シードリング練習生『みりあ』がプロテストに合格!
- 2024-3-9
- ニュース, 女子プロレスマガジン
- SEAdLINNNG
8日(金)川崎市のシードリング道場にて、18歳の練習生『みりあ』が2度目のプロテストに挑戦。基礎運動、ロープワーク、受け身など日頃の練習の成果を披露すると、「私は今まで何かを成し遂げたり、成功体験っていうのがあまりしたことがなくて。でもプロレスの練習をしてから、できなかったことを今までだったらあきらめていたのを、あきらめずに何回も練習をやるっていうのを学んで、できた時がすごい嬉しくて…。プロレスを通して人生の中で大事なことを学んでいってるし、これからも学んでいきたいと思ってます。今は前回(昨年11月)プロテストを受けた時よりもたくさんのことを学べていてすごく幸せだし、毎回の練習がすごく貴重で。自分を信じてこれからもやっていきたいし、デビューしてもっともっと強くなってプロレスで1番を目指したいです」と意気込みを語る。
南月たいよう代表と中島安里紗らの協議の結果、前回からの成長は認められたものの、一部の種目で「もっと気持ちを見せてほしかった。ダメになったところからが勝負」として「△」の裁定に。追試として課せされたスパーリングでは中島と南月を相手に奮闘し、「合格です!」と認められた。
中島は「1回目からの成長もすごい感じたし、何より気持ちが伝わった。しっかり自分の気持ちを表現できてたと思うので。ここからがすごい大変だから“やっとスタート”だと思って、デビューに向かって一緒に頑張っていきましょう」とエール。南月は「ウチらがプロレスで見せたいのはあきらめない心だったり、すべてを受け止める強い体と気持ちだったり“やられても立ち上がる”とか。いろんなプロレスがあって答えはないんだけど、やっぱりシードリングのプロレスは人の視線を集めるよりも、人の心を集められる選手になってほしいなって思うし、そういう道を目指してるんで。夢を叶えていけるように頑張りましょう」と呼びかける。みりあは「1年半ぐらいずっとやってきて、やっと合格することができて…レスラーへの一歩にやっと近づけたことが、すごく嬉しくて。これからも練習たくさん頑張ってすごい強い選手になって、シードリングを私は世界に広めていきたいです」と目標を語った。
<みりあプロフィール>
本名非公開。2005年11月7日生まれ、長崎県佐世保市出身。158cm、58kg。スポーツ歴はバドミントン。趣味はプロレス観戦、特技は料理。目標のレスラーは朱里。コロナ禍にYouTubeでシードリングを知り、新木場大会を観戦して「今まで見たことがないような感覚を覚えて、ここでプロレスをやりたい」と入門を決意。春のビッグマッチとなる4・21後楽園ホール大会でのデビューを目指す。