双子の兄を身代わりに!辻陽太がHOTの介入を迎撃し王座防衛!「新日本プロレスの新しい時代に、俺は希望の光を刺した」

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 4月5日、両国国技館にて新日本プロレス『餓狼伝説 City of the Wolves presents SAKURA GENESIS 2025』が開催。第7試合では辻陽太の持つIWGP GLOBALヘビー級王座に“キング・オブ・ダークネス”EVILが挑戦した。

 2023年にIWGP USヘビー級王座に代わる新王座として設立されたIWGP GLOBALヘビー級。
 今年の1・4東京ドームで王者となった辻は「俺以外に!これからの新日本を背負える奴がいるか?俺以外に!このIWGPを育て、守れる奴がいるか?」と、AEWのジャック・ペリー、ゲイブ・キッドを相手に王座防衛を果たし勢いに乗っている。
 だがEVILがNEW JAPAN CUP1回戦でダークネスファイトで倒し、辻の「それでいいのかよ?」という言葉に改心したかに見せて「改心なんて、ウソ、耳クソ、ハナクソ!バーカ、バーカ、バーカ!オイ、これがキング・オブ・スポーツだよ。桜のように散る覚悟はいいか!ベルトは俺のものだ、よく覚えとけ」とヒールファイターとして王座に挑戦する事が決定した。

 細身の辻が入場してくるとディック東郷とEVILが襲撃し、リングに投げ入れストンピング連打からジャケットを脱がす。だが正体は双子の兄の辻将太さんであり、辻がリングに駆け上がり東郷をエルボーで吹っ飛ばすと、EVILをボディブローから蹴り上げ試合開始。
 だが場外戦ではHOTが独壇場となり、東郷の介入もあり辻が痛めつけられていく。リングに戻るとEVILはナガタロックIで捕らえ「これが青義だ」と敬礼ポーズで挑発していき、辻がマーロウクラッシュで反撃しようとすると場外で金丸がお兄さんを羽交い締めにして人質に。東郷が辻とお兄さんをまとめてスポイラーチョーカーで絞り上げていくと、鷹木信悟がリングに現れ救出する。
 EVILが辻にラリアット、ダークネスフォールズと攻め立てていくが、ジーンブラスターで反撃した辻が東郷のパウダー攻撃、金丸のウィスキー攻撃を避けてEVILに誤爆させ、マーロウクラッシュからジーンブラスターを突き刺し3カウントを奪った。


 マイクを持った辻は「この!新日本プロレスの、新しい時代に、俺は、希望の光を刺した。なぁ、お前はどうなんだ?新日本プロレスの、太陽になって、このリングを照らすことはできるのか?おい上村!リングに入ってこい。次の挑戦者は、お前だ」と、同期の上村優也を次期挑戦者に指名。
 上村も「俺の気持ちは、そのベルトどうこうじゃない。あの日の、もやもやを、払拭するためにも、今の、辻と、闘いたい!この俺!ヒート・オブ・ストームが!プロレス界!そして、ここにいる皆、俺が明るく照らす!」と真っ直ぐ辻を見据えて答え、辻も「おい上村、覚悟は良いか?」と額をこすりつけて笑顔を見せた。

 昨年8月の辻戦で右腕上腕三頭筋を断裂し長期欠場となった上村。その間についた差を埋めるため、お互いの思いが燃え上がる。

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