新日本1.30後楽園ホール大会 [中邑真輔壮行試合]棚橋&後藤&柴田vs.中邑&オカダ&石井
Road to THE NEW BEGINNING
日時:2016年1月30日(土)
開場:18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1806人(超満員札止め)
第1試合 シングルマッチ15分1本勝負
○デビッド・フィンレー
4分38秒 逆エビ固め
●川人拓来
第2試合 シングルマッチ15分1本勝負
●ジェイ・ホワイト
6分20秒 パワーボム→ジャックナイフ式エビ固め
○YOSHI-HASHI
第3試合 6人タッグマッチ20分1本勝負
天山広吉/○小島聡/獣神サンダー・ライガー
10分34秒 ラリアット→体固め
永田裕志/●中西学/タイガーマスク
第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
●矢野通/桜庭和志
6分55秒 グラネード→片エビ固め
○バッドラック・ファレ/高橋裕二郎
第5試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
KUSHIDA/田口隆祐/●キャプテン・ニュージャパン
8分57秒 EVIL→体固め
内藤哲也/○“キング・オブ・ダークネス”EVIL/BUSHI
第6試合 8人タッグマッチ30分1本勝負
真壁刀義/本間朋晃/マイケル・エルガン/●ジュース・ロビンソン
11分43秒 ランニングニー→片エビ固め
○ケニー・オメガ/“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン/ドク・ギャローズ/コーディ・ホール
第7試合 中邑真輔壮行試合30分1本勝負
棚橋弘至/後藤洋央紀/●柴田勝頼
21分48秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
中邑真輔/オカダ・カズチカ/○石井智宏
中邑真輔が新日本プロレスラストマッチ!インターコンチ王者決定戦のケニーの相手Xは棚橋弘至!
第1試合
川人がタックルで攻めるもフィンレーは切っていく。両者一度距離を取り、改めて手4つからバックの取り合い。フィンレーがリストロックも川人が回転して逃れようとするが、フィンレーはそれを逃さない。ヘッドロックからロープに飛びショルダータックルで倒しフォールも2。フィンレーはスリーパーからエルボーを落としフォールも2。フィンレーはボディスラムからフォールも2。フィンレーはストンピングからエルボースマッシュ。川人をロープに振りドロップキックからフォールも2。
川人が立ち上がりエルボー。フィンレーがエルボーからロープに飛ぶも川人がドロップキックで迎撃。川人はコーナーにもたれかかるフィンレーに串刺しショルダータックルからフライングエイヤー。フォールも2。川人はボディスラムから逆エビ固め。これはフィンレーがロープへ。
川人はストンピングから立ち上がらせるがフィンレーがエルボー。川人がエルボー連打からローキックでフィンレーを膝立ちにさせると、前から後ろからローキック。さらにロープに飛んで走りこむがフィンレーはエルボースマッシュで迎撃し、川人の後頭部を踏みつけてから逆エビ固め。これで川人はギブアップ。
第2試合
ジェイが組み付いていきリストの取り合いから、ジェイがYOSHI-HASHIの顔面をはたき挑発。YOSHI-HASHIをロープに走らせてからジェイがバックエルボーで倒し、コーナーにもたれかかるYOSHI-HASHIにチョップ。YOSHI-HASHIはジェイをコーナーに振り走りこむが、足を伸ばしてカットしたジェイがロープへ飛ぶ。、だがスライディングで場外に降りたYOSHI-HASHIがジェイの足を引っ張り場外へ引きずり落とすと鉄柵にジェイを叩き付けて行く。
リングに戻るとYOSHI-HASHIがストンピングからバックブリーカー。フォールも2。
ジェイがエルボーからロープに飛ぶもYOSHI-HASHIがエルボースマッシュで迎撃し、ジェイをトップロープに引っ掛けるとそこへドロップキック。フォールも2。
エルボー合戦からYOSHI-HASHIがロープに飛ぶもジェイがドロップキックで迎撃。
ジェイは串刺しエルボースマッシュから逆コーナーに振り再度串刺しエルボースマッシュ。ブレーンバスターで叩き付けるとハンドスプリングで立ち上がり雄叫びを上げたジェイはトップロープに登りミサイルキック。フォールも2。
ジェイは走りこむがYOSHI-HASHIは強烈なチョップで迎撃するとヘッドハンターからパワーボムの体勢へ。それをジェイが前方回転エビ固めからそのまま逆エビ固め。暴れるYOSHI-HASHIにSTFを狙うかと思いきやキャトルミューティレーションからクロスフェイスロック。さらにチキンウィングフェイスロックもYOSHI-HASHIはロープに足を伸ばす。
ジェイは投げようとするもYOSHI-HASHIがブレーンバスターの態勢へ。着地したジェイが強烈なチョップからロープに飛ぶもYOSHI-HASHIはラリアットで迎撃し、パワーボムからそのままジャックナイフ式エビ固め。見事3カウント。
第3試合
先発は中西と小島。ロックアップから一度距離を取り、小島のヘッドロックからロープに走った小島がショルダータックルを4方から叩き込む。受けきった中西が再度走りこんできた小島をショルダータックルで倒す。すぐに立ち上がった小島がチョップ連打も中西はダブルチョップで倒し、バックを取るも小島が逃れDDTから両者タッチ。
永田と天山となり、ロックアップから永田がヘッドロック。永田がロープに走りショルダータックルからお互い突き飛ばし永田がエルボー連打から天山がモンゴリアンチョップ3連発でコーナーに押し込み、ヘッドバッドからストンピング連打。立ち上がった永田がチョップからミドルキックでコーナーに押し込みナックルから逆コーナーに振ると串刺しビッグブーツ。キャッチした天山がそのまま正面に突き飛ばし、ロープに飛ぶとショルダータックルからヘッドバッドを投下。これを回転して逃れた永田がストンピングから天山の腕を掴みタイガーにタッチ。
タイガーはミドルキック連打。キャッチした天山が足にエルボーを落としてからライガーにタッチ。
ライガーはコーナーから飛び天山が抑えたタイガーの腕にフットスタンプ。タイガーの肩へエルボーを落としロメロスペシャルを狙う。だが永田が出てきてミドルキックでカット。ライガーはなぜかエプロンの中西を落とし、タイガーを自軍コーナーに叩きつけて小島にタッチ。ライガーは中西を挑発。
小島はフライングメイヤーから何故か中西を場外に落とす。その隙に立ち上がったタイガーがミドルキック。小島はエルボーからストンピングを落としライガーにタッチ。ライガーはタイガーを場外に落とすと天山が羽交い締めにし、そこへライガーが走りこみスライディングキックから中西を落とす。中西はさすがに怒ってリングに入るもレフェリーに静止されエプロンに戻される。
ライガーはタイガーの肩にエルボーを落としてから天山にタッチ。天山はモンゴリアンチョップから中西を落とす。天山は串刺し攻撃を狙うも、これを避けたタイガーにガットショットからバックをとるが、タイガーが丸め込みフォールも2。タイガーはバックスピンキックを叩き込み永田にタッチ。
永田はミドルキック連発からコーナーに振り串刺しビッグブーツから投げようとするも、天山はモンゴリアンチョップからロープに振る。だが永田は天山を避けるとチョップからエクスプロイダー。
永田は天山を投げようとするが、耐えた天山の背中にハンマーを落とし、天山とエルボー合戦。天山はモンゴリアンチョップから走りこむも永田はビッグブーツ。永田が走りこむも天山はショルダースルー。天山は小島にタッチ。
小島は永田にマシンガンチョップから行っちゃうぞバカヤローエルボー。永田はミドルキックで小島を叩き伏せて中西にタッチ。
中西は次々とボディスラムで倒し、ライガーをネックハンギングツリーからコーナーに叩き付け、ライガーと小島に往復式串刺しラリアット。
中西は小島にブレーンバスターからニードロップ。野人ダンスからラリアットでフォールも2。
中西は小島にアルゼンチンバックブリーから、永田は天山にナガタロック。ライガーが中西にガットショットから走りこむも、中西は小島をライガーに投げつけると、永田が小島を抱えてそこへ中西が上からドンと永田の延髄斬りの合体攻撃。フォールも天山がカット。
中西は小島と天山に交互にチョップを叩き込むと、2人まとめてラリアットを狙うがテンコジカッターで迎撃し小島がフォール。これはタイガーがカット。テンコジはタイガーと永田を場外に蹴散らすと、小島が中西にラリアットで3カウントを奪った。
第4試合
矢野と桜庭が急襲。そのまま場外乱闘となり、矢野がリングに戻るとファレがストンピング。ファレは裕二郎にタッチ。
裕二郎はフライングメイヤーからギロチンドロップを投下しフォールも2。裕二郎はファレにタッチ。
ファレは矢野をボディスラムから椅子にしてフォールも2。ファレは裕二郎にタッチ。
裕二郎は股間にストンピングから、ロープに押し込みサミング。裕二郎は矢野の胸をはたいてからビッグブーツ。裕二郎は矢野を倒すと顔面にドロップキックからファレがセントーンを投下し裕二郎はフォールも2。
矢野は「調子のんな馬鹿野郎」と頭突きから、ロープに飛ぼうとする裕二郎の髪を掴み引き倒すと桜庭にタッチ。
桜庭はミドルキック連発からラリアットを狙った裕二郎の腕をサバ折りからフロントネックロック。裕二郎はそのまま担ごうとするが桜庭はスリーパーへ移行。裕二郎はそのまま後ろに倒れバックドロップ。フォールも2。
桜庭は裕二郎に腕ひしぎ。これはファレがストンピング連打でカット。桜庭は矢野にタッチ。
矢野は崇高ナーを設置し、裕二郎を叩きこもうとするが裕二郎は足を伸ばしてこれを逃れると背後からラリアットを狙うが、矢野がこれを避ける。矢野は裕二郎にアトミックドロップ。ファレがタッチして出てくると矢野は「ヤノ・トー」まで言って振り向くとファレだったためロープに逃れブレイクを要求。矢野は走りこんできたファレをロープをたるませ場外に落とすも、裕二郎が矢野を背後から急襲。裕二郎が矢野の背後から急所攻撃。さらに正面からファレがグラネードで3カウントを奪った。
第5試合
先発はKUSHIDAとBUSHI。BUSHIがサミングからヘッドロック。BUSHIが走りこむのをかわしたKUSHIDAがラリアットも、これをかわしたBUSHIがコルバタで投げる。KUSHIDAの右足を掴んだBUSHIがエルボーを落として走りこむが、KUSHIDAがキャッチしアトミックドロップから低空ドロップキック。更に走りこむも、BUSHIはコードブレイカー。BUSHIは内藤にタッチ。
内藤とEVILがKUSHIDAにストンピングからロープに振るも、KUSHIDAは内藤にパントキックから田口にタッチ。
田口は次々ヒップアタックで蹴散らし内藤の顔面にダイビングヒップアタック。内藤の顔面をケツでグリグリした田口はロープにもたれかかる内藤の顔面にヒップアタックからオヤァイとギタるぜポーズも内藤がドロップキックで場外に叩きだす。EVILが田口を場外で傷めつけリングに投げ入れると、寝転がっていた内藤は田口にフロントネックブリーカーからEVILにタッチ。
EVILは走りこんできた田口をキャッチしサイドバスターからセントーン。フォールも2。EVILはBUSHIにタッチ。
BUSHIはストンピング連打からコーナーに飛び乗りミサイルキック。Tシャツを脱いだBUSHIがそのTシャツで田口の首を絞めていく。レフェリーが注意すると、田口の後頭部にドロップキックからフォールも2。
BUSHIは田口の背中にエルボーを落としてから走らせようとするが、田口が逆に走らせヒップアタックで倒すとKUSHIDAにタッチ。
KUSHIDAは走りこんできたBUSHIをエプロンから延髄斬り。さらにラリアットで倒し、エプロンの内藤たちもハンドスプリングキックで場外に落とすと、ミドルキック連発からハンドスプリングエルボー。バズソーキックをかわしたBUSHIが飛びつきフェイスバスターを狙うもKUSHIDAが腕ひしぎに。これはBUSHIがロープへ足を伸ばす。
KUSHIDAはショルダーアームブリーカー。BUSHIはエルボー連打もKUSHIDAがミドルキック。BUSHIはサミングから延髄斬り。KUSHIDAのラリアットを巻き込んBUSHIが変形DDT。両者リングにダウンしタッチ。
EVILのラリアットを避けたキャプテンが地獄突き。だがEVILはガットショットからキャプテンをロープに飛ばすもキャプテンはジャンピングショルダータックルで倒し投げようとする。バックを取ったキャプテンに田口がヒップアタックの援護から喉輪落とし。フォールも2。
キャプテンは気合を入れてロープに飛ぶも、内藤がエプロンからカットしEVILがブレーンバスター。フォールも2。
KUSHIDAがカットにはいろうとするもBUSHIが毒霧からKUSHIDAを場外に落としトペコンヒーロ。内藤が田口をコーナーで串刺しドロップキックからEVILと連携してキャプテンにも連携攻撃からEVILがEVILを叩き込み3カウント。
マイクを持ったBUSHIが「オイ、チャンプ、ジュニアをよ、引っ張り上げる?そんなの誰に頼まれたんだよ?誰に頼まれたんだよオイ、お前にお願いしたか?お前にはムリだ。お前一人じゃムリなんだよ。この、IWGPジュニア、お前だけのものじゃない。長岡のタイトルマッチた~~~のしみに待ってるからよ。ペンデホ!」と吐き捨てリングを後にした。
第6試合
BULLET CLUBが急襲し試合開始。リングにはケニーとエルガン。ホールとともにブレーンバスターを狙うがエルガンが2人まとめてブレーンバスター。往復式串刺しラリアットから雄叫びを上げると、ロープに飛ぶがケニーとホールはガットショットからコーナーに振り走りこむ。エルガンは足を伸ばしてカットするとホールをジャーマン、ケニーに延髄斬りで迎撃し、ケニーとホールを肩に担ぐと2人まとめてバックフリップ。エルガンはケニーをフォールも2。エルガンは本間にタッチ。
本間はケニーにチョップ連打から逆コーナーに振り串刺しエルボーからエースクラッシャー。ローリングネックブリーカーにつなげフォールも2。本間はケニーにボディスラムからロープに飛ぶもホールがカット。
改めて本間が小こけしを投下もケニーは回転して避け、ケニーは本間を場外に叩き出し大乱闘へ。リングに戻るとケニーはホールにタッチ。
ホールは本間にボディスラムからエプロンに降りてセカンドロープからスワンダイブ式ボディプレスを投下しフォールも2。
ホールはボディスラムから馬乗りになり左右のナックル連打。
立ち上がった本間がエルボー連打もホールは本間をロープに振りドロップキック。フォールも2。ホールはギャローズにタッチ。
ギャローズはコーナーで地獄突きから本間を立ち上がらせると、本間はガットショットからナックル連打。担ぎ上げようとするもそのまま押しつぶしたギャローズが本間をコーナーに叩き付け走りこむ。これを避けた本間がタッチをしようとするも、BULLET CLUBがエプロンの選手を次々落とし本間を分断すると、ギャローズがブレーンバスターを狙うが、本間は着地しボディスラムから小こけし。これがきまり本間は真壁にタッチ。
真壁はショルダータックルから次々エプロンの選手を落とすも、アンダーソンが背後からハンマー。真壁はアンダーソンをコーナーに振り串刺しラリアットで場外に叩きだすと、ギャローズにコーナーでナックル連打。ギャローズはロープに飛んで走りこむも本間がラリアットで迎撃しフォールも2。
ラリアットのぶつかり合いからギャローズのビッグブーツを避け真壁がラリアットから再度走りこむも、ギャローズがビッグブーツからダブルアームバスター。ギャローズはケニーにタッチ。ケニーが走りこむも真壁はパワースラムで投げ飛ばしジュースへタッチ。
ジュースは右のナックル連打から左ナックルを叩き込んで倒すと、ロープに飛んでランニングジャンピングラリアットから大暴走。ジュースはコーナーから飛び込むもドロップキックで迎撃したケニー。そのままジュースがBULLET CLUBがトレイン攻撃からケニーがギャローズを背負って、さらに後ろからアンダーソンが飛び乗り合体ボディプレス。
マジックキラーを狙うも真壁がカットし、ケニーとギャローズが真壁を叩きだそうとするが真壁がダブルラリアット。次々選手が代わる代わる攻撃し、エルガンがアンダーソンをパワーボムで場外に投げ捨てる。
エルガンがケニーを担ぐも、ケニーは飛びつきリバースフランケンでエルガンの脳天をマットに叩きこみジュースの顔面に膝を叩き込む。ケニーはハーフダウンのジュースの顔面にボマイェを叩き込んで3カウント。
第7試合
中邑真輔の新日本所属ラストマッチ。入場すると会場が中邑真輔ボードで包まれ真っ赤に染まる。
先発は中邑と棚橋・・・かと思われたが後藤が棚橋と柴田を下がらせ、オカダを要求し中邑を下がらせる。
オカダと後藤がロックアップからロープに押し込みエルボー連打。さらにハンマーを落とすと、オカダもエルボー連打から後藤を走らせビッグブーツ。これを避けた後藤がショルダータックルで倒す。場外に出たオカダを後藤が追うと、オカダはすぐにリングに戻り、エプロンに登った後藤の顔面にスライディングキックを叩き込み場外に叩きだす。オカダは石井にタッチ。後藤も渋々柴田にタッチ。
柴田がバックをとり回転しながらロープに押し込むもクリーンブレイク。
ガッチリと組み合い今度は石井がロープに押し込み強烈なチョップ。柴田はそれを受け切ると、石井のチョップを受けながら前進しエルボー。石井も「来いよオラ」とエルボー合戦となり、ナックルで撃ちぬいた柴田がビッグブーツもこれを避けた石井がエルボー。だが再度走りこんで来た石井に柴田がビッグブーツ。改めてビッグブーツを叩き込んで倒した柴田が足4の字。「痛かねーんだこの野郎」と石井は吠えると半回転し逆に柴田を傷めつける。更に半回転し石井がロープを掴みブレイク。柴田は棚橋にタッチ。石井も中邑にタッチ。
ロックアップから棚橋がロープに押しこむも、身体を回転させて逆に押し込んだ中邑がポーズを決めると、棚橋を倒して踏みつけるがこれを避けた棚橋がポーズを決めアームホイップから腕ひしぎ。棚橋は中邑の腕を掴み柴田とタッチ。
柴田と棚橋はダブルのショルダータックルで中邑を倒し、柴田がロープに押し込み頭を中邑の胸に押さえつけ中邑と同じポーズ。中邑は左右の掌底を叩き込んで中央に戻ると、バックの取り合いから中邑がスリーパーもしゃがんで抜けた柴田が逆にスリーパー。中邑がスリーパーも柴田がすぐさまフライングメイヤーで投げ背中にサッカーボールキック。
四つん這いの中邑の顔面を蹴りつけた柴田がミドルキック連打。中邑は二段式の後ろ回し蹴りで柴田を倒すと、柴田をコーナーでブルブルしニードロップ。中邑は石井にタッチ。
中邑とオカダは柴田に石井をメシア降臨。柴田は石井にローキック連発からエプロンの中邑にビッグブーツ。だが石井が背後から延髄斬りを叩き込み石井はオカダにタッチ。
オカダは柴田をロープ際にセットするとスワンダイブ高速セントーン。オカダは中邑にタッチ。
中邑はストンピングからフロントネックロック。オカダがその背中にタッチし、柴田をコーナーに叩き込むと串刺し攻撃を狙うが、柴田が両足を伸ばしてガードし走りこむが、オカダがバックエルボーでカットし逆に走りこむも柴田がミドルキックで迎撃し後藤にタッチ。
後藤がオカダにミドルキック連打から村正。後藤はバックドロップからフォールも2。
後藤がエルボー連打から走りこむも、オカダがそれを避け串刺しエルボーからDDT。ハーフダウンの後藤にエルボースマッシュからフォールも2。オカダはボディスラムからコーナーに登るも後藤が走りこむ。それを飛び越えたオカダに後藤はエルボー連打からロープに飛ばそうとするが、逆に走らされフラップジャック。オカダは中邑にタッチ。
中邑はミドルキック連打からキャッチされると延髄斬り。走りこんだ後藤はエルボーで倒し棚橋にタッチ。
中央で睨み合う両者。棚橋は顔面を張ると、中邑はエルボーで返しエルボー合戦。中邑がエルボー連打から棚橋が左右のエルボーを連打し太陽ブロー。
棚橋がボディスラムからコーナーに登りサマーソルトドロップ。フォールも2。
バックを取った棚橋。これをカットした中邑がビッグブーツも棚橋がキャッチしドラゴンスクリュー。コーナーの中邑へ走りこむも、これを避けた中邑が串刺しニーからリバースパワースラム。
中邑がボマイェの態勢も柴田がドロップキックでカットし、後藤が中邑に牛殺し。棚橋はコーナーに登りハイフライフローも中邑が剣山。中邑は改めてボマイェを狙うも棚橋がスリングブレイドで迎撃し両者ダウン。そのままタッチ。
走りこんで来た柴田を石井がショルダータックルで倒しコーナに押し込むとエルボー連打。だがそれを食らいながら前に出た柴田が追走式のジャンピングビッグブーツを顔面に叩きこみ、改めて叩き込むとコーナーに座り込む石井の顔面に串刺しドロップキック。柴田はブレーンバスターからフォールも2。
石井はバックを取って投げようとするが、こらえた柴田をブレーンバスター。石井は串刺しラリアットからフォールも2。
石井が柴田を投げようとするも、後藤がラリアットでカット。柴田が石井を羽交い締めにし、後藤が走りこむもラリアットは柴田に誤爆。オカダが後藤をラリアットで場外に叩き出し、柴田をロープに投げ石井が担いで中邑がジャンピングカラテキック。オカダがセントーンを投下し石井がスライディングラリアット。石井が担ぎあげるも柴田が着地し突き飛ばすと後藤がラリアット。オカダが後藤を蹴り出すも棚橋がオカダを蹴散らし、中邑が棚橋にジャンピングカラテキックも柴田が中邑にジャンピングカラテキック。その柴田に中邑がエルボーを叩き込み全員ダウン。
石井がラリアットで柴田を倒しフォールも2。柴田が裏拳で石井を倒し、ハーフダウンの石井に飛びつき三角絞め。中邑がこれをカット。
柴田が石井をスリーパーで捕らえ、石井はなんとかロープを掴むと、柴田は正面からミドルキックを叩き込んで倒し、ハーフダウンにさせると走りこむが、オカダがドロップキックから中邑がボマイエ。中邑は石井を起こすと石井は垂直落下式ブレーンバスターを叩き込んで3カウントを奪った。
エンディング
試合後ケニーが登場し「オーシンチャ~ン、お前は最後の試合だろ?勝ててよかったな。だが俺は悲しいよ、決着が付けられなかったことが。そしてお前が逃げ出すような奴であることが」とエプロンに立ち中邑に訴えかけるも、棚橋がケニーを向いて中邑との間に立ち「シャラーーープ!いいか?説明してやるよ。寂しいけどな、中邑は、今日はラストマッチなんだ。わかるか?だから、だからインターコンチ、俺しかいねーだろ!アイ、アム、エックス」とケニーと睨み合い中邑が棚橋の肩を抱く。棚橋は腕を交差させエックスのポーズ。ケニーは憮然とリングを後にする。棚橋もリングを後にし、一人になった中邑は「なんか言ったほうがいい?どうしよっかなぁ~!新日本プロレス、戦ってきた選手、仲間、そして応援してくれる皆、本当に、本当にありがとう。ここで、生まれ、育ち、培ってきた、中邑真輔を、まだ見ぬ世界にぶつけてきます!レスラーとして生きてる限り、物語は続いていきますだから、さよならは言いません。ただ、ありがとう。以上です。うっそー!何言うかわかってんだろお前ら!答えはこうだ!イヤァオ!!」と合唱。
最後にCHAOSのメンバーがリングに登場。一人ひとりと中邑は抱き合い、最後にともにポーズを消めると改めてマイクを持ち、「1番、1番スゲーのはプロレスなんだよ!!!」と叫び、中邑真輔は13年過ごした新日本プロレスのリングから旅立っていった。
リングから旅立っていった。
<試合後コメント>
棚橋弘至
――今日、確実に『棚橋弘至と中邑真輔の時代』という物語の何章目かが終わりました。
「はい。・・・これはねぇ、ファンも俺たちレスラーも、前に進んで行かないといけない。ただ、中邑がいなくなるという喪失感。この現実はデカすぎる。ただ!まず!中邑がいないという現実を受け止める。それがまず俺たちができる第一歩。時間はかかるかもしれないけど、これに慣れていくしかない。忘れるくらいに盛り上げていくしかない」
――今、笑顔が見られるのですが、それを乗り越える自信があるからこそではないでしょうか?
「・・・もしこれで『新日本、おい大丈夫か?』ってなるようなことがあったら、中邑も思い切って活躍できないでしょう。それは俺たちにとっても本意じゃない。新日本プロレス、まだまだ盛り上げていきますよ」
――いつかどこかでめぐり合うだろうという確信がファンにもあると思うのですが?
「・・・どうですかね。楽しみにしてます」
――次はインターコンチネンタル王座戦です。前回できなかった棚橋さんの物語を・・・
「そう!そう!そう!前はなんともできなかったから、鬼の居ぬ間に俺のベルトにしてやりますよ!」
中邑真輔
「(深々と頭を下げて)ありがとうございました!」
――プロレス人生を旅に例えられていた中邑選手ですけれども、今日はこれまでで一番大きな分岐点ではないかと思いますが?
「そうですね。・・・決断がそうであったように、今日の試合も俺にとっては・・・こんなつもりじゃなかったんですけど、ものすごく大切な、特別な日になったと思います・・・(小声で)チクショウ!」
――最後まで中邑真輔は中邑真輔のままでありたいと話されていましたが、大きく感情を揺さぶられたのではないでしょうか。
「共に戦ってきた仲間たちっていうのは、自分の感情を抑えることができないくらい、本当に・・・すごく大きなものです」
――苦しい時代もあったかと思いますが、13年半がんばり続けてきて、超満員の『真輔』コールはどんな思いで受け取りましたか?
「リングの上から僕たちはある意味メッセージを来てくれるお客さん、そして画面の向こうに投げかけるんですが、今日は・・・なんつーか、リングの外から受け取るメッセージが非常にデカくて、ちょっときちゃいましたね」
――最後、CHAOSの仲間たちがリング上にやってきて、中邑選手を送ろうという気持ちには中邑選手もこみ上げてくるものが・・・
「いやぁズルいですね。本当に。年間、家族よりも一緒にいる仲間たちなんで。リングを降りてからもつるんで。CHAOSができてから何年ですか?結構長いですよね。家族以上の、むしろ家族と言える仲間たちができて、本当に自分としては喜び以外の何物でもないですね」
――かわいがってきたオカダ・カズチカ選手が大粒の涙を浮かべていましたが?
「あいつがいるからこそ、自分も歩むことができたんで。残すオカダに失礼ですが、『あとは頼むぜ』って言いたいですね」
――今までも何度も旅立ちを決めるタイミングはあったと思いますが、今これだけ盛り上がりを見せる中で、今ならば行けるという決意があったのでしょうか?
「そうですね。この状況になったっていうことが、すべてがきっかけや出会いがすべてが必然としてこういう決断に至ったと思っているので。後悔はありません」
――不安定な時期もありましたが、今は安心して行けますね?
「もちろん。むしろ自分がいなくても心配ないっていうか、どんなうねりを見せるのか。このリングの外から見ていたいと思います」
――ただ・・・私もそうですが、ファンもそうだと思います。またこのセルリアン・ブルーのリングで中邑真輔を見てみたい。そういう声も多く聞こえてきますが?
「・・・まぁ、人生は旅だなんて言いますけど、今それを言っちゃったら面白くないでしょう」
――そしてこれからの新日本プロレス。Xは棚橋弘至だという点について
「あぁ。コレですよ(と棚橋がリング上でやったXポーズ)。棚橋らしいなと。まぁ本人の中じゃあ最高にカッコ良かったんでしょうけど。まぁ『あとは任せたぜ』って言える相手がこんなにもいるんで、自分は潔く『行ってきます!』と言えます。本当に今まで・・・。(ここで立ち上がって頭を深々と下げて)ありがとうございました!」