【試合結果】3・12 全日本プロレス後楽園ホール大会 【世界ジュニア】石井慧介vs岩本煌史 【GAORA】秋山準vsKENSO
『夢力!2017ドリームパワーシリーズ』
日程:3月12日(日)
開始:12:00
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1190人
▼Openning Dream 6人タッグマッチ20分1本勝負
中島洋平/西村修(フリー)/●岡田佑介
8分9秒 ジャンピングボディプレス→体固め
○吉江豊(フリー)/ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)/阿部史典(スポルティーバ)
▼Over the Future シングルマッチ20分1本勝負
●青柳優馬
8分50秒 TAJIRI公認バズソーキック
○丸山敦(フリー)
▼創立45周年記念世界ジュニアヘビー級王座30年!歴代王者の祭典!! スペシャル6人タッグマッチ30分1本勝負
[第37代&39代王者]青木篤志/[初代王者]ヒロ斉藤(フリー)/[第40代王者]○佐藤光留(パンクラスMISSION)
14分3秒 足取り腕ひしぎ逆十字固め
[第3代&6代&10代&12代&15代王者]●渕正信/[第29代王者]田中稔(フリー)/[第41代王者]高尾蒼馬(DDT)
▼The Road to 2017Champion Carnival ~Resistance~ 30分1本勝負
○諏訪魔/ジェイク・リー
10分40秒 ラストライド→体固め
●野村直矢/崔領二(ランズエンド)
▼GAORA TVチャンピオンシップ王座決定戦 60分1本勝負
○秋山準
9分28秒 リストクラッチ式エクスプロイダー→片エビ固め
●KENSO(フリー)
※秋山が第15代王者へ
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者】○石井慧介(DDT)
14分0秒 ニールキック→体固め
【挑戦者】●岩本煌史
※第42代王者が3度目の防衛に成功
▼The Road to 2017Champion Carnival ~anthology~ 6人タッグマッチ60分1本勝負
宮原健斗/●石川修司(フリー)/KAI(フリー)
10分16秒 アックスボンバー→エビ固め
○大森隆男/ゼウス/ボディガー
石井慧介が岩本煌史相手に世界ジュニア防衛に成功!秋山がKENSOを倒しGAORA王者へ!グレート・ニタが来場し諏訪魔に毒霧!
第1試合
全日本プロレス応援大使のスルースキルズが5月3日に初のワンマンライブを渋谷O-WESTで行うことを発表し、『限界の先へ』を歌いスタート。
先発は阿部と岡田。岡田が突っ込むも阿部が体勢を変えてロープに押し込む。岡田が回転し逃れて距離を取る。
バックの取り合いからリストの取り合い。岡田がヘッドロックからグラウンドも阿部はヘッドシザースで逃れ距離を取る。
阿部がガットショットからヘッドロックで捕らえ、ショルダータックルで倒し走り込む。岡田がリープフロッグからドロップキックでで迎撃し中島にタッチ。
中島は首投げからスリーパー。阿部は抜けてロープに振るとドロップキックで迎撃しウルティモにタッチ。
中島のロックアップを避けたウルティモのバックを取った中島。リストの取り合いからウルティモがアームホイップで投げ捨てる。
中島は片足タックルで倒しアンクルをとるが、ウルティモがヘッドシザースホイップを狙うも中島は潰していく。だが再度ウルティモはヘッドシザースホイップで叩きつけそのまま離さずヘッドシザースで絞め上げる。中島はロープへ足を伸ばしブレイク。ウルティモは吉江にタッチ。中島も西村にタッチ。
吉江がロックアップからコーナーに押し込むが西村が体勢を変えてブレイク。
手4つで吉江は潰していくが、西村はヘッドロックからグラウンドも吉江がヘッドシザース。西村は倒立してこれを抜ける。吉江は再度グラウンドに持ち込むも西村がヘッドシザース。吉江が倒立しようとするもそのまま前転し西村を潰す。西村はたまらず中島にタッチ。
中島はミドルキック連打も吉江はキャッチし突き飛ばす。吉江はコーナーに振ると串刺しボディスプラッシュ。そのままヒッププレス。これを西村がエルボースマッシュでカットしようとするが、中島はその反動を受けて潰される。西村をコーナーに振った吉江が中島と西村に往復串刺しヒップアタック。吉江は中島を担ぐも、着地した中島が延髄斬りを叩き込み岡田にタッチ。
岡田はドロップキック連発も、吉江は着地した所にエルボードロップ。避けた岡田がコーナーに登るが吉江はデッドリードライブで叩きつけてエルボードロップ。フォールも中島がカット。
ウルティモが中島をコルバタで投げ捨て、吉江が岡田にボディスラムからその場飛びボディプレス。これで3カウント。
<試合後コメント>
吉江豊&阿部史典
阿部「インタビュー・ルームにいますよ、ボク」
吉江「うるさい!よーし、来年のチャンピオン・カーニバルに備えていようかな。それだけだ(と言って控室に戻る)」
阿部「その通りです。絶対優勝できますよ、吉江さん!」
――全日本ファンの阿部選手への認識も大きくなっているのを感じました
阿部「いやすっごい貴重な機会をいただいて、ボクは所属じゃないのでどんな試合も毎回トライアウトのような気持ちでやらせていただいて。試合前の練習も参加させていただいて。今、吸収できるものはいっぱい吸収したいですね。・・・こういうところで何を言えばいいですか(苦笑)」
――それでは今後の全日本マットでの希望とかを・・・
阿部「やっぱり自分と同世代の青柳さんとか、自分よりもっと遠くにいますけど負けたくないし。現時点では負けているのはわかっていますけど、青柳さんには積めない経験をいろんなところで積んで、青柳さんが経験できないことをいろんなところで経験して。あらゆるところから、青柳さんが持っていない引き出しを持って、いつかはジュニアに食い込みたいと思います。岩本さんも今日、ジュニアに挑戦なんで。二か月でこんなに遠くに行くんだって思いましたね。すごいですね。カレーを一緒に小さい控室で食べていたのに、気づいたら毎週週刊プロレスにも載ってるし。孤高のなんとかって載ってて・・いいですね。カッコイイですね。今日がんばってほしいですね。そんなところですね。応援しています」
第2試合
ロックアップからバックの取り合いとなりリストの取り合いへ。青柳がアームホイップから腕固めも丸山はロープへ。
丸山がヘッドロックからショルダータックルで倒し走り込むが、青柳がドロップキックで迎撃し場外に叩き出すとトペ・アトミコ。だが丸山はこれを避けて自爆させる。
リングに戻り、丸山が首投げからスリーパー。フロントネックロックで絞め上げ三角絞めも青柳はロープへ足を伸ばす。
丸山はサミングでコーナーに押し込むが、青柳はトーキックからエルボー。エルボー合戦から青柳がエルボースマッシュ。丸山はサミングから投げ捨てコーナーに叩きつけるとボディに膝を入れてエルボー。丸山はコーナーに振るが青柳は振り返り式クロスボディアタックで迎撃する。
青柳は串刺しバックエルボーからエルボー連打。丸山はソバットから走り込むが、青柳は避けてジャンピングエルボー。
青柳はコーナに登りダイビングクロスボディアタックからフォールも2。
青柳はフィッシャーマンを狙うが、耐えた丸山にエルボースマッシュから走り込むも丸山はリープフロッグ。青柳はそのままロープに突っ込み場外に落下。そこへ丸山はウルトラタイガーアタック。
リングに戻り青柳をコーナーに振ると串刺しレッグラリアートからソバットを叩き込みトラースキック。フォールも2。丸山はリバースタイガードライバーからフォールも2。
丸山はコーナーに登るとダイブするが青柳がドロップキックで迎撃しブレーンバスター。フォールも2。
青柳はフィッシャーマンを狙うが、耐えた丸山にストンピングからバックを取る。丸山はバックエルボーで逃れロープに飛ぶが、青柳が追走エルボーからフィッシャーマンスープレックスホールド。
青柳はバックを取るも丸山は腕を取って逃れるとコーナーに振るが、これはレフェリーに激突。レフェリーがダメージを負っているうちに、丸山は急所攻撃からバズソーキック。これでフォールし3カウント。
<試合後コメント>
青柳優馬
「・・・どうせ俺のせいだよ!返せなかった俺のせいだ。あーもう!・・・またやりたい、またやらせてください。丸山さん。もう一度じゃない。勝つまでやらせてください!」
第3試合
先発は斉藤と渕。斉藤がロープに押し込むがクリーンブレイク。渕がヘッドロックも斉藤はエルボーからロープに押し込むも、渕は体勢を変えてからクリーンブレイク。
斉藤は足を刈って倒しその足にボディプレス。その斉藤に渕はボディシザース。斉藤はロープに足を伸ばしブレイク。両者タッチ。
高尾と光留。リストの取り合いから光留がヘッドロックで捕らえショルダータックルで倒す。高尾はすぐに立ち上がりリープフロッグからドロップキックで倒すと観客にアピール。
高尾はトーキックも光留はコーナーに振るが、高尾は足を伸ばしてカットし背中へダイビングフットスタンプから顔面に低空ドロップキック。フォールも2。
光留がミドルキックで叩き伏せるが、立ち上がった高尾とエルボー合戦から「全然痛くありません」とミドルキックで倒す。光留はトーキック連発から青木にタッチ。
青木がひねった腕へ光留がダイビングハンマー。続いて斉藤もダイビングハンマーから青木がダイビングフットスタンプ。
青木が腕を捻っていくが高尾はエルボーで逃れて青木の顔面を稔の足に叩き込む。高尾は稔にタッチ。
高尾、稔が青木の腕に次々ダイビングハンマーから渕がコーナーに登るとダイビング空手チョップ。
稔は低空ブレーンバスターから青木の腕にニードロップ。稔は脇固めも青木はロープへ。
稔は後頭部にエルボーからソバット。エルボー合戦から青木がエルボー連打。青木はロープに飛ぶも稔がドロップキックで迎撃し、コーナーに座らせると雪崩式ブレーンバスターを狙う。だが青木はヘッドバッドで落下させるとミサイルキックを叩き込み串刺しエルボー。青木はブレーンバスターからフォールも2。
青木はバックを取るが、エルボーで逃れた稔に青木はチョップから走り込む。稔はビッグブーツで迎撃し、青木もビッグブーツから走り込むが稔は延髄斬りで迎撃。稔は渕にタッチ。
渕はヘッドロックからナックル。再度ヘッドロックからナックルを叩き込み、ボディスラムで叩きつける。再度ボディスラムから、出てきた光留にもボディスラム。続いて斉藤にもサミングからボディスラム。渕はぐったりするが、そこへ青木が近づくも渕はサミングからバックを取る。だが青木はエルボーで逃れて一本足頭突き。青木は光留にタッチ。
光留は前から後ろからミドルキック連発。さらにトーキックも渕はロープに振ってドロップキック。光留はロープを掴んでこれそスカす。
光留はサッカーボールキックを正面から叩き込みフォールも、返されると腕ひしぎ。これは稔と高尾がサンドイッチキックでカット。
青木が稔を首投げで倒しそこへ斉藤がセントーン。さらに高尾も首投げで倒し斉藤がセントーン。渕が光留にビッグブーツからバックドロップで叩きつけ首固め。光留はこれを切り返し首固めから足取り腕ひしぎ。これで渕はギブアップ。
<試合後コメント>
ヒロ斉藤&青木篤志&佐藤光留
青木「いやぁ世界ジュニアの歴史はヒロ斎藤さんから始まっているわけだから、こうやって出てきていただいたのはうれしいことだし。ありがとうございました!」
佐藤「なんで初代王者がそんなに緊張しているんですか(苦笑)?」
ヒロ「自分はそんな初代だとかはあんまり覚えていなかったんで。だいぶ前ですからね」
青木「それだけ歴史があるってことですからね」
ヒロ「覚えが悪くなったんで『あぁそうだったかな」って」
佐藤「初代チャンピオンというのは一生消えない。イケるんじゃないですか、世界ジュニアも?」
ヒロ「いやいや」
佐藤「本当ですか?じゃあボクが行きます(と挙手)」
青木「いやいや俺が行きます(と挙手)」
ヒロ「その手には乗りません(苦笑)」
青木「大先輩に言われたらそれ以上は言えないですね(笑)」
ヒロ「でもいいパートナーに恵まれたので楽しくできました」
青木「でも世界ジュニアはダメでも、アジアタッグならいいんじゃないですか?」
ヒロ「いやぁタッグはいいです」
佐藤「6人タッグの試合後に(苦笑)!」
第4試合
先発は崔と諏訪魔。ロックアップから諏訪魔がロープに押し込みクリーンブレイク。崔は片足タックルからバックを取るが、バックの取り合いから諏訪魔がヘッドロック。崔はこれを抜けて距離を取る。両者タッチ。
リストの取り合いから野村がヘッドロックもジェイクはヘッドシザースで逃れる。
ロックアップからジェイクがロープに押し込むとクリーンブレイク。ジェイクがロープに押し込むと野村が体勢を変えてエルボー連打。エルボー合戦からロープに飛んだジェイクに野村が追走エルボーからジャンピングエルボー。エプロンの諏訪魔にもエルボーを叩き込んでから、ジェイクにエルボー連打。野村は走り込むもジェイクはミドルキックで迎撃し頭頂部にエルボー。ジェイクは諏訪魔にタッチ。
諏訪魔はトーキック連発から突き飛ばす。野村はエルボー連打も諏訪魔はダブルチョップで倒し顔面を蹴り飛ばす。諏訪魔はジェイクにタッチ。
野村はジェイクと諏訪魔に交互にエルボー。ジェイクはビッグブーツから首投げで倒しPK。フォールも2。
ジェイクはスリーパーも崔がカット。ジェイクはコーナーに叩きつけてバックエルボーからトーキック連打。ジェイクはコーナーに振り走り込むが、野村はドロップキックで迎撃し崔にタッチ。
崔はビッグブーツからエプロンの諏訪魔を落とし、背中にサッカーボールキック2連発からPK。フォールも2。
崔は串刺しバックエルボーからブレーンバスター。フォールも2。
崔はバックを取るが、耐えたジェイクがエルボー連打で逃れ、走り込んで来た崔にニーリフト。ジェイクは崔にタッチ。
諏訪魔はショルダータックルで崔を吹っ飛ばすと、その背中に野村がタッチし、走り込んでドロップキック。野村ははコーナーに押し込むも、諏訪魔はハンマーブロー連発。野村も負けじとエルボー連打からコーナーに振って串刺しジャンピングエルボー。野村はノーザンライトスープレックスホールドも2。
野村はミサイルキックからフォールも2。野村は担ぐも着地した諏訪魔にエルボー連打。野村はロープに飛んでビッグブーツも、諏訪魔はこれをキャッチしエクスプロイダー。ロープにもたれかかった野村に串刺しラリアットから投げ捨てバックドロップ。さらにラリアットで叩き伏せてフォールも2。
諏訪魔はラストライドを狙うが、着地した野村がエルボー連打からスピアー。諏訪魔はこれをキャッチしラストライドを狙うも、野村はナックル連打で着地しスピアーからフォールも2。
野村は担ぐも着地した諏訪魔がバックドロップ。フォールも2。諏訪魔はラリアットからフォールも2。
諏訪魔はラストライドで叩きつけ3カウント。
試合後、グレート・ニタが会場に現れ諏訪魔に果たし状を差し出す。諏訪魔はこれを受け取り開くが、思いの外長かったため投げ捨て「おいニタ、そんなに俺とやりたいなら、Evolution全員でお前らぶっ潰してやるよ。なんだったら今やろうか」とニタのマスクを剥ぐ。するとニタは毒霧を吹き諏訪魔の頭に噛みつき鎌攻撃。これを青木が助けに入るも、ニタは青木にも毒霧を吹きリングを後にした。
<試合後コメント>
ジェイク・リー
――チャンピオン・カーニバルの前哨戦となる試合でしたが?
「カードを見た時は『えっ?』っていう感じで。で、諏訪魔選手のツイートを見たら『この試合で伝えたいことがある』と。ゴングが鳴る前にそれを聞いたんだけど、この人はすごい見方をするなって。俺が俺がっていうのじゃなくて、全体を巻き込もうとしているって感じました。すごい全日本プロレスのことを考えているのはわかるんだけど、今は手を組むとかは考えていないです。チャンピオン・カーニバルも始まるし」
Evolution
諏訪魔「あー、目が見えない。ふざけんな、大仁田この野郎!なんだこの野郎、ニタだ?」
青木「なんだよ、あれ。何がしたいのかわかんないよ」
諏訪魔「電流爆破とか、全日本に必要ないんじゃないか。リング上で言った通りだよ。Evolutinがやってやる。なんだこの手紙は!何がチキン諏訪魔だ」
青木「ニタが持ってきた割には大仁田厚って書いてあるな。よくわかんないな」
諏訪魔「チクショウ!好き勝手やってるんじゃないよ。やってやるよ!」
青木「もう関係ないな。あいつが好きにやっているだけだろう?いいよ別に、カタつけてやるよ」
佐藤「大仁田厚の趣味じゃねぇか、この手紙も。俺たちに勇気があるかじゃないんだよ。諏訪魔さんがいらないって言ってるんだよ。勇気がないからやらないって言ってるんじゃないんだよ。勇気ならいくらだってあるんだよ」
諏訪魔「よーし、全面的にやってやる、ニタ、大仁田。取り巻き!全部ぶっつぶしてやる。全日本から排除してやる!」
グレート・ニタ
「(パンディータが通訳し)俺は大仁田の名代で来た。チキン諏訪魔はわけわからんやつだ。本当のチキンかもしれない。全日本プロレスの選手諸君、電流爆破のリングに上がる勇気のあるやつは出てこい。誰でもいい、今こそ勇気のあるやつ電流爆破のリングに出てこい。俺がリングを用意する。俺は今日喧嘩を売りに来たわけじゃない。紳士的に書面を渡しに来ただけだ。先に手を出したのは諏訪魔だ。自分のリングでは元気のいい諏訪魔だが、他人のリングに上がる勇気はお前にはないだろう。誰でもいい、全日本プロレスの諸君、俺がリングを用意するから。来る4月の青森大会…」
第5試合
開幕KENSOが張り手からスクールボーイも2。走り込むが秋山がスクールボーイも2。KENSOが場外へ転げ出ると、秋山も追うがKENSOは鉄柵に秋山を叩きつけ、イスをばら撒きそこへブレーンバスターを狙うが秋山が逆にブレーンバスター。
秋山は鉄柱にKENSOを叩き込むが、KENSOは張り手を叩き込み秋山をリングへ。
秋山はストンピングもKENSOは張り手からDDT。秋山は場外へ転げ落ちる。そこへKENSOはトペ・アトミコも秋山はこれを避けストンピング。
リングに戻り、秋山はストンピング連打からランニングニー。秋山は足4の字もKENSOはロープへ。
秋山のエルボーとKENSOのチョップの打ち合い。秋山はコーナーに振ると串刺しニーからジャーマン。お互いジャーマンを打ち合うと秋山がジャンピングニー。
秋山はエクスプロイダーからフォールも2。秋山は走り込むがKENSOはラリアットで迎撃。KENSOは葉隠れからフォールも秋山はロープへ足を伸ばす。
KENSOは投げようとするが秋山が垂直落下式ブレーンバスター。秋山はランニングニーからフォールも2。
秋山はエクスプロイダーからフォールも2。秋山はリストクラッチ式エクスプロイダーからフォールし3カウント。
<試合後コメント>
秋山準
――タイトル奪取、おめでとうございます。これからそのベルトを秋山選手なりに輝かせていくことになるのですが
「そうですね。ちょっといろいろ考えてファンのみなさんにも喜んでもらえるようにしていきたいと思います」
――GHCハードコアのように、ファンの想像を越えるような・・・
「そうですね。おもしろいことができれば。最近社長になって僕の頭の中にハチャメチャ感がなくなってきてるんで、このベルトの時はハチャメチャに。どうしても型にはまってやることばっかり考えているんで、これの時はハチャメチャに。『なんだそれは』って言われるくらいのハチャメチャ感で行きたいと思います。もう一回固まったこの頭を解きほぐすのはなかなか難しいと思いますけど」
――変な話、社長業でたまったストレスを発散するような・・・
「いやいや(苦笑)。ストレスはないです」
――具体的なアイディアはありますか?
「やる前に言ったんですけど認定書を読んでもらったら、その認定書にサインしてファンの人にプレゼントしたり、ルールをファンの人に決めてもらうというのをやるかもしれないし。もちろん相手の要望を聞いたりするかもしれないし、ガチガチのルールでやるかもしれない。もしかしたらシングルだけど、4人でやるとかタッグマッチでも抑えた選手が勝ちとか。やろうと思えばいくらでもあるし、他のベルトとは違う感じにしないとどうしてもかぶっちゃうんで。PWFルールでカウント1,2,3で終わりっていったら他のベルトと違わないようなベルトになるから。もしかしたら年末にはミスター・クリスマスもまたこのベルトのために帰ってくるかもわかんないし、マスクド・バーニングっていうのもいるから、もしかしたらそいつも出てくるかもしれないし。まぁそういうヤツが出てもニタの挑戦だけはNG(エヌジー)。それだけは頑なに。まぁニタはEvolutionがやると思うんで、違う何かを見せます」
――最後にKENSO選手と握手を交わしましたが、KENSO選手についてはいかがですか?
「ひさしぶりに船橋から出てきてくれて。消防活動も忙しい中、よく来てくれたなぁと。あいつも上背があって、使いようによっては使える選手だなと。また船橋から出てきてもらって。今は元自衛官の青木、元警察官の岡田。あいつ消防団員だからぜんぶ揃うんだよね(笑)。まぁそれまではしっかり消防活動をしてもらって、活躍してもらいたいと思います。ありがとうございました」
第6試合
ロックアップから岩本がロープに押し込むもブレイク。
石井はバックを取るとヘッドロック。岩本はヘッドシザースでこれを抜ける。
岩本はロープに押し込むとラリアットも、石井が避けてエルボーからロープに振ってアームホイップ。さらにローリングセントーンも岩本が避けてロープに振ると孤高の芸術を狙うが、耐えた石井にショルダータックル。石井はたまらずエプロンへ。岩本は走り込むが、石井はエルボーで迎撃しヘッドシザースホイップで場外に投げ捨てると鉄柵に叩きつける。だがすぐに岩本はランニングエルボーで倒し、担ぐが石井はスリーパー。そのままカッターで後頭部を鉄柵に叩きつける。
リングに戻り、石井がランニングエルボーから顔面を蹴り上げる。エルボー合戦から石井が強烈なチョップ。
石井は首投げからチンロック。石井は後頭部にニードロップからヘッドシザース。ロープに逃れた岩本に石井はストンピング。
石井は頭頂部にエルボーから後頭部にニードロップ。フォールも2。
石井はコーナーに登るが、岩本が正面に登ると石井はフロントネックロックからDDTでコーナートップに叩きつけ、落下した岩本にミサイルキック。石井はヘッドシザースで絞りあげるも岩本はロープへ。
石井はストンピングからビッグブーツも、キャッチした岩本がエルボー。石井は再度走り込むも岩本はカウンターのボディスラム。
岩本は串刺しバックエルボーからニードロップ。フォールも2。
エルボー合戦から岩本がエルボー連打。岩本は走りこむも石井はドロップキックで迎撃し、エプロンでのネックブリーカードロップを狙うが岩本がカウンターの大外刈りで叩きつける。岩本は垂直落下式ブレーンバスターからフォールも2。
岩本は石井をロープにかけてマジックスクリュー。フォールも2。
エルボー合戦から石井がニーアッパーを叩き込んで投げ捨てジャーマン。石井はビッグブーツから走り込むも岩本はカウンターのデスバレードライバー。
岩本は石井をロープに振ってからニーアッパー。さらに孤高の芸術で叩きつけてフォールも2。
岩本はバックを取るが、石井が丸め込むが2。石井はフランケンで丸め込むが2。石井が走り込むも岩本は孤高の芸術で叩きつけてフォールも、返されるとスリーパー。石井はなんとかロープへ。岩本は再度スリーパーも、石井は巻き込んで顔面へのニー。座り込んだ岩本にオーバーヘッドキックを叩き込み両者ダウン。
岩本がエルボー連打も石井が袈裟斬りチョップ連発から延髄斬りで倒し、側頭部にランニングニー。フォールも2。石井がタイガースープレックスホールドも2。石井がニールキックを叩き込んでフォール。これで3カウント。
試合後、佐藤光留がリングへ。
光留「石井選手、今まで親しみを込めて石井ちゃんと呼んでましたが、今の試合を見て、敬意を込めて呼ばせていただきたます。世界ジュニアチャンピオン石井選手!是非、僕の挑戦を受けてください。紛れもなく今の全日本ジュニアの象徴はあなたです。ですが、ずっとこの場所にいる我々も負けるつもりは一切ありません。それは、リング上もそうですがこの挑戦内容もそうです。ただの挑戦表明じゃないですよ。全日本プロレスの全てのタイトルマッチの歴史を暗記している石井選手に、27年ぶりに行われる場所でタイトルマッチを要求します!1990年、4月9日以来、僕の地元、岡山で!そのベルトに挑戦させてください!次期シリーズ、2017年、4月28日、オレンジホールで、僕と世界ジュニアを賭けてタイトルマッチをしてください」
石井「佐藤光留選手、自分は、前からこのリングであなたとシングルマッチをやりたいと思っていました。だから、日にちとか、場所とか、どこでもいいですよ。岡山県、やってやります!」
<試合後コメント>
石井慧介
――ジュニアリーグでは引き分けた岩本選手相手に防衛しました
「まずここで決着ついたなと。そして次期挑戦者が決まりました。自分はシングルを一回、タッグも含めてあの人に勝ったことがないんで。倒したいと思っていましたし、むかし仲間だったりDDTではすごい縁があったので。その縁がある同士、全日本で戦いたいと思っていました。世界ジュニアという舞台で、待ったかいがあったというか」
――岡山でという条件も含めて挑戦を受けると?
「場所はどこであろうと。岡山県も好きなところですし」
――岩本選手はいかがでしたか?
「いやぁすごい力をつけていたし、払い腰とかヒザとか、一発一発が重かったですね。でも強かったけど、ボクはキャリア9年、もうすぐ10年ですし、こういうのを意地って言うんでしょうね。このベルトを手放したくない。人生、最高に充実してるんでそう簡単に負けないですよ。・・・ダメージが大きくていいコメントが出せないですね(苦笑)。ありがとうございました」
第7試合
先発は宮原と大森。大森がロープに押し込むもクリーンブレイク。
大森のチョップと宮原のエルボーの打ち合いから、大森がロープに振ると宮原がショルダータックル。大森のラリアットを避けて宮原がブラックアウトも大森もこれを避け距離を取る。両者タッチ。
ボディガーはヘッドロックからショルダータックルも石川は受け切りエルボー。エルボー合戦からボディガーがチョップ連打。ロープに飛ぶも石川はショルダータックルで倒しKAIにタッチ、ボディガーもゼウスにタッチ。
ゼウスはKAIを正面に叩きつけるとストンピング連打。KAIは起き上がりエルボー合戦からビッグブーツを叩き込んで走り込むが、ゼウスはカウンターのボディスラムからリフトアップスラム。
ビッグガンズがダブル攻撃を狙うが、KAIはエルボーでボディガーを叩き出しゼウスもフランケンで場外に投げすてると二人にトペ・スイシーダ。だがビッグガンズはキャッチし場外でダブルブレーンバスター。
ボディガーはリングに戻るとKAIをロープに振ってバックエルボー。フォールも2。
ボディガーはギロチンドロップからフォールも2。ボディガーは大森にタッチ。
大森は背中にエルボーもKAIはゼウスとボディガーに交互にエルボー。大森が背後からエルボーを打ち込み3人からボコボコにされる。大森はゼウスにタッチし、ゼウスとともにダブルのショルダータックルでKAIを倒す。
ゼウスは強烈なチョップで自軍コーナーに叩き込みボディガーにタッチ。
KAIはエルボー連打もボディガーはチョップ一発で叩き伏せ、コーナーに振ると串刺しラリアット。さらにショートレンジラリアット連発からバックドロップ。ボディガーはエルボードロップからフォールも2。
ボディガーはコーナーに振ると串刺し攻撃も、KAIが延髄斬りで迎撃しラリアット。ボディガーもラリアットで受けきり走り込むが、KAIはトラースキック。だがボディガーもショートレンジラリアットを叩き込んで両者ダウン。KAIは宮原に、ボディガーはゼウスにタッチ。
宮原はビッグブーツもゼウスはチョップで返し、ロープに振るとラリアットも宮原は避けて低空ドロップキックから顔面にドロップキック。
宮原は串刺し攻撃を狙うがゼウスはショルダータックルで迎撃し串刺しラリアットから串刺しボディスプラッシュ。さらにベアハッグスープレックスで叩きつけてフォールも2。
ゼウスはチョークスワムを狙うが、耐えた宮原とエルボー合戦。ゼウスは強烈なチョップから走り込むが、宮原はビッグブーツで迎撃。宮原は石川にタッチ。
石川はショルダータックルで吹っ飛ばすとその背中に大森がタッチ。
石川がビッグブーツも大森はニールキックで叩き伏せ、ビッグガンズが石川にダブルのブレーンバスターから大森がビッグブーツ。大森はアックスギロチンを狙うが、石川がぶっこ抜いてパワーボム。
ビッグガンズがダブルのショルダータックルで吹っ飛ばすが、宮原が二人まとめてドロップキック。KAIが宮原に延髄斬りからゼウスがKAIにショルダータックル。
石川と大森がラリアットの相撃ちから大森がアックスボンバー。石川はキャッチしニーからドラゴンスープレックス。さらにランニングニーを叩き込んでフォールも2。
石川はファイヤーサンダーを狙うが着地した大森がスライディングアックスボンバー。改めてアックスボンバーを叩き込んで3カウント。
試合後KAIは宮原に突っかかるが、宮原は相手にせず。
大森がマイクを取ると「ご覧の通り、今年のチャンピオンカーニバルは、この俺が、ゲット!ワイルドしてやるぜ!もうチャンピオンカーニバルは、すぐそこまで来ている。いやもう始まっている!そして、優勝するのは、この俺、大森隆男だ。今日は後楽園大会最後までご観戦ありがとうございました。最後に、最後に、僕がワイルドにと言ったら、皆ででっかい声で行こうぜーでしめてくれ!皆ご起立お願いします!ワイルドにで行こうぜですよ?ワイルドに!行こうぜー!!!」
<試合後コメント>
石川修司
「3つ取られたけど、復帰2戦目で打撃に対する抵抗力とか、投げに対するものも受け身は取れていたけど落ちてるんで。今日はいい糧なんで。やっぱり大森隆男のアックスボンバー、食らっちゃいけない技だなって。来月からのチャンピオン・カーニバル、初戦で諏訪魔戦でしょう?怒りMAXなところでそこで勝てば、全勝でチャンピオン・カーニバル制しますよ。ありがとうございました」
宮原健斗
「もう始まってるね、チャンピオン・カーニバルが。もう敵も味方もないよ、こんな試合。チャンピオン・カーニバルも、2017年の主役を獲るためにはあの冠も取らないとね。2017年も主役になるには貪欲に三冠チャンピオンとして、チャンピオン・カーニバル開幕からトップギアで行きたいと思います」
――KAI選手からああいうかたちで宣戦布告されましたが?
「チャンピオンだからね。主役に関わりたい気持ちはわかる。主役に触れたいのもわかるよ。楽しみがひとつ増えたね。チャンピオン・カーニバル、優勝するのはこの宮原健斗だ!」
KAI
「すいませんね。間違えちゃった。いやもう意識しまくってるんでね。いやもう敵だろう。いやいやいや。最初から俺だって言ったじゃないですか。三冠ベルトを巻くために来ましたって。その戦いの輪に入れるように精進していかなくちゃいけないからね。まぁそれはチャンピオン・カーニバルで結果を残していきますよ」
――三冠を獲る一番の近道はチャンピオン・カーニバルで優勝することです
「そうですね。まぁそれもそうだし、一勝一勝積み重ねていった先が優勝ですからね。まぁちょっと意識し過ぎたかな。体が動いたんだ。そうですよね、(小佐野)ティーチャー!・・・逃げてる逃げてる」
――ファンも宮原選手もあの一発を宣戦布告と捉えています
「やってやりますよ。やってやるよ!」