうななえ」
Sareee「そう、よんじゅうななえ」
世志琥「よんじゅうななえ。最高で最悪な誕生日プレゼントにしてあげるから。楽しみにしとけ」
水波「いいですね、若くて(笑)」
奈七永「大人の余裕です」
世志琥「47歳ですからね。ババアです」
奈七永「42だ!」

――まもなく42歳になる意気込みを。
世志琥「誰も聞きたくねぇよ、そんなの!」
奈七永「いや聞きたいと思います!」
世志琥「帰っていいですか?」
奈七永「(世志琥を無視して)世の中の42歳の皆さん!」
世志琥「選挙じゃねぇんだからよ」
奈七永「全世界のフォーティートゥー・イヤーズ・オールドの星になりますよ、私が。“42歳でもこんな頑張ってる! ベルトも獲って。私も明日から頑張ろう!”みたいなふうになるはずですよ! そういうふうになりたいなと思って日々を過ごしているので。復帰してまたリングに上がることによって、全世界の42歳の皆様がもっともっと幸せになれると思います」

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