PANCRASE285前日計量は全員が初回パス!"年の差対戦""リマッチ"など見どころ満載!
3月11日午後、都内新宿区のHOOTERS新宿西口店にて、明日ディファ有明で開催される「PANCRASE 285」の前日計量がおこなわれた。
このところ、計量オーバーする選手が出ていたが、今回は全員が初回でパス。試合を明日に控え、すでに試合モードに入っていた。
▼第1試合 フェザー級 3分3R
杉山和史(TURNING POINT MMA/Hybrid Fighter)
「目標としていた選手に、最高の状態で挑みます」
稲葉 聡(秋道場iungle junction)
「明日は1発目。1発目から、パンクラス、ヤバイなと思えるような試合をして、楽しんでもらいたいです」
▼第2試合 バンタム級 3分3R
滝田J太郎(和術慧舟會 東京本部)
「ストレートの3連発、バックステップ、フックで倒したい」
ハルク大城(VOS GYM)
「しっかり3R以内で仕留めたいです」
▼第3試合 ストロー級 3分3R
井島裕彰(GUTSMAN)
「明日はしっかり倒します」
早坂優瑠(CORE QUEST KUSHIRO)
「明日はしっかり勝って、次に繋げます」
▼第4試合 バンタム級 3分3R
合島大樹(GUTSMAN)
「明日勝てば、ランキングに戻れるかもなので、勝ちたいです。頑張ります」
TSUNE(リバーサルジム新宿Me,We/9位)
「ランキングはあげません」
▼第5試合 フライ級 3分3R
上嶋佑紀(BRAVE)
「周りでも、子供ができたり結婚したりして格闘技を辞めていく奴がいる。でも、子育てしながらでもランカーになれるというところを見せます」
若松佑弥(TRIBE TOKYO M.M.A/9位)
「ぶっ飛ばします」
▼第6試合 ウェルター級
奈良貴明(八景ジム)
「子供の頃からずっと見ていた選手とやれて、ワクワクしています。明日は会場を湧かせます」
近藤有己(パンクラスイズム横浜/8位)
「(リングネームを元に戻し)心機一転、頑張ります。名前を戻したのは、パッと思いついたから。“近藤”を付けようかなと、急に思い立ちました。“空”が好きで付けた“有己空”ですけど、心の中に空はあります。相手は大きいし、強そうだなと思いました。若くて、自分の子供くらいでもおかしくないかな? それはないかな(笑)
でも、今後もずっと(格闘技を)やっていくつもりなので、若い選手と闘う機会は増えて行くと思います。それこそ、孫みたいな相手とやるかも知れない。だから、年齢差とかは気にしてないし、気にしてられませんね。練習では、特別なメニューをやってきたわけではなくて、いつもの練習内容です。
あのジム(パンクラスイズム横浜)は本当にいいジムだと思います。世界でも指折りなんじゃないかなと思います。世界に行ったことはないですけど、そう思います。今回も、川村(亮)と北岡(悟)にセコンドについてもらいます。2人には全幅の信頼を寄せています。明日はベストを尽くした試合になると思います」
▼第7試合 ストロー級 3分3R
マグダレナ・ソルモバ(PENTA GYM PRAGUE)
「コンニチハ。明日の闘いを、自分でも楽しみにしています」
三浦彩佳(TRIBE TOKYO M.M.A)
「パンクラスに呼んでくれて、ありがとうございます。DEEP JEWELSの代表として頑張ります」
▼第8試合 フライ級 5分3R
タテキ・マツダ(Yeam Sityodtong Boston/10位)
「大変な調整も無事に終わりました。明日は、上のランカーの胸を借りるつもりで頑張ります」
仙三(FREEDOM@OZ)
「相手は元UFCファイター。でも、UFCファイターより強いというところを見せます。明日はKOしてタイトルマッチにつなげるだけです」
▼第9試合 バンタム級 5分3R
ビクター・ヘンリー(UWF-USA/Hybrid Fighter)
「今からゴーゴーカレーを食べて、明日の勝負に挑む」
上田将勝(パラエストラ東京)
「2年越しのリベンジを果たして勝ちたい。ビクター選手は、ああいう雰囲気ですけど、試合になると別人になることはわかっています。先日の公開練習では、“試合が決まったとき、怖かった”と言いました。ビクター選手は、“やりたがっているんだから、怖がっていない”と話していましたが…)そういうところもありますね(ニッコリ)。今回のテーマはリベンジです。前回、応援してくれている人たちをがっかりさせてしまったので、明日の試合でしっかり勝って、喜ばせたいです」
▼第10試合 セミファイナル フライ級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ 5分5R
マモル(シューティングジム横浜/1位)
「相手は、甲冑のコスチュームも含めてサムライのイメージ。若い頃から知っている好青年ですね。明日、勝ったら、4本目のベルトを巻くことになります。必ずベルトを獲って、アラフォー世代の星になりたいです」
神酒龍一(CAVE/第3代フライ級王者)
「相手は百戦錬磨のベテラン。とにかく思い切りやるだけ。思い切り闘って勝ちたいです。今日また向き合ってみて、身体のサイズの違いを感じませんでしたね。よく、相手が大きく見えた、という話を聞くことがありますけど、大きく見えることも、小さく見えることもなく、等身大でした。普通に見えましたね。僕はフライ級では大きい方ではないですけど、相手もそれほど大きくない。同じサイズということは、実力勝負になるということ。あとは、明日やるだけです。防衛戦ということも、あまり意識していません。結果とかを意識すると、動きが硬くなってしまうし、肩に力を入れ過ぎるとロクなことがありませんから。後先を考えないで思い切りやります。“神酒龍一らしさ”が出ると思うので、そこを見てほしいです」
▼第11試合 メインイベント フェザー級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ 5分5R
ナザレノ・マレガリエ(Team Tavares/4位)
「相手は強いパンクラスの王者。それでも、私がKOか1本で勝ちます。明日は良い試合をして、ベルトを巻きます」
田村一聖(KRAZY BEE)
「相手は心も強く、とても良い選手だと思います。作戦は、ありますけど、明日まで秘密。相手がいい選手なので、絶対、熱い試合になると思いますし、絶対に僕が勝ちます」
2つのタイトルマッチ以外にも、かつてマルロン・サンドロとタイトルを懸けて闘った滝田J太郎の1年半ぶりの出場、リングネームを元に戻した近藤有己の年の差対戦、「鮒」から「リトル・ピラニア」への昇格を目指すホープ・若松佑弥と曲者・上嶋佑紀との対戦、未来の女子格闘技を担うソルモバと三浦彩佳の対戦、上田将勝、ビクター・ヘンリーのリマッチの行方など、見どころ満載だ。熱い試合が続出の予感だ。
(写真・文/佐佐木 澪)